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石浜金作 作品

Since: 2021.11.13
Last Update: 2024.03.03
略年譜 - 探偵小説風小説 - 随筆 - 一般小説 - 一般随筆 - 著書

      石浜金作(いしはまきんさく)略年譜

    1899.02.28(明治32年)  東京京橋木挽町、故尾上松助の隣りに生まれる(石浜知行は兄との事、藤澤桓夫は遠戚との事)
    1906.xx.  七歳麻布本村小学校、八歳大阪に行く。父は大阪時事新報販売部長
    1912.xx.  十三歳大阪府立北野中学校入学。佐伯祐三とは野球の親友
    1913.xx.  十四歳東京へ。日本中学転学
    1917.xx.  第一高等学校英文科入学。川端康成と親交、後鈴木彦次郎、酒井真人、今東光と知る
    1920.xx.  東京帝国大学英文科入学
    1921.xx.  川端、鈴木、酒井、今と第六次「新思潮」を発刊、菊池寛宅に出入りする
    1924.xx.  東京帝国大学英文科卒
    1924.xx.  「文藝時代」同人
    1926.08.  「都会の幽霊」を文藝時代に掲載
    1928.04.  「変化する陳述」を新青年に掲載
    1930.xx.  文壇から離れる
    1968.11.21(昭和43年)  死去

    筆名は、石浜金作、(石濱金作)

      (国DC)は国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されています
      (国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)
      (ペンC)は日本ペンクラブ電子文藝館でインターネット公開されています



      探偵小説風作品/探偵雑誌掲載作

  1. 「壊滅」
    ( 文藝春秋 1924.06. )
    ( 『文藝春秋同人集 現代作品選集1』文藝春秋社編 高陽社 1924.07. )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     崖下の文豪油谷博士。人並の事をするのが嫌になっていた。脳髄の働きで胃を止めようとした。眠くなって寝るのは屈辱だ。眠らなかった。朝日と共に起き夕日と共に休むのは欺瞞だ。陽は留まり……。
     荒唐無稽な不条理話と割り切れば空想小説。関東大震災(1923年)の影響を受けた作品かもしれない。
  2. 「都会の幽霊 (一名、私が死んだ話、いや、生きた話)」
    ( 文藝時代 1926.08. )
    『創作探偵小説選集 一九二六年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1927.02.10/復刻版 1994.04.10 (国DC※)
     夜、影が誰もいない公衆便所の壁へ。会社員Kに似ていたが昼間とは全く違う。Kは覗きが発覚、病的心理状態を述べている。私石浜金作の友人に作家橋場仙吉がいる。彼もまた、いや彼は……。
     都会の幽霊は生者か死者か。下ネタ有だが猟奇趣味にやや幻想味。
  3. 「第十三号室の抱擁」
    ( 新青年 1927.03. )
  4. 「七本の煙草」
    ( 新青年 1927.11. )
  5. 「変化する陳述」
    ( 新青年 1928.04. )
    『犯人よ、お前の名は? 新青年傑作選集1推理編』中島河太郎編 角川文庫 (緑434-01) 1977.07.15
    ( 『君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選』中島河太郎編 角川文庫 (ん-18-02) 2000.11.25 )
    『江戸川乱歩と13人の新青年 論理派編』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-29) 2008.01.20
     作家橋場仙吉は青年青木茂を愛していた。Wホテルでの食事後、青木に騙され部屋へ入れられピストルで脅され殺してしまったと新劇女優秋葉美子は陳述する。ピストルが美子のものだと判明すると玩具だと見破られて、床ではなくベッドに座って、と変わっていく。橋場は青木が美子を連れて来た時の事を思い出し、警察で証言する。死因は……。
     本来ならコントのような話だが最後は異なる。推理や論理ではなく直観だと思う。
  6. 「エレヴェタア事件」
    ( 新青年 1929.06. )
  7. 「飛行機 新形式主義作品」
    ( 詩神 1929.08. )
    ( 『観光と乗物 モダン都市文学5』川本三郎編 平凡社 1990.05.25 )
     飛行機が落ちそうに飛んでいる。軍隊のトラクタ(先端プロペラ牽引)式の飛行機が貴顕の行列の上で。下から見る低空飛行の飛行機。夫婦で飛行機が落ちる夢を見る。搭乗者は死なない。夢の意味は……。
     探偵小説ではないが、前科一犯というのが良かったので。下ネタ比喩かどうかははっきりしない。
  8. 「ビールと万年筆 犯罪コント小説」
    犯罪科学 1930.12.
     公園通りから離れた洋食屋で男がビールを飲みカツレツを食べていた。お勘定を。食い逃げ、とボーイに追いかけられ捕まる。分別男が風呂敷の中が何かと尋ねると、万年筆屋と答え……。
     コント。災い転じてというところか。
  9. 「疑惑」
    ( 新青年 1931.08. )
  10. 「豚と緬羊」
    ( 新青年 1932.11. )
    『竹中英太郎(三)エロ・グロ・ナンセンス』末永昭二編 皓星社・挿絵叢書3 2016.11.01
     グロ話。満洲では男の人の糞を雌豚が、女のそれを雄豚が食べるという。日比谷公園の小動物園で女性が懐紙を羊に食べさせている。公園には羊の顔をした紙屑箱があり……。
     すみません。個人的には拒絶反応しかないです。
  11. 「美女魔」
    ( 新青年 1933.05. )
  12. 「青春の堕落」
    ( 新青年 1933.09. )
  13. 「葱と三輪車」
    ( 新青年 1934.03. )
     夫婦(男と女)の話。葱泥棒、盗電、壊れて捨てられた三輪車の屑屋売り、一升瓶入り酒の置き引き、買い物、書留……。
     男と女の様子の違い、ではあるがよくわからない。
  14. 「被虐症の女」
    ( オール讀物 1934.03. )
     信濃町と千駄ヶ谷の間の陸橋で婦人が落ちて轢死した。外山卯吉は被虐症の妻だという。情婦という丸山股子の話、図書館でのアリバイ、殺人計画の日記、真相は……。
     意外な動機といえなくもない。「自殺か、他殺か?」「現場不在証明」「真犯人」という章題が気になったのだが、アリバイは脱力、結末は唐突。自他殺の解釈など探偵小説を意識しているのは間違いないのだが。
  15. 「ずるしちゃ厭よ」
    ( 新青年 1934.12. )



      探偵雑誌掲載の随筆など

  1. 「(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1927.01. )
  2. 「『創作探偵小説集』断想」
    ( 探偵趣味 1927.05. )
     第二輯を読む。愉快、気持ちが良い、仲間に入りたい。探偵小説家達の人の良さ、自由さ、溌溂さ。文芸小説家は抑えられている。
  3. 「打てば響く(アンケート?)」
    ( 新青年 1931.01. )
     10の質問に対する回答。生まれ変わるなら貴婦人。(略)。無くて困るのは煙草と酒。
  4. 「一九三四年問答録」
    ( 新青年 1934.01. )
  5. 「鼻談義」
    ( 新青年 1934.08. )
  6. 「ざんげ日記」
    ( 新青年 1935.09. )
  7. 「占者の審判 名士身上相談」
    ( 新青年 1936.01. )
  8. 「お好み再演 なんぢゃもんぢゃ座談会」徳川夢声、石浜金作、宮田重雄、青木二郎、高田保、大日方伝、石黒敬
    ( 新青年 1939.10.,11 )



      一般小説 ※未確認多数

  1. 「痴人醉生」
    ( 新思潮(第六次)創刊号 1921.xx. )
  2. 「去就」
    ( 新思潮 1922.03. )
  3. 「一夜」
    ( 文藝春秋 1923.05. )
  4. 「地震で力を感得した美少年の話 震災文章」
    ( 文藝春秋 1923.11. )
    ( 文藝春秋 2012.03. )
  5. 「睡る」
    ( 不明 (1924.07.脱稿) )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     妻はよく睡る。親しい客は机の横に置いてある寝台でも。或る日、婦人記者が来て……。
  6. 「パナマの客」
    ( 文藝春秋 1924.08. )
  7. 「ある恋の話」
    ( 文藝時代 1924.10. )
  8. 「痣」
    ( 文藝春秋 1924.10. )
  9. 「恋の危険」
    ( 文藝春秋 1924.12. )
  10. 「わが散文詩」
    ( 文藝春秋 1924.12. )
  11. 「青春」
    ( 週刊朝日 1925.01.01 )
  12. 「小咄」
    ( 文藝時代 1925.08. )
  13. 「秋の挨拶」
    ( 文藝春秋 1925.09. )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     秋、郊外の若い夫婦の会話。若夫婦の家に向って老人は言う……。
  14. 「ある死ある生」
    ( 文藝時代 1925.09. )(ペンC)
    ( 『日本現代文学全集67』 講談社 1968.10.19/1980.05.26 )(国DC※)
     友人Aの話。台風の後に出来た水たまりに魚がいて、一人の男が電気を流した。彼は笑って……。友人Bの話。声をかけて直に関係を持った女性。別れて一年後に手紙が届く……。
  15. 「五月の譜」
    ( 太陽 1925.11. )
  16. 「肩」
    ( 文藝春秋 1926.01. )
  17. 「喜劇」
    ( 文藝時代 1926.02. )
    ( 『日本小説集2 大正15年版』文芸家協会編 新潮社 1926.07.15 )(国DC※)
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
    ( 『日本現代文学全集67』 講談社 1968.10.19/1980.05.26 )(国DC※)
     女学校で語学を教えている恭三は玉突き場で女房の事を語り始める。カラシ、蝋燭の火。帰宅して女房と語る。モノメニアなんだ……。
  18. 「傾いた人格 A Humorous Phantasy」
    ( 太陽 1926.04. )
  19. 「新星」
    ( 文藝春秋 1926.05. )
  20. 「結婚破壊時代」
    ( 文藝時代 1926.05. )
  21. 「入学試験」
    ( 文章倶楽部 1926.07. )
  22. 「青春挿話」
    ( 文藝時代 1926.07. )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     Aホテル。東京文科大学の教授連を交えた男女学生の自由旅行。プール、合掌、写生、空中の電波、若い教授の観察(探偵趣味!?)、未亡人との風呂、先生と女生徒たち、深夜の無線電波。
  23. 「覗く」
    ( 辻馬車 1926.07. )
  24. 「明眸有罪(連作第5回)」
    ( 文藝春秋 1926.10. )
  25. 「山径」
    ( 文藝時代 1926.11. )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     恭三の友人の一人は妻を亡くして結婚をせまる女性から逃れるために京都へ。別の一人は山の中の温泉へ逃げたが押しかけられる。恭三は女房と会話する……。
  26. 「ホテルと女優」
    ( 三田文学 1927.01. )
    ( 『日本小説集2 昭和2年版』文芸家協会編 高陽社 1927.05.14 )(国DC※)
  27. 「第一歩」
    ( 文藝時代 1927.01. )
  28. 「A Romance on a Panama Hat」
    ( 文藝時代 1927.02. )
  29. 「過渡期」
    ( 文藝時代 1927.03. )
  30. 「蜜蜂と彼(詩)」
    ( 手帖 1927.04. )
  31. 「新橋駅付近」
    ( 文藝春秋 1927.07. )
  32. 「記録」
    ( 創作月刊 1928.05. )
  33. 「新しい悪魔」
    ( 若草 1928.07. )※4
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     私は彼女と映画を見た。養女に出された彼女。私は妻を愛している。噂、そして……。
  34. 「無駄な入獄」
    ( 文藝春秋 1928.12. )
    ( 『日本小説集2 昭和4年版』文芸家協会編 新潮社 1929.05.14 )(国DC※)
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     彼は金もなく歩いて帰る。途中、母の家に寄るが相手にしてくれない。兄嫁にも邪険にされる。妻には逆のことを言う。兄の昔の恋人に会う。兄嫁のような私有財産的な奴隷のような女は嫌いだ。社会構造と法律意義を知ってしまった彼は……。
  35. 「おせっかい」
    ( 東京朝日新聞 1928.12.29 )
  36. 「手品」
    ( 週刊朝日 1929.01.01 )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     男は空の蟇口を捨てて、娘には失くしたらしい、電車賃だけでもくれないかと言う。娘は紙入れごと渡し、その晩は二人で活動写真を見る。捨てられた蟇口は……。
  37. 「高層建築」
    ( 若草 1929.02. )
  38. 「福音について(コント)」
    ( 週刊朝日 1929.02.03 )
  39. 「技の上逹」
    ( 週刊朝日 1929.04.28 )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     彼は玉突き場の女にわざと負けていた。彼女は笑う。功徳である。だが負け続けるのも……。
  40. 「風雅なトリップ(小品)」
    ( 令女界 1929.05. )
  41. 「級友の悪心」
    ( 令女界 1929.06. )
  42. 「高子の希望」
    ( 若草 1929.06. )
  43. 「大カッフエー時代」
    ( 文藝春秋 1929.07. )
    『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
     ブラウスビールによるカフェ・メトリポリスの女給投票券支給。女給の勧め、女給のために注文する男たち。そろいの衣装代は差し引かれる。カフェ・カシノやヂャネイロ含め百貨店の衣装受注競争。女給の移籍。酔漢と警官。バー・セカンドの開業。場末のカフェ大連の女給と新進作家S……。
  44. 「Wanted:Bald-Heads」
    ( 中央公論 1930.01. )
  45. 「歌道天才(コント)」
    ( 週刊朝日 1930.01.01 )
     結婚したことのある男は女のいないところに逃げたいと思ったことがあるに違いない。女のために金と権力を。戦争。良妻賢母。そして一人の女の天才が現れた。やわ肌の、赤き血潮に……。
  46. 「レモン汁と香水の匂ひ」
    ( 令女界 1930.02. )
  47. 「沖博士の墮落」
    ( 文藝春秋 1930.04. )
  48. 「博学な誘惑」
    ( 週刊朝日 1930.04.01 )
  49. 「恋愛保険」
    ( 文藝春秋増刊 1930.07. )
  50. 「嵐と未亡人」
    ( 若草 1930.07. )
  51. 「笑へ道子」
    ( 令女界 1930.11. )
  52. 「花嫁を迎へて」
    ( 婦人サロン 1930.11. )
  53. 「没落者」
    ( 文藝春秋 1930.12. )
  54. 「名優の名優」
    ( 若草 1930.07. )
  55. 「恋愛と曝露」
    ( 文藝春秋 1931.08. )
  56. 「課長さんはお人よし」
    ( キング 1931.10. )
  57. 「師走無上」
    ( 新愛知 1931.12.18 )
  58. 「婚衣につゝまれた墓」
    ( 婦人倶楽部 1932.01. )
  59. 「コント傑作集 雨に濡れて」
    ( 婦人倶楽部 1932.06. )
  60. 「二夫人の悲愁」
    ( 文藝春秋 1932.07. )
  61. 「女給街に棲む」
    ( オール讀物 1932.08. )
  62. 「由美子の戦術」
    ( 新愛知 1933.01.30 )
  63. 「満鉄を狙った男」
    ( オール讀物 1933.02. )
  64. 「成長?」
    ( 新潮 1933.04. )
  65. 「パパんとこ」
    ( オール讀物 1933.05. )
  66. 「富士登山」
    ( 若草 1933.09. )
  67. 「奇蹟」
    ( 文藝春秋 1933.11. )
  68. 「子を盜み出しに」
    ( 文藝春秋 1934.02. )
  69. 「恋母記」
    ( 行動 1934.02. )
  70. 「事実小説 菊池寛」
    ( モダン日本 1934.02. )
  71. 「遁走記(平助・みよ子)」
    ( 文藝春秋 1934.07. )
  72. 「或中堅手の話」
    ( 若草 1934.08. )
  73. 「夢破れ」
    ( 新潮 1934.11. )
  74. 「一時代」
    ( 文藝春秋 1934.12. )
  75. 「まぼろしの棋士」
    ( オール讀物 1935.03. )
  76. 「その始め」
    ( 新潮 1935.09. )
  77. 「近所合壁」
    ( 文藝春秋 1936.02. )
  78. 「勝敗」
    ( 若草 1936.07. )
  79. 「オウマ」
    ( ミクニノコドモ 1943.02. )



      一般随筆など ※未確認多数

  1. 「八月の創作評(1)『暗夜行路』其他」
    ( 時事新報 1922.07.28〜30 )
  2. 「内容即表現の誤解或は溺惑の疑」
    ( 時事新報 1922.08.17〜19 )
  3. 「現代作家の文章を論ず」
    ( 文章倶楽部 1922.10. )
  4. 「葛西善蔵研究」
    ( 新潮 1922.10. )
    ( 『葛西善蔵全集 別巻』 津軽書房 1975.xx. )
  5. 「里見ク氏に就いて(里見ク氏の今昔) 作と人との印象2」
    ( 新潮 1922.11. )
  6. 「文学青年といふ言葉」
    ( 時事新報 1922.12.31 )
  7. 「ストリンドベルヒの夢」
    ( 文章倶楽部 1923.01. )
  8. 「清爽」
    ( 文藝春秋 1923.03. )
  9. 「反抗と憂鬱と晴朗と」
    ( 新潮 1923.07. )
  10. 「貧乏」
    ( 新思潮 1923.07. )
  11. 「七月文壇芸術派と無産派二人連評(1)」石浜金作、青野季吉
    ( (新聞) 1923.07.xx )
    ( 『文芸年鑑1924(大正13年版)』 二松堂 1924.03.18 )(国DC※)
  12. 「新進作家と生活享楽」
    ( 時事新報 1924.01.15,16 )
  13. 「大正十二年の文壇に対する所感」
    ( 『文芸年鑑1924(大正13年版)』 二松堂 1924.03.18 )(国DC※)
  14. 「最近の菊池寛氏―淋しさう」
    ( 新潮 1924.04. )
  15. 「「創作春秋」鑑賞評」
    ( 文藝春秋 1924.07. )
  16. 「前号創作短評」
    ( 文藝春秋 1924.08. )
  17. 「我文士観」
    ( 中央新聞 1924.09.03〜07 )
  18. 「九月創作評」
    ( 万朝報 1924.09.10〜20 )
  19. 「個人主義の展開」
    ( 文藝時代 1924.11. )
  20. 「回顧と期待―本年の小説壇」
    ( 東京朝日新聞 1924.11.24,25 )
  21. 「わが散文詩」
    ( 文藝春秋 1924.12. )
  22. 「相当な作家に」
    ( 万朝報 1924.12.21 )
  23. 「「新潮」と「橡」」
    ( 万朝報 1925.02.19〜21 )
  24. 「情緒家」
    ( 万朝報 1925.03.11 )
  25. 「耽溺者には」
    ( 万朝報 1925.04.30 )
  26. 「意見」
    ( 文藝春秋 1925.08. )
  27. 「五月の譜」
    ( 太陽 1925.10. )
  28. 「明るい文学に関する評論」
    ( 文藝時代 1925.12. )
  29. 「肩」
    ( 文藝春秋 1926.01. )
  30. 「男女の美」
    ( 文藝春秋 1926.02. )
  31. 「奇論の真理」
    ( 文藝時代 1926.03. )
  32. 「理性の文学」
    ( 戦車 1926.04. )
  33. 「真面目な話」
    ( 文藝春秋 1926.08. )
  34. 「楽書」
    ( 文章往来 1926.08. )
  35. 「怪奇的なるものに就いて」
    ( 文藝時代 1926.08. )
  36. 「老大家振ふ、他(文芸時評)」
    ( 文藝春秋 1926.11. )
  37. 「大正十六年における私の抱負、私の囑望する新人は誰か、新人に対する私の註文意見等」
    ( 文芸公論 1927.01. )
  38. 「三月の手帖 妻君に就いて」
    ( 手帖 1927.03. )
  39. 「芥川先生」
    ( 手帖 1927.09. )
  40. 「都市空想 東京・アレグロ」
    ( 文藝春秋 1927.12. )
  41. 「新年創作評」
    ( 創作月刊 1928.02. )
  42. 「二月創作評」
    ( 創作月刊 1928.03. )
  43. 「文芸時評」
    ( 創作月刊 1928.04. )
  44. 「警句など」
    ( 創作月刊 1928.06. )
  45. 「正宗白鳥 一頁作家論」
    ( 文藝春秋 1928.12. )
  46. 「善行」
    ( 黄表紙 1928.12. )
  47. 「一つの形式論」
    ( 文藝春秋 1929.01. )
  48. 「「笑ふ男」合評」石浜金作、斎藤龍太郎、村山知義、花柳はるみ、水島爾保布
    ( 時事新報 1929.01.18 )
  49. 「芸術家の手紙」
    ( 文芸創作講座3号 文藝春秋社 (1929.02.20)/1933.03.20 )(国DC※)
  50. 「珍しき会合」
    ( 時事新報 1929.03.21〜22 )
  51. 「ある日学校を観る 学校参観記」
    ( 文藝春秋 1929.04. )
  52. 「文藝春秋議会」中村武羅夫、広津和カ、田中純、勝本清一カ、大宅壮一、光利一、池谷信三カ、川端康成、石浜金作、片岡鉄兵、直木三十五、菅忠雄、金子しげり、平林たい子、宇野千代、長谷川春子、望月ゆり子、長島暢子、今井邦子、小寺菊子、上田文子、八木秋子、堀江かど江、菊池ェ
    ( 文藝春秋 1929.04. )
  53. 「最近評論の批判」
    ( 讀賣新聞 1929.04.xx )
  54. 「「三週間」―鑑賞」
    ( 映画時代 1929.05. )
  55. 「大河内伝次郎座談会」大河内伝次郎、大佛次郎、横光利一、片岡鉄兵、川端康成、石浜金作、村上亀三郎、島津保次郎、飯島正、内田岐三雄、近藤経一、古川緑波
    ( 映画時代 1929.05. )
  56. 「「生ける人形」合評会」池谷信三郎、石浜金作、菅忠雄、飯島正、内田岐三雄、佐々木能理男、近藤経一、古川録波
    ( 映画時代 1929.06. )
  57. 「「ワルツの夢」問答」
    ( 映画時代 1929.07. )
  58. 「銀座を歩く女性 パテ・ベビイ風景 彼と僕とが歩いた時」石浜金作、北村小松
    ( 婦人サロン 1929.09. )
  59. 「芸術における原子論」
    ( 北海タイムス 1929.12.19 )
  60. 「久米艶子夫人海外めぐり座談会」久米艶子、ささきふさ、吉屋信子、三宅つや子、横光利一、池谷信三郎、石浜金作、中村正常、井伏鱒二、永井龍男、近藤経一
    ( 婦人サロン 1930.01. )
  61. 「略歴」
    『南部修太郎集・石浜金作集』月報 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10
     略歴と抱負
  62. 「エロスの片足」
    ( 中央公論 1930.07. )
  63. 「文壇是々非々 文壇に對する私の意見」
    ( 文藝春秋 1930.09. )
  64. 「私の妻はなぜ服毒した?」
    ( 婦人サロン 1930.09. )
  65. 「モダン紳士十誡」
    ( モダン日本 1930.10. )
  66. 「大阪カフエの東京侵略」
    ( 改造 1930.12. )
  67. 「ヒステリー座談会」浅原六朗、石浜金作、大井さち子、小島政二郎、ほか
    ( 婦人公論 1931.01. )
    ( 『「婦人雑誌」がつくる大正・昭和の女性像7セクシュアリティ・身体2』 ゆまに書房 2015.03.xx )
  68. 「七月の創作」
    ( 報知新聞 1931.06.27〜07.03 )
  69. 「復習された機智」
    ( 新愛知 1931.06.29 )
  70. 「あの頃この頃 十年の回顧」
    ( 文藝春秋 1932.01. )
  71. 「磁石と日本」
    ( 雄弁 1932.05. )
  72. 「文壇ユウモア 兄の為めに弁ず」
    ( 文藝春秋 1932.11. )
  73. 「赤ん坊は要求す」
    ( 新愛知 1932.12.11 )
  74. 「堅炭と軟か炭」
    ( 文藝春秋 1933.03. )
  75. 「わたくし雨」
    ( 新愛知 1933.04.10 )
  76. 「文壇ユウモア 番外手帖」
    ( 文藝春秋 1933.06. )
  77. 「墜落実記」
    ( 文藝春秋 1933.07. )
  78. 「娘自慢」
    ( キング 1933.08. )
  79. 「秋の味覚(アンケート)」
    ( 時事新報 1933.10.14 )
  80. 「文学に於ける現実性」
    ( 『新文芸思想講座4』菊池寛編、ほか編(文藝春秋編) 文藝春秋社 1934.01.01 )(国DC※)
  81. 「池谷君の結婚披露式」
    ( 作品 1934.02. )
  82. 「文壇華かなりし頃」
    ( 新潮 1934.03. )
  83. 「古い勉強」
    ( 国民新聞 1934.04.13 )
  84. 「突落された編輯者」
    ( 話 1934.05. )
  85. 「創作に於ける構成」
    ( 『新文芸思想講座9』菊池寛編、ほか編 文藝春秋社 1934.06.01 )
  86. 「表現とインテレクト」
    ( 『日本現代文章講座4 構成篇』前本一男編 厚生閣 1934.06.16/1937.06.01 )(国DC※)
  87. 「文学を志さなかったら 僕の志望」
    ( レツェンゾ 1934.10. )
  88. 「わが交友記」
    ( 新潮 1935.02. )
  89. 「無題」
    ( 『橄欖樹 第2輯』第一高等学校校友会文芸部編 第一高等学校校友会 1935.02.01 )
  90. 「粹と野暮」
    ( 文藝春秋 1935.06. )
  91. 「独居日記」
    ( 文藝 1935.08. )(国DC※)
  92. 「良友悪友論 善友のテーゼ」
    ( 文藝 1935.10. )(国DC※)
  93. 「「春琴抄」と「ひかげの花」」
    ( 新潮 1935.10. )
  94. 「疳癪集」
    ( 文藝春秋 1936.04. )
  95. 「選挙 左手利の女」
    ( 文藝 1936.04. )(国DC※)
  96. 「模型飛行機の発達」
    ( 文藝春秋 1936.07. )
  97. 「愛のある作家、ない作家」
    ( 文藝春秋 1936.11. )
  98. 「貧しい心」
    ( 文芸懇話会 1936.12. )
  99. 「名士推薦 ピクニック ウィーク・エンドの好適地」
    ( モダン日本 1937.05. )
  100. 「お洒落コント “春は何故眠いか?”」
    ( スタイル 1938.04. )
  101. 「淡路の風物」
    ( 旅 1939.10. )
  102. 「農業と馬」
    ( 農村文化 1943.04. )
  103. 「無常迅速 青春修業記」
    ( 文芸読物 1950.05. )
  104. 「青春行状記 人間・菊池寛」
    ( 改造文芸 1950.05. )(国DC※)
  105. 「川端君の若い頃」
    ( 『現代日本文学全集37川端康成集』月報 筑摩書房 1959.03. )
  106. 「私の温泉行第一頁」
    ( 温泉 1959.03. )(国DC※)
  107. 「熊を見る記」
    ( ハイカー 1961.04. )



      著訳書

  1. 『白痴』ドストイエフスキイ 春陽堂訳述叢書 1924.10.28 (国DC)
    『白痴』
  2. 『南部修太郎集・石浜金作集』 平凡社・新進傑作小説全集14 1930.02.10 (国DC※)
    南部修太カ集(「秋の牧場にて」/「奈良の一夜」/「病院の窓」/「接吻」/「画家とセリセリス」/「一兵卒と銃」/「カフエ・エルトロド」/「ハルピンの一夜」/「若き入獄者の手記」)/石浜金作集「睡る」/「手品」/「技の上逹」/「秋の挨拶」/「壞滅」/「新しい悪魔」/「喜劇」/「山径」/「青春挿話」/「大カツフエー時代」/「無駄な入獄」/月報(△「自分のこと」南部修太郎/△「略歴」石浜金作/△「編輯者より」)



      参考文献

  1. 『文芸年鑑』
    大正13年版、15年版 二松堂書店 (国DC※)
    昭和4年版、5年版、6年版 新潮社 (国DC)
    1932年版〜35年版 改造社 (国DC※)
    1936年版〜37年版 第一書房 (国DC※)
  2. 「石濱金作年譜」井上謙、保昌正夫
    『日本現代文学全集67』 講談社 1968.10.19 (国DC※)
  3. 「各種新聞掲載文芸関連記事目録抄」加藤仁
  4. 黒田氏に御教示頂きました。ありがとうございます。
  5. ほか



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