少しづつでも、少年もの以外のことも…。
とは思ったのですが、読み返さなければ書くにかけません。
ということで、とりあえずこれだけ…(苦笑)
『十三の階段』 山田風太郎・島田一男・岡田鯱彦・高木彬光
シンガポール、チャンギー刑務所。戦犯として拘留された元日本兵への英国兵の扱いは凄惨を極めるものであった。かつてそこにいた、元軍医中尉の泉暁太郎は、首吊供養を行うという奇妙な招待状を受け取る。泉は軍医時代に知り合った神津恭介を誘い目的地へ向かう。招待関係者は7名。その中には、チャンギー刑務所で絞首された男を無実の罪に陥れた人物が4名入っていた。宿についたその夜、櫓の下に1人が吊るされた。その櫓の階段は十三段で…。
というあらすじなんですが、山田風太郎…神津恭介をからからと笑わせるんじゃない!神津恭介はそんな笑い方はしないぞぉ。島田一男…出てくる辰巳警部がいかにも島田一男風なので笑ってしまった。でも、どう読んでも島田一男。やたら語尾に、〜なァ、じゃァを連呼。岡田鯱彦…神津恭介は「冷えちゃいましたな。」とは言わないぞ。言うなら「冷えてきましたね。」でしょう。高木彬光の神津恭介は、神津恭介でした。ふふ。
『消えたダイヤの巻』 (誰が犯人か?第5回) 「平凡」昭和27年1月号
金融業者の乾夫妻のもとに借金の申し込みにきた北原夫妻。その担保として北原夫妻が持参したダイヤの指輪が入ったケースを、テーブルの上に置いたとき突然停電に。電燈はすぐについたものの、そのときにはダイヤの指輪はケースの中から消えていた。犯人は誰だ?そしてダイヤはどこに?
これ平凡だったのかぁ。いわいさんありがと。懸賞小説なので、この中で犯人をあかしてはいませんが、まぁバレバレです(笑)。