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戸田巽 作品

Since: 2022.01.30
Last Update: 2024.07.21
略年譜 - 探偵小説 - 一般小説 - 随筆 - 著書

      戸田巽(とだたつみ)略年譜

    1906.05.03(明治39年)  神戸にて生まれる。本名は大阪善次。(育英同期生と生年が異なる?)
     私立育英商業学校中に中川信夫、十河巌と同人誌「青い旗」を発行
    1924.頃  戸田、十河、中川で同人誌「玄魚」発行
    1928.02.頃  サンデー毎日の懸賞に「二重殺人」が選外佳作乙種となる
    1931.05.  「第三の証拠」が新青年に掲載
    1934.08.  「幻のメリーゴーラウンド」をぷろふいる に掲載
    1948.01.  山陰に疎開中に百村浩と「山陰よみもの」を発行
    1974.04.  林喜芳主催同人誌「少年」に参加
    1992.03.15(平成4年)  死去 (享年87歳との資料もあるらしい ※3)

    筆名は、戸田巽、大阪善次、(大阪三郎※推測)、灘桃太郎(※九鬼紫郎による)

      (国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)



      探偵小説

  1. 「二重殺人」
    ( サンデー毎日 (1928.02.12選外佳作発表) )
     ※1より 掲載不明
  2. 「第三の証拠」
    ( 新青年 1931.05. )
    『「新青年」傑作選 幻の探偵雑誌10』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-09) 2002.02.20
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     満州安東で奉天京城間の切符を持った女性が斬殺されていた。私は殺人犯だ。内地へ逃げるんだ。汽車に乗っていた私に商人風の男が話かけてきた。平壌。社内検札。男から代筆を頼まれる。刑事ではなかろうか。林檎を剥き始める男。汽車は京城へ。私は下車し……。
     サスペンスに富んだ作品。構成と記述が上手い。今となっては証拠にならないものもあるが佳作。
  3. 「財布」
    ( 猟奇 1931.06. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     学生同士、良ちゃんとオペラ観劇の待ち合わせ。来ない。先に行ったのだろうか。満員大入りで見つからない。蒼くなった。財布を掏られた。出口で良ちゃんを捕まえお茶をし……。
     最後のオチは上手い。当然と思える記述に満ちているので唐突感なく意外な結末になっている。
  4. 「三角の誘惑」
    ( 猟奇 1931.07. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     女に手の早い長谷君。美人の支那人の女房は日本人のは三角かと聞いたという。チャンスです……。
     艶笑談。三角とは角形かとも思ったがナンセンス実話らしいので正三角形に近いのかも。
  5. 「或る日の忠直卿」 (「忠直卿の失恋」)
    ( 猟奇 1931.09. )
    ( 黄金 1948.10.10 )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     越前少将忠直卿十七歳、刀剣屋のひとり娘絹野に恋慕していた。忍び姿で従者沖浪大八郎と訪れる。絹野は怖い目にあってみたいという。夜更けに商人髷と下女の姿で二人は夜歩きをし、居酒屋で食い逃げ、山麓で駕籠屋に……。
     時代ロマンス小説。シンデレラ物語のアベコベ版ともとれそう。
  6. 「LOVE」
    ( 猟奇 1932.01. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     僕のアパートにりう子がやってきた。楽しい会話の途中で友人の向井が来た。テーブルクロスに墨でLOVEと書き、やがて出て行ったが……。
     計画的では無理があり、偶然にしては事前行為が計画的でオチのためだけの作品のようにも思える。
  7. 「目撃者」
    ( ぷろふいる 1933.06. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
    『探偵小説の風景 トラフィック・コレクション(上)』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-33) 2009.05.20
     私は車中で学校友達の牧と出会った。母が亡くなり、会社も不正が発覚して辞めさせられ、憂鬱だという。金策に失敗していた私は牧の鞄を見ると札束と遺書がある。私の頭の中で悪魔が。目撃者からの手紙で……。
     偶然の突発的出来事を利用して展開していく。当時の轢死は珍しくなかったであろうと思わせられる。
  8. 「隣室の殺人」
    ( ぷろふいる 1933.11. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     H合名会社、私阿部は吉川るみ子に誘われて山手のアパート風洋館で一夜を過ごした。欠勤した私は山手公園の動物園で過ごした。翌日、新聞の写真で会社にばれてしまう。新聞には同時に殺人事件の報道があった。私とるみ子のいた隣室だった。私は夜中、銃声と悲鳴を聴き、鍵穴から見ていたのだ。るみ子を見かけた私は再び洋館へ……。
     ポータブルというのが今ひとつはっきりしない。理解できない行為かもしれない。
  9. 「或る待合での事件」
    ( ぷろふいる 1933.12. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     紳士賭博の噂のある待合都月を臨検した時、逃げ出した男は柳原巡査だった。女将の言い分で……。
     女将のしたたかさというべきか。
  10. 「出世殺人」
    ( ぷろふいる 1934.02. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     春木満吉は宝塚関西オペラ学校機関雑誌オペラの編輯主幹だった。クラスメートだった新聞記者祖国五平が会いに来て大河原澄子が左傾分子との事で捕まったという。下宿へ帰るとクラスメートだった新進監督奈迦吉三郎が大河原澄子を連れてきて移籍するので提灯記事を書いてくれという。祖国五平は三原山探検隊特派員に加わり特ダネを、奈迦吉三郎は澄子を主演に有名に。春木満吉は争議で……。
     出世のために殺人までするのか、明暗が分かれる作品。ドアの仕組みの意図が今ひとつわからない。刑事の例もあるし。
  11. 「三つの炎 連作「A1号」第四話」
    ( ぷろふいる 1934.07. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     国見戦太郎はA一号から復讐するとの手紙を受け取った。強迫観念から熱を出し、部屋に閉じこもっていた。闇の中を舞う炎……。
     プロバビリティの犯罪。成否に関わらず証拠は残ると思われるが。
  12. 「幻のメリーゴーラウンド」
    ( ぷろふいる 1934.08. )
    『続・怪奇探偵小説集 幻の傑作ミステリー』鮎川/哲也編 双葉社 1976.07.
    『怪奇探偵小説集2』鮎川/哲也編 ハルキ文庫(あ-04-02) 1998.06.18
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     私山田は未だアパートの隣の男の顔を知らなかった。朝、彼の妻を見かけるだけだった。春、武庫川桜並木の向う、メリーゴーラウンドを見耽っていたのは中学時代の友人の画家信夫だった。目を鋭くさせてシウィエーレとクリムトの中間を覘っているという。私が洋館を訪れると二枚のみで未完成の絵は出来てから見せるという。完成したという手紙で訪れると……。
     最後に余韻の残る作品。シーレとクリムトの画風はわからないので影響度合いもよくわからないが。
  13. 「相沢氏の不思議な宿望計画」
    ( ぷろふいる 1935.04. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     私前田が勤めているデパートに貿易商である相沢氏がきまって土曜日曜に来ていた。店員の春田幹子は相沢氏から手紙を受け取るが行かなかった。妻を求める広告を出す相沢氏。紹介された無口な妻。元町で相沢夫妻を見かけた私は尾行し、ホテルで様子をうかがう。翌朝……。
     トリックはまわりくどい手法で成功率はかなり低く思われる。不思議な男の話。
  14. 「南の幻」
    ( ぷろふいる 1935.10. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     熊本三角港、ウイリキ商会船荷検査係平田三四郎はウニタ号に乗込むとウイルソン船長が殺されたとの叫び声を聞いた。荷揚げは中止、宿に泊まっていた外国人の腕に刺青のマーク。どこかで見たはずだが思い出せない。南洋の幻……。
     結局何ひとつ解決されておらず夢の話にしかなっていない。
  15. 「ムガチの聖像」
    ( ぷろふいる 1936.03. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     庭師村上省三の父は杉並雷民の高利借財で自殺、省三は雷民の子光平をムガチの炭坑で殺害していた。退役した松平中佐の依頼で元雷民の妾宅の庭の手入れをしていると死んだはずの光平の妹の顔が覗いていた。中佐に見せられた日露戦争時の聖像、中佐の姪いさ子の訪れ、省三は……。
     トリックを用いた探偵小説らしい作品。中佐の意図と身代りは納得しきれないが心理的推移は悪くない作品。
  16. 「吸血鬼」
    ( 新青年 1936.05. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     私と同じデパートに勤める青年。関係した五人の女性のほとんどが病死。第六の女……。
     変わり者の女性の話というだけの作品だろうか。吸血鬼と病死と腰の結びつきがよくわからない。
  17. 「退院した二人の癲狂院患者」
    ( 月刊探偵 1936.07. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     精神病として入院中の法学博士弁護士諸星一学は入院中の易学者阿比秋営から妻美穂子を殺したがっていると指摘される。見かけなくなった時には笛木医師や看護婦らは悪化して別館に移ったという。退院して一年後、秋営が訪問してきた。全快祝いをすることになり……。
     矛盾なのか嘘なのか思い込みなのか妄想なのかよくわからない作品。確認せずに、実行予定者でなかったなど。
  18. 「幻視」
    ( ぷろふいる 1936.08. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     L百貨店から飛び降り自殺をした女性がいた。係員である私は母親らしい老女を見たが……。
     怪異談。過去の客の記憶からという可能性も否定しきれない。
  19. 「深夜の光線」
    ( 探偵文学 1936.09. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     電灯がついていないにもかかわらず私の顏に淡い光があたり、窓際に後ろ向きに女性が立っていた。妻か。医師会、回診から戻ると大前さんの家族が待っていて……。
     怪異談。予知夢かも。
  20. 「悲しき絵画」
    ( ぷろふいる 1936.11. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     失恋で鬱々としている私のところに油絵が送られてきた。信夫は南里一郎の怪奇派の絵だという。信夫もまた失恋していた。同人展出品中の南里の絵が刃物で割かれる事件が起きた。私ではない。夜、長田を殺してしまったと信夫が来た。そしてまた……。
     結局、越えられない結末でしかないような。谷崎潤一郎との違いか。
  21. 「躍る悪魔」
    ( ぷろふいる 1937.04. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     華族長田の屋敷で起きた殺人事件の犯人は私柳助で、先代団十郎の弟子力蔵は私に罪をきせられ獄死した。私は厳格で有名な師匠のもとに通っていた時、叱られ床下に入れられたりされた。長田様のお姫様の指名で踊った私は彼女に恋をしてしまった。その後力蔵ばかり指名されるようになった。お姫様の誕生日の時……。
     床下で踊りの足音を聞いて成長するというのは面白い。佳作。五十年前という事で七十数歳、略歴も気になるところ。
  22. 「ビロードの小函」
    ( ぷろふいる 1946.12. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     移動警察刑事小高三平は山陰から汽車に乗り込んだ。田舎の爺さんがビロードの小函に入ったダイヤの指輪を相席の男に見せていた。京都で男と復員軍人は……。
     難し過ぎる見せ技。捕まる事はないだろうという意味で小気味良い作品。
  23. 「ギャング牧師」
    ( 新探偵小説 1947.06. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     銀行で出納係が銃殺され百円札五束が盗られた。聖マリヤ日曜教会の俵藤牧師が教会堂に入ると五万円が置いてあり警察に届けた。悔い改めて置いていったのだろうと。牧師は深夜の銀行侵入で捕らえられる。前夜見た奇術、隣にいた眼帯の男はピストルを見せる。男は強盗班員だと懺悔するが直接の犯人ではなく催眠術師だという。牧師も逮捕されるが……。
     催眠術、夢遊病、狂人がからんで嘘か真かはっきりしない。侵入経路や指紋や硝煙反応をいうのはヤボか。殺人がなければナンセンス笑話ともいえる。
  24. 「屍体を運ぶ」
    ( ぷろふいる 1947.08. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     宇野は買い出しで田舎へ。そこでは女優白浪華子の失踪事件が起きていた。汽車で知り合った地元の会津に親切にも米と麦を闇値でなく正価で送付してもらう事になった。荷物が着き、行李を開けると屍体が……。
     少し説明不足ではあるが、最後のオチは予想外。主演ではなかったのか。
  25. 「落ちてきた花束」
    ( 真珠 1947.10. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     刑事に昇進した水野甚太郎は辻強盗にあった上海から送還された映画監督流喜代治と知り合った。流は注意人物である最上大吾と知り合いだった。人形店浪花屋の店主が殺されたと岩波刑事から連絡があり行く水野。流の妹の花売りの啓子が現れて……。
     警察官の待遇の話を含め面白い部分も多い。ただ、最上の行動はよくわからない。
  26. 「二科展出品画の秘密」
    ( 真珠 1947.12.(11,12合併号) )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     絵川十四郎は故昭和商会社長五宮徳右衛門の別邸の農園管理人だった。徳右衛門は別邸で殺されていた。住んでいたのは十四郎と絵を描いている娘の鈴子、召使秀子だった。矢野常務らと別邸に来た後妻の登美子未亡人は十四郎の昔の恋人だった。二科展に入選した鈴子の絵は竹槍を持った十四郎がモデルだった……。
     力作。密室もどきを用いたのが残念。後出し気味のところもあるが、トリック以外は良作。当時のトリック至上主義の弊害か。
  27. 「第四の被害者」
    ( 山陰よみもの 1948.01. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     山陰民報新聞社記者五坪大作は酒友の製鉄所技手轟勇吉の勧めで四人殺しの犯人が山陰にいるという出鱈目な記事を書き、主筆から出張を命じられた。支那服の女性と農舎の二人に大連での三つの殺人事件の話を聞く。四つ目は……。
     オチはどこに繋がっているのだろうか、冒頭部から一度遡る話になるのでよくわからない。三つの大連の製鉄所の話自体はそれなりに面白い。
  28. 「訪問」
    ( 小説 1948.02. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     最初の訪問ほど厄介なものはない。友人の映画監督のところへは六人の人に聞いた。翻訳家のところへは八人の人に聞いた。翻訳家のところに来た訪問者は初対面の……。
     コント。実話ネタらしい。住所と地図、経路を思うと面白い。
  29. 「鉄に溶けた男」
    ( 真珠 1948.03.(2,3月合併号) )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     製鋼部現場記録工大場三助とクレーン工北沢三郎は労務係室から西岡を殺害して大取鍋に入れて溶かし、西岡が工賃拐帯をしたように見せかかて奪う計画をたてていた。西岡の怨霊か、北沢は驚愕死した。終戦、Z市に帰った大場は……。
     「第四の被害者」の中の一話を発展させたもの。完全な後出し。熊も無茶。死体処理方法のみの作品。
  30. 「はだか」
    ( 人魚(妖奇読物) 1948.03. )※2,4
  31. 「湖上の殺人」
    ( 仮面 1948.05. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     山陰、私大山は劇作家兼歯科医の百崎とT市付近湖山湖沿岸の池田を訪れた。池田はビルマで戦病死の広報があり、均三を養子とし許婚洋子と結婚、そこへ無事帰ってきていた。船での池田の昏睡、そして均三が……。
     最後の数行は何でもアリになるのでいただけない。池田が疑われた理由も動機以外よくわからない。中頃までは面白いので残念。
  32. 「朝顔競進会」
    ( 小説 1948.05. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     銀行員大川君は向かいのZ百貨店レコード売場の店員星野るみ子に恋していた。朝顔のことで話したのがきっかけで。英語を大川君に教わっている安成みき子の弟の二郎君も影響を受け、隣にバンドの人達も越してきた。安成みき子は大川君が好きで誘い……。
     ユーモア風小説。終わり方が中途半端。途中までは良いのだが。
  33. 「悪趣味奇談」
    ( 人魚 1948.05. )※2,4
  34. 「色眼鏡」
    ( 真珠 1948.06. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     乾パンと缶詰の農業会からの配給。周三と妻は横流しした記事の話をしていた。一枚足りない……。
     コント。オチは良い。敗戦後にしては長閑な雰囲気なのも良い。
  35. 「人形師」
    ( 探偵と奇譚 1949.03. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     私の家の真向かいの婦人科飯田医院の女医と大阪勤務の歯科医の夫は喧嘩口論が絶えない。芦屋へ移転したがそこは私の主宰する怪奇クラブの会員で人形師の浅見浩平の元妾宅だった。ふく子をつれて摩耶寺奥で首吊りを発見、怪奇人形を造りに没頭しているとふく子は同じ場所で首を吊っていた。飯田女史も死霊につかれたように病気になり……。
     怪異譚なのか因縁話なのか。人形は材質など物によって印象が違ってきそう。メインではないが描写説明不足。
  36. 「魔術師」
    ( 奇譚と実話 1949.10. )※7
     山陰の冬、氷玉奇術一座が町にやって来た。バイオリンを弾く老人の青木氷玉齊。春吉は袋の中の美女を切る奇術を見る。春吉は銭湯で氷玉齊に会い生首の奇術を見せられ驚く。氷玉齊に見せられた生首のマスクは彼の女房の先夫の名バイオン奏者小川正夫だった。Y市で奇術とバイオリン演奏をかけ持ちする氷玉齊……。
     犯罪譚。奇術師や小道具、舞台設定の雰囲気は良いが探偵小説としてはありがちの話で迫力もない。心理的には春吉視点と客観描写が混在しているせいもあるのだろうか。
  37. 「奇行癖の男」
    ( 人魚 1950.01. )※7
     神戸、探偵小説クラブの会合で西氏が行くと山陰から富田道夫が来ていた。途中姿を消した富田は戻って来なかった。西氏が自宅に戻ると富田が来ていた。探偵趣味を会員らに味あわせたという。泊った翌朝、姿が消えていた。公園での奇妙な自殺死体、彼の姿、夜の訪問者、そして山陰の帰り……。
     怪談風の作品。奇行癖という事もあってかよくわからない。返信、山陰の兄、途中乗車など。会合場所の雰囲気などは興味深いが。
  38. 「狭き門」
    ( 神港新聞夕刊 1950.04.14 )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     八千代ビル六階九号室宇会汽船会社で就職面談を受けた八崎。午前と午後の違いを問われ……。
     クイズ。ナンセンスな回答。そもそも一階毎九十九段とは凄い建物。
  39. 「川端の殺人」
    ( 神戸新聞夕刊 1951.11.20,21 )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     村の写真師作太郎が富田屋のだんなが流木に引っかかって死んでいると届けがあった。止っていた腕時計の時間、役場書記修二郎との口論、作太郎の写真……。
     クイズ。写真撮影は偶然か。意図がわからない。
  40. 「隣室の男」
    ( あゆみ 1952.04. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     私山田は未だアパートの隣の男の顔を知らなかった。朝、彼の妻を見かけるだけだった。旧友中川と会いアトリエへ行き絵を見る。デパートで見た隣の女性と男。隣室で自殺があり……。
     「幻のメリーゴーラウンド」のダイジェスト改変作品。雰囲気描写がない。
  41. 「冥府から来た死刑囚(戯曲)」
    ( あゆみ 1953.04. )※8
     夜汽車にて山崎検事と誤審で死刑になったて冥府から来たという最上との会話。真犯人の鈴木と訪問した最上との会話。命日、検事宅での三人の会話。
     状況不明でよくわからない作品。怪奇性も謎も意外性も人物的魅力も何もない。ナンセンス作品だろうか。
  42. 「双眼鏡殺人事件」
    ( 新大坂新聞 1959.12.04 )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     松尾松吉はデパートに飛び込み双眼鏡を受け取ると窓外を見始めた。新婚の妻澄子が向かいの喫茶店に男と会っていた。松吉は双眼鏡を落してしまい、通行人が即死してしまった。新聞記事で……。
     コント風作品。意外性をもたせるためだけの唐突な結末。
  43. 「ある脅迫」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1960.03. )※6
     失明している中等部三年の細木とも子に点字の手紙が届いた。好きだ、殺すかもしれない……。
     点字でということ以外、話自体はありきたり。断定でなきないのに断定するなどよくわからない。
  44. 「夜汽車の男」
    ( 雪 1963.08. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     大阪発米子行、M駅で下車した私は駅前の宿に入った。列車から私の方に視線をむけていた刑事らしい男が中華そばを食べながら殺人事件の話をする。男は話題を転じて……。
     コント風作品。後を考えない、確証のない最後の言葉は笑えなくもない。
  45. 「もうひとつ埋めろ」
    ( 雪 1964.05. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     以前推理小説を書いていたことのある新田島平はプロットと現実を混同する事があった。以前住んでいた家に新聞社の人だと上がり込み……。
     掌編作品。題名が効いていて比較的良くできた作品。



      一般小説

  1. 「吹雪の夜の女」
    ( 玄魚 1925.02. )
     ※1より 詳細不明
  2. 「運の神(中絶?)」
    ( 山陰 1948.12.,1949.05. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     京都から疎開農として山陰大山山麓に入植した三造一家。火事を起こし牛の多津も手放しなお借財。前年は甘藷を秋に売らず春に売って儲けたが貯蔵不備で腐らせてしまう。入植の世話になった田宮の友人にも不義理となった。(続編) 隣りの佐野は人力開墾で友田を加えるが三造の着物とともに……。


      随筆など

  1. 「硝子越しの脚」
    ( 猟奇 1931.04. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     友人の話。硝子ケースの下から見えた若い女性の脚。痒いのかストッキングの上からさすっていたが中へ手をやって……。
  2. 「支那街風景 Mucden and Antung」
    ( 猟奇 1931.07. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     奉天城で支那巡警に囲まれた話。小盗街の戯芝の話。独身苦力の話。鴨緑江の中の島での煙草密輸の話。
  3. 「(れふき・あぱあとめんと)(一言欄)」
    ( 猟奇 1931.09. )
     懸賞、何故「或る日の忠直卿」が荒唐稽小誌か?
  4. 「(談話室)」
    ( ぷろふいる 1933.07. )
  5. 「ポーの怪奇物語 二三」
    ( ぷろふいる 1933.08. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     「アッシャア家の没落」の冒頭。「早過ぎた埋葬」ぼ中の文章。「おしゃべり心臓」の茶立虫。ほか。
  6. 「夢の分析」
    ( ぷろふいる 1933.10. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     フロイドの精神分析の話。
  7. 「雑草庭園」
    ( ぷろふいる 1933.10. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     広津和郎「うしろすがた」、トリック、大衆文芸新人会、読物春秋、経済往来
  8. 「探偵小説は大衆文芸か」
    ( ぷろふいる 1934.06. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     大衆小説にも芸術的作品と通俗作品がある。探偵小説には文章美がないが問題とはならない。衒学的物理的科学的作品は大衆読物でもない。凡俗な大衆文芸でなく香りを加えたい。
  9. 「寝言の寄せ書き 神戸探偵倶楽部席上にて」
    ( ぷろふいる 1934.08. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     ドストエフスキーの味を
  10. 「四谷怪談の話」
    ( 神戸新聞 1934.08.03 )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     BKで国枝史郎が当代風にした『四谷怪談』を放送。南北は凄みに凄みを。事実は単なる失恋物語、女を欺した話。
  11. 「神戸探偵倶楽部寄せ書」
    ( ぷろふいる 1934.10. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     ぷろふいるには、鬼が島征伐に。
  12. 「読後感少々」
    ( ぷろふいる 1936.05. )
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
     犯罪事実の小説化。『小笛事件』は犯罪記録、探偵小説として一読すべき。一大文献ともいえる。
  13. 「阪神探偵作家噂話」灘桃太郎
    ( 探偵春秋 1937.07. )
    『酒井嘉七探偵小説選』解題 論創社・論創ミステリ叢書34 2008.04.30
     ※酒井嘉七の部分のみ。飛行機の所要時間懸賞の件、タイピスト、日本舞踊、エバーハート女史のポートレートの件 
  14. 「追憶」大阪善次
    ( 『蓼鶸 大橋真弓遺稿集』大橋真弓、大橋真弓遺稿集刊行会 編 大橋真弓遺稿集刊行会 1942.06.08 )(国DC※)
  15. 「宿蟹」
    ( ぷろふいる 1946.07. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     食殺しつつより大きな貝に宿る宿蟹。戦争の嵐が過ぎ探偵小説界も大活躍に。
  16. 「ひと昔」
    ( 真珠 1947.04. )
    『「X」傑作選』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-13) 2002.12.20
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     復興途上の神戸、グリルでの甲賀先生を囲む会の思い出。たこ六での森下雨村先生を囲んで話した事。菊水での木々高太郎先生を迎えた時の事。
  17. 「探偵小説は面白くない」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1948.10.(9月号) )
     田舎暮し。探偵小説は下火。外国の最近作に接し得ない。
  18. 「酒井嘉七君のこと」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1948.12.(11月号) )
     疎開先で文通。垢ぬけた風采。日本画的作品。
  19. 「風の如く去りぬ」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1950.11. )
     第二の乱歩、甲賀三郎の不在。戦前派は風の如く去っている。
  20. 「探偵小説もアンクルを変へてもいい」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1950.12. )
     水谷準の長篇。大下宇陀児の風俗探偵小説。角度を変えた本格物が出ても良い。
  21. 「我が師」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1951.04. )
     山本禾太郎追悼特集。最後に会ったときの様子。
  22. 「戸田のバラバラ雑考」
    ( あゆみ 1953.05. )※8
  23. 「クヰーン、レストランの魅力」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1957.05. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     推理小説から離れていた。EQMMがうまい料理を出したので客に。井上良夫、妹尾アキ夫の香気。戦後はノスタリジヤを持ち続けていた。
  24. 「名古屋を語る」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1957.12. )
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     井上良夫の熱意。服部元正編集誌。百村浩との山陰路。河童三平、本田緒生、若松秀雄。
  25. 「(新年アンケート)」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1960.01. )※6
     昭和34年果す事ができなかったことは盲心理学の研究。昭和35年にやりとげたいにはユーモア探偵小説を書いてみたい。
  26. 「懐古ぷろふいる話抄」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1960.12. )※6
     概略。執筆者。過去のものとなり侘しい。
  27. 「(アデュー一九六〇年(ハガキアンケート))」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1961.01. )※6
     1960年楽しかったのは九鬼澹「キリストの石」。苦い思い出は大藪晴彦。
  28. 「早川書房に訊く」大阪三郎※推測
    日本探偵作家クラブ関西支部会報 1961.07.
     シリーズ名変更、近刊の未刊、住所。
  29. 「近頃の探偵小説は造花である」
    日本探偵作家クラブ関西支部会報 1961.11.
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     山本禾太郎のこと。晩年脚本二、三作が二流劇団で上演。神戸探偵小説作家クラブ会長が西田政治、副会長が山本禾太郎。香住春吾、島久平。松本清張、鮎川哲也、水上勉、陳舜臣、星新一。コクがない。
  30. 「(趣味特集アンケート)」
    日本探偵作家クラブ関西支部会報 1961.12.
     市バスの路線、配車等について投書。
  31. 「西田老礼賛」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1963.01. )
    『戸田巽探偵小説選2』解題引用 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     猟奇発刊が西田氏と知り始め。西田政治、山本禾太郎、九鬼澹と四人で会談。後に酒井嘉七など。西田政治\(秋野菊作)の毒舌記事。会合は西田宅から元町の喫茶店へ。会合の記録。乱歩熱。マージャンの名手、川柳、釣り、バラ造り、養蜂。老いてなお壮健。
  32. 「我が巷の作家」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1963.03. )
     山本禾太郎回想特集。本業の代書業のようす。いわれたこと。
  33. 「宇陀児とチェスタートン(わが愛好の一篇)」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1963.04. )
     大分宇陀児「凧」。チェスタートン「神の鉄槌」。
  34. 「社団法人化について」
    ( 日本探偵作家クラブ関西支部会報 1963.05. )
     八百屋を社団法人化しかけたことがあるが難解で中止したことがある。
  35. 「思い合せたこと」
    ( 日本推理作家協会会報 1963.05. )
  36. 「浮身をやつす」
    ( 日本推理作家協会会報 1963.12. )
    『戸田巽探偵小説選2』解題引用 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
     戦前はトリックに浮き身をやつしていたが、最近は顔を覗かせる程度が多く物足らない。郷愁か。時代か。
  37. 「隣の家」
    ( 少年 1978.05. )
    『密室探求 第二集(解説)』鮎川哲也編 講談社文庫(あ-19-03) 1984.01.15
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
    『幻の探偵作家を求めて 完全版(下)』鮎川哲也、日下三蔵編 論創社 2020.05.10
     酒井嘉七の思い出。岡山から鳥取への手紙。初訪問、容貌、翻訳、死亡連絡、隣家の深沢大作監督。
  38. 「病床勝手がたり」
    ( 少年(79号) 1992.頃 )※「歴史と神戸」受贈誌紹介より
  39. 「湯豆腐の中で生まれた少年由来記(遺稿)」
    ( 少年(81号) 1992.頃 )
  40. ほか「少年」掲載 など多数



      著書

  1. 『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
    「第三の証拠」/「財布」/「三角の誘惑」/「或る日の忠直卿」/「LOVE」/「目撃者」/「隣室の殺人」/「或る待合での事件」/「出世殺人」/「三つの炎」/「幻のメリーゴーラウンド」/「相沢氏の不思議な宿望計画」/「南の幻」/「ムガチの聖像」/「吸血鬼」/「退院した二人の癲狂院患者」 /△「硝子越しの脚」/△「支那街風景」/△「ポーの怪奇物語 二三」/△「夢の分析」/△「雑草庭園」/△「探偵小説は大衆文芸か」/△「四谷怪談の話」/△「読後感少々」/△「寝言の寄せ書き」/△「神戸探偵倶楽部寄せ書」/△「解題」横井司
  2. 『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
    「幻視」/「深夜の光線」/「悲しき絵画」/「躍る悪魔」/「ビロードの小函」/「ギャング牧師」/「屍体を運ぶ」/「落ちてきた花束」/「二科展出品画の秘密」/「第四の被害者」/「訪問」/「鉄に溶けた男」/「湖上の殺人」/「朝顔競進会」/「色眼鏡」/「人形師」/「狭き門」/「川端の殺人」/「隣室の男」/「双眼鏡殺人事件」/「夜汽車の男」/「もうひとつ埋めろ」/「運の神」/「続 運の神」 /△「宿蟹」/△「ひと昔」/△「クヰーン、レストランの魅力」/△「名古屋を語る」/△「近頃の探偵小説は造花である」/△「西田老礼賛」/△「隣の家」/△「解題」横井司



      参考文献

  1. 「解題」横井司
    『戸田巽探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書25 2007.04.20
    『戸田巽探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書26 2007.05.20
  2. 「解題」横井司
    『酒井嘉七探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書34 2008.04.30
  3. 「酒井嘉七追憶記」九鬼紫郎
    幻影城 1977.08.
  4. 「戸田巽」の項
    『国内戦後ミステリ作家 作品目録 極私的・拾遺集』 戸田和光編 2010.09.29
  5. 「戸田巽」
    『探偵作家発見100』若狭邦男 日本古書通信社 2013.02.20
  6. 「続・書誌の補遺」黒田明
    新青年趣味23号 2023.05.05
  7. 黒田様より御教示頂きました。有難うございます。
  8. 戸田様より御教示頂きました。有難うございます。
  9. ほか



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