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平塚白銀 作品 |
Since: 2022.01.24 Last Update: 2022.06.05 |
略年譜 - 探偵小説 - 随筆 - おまけ |
19xx.xx. 日本橋あたりの呉服屋に生れたらしい。本名は橋本敬三とのこと。
1934.07. ぷろふいるに青地流介名義で読者投稿
1935.08. 「セントルイス・ブルース」がぷろふいるに新人として掲載される
ぷろふいる、探偵文学 に作品発表
1937.06. シュピオにアンケート回答掲載
1945.終戦以前 死去
筆名は、平塚白銀、青地流介、(青地柳介※誤植か?推測)
(国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)
( ぷろふいる 1935.08. ) ( 『新作探偵小説選集 昭和11年版』 ぷろふいる 1936.10.04 )(国DC※) 幻影城 1977.10. 『探偵小説の風景 トラフィック・コレクション(下)』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-34) 2009.09.20 |
子爵松倉晃文の誕生日兼結婚前披露で子爵邸に婚約者門田悦子、児玉恭太郎夫妻、杉一馬ときん子兄妹、橘高次郎、今津陽之助、川上頼雄夫妻が来ていた。執事有村が赤樫徹平からの電話で悦子を呼びに行く時に銃声がし、悦子が殺され晃文が拳銃を持って立っていた。晃文ときん子は自動車で逃避行をはかる。出会った鷺坂龍介は解決する為に子爵邸へ。本郷警察署司法主任白壁警部の聴取、自首する人……。 |
トリック自体は単純。偶然や御都合主義も多い。削りすぎで説明不足なのかもしれない。手がかりはそれなりにあり、特に題名に関しては動機にも結びつくものになっている。 |
( ぷろふいる 1935.11. ) |
( 探偵文学 1935.11. ) |
( ぷろふいる 1936.05. ) |
( 探偵文学 1936.03. ) |
( 探偵文学 1936.06. ) |
( 探偵文学 1936.08. ) 『「シュピオ」傑作選 幻の探偵雑誌3』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-03) 2000.05.20 |
小栗虫太郎が冒頭部のみで未完の作品を提供。(室蘭北方七里の炭坑町猪狩、猪狩新報記者田母澤大五郎は楠川医学士の醜聞取材で病院へ行くが留守。最上検事の車を見かけて乗り込み蒲原牧師の娘笠尾が殺されたのを知る。軽便鉄道松猪線が上下線共に七分進んでいた。)(樫本警部宅に探偵小説家大月蘭亭が来ていて事件のことを話す。「クス」と断末魔に書かれた便箋があった。容疑者は楠川医学士、軽便鉄道の機関手矢吹久壽夫、白系露人のクスターロフ。) (大月蘭亭は「谷間の灯」の唄声を聴きバー・オーロラに入る。青年が女に笠尾が殺されたと告げ定代に会うため奥へ入っていった。)(田母澤は蒲原家付近で拾い物をした後、バー・オーロラで大月蘭亭を見かける。)「屋上の殺人」を褒めて大月蘭亭に話しかける田母澤。潮定代の叫び声で奥へ行くと青年が殺されていた。(大月、樫本警部、田母澤の話し合い。)(病院で受付野崎青年や看護婦への聞き込み、樫本警部との話。)(大月の定代の聴取、三人の話し合い、自殺の報。犯人は誰か?)(樫本警部から大月への手紙で真相が明かされる。) |
真犯人と無理矢理の解決には驚愕。謎提示の平塚白銀の回までは良いとしてもその後はほとんど三人の話し合いのみ。最終話で後出し解決。人物像も不安定で連携がとれていない中、よく結末をつけるだけつけたものだと感心。 |
( 探偵文学 1936.09. ) |
( 探偵文学 1936.11. ) |
( ぷろふいる 1934.07. ) |
( ぷろふいる 1934.08. ) |
( ぷろふいる 1934.10. ) |
( ぷろふいる 1934.10. ) 『水上幻一郎探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書64 2013.06.20 |
本格も変格も探偵小説に含まれているのが現状。推理の面白さのみなら殺人事件である必要はなく、小説的面白さを読者は欲している。推理第一義以外は看板を代えるならを推理第一義を推理小説としても良い。面白い探偵小説なら細かく分類定義する必要はないのではないか。 |
( ぷろふいる 1935.01. ) |
( 探偵文学 1935.04. ) |
( 探偵文学 1935.11. ) |
( 探偵文学 1936.01. ) |
( 探偵文学 1936.01.,02. ) |
( 探偵文学 1936.02. ) |
( 探偵文学 1936.03. ) |
( 探偵春秋 1937.02. ) |
( シュピオ 1937.06. ) |
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