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千代有三 作品

Since: 2025.08.03
Last Update: 2025.09.21
略年譜 - 探偵・推理  小説・クイズ
- 随筆・評論 - 翻訳 - 著編書 - 訳書
- 文芸・その他  小説
- 随筆・評論 - 翻訳 - 著書 - 訳書 - 俳句

      千代有三(ちよゆうぞう)略年譜

    1912.01.28(明治45年)  大阪にて生まれる
    1931.04.  早稲田大学文学部文学科英文学専攻へ進学
    1936.03.  早大旧制大学院卒業
    1946.04.  早大専任講師
    1951.01.  土曜会犯人当て朗読で「痴人の宴」を発表、のち雑誌掲載
    1952.04.  早大理工学部文学部兼任教授
    1957.xx.  ワセダミステリクラブ初代会長
    1957.12.  角川文庫でシャーロク・ホウムズ・シリーズの訳を刊行開始
    1959.07.  編訳書『殺人芸術』刊行
    1974.06.  編訳書『推理小説の美学』刊行、のち『推理小説の詩学』刊行
    1980.12.  評論集『英米の推理作家たち』刊行
    1982.04.  定年退職後、跡見短大文科英文専攻主任教授ほか非常勤講師
    1986.12.24(昭和61年)  死去

    筆名は、千代有三、鈴木幸夫、紅士門、鈴木香歩

      (国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)



      探偵/推理小説・実話・クイズ (千代有三)

  1. 「痴人の宴」 [園牧雄]
    ( 宝石 1951.05. )
    ( 『現代推理小説体系8 短編名作集』 講談社 1973.07.08 )
    ( 『宝石推理小説傑作選1』 いんなあとりっぷ社 1974.06.15 )
    『神戸ミステリー傑作選』 河出文庫 1986.02.04
    『探偵くらぶ(中)本格編』日本推理作家協会編 光文社ノベルス 1997.10.25
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     夏の終りの夕方の甲子園の浜。園牧雄助教授は踊り子初瀬ルミの邸宅へ行く。記者山根八生、無職千木仙吉、浜圭子、一色千咲、女中チヅ。コーヒーを飲んで毒殺されたルミ。友人神津恭介への電報。青酸カリ入りBワン剤の缶。各人の動向。置時計。警部の指摘。園牧雄は……。
     探偵作家クラブで朗読された作品。複雑で不確実でクイズ的なところがある。トリック的なところそのものは良くできている。
  2. 「ヴィナスの丘」 [神山明夫]
    ( 探偵クラブ 1951.09. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     貧乏画伯の俺は探偵作家神山明夫の誘いでキャバレーへ行く。尻にホクロのあった女房は情夫に絞め殺されていたという。女の誘い。旅行のスケッチ。神山の計画。画家の入れ墨。女の再訪……。
     犯罪が主として動機を中心に解き明かされていく話。
  3. 「死の抱擁」紅士門 [神山明夫]
    ( モダン生活 1951.11. )※8
     強羅の先の湯宿松の寮へ瀬尾のり子が訪れる。女中かえでとわかば、宿泊客の作家神山明夫、新婚旅行の宮方定雄と早苗。叫び声、番頭が合鍵で開けると定雄が刺殺されていた。初夜の暗闇で殺されたらしい。落ちていた鍵。神山は……。
     犯人当て作品で解決篇は別ページ。犯人の見当は容易につくが鍵のかかった部屋というところが問題か。
  4. 「遊園地の事件 NHK犯人は誰だ?(脚本)」
    ( 宝石 1951.12.(09.02放送) )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     お父さん、お母さん、一郎、愛子、二郎は遊園地に来ました。幼稚園の子らも来ています。二郎が迷子になりました……。
     あまりにも単純。秘書が怪しすぎる。
  5. 「肌の一夜」 [園牧雄]
    ( 別冊宝石 1952.02. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     美城伝兵衛の逗子の別邸で娘美沙子と加山佳一との婚約披露がある予定だった。美沙子の部屋で画家多島太門は佳一を殴る。正面の磯ホテルの窓から女に見られたらしい。その後、佳一は死んでいた。毒殺らしい。太門は女を探す。園牧雄は佳一の足取りを調べる。そして第二の……。
     淡い手がかりからの推測で怪しい人物に罠をかけるような話。各人の動きがよくわからない。
  6. 「死は恋の如く」
    ( 探偵クラブ 1952.04. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     阿座亜沙子は伊豆の別宅に父京造の秘書桜木京介を迎えた。二人の仲を悲嘆していた父。京介の胸に父の短刀が。亜沙子は……。
     ショート・ショート・ミステリー。意外な真相といえなくもない。
  7. 「ダイヤの指輪 NHK犯人は誰だ?(脚本)」
    ( 宝石 1952.07.(04.20放送) )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     啓子と友吉は宝石商の金子兼雄と絹子夫妻の家訪ねます。帰る途中に襲われてダイヤの指輪を……。
     あまりにも単純。手がかりの一つは気付かなかったが。
  8. 「エロスの悲歌」 [園牧雄]
    ( 別冊宝石 1952.07. )
    『紅鱒館の惨劇』鮎川哲也編 双葉社 1981.12.10
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     矢多雅治とサリサこと佐山庄太。未亡人の母奈江と清水信造。姉の阿也子と佐山。雅治と妹美也子。雅治が部屋で刺された。田中警部の聴取、雅治は結局心臓麻痺で死ぬ。狭山の園牧雄訪問。父矢多泰助の死因、親子関係。園は……。
     意外な犯人といえる作品。愛情関係の複雑さが主か。
  9. 「宝石殺人事件」 [園牧雄]
    ( 宝石 1952.08.,10.,12. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     強羅駅前のホテルの屋上の食堂で女将橋本ゆきが宝石商相模大助、西東貿易社長加藤儀一、東京都計画顧問山田弥一郎に宝石を見せるがなくなる。支配人はボーイに聞くという。早雲山へのケーブルカー、四人と運転手と車掌と売子と二人の乗客。早雲山終着駅に着くと相模大助が刺殺されていた。園牧雄は支配人から話を聞く。女将からの依頼、ボーイ、駅長の話。園は……。
     犯人当て懸賞。おおよそはわかるが、一等当選は細部まで正解のようで脱帽。
  10. 「美悪の果」 [園牧雄]
    ( 宝石 1954.02.,03. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     園牧雄は轢死現場にいた。緑衣の佐久博士の娘由美子で妊娠していて加村悦男の名を書いた紙を持ていた。園は博士に会う。医事新報記者加村悦男につけまわされている緑衣の女子医学生由利あけみ。外科久慈先生。加村と関係ある小夜のマダム田島小夜。同じ場所での加村の死後轢断。検死した久慈、加村の内妻。園は……。
     犯人当て懸賞。心理面からの推測はできるが想像も必要かも。
  11. 「死人の座」 [園牧雄]
    ( 宝石 1954.10.,11. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     園牧雄は山の温泉宿で調査する。半月前の客山中省一と河田卓造。献金疑獄にからんだ代議士河田卓助は行方不明になっていた。お茶の水大学病院外科の山中博士、弟の関北電力会社専務山中省三との密談。桔梗のおかみと山中省三。園牧雄と恋人深山道子とが浜公園の水門で腐乱死体を見つける。園は……。
     設問四項目の懸賞。おおよそはわかるが、細部で見落としも。
  12. 「白骨塔」
    ( 星雲 1954.12.10 )
    星雲復刻版 SF倶楽部増刊 1969.08.31
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     湖畔の地球科学研究所の白骨の塔。所長川畑博士、研究員笹原真澄、助手泉幸子。博士は時間を停止させる機械を作り時限スイッチを入れる……。
     SFロマン。ある意味理にかなっていそう。
  13. 「女のさそい」
    ( 探偵倶楽部 1955.01. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     屯吉は夜、妙子の家へ行く。教えられた通りに忍んで行くと寝入っているようだった。屯吉は……。
     コント。ちょっとした違い。
  14. 「流れぬ河」 [園牧雄]
    ( 宝石 1955.06. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     隅田公園三囲神社で妻圭子が殺されていた。矢野重造からの呼び出しの手紙が来ていた。私早見啓介は子重雄を連れて浅草松屋へ、迷子、見つかり水上バスで三囲神社へ。翌日、現場で園牧雄と会い市川の矢野に会いに行く。園牧雄は……。
     予測はつくもののアンフェアな感じがする。新聞と手紙の内容も気になるところ。
  15. 「白い夜」
    ( 新女苑 1956.08. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     六甲の別荘、私白木真美子は画家の父裕一の留守にアエという少女が訪ねて来てすぐ帰ったことを伝える。翌朝、父は部屋からいなくなっていた。編集者田宮文彦と調べると北九州旅行の画帖に彼女のスケッチがあった。私と田宮は……。
     ロマンス物語。謎の行動を追う話ではあるが女性の意思は不明。
  16. 「タシラマ指輪の奇跡」
    ( 中学生の友 1956.10.〜11. )
     僕青木正雄の父真一はチベット探検の標本整理をしていた。母優子、妹明子、書生山田竹造。裏庭からの悲鳴、山田はシェパードのハピーが殺されたと飛び込んできた。虫の音、足跡、裏門から逃げた男、警視庁香川警部、タシマラから貰った金の指輪……。父母と僕と妹が帰ると書斎の明かりが消え悲鳴。山田の負傷と盗まれたタシマラの指輪……。
     前半はハピー殺害犯と理由を、後半は山田を刺した犯人と理由の懸賞。犯人は単純だが全ての理由は難しいかも。
  17. 「雪男雨女」
    ( 笑の泉 1956.12. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     雪の日、アベックが奥利根の温泉宿に泊った。翌朝、布団に髪を切られた全裸の女の死体が見つかった。男が本線との連絡駅まで列車に乗って行ったのがわかる。百貨店での聞き込み……。
     コントに近い。髪の切り方に勘違いしたかも。
  18. 「催淫術」
    ( 笑の泉 1957.02. )
     ウチキさんを訪ねたら金婚旅行帰りの二人が来ていてウチキさんが尋ねる。ウチキさんは催眠術にこってさる女性に試す。女性は……。
     コント、とは思うが冒頭の関係や眠と淫の違いなどよくわからない。
  19. 「地球消失」
    ( 小学五年生 1957.04.〜1958.03. )
     牧真一君は超電波研究所へ宿直の父輝雄へ届け物をしに行きます。守衛の老人が電話をかけるがいないようなので真一は建物に入り、超波国際テレビ室で男の、少女の影像を見る。麻酔をかけられ閉じ込められる真一。誘拐されていた輝雄は逃げ出し真一を救うと薄木教授と影像を見る。人造QQ語でパリ壊滅の指令。QQ団大西洋本部。太平洋本部ムー大陸地下から薄木教授、牧技師父子を狙うQQ団。透明ヘリコプター、ヒマラヤの雪男、ロケット機、エジプト、ロンドン、人工衛星……。
     SF冒険物語ではあるが、首領は誰かとか正体は何か、など推理作家らしく楽しめる。科学技術面ではブラックボックスで無理や無意味なものもあるが、空想としてはスケールも大きく悪くはない。また最後の皮肉は面白いかも。
  20. 「スクリーン殺人事件」
    ( 内外タイムス 1957.07.18 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     日本探偵作家クラブ創立三十周年、江戸川乱歩原作「スクリーン殺人事件」の試写会。私の昔の恋人で主演女優宇良貴利子、恋人で演出家の横島志太。利子は舞台でテープカットをし、上映中の真暗のシーンで鋏で殺された。□埋め出題は告白文。
     □埋めは同じ意味で違う言葉も可能なので勘になる。ほぼ名前のみだが実在登場人物は、江戸川乱歩、鷲尾三郎、朝山蜻一、大河内常平、楠田匡介、山村正夫、横溝正史、木々高太郎、大下宇陀児、角田喜久雄、城昌幸、水谷準、高木彬光、島田一男、香山滋、山田風太郎。
  21. 「さらわれた美少女(東西名探偵実話)」
    ( 中学生の友1年 1957.10. )
     FBI課長ウイルスンと局員ギルバートはロンドン正金銀行支店長と名乗りニューヨーク銀行重役サイモンズ夫妻の令嬢マリが誘拐された捜査を行う。送られてきた少女の死体。犯人の一味、脅迫電話……。
     文という事で掲載。実際の事件は不明。(他の掲載は「白昼のピストル魔」堀越繁喜述、「悲しきぎせい者」堀越繁喜述)
  22. 「月にひそむ影」
    ( 宝石 1958.03. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     通天閣、地上の空洞。三井健造の死体が通天閣五階展望台で売子久山久美子に発見された。美絵子夫人に呼ばれて弁護士清原卓一が行く。三井薬品会社、弟義晴が姿を消していた。健造はモルヒネをうっていた。清原は甥由良敏雄と調査する。社長秘書高見澄子の話。社長室のタイプで打たれたメモ。義晴の行方、そして……。
     冒頭の部分が異色といえる。併せて、最後の意外性も悪くない。
  23. 「魔王殺人事件 解答編(その二) 窃視症の男」
    ( 面白倶楽部増刊 1958.06. )
    『屍を』 春陽文庫 1994.05.10
    『畸形の天女/女妖 合作探偵小説コレクション2』日下三蔵編 春陽堂書店 2022.12.27
     江戸川乱歩出題:高利貸で魔王と言われる黒樫庄作、長男武雄、次男竜吉、三男伸男、娘サヨ子、現在の妻でサヨ子の母八重子、秘書宮本、三人の女中、近くの借家の運転手、洋装の女。二階の密室状態の書斎で銃声が…。
     割と良くできているが目的通り行く可能性がないのが難。(他の解答編は「黄色の蛾」島田一男、「兇器の行方」楠田匡介)
  24. 「夢橋」 [園牧雄]
    ( 宝石 1958.07. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     マヤ夫人はバレイ公演の入場券を持ってホテルへ新進作家土井俊介の部屋へ行くと刺殺されていた。ボーイは二人連れでホテルを出て行ったという。芸術ホールでは隣に見知らぬ男が座った。帰宅すると夫人のベッドに死体が。夫高見京治と見た時には無くなっていた。ホテルでの土井の死体発見、謎の男の行動。京治がパトロンの演技座の由利アユミ。土井の戯曲「夢橋」の稽古。京治の聴取。園牧雄は……。
     謎の手がかりはあるものの意外性が主の作品。作為の意味と効果が今ひとつよくわからない。
  25. 「なぞの沈没船(イギリス警視庁実話読物)」
    ( 中学生の友1年 1958.07. )
     ロンドンから南アフロカへ向かうジェーン号が爆破沈没した。保険会社の調査員サットンが行方不明になる。ロンドン警視庁の主任警部はサットンの最後の訪問先を調べる。目ざましどけい、上着の製造業者……。
     文という事で掲載。実際の事件は不明。
  26. 「夜の影」
    ( 産経新聞 1958.09.21〜10.19(5回) )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     女性が男性トイレから出て来た。若原あやは僕、私立探偵黒馬太平を部屋へ案内する。大内社長の刺殺死体。山田清三社長、妻大内美代……。
     クイズ。不審な一点は簡単だが、行為は合理的に思われない。
  27. 「紙吹雪の曲線」
    ( 早慶新聞 1958.11. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     早慶戦。早大院生の若尾雅彦は妹典子に連れられ神宮へ行く。慶大生津村隆介は学位論文のグラフを持ってかけつけ、典子は雅彦に紹介する。ハンドバッグの盗難。早大の勝利……。
     コント。三人の論文の題名の交錯であろうか。
  28. 「女子高校二重盗難事件」 鈴木幸夫
    ( 新女苑 1959.05.,06. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     料理の若井君子先生と玲子、陽子らの授業中にニワトリが乱入。男が引取ったが婚約者竹中先生からのルビーが紛失。引き取った新木は妻へ贈るダイヤが盗まれニワトリも……。
     クイズではあるが安易すぎる。レントゲンでも調べたがなかったというところは良いかも。
  29. 「似顔絵の女」
    ( 週刊スリラー 1960.01.01,29 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     ハンチングの男が似顔絵師から描きかけの女の絵を買う。傷の男がそれを聞く。女は刺殺され川に捨てられていたという。ハンチングの男と青木。傷の男と絵師……。
     懸賞クイズ。登場人物の中で残るのはという以外に根拠はないような。
  30. 「アラセン王国の危機」
    ( 『素人探偵局』NHK編 三笠書房 1960.02. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     アラセン王国元首サルタンの秘書ニーナとツマラン国大使随員ユーダ。召使アララ。ユーダの許嫁アンナ。サルタンは長官ソロモンと機密文書を二つのツボの一つに隠す。ありかを教えるニーナ。ツマラン国大使ダンカン、副官シェリフ。停電、消えたツボ……。
     クイズ。簡単で面白くはあるが、やや引っかかるところもある。時代の勘違いもしてしまう。
  31. 「幽霊は生きていた」
    ( 『素人探偵局』NHK編 三笠書房 1960.02. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     倉持ルルは後見人の弁護士大小路千代太郎の命令で避暑地の山荘を去ることになった。お別れパーティーで小林、石田が来る。女中ハナが好きな隣の臼井が遅れて来る。大小路は幽霊に扮して臼井をだます。ところが大小路は本当の幽霊になって……。
     クイズ。さすがに非現実すぎるような。
  32. 「語らぬ沼」
    ( 週刊スリラー 1960.03.11,04.01 )
    『江戸川乱歩の推理教室』ミステリー文学資料館編 光文社文庫 2008.09.20
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     阿佐子と小泉と美也子と小泉がスキーで山小屋へ。夜の会話、そして朝。阿佐子、小泉が滑り、美也子も。しかし美也子は下の沼で溺死していた……。
     懸賞クイズ。短いながら割と良くできているように思う。
  33. 「殺人混成曲」
    ( 週刊スリラー 1960.04.08,04.29 )
    『江戸川乱歩の推理試験』 光文社文庫 2009.01.20
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     退職金を現金で得た青山俊作。戸塚エミとの約束。刺殺されたあと轢断された死体。俊作の妻友子。上岡警部と笹本刑事の調査。ヨタ者の亀と兄貴分の常吉……。
     懸賞クイズ。おおよそは想像がつくが決め手など割と良くできているように思う。
  34. 「デートの死」
    ( 食品界 1962.09. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     私立探偵社黒沢事務所に青木が訪れる。青木の恋人だった妖子と結婚した黒沢。青木は妖子が殺されたのを目撃したという……。
     コントとの事。皮肉を込めた作品といえそう。
  35. 「完全過失」
    ( 日石 1962.10. )※2より
  36. 「シャワー・ヌード」
    ( エロチック・ミステリー 1962.11. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     レストラン・シアター「みこ」の出し物の紅真弓の「シャワー・ヌード・ショー」。支配人赤木三吉に北見ルリが来て真弓が出られないときもあるから使ってほしいという。取材に来た清原光夫記者。真弓の行方不明。清原はルリを探す。ルリの絞殺死体、ルリが思いをかけていた中村竹二。供述……。
     犯行自体に謎はない。オチへの筋は推理小説風といえそう。
  37. 「接吻横丁」
    ( 推理ストーリー 1966.04. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     香港サンキスホテル山根武司はスチュワーデス水原亜紀子を迎える。飛行機で山楽栄作が脳内出血で死亡、亜紀子は殺されるとこだったと思った。西武園ゴルフコース、音楽雑誌編集者山根美和が牧光広らからコートを残して消えた。主人は船乗りだという。牧はコートを届けに行き亜紀子に会う。牧は紙片に書かれた場所へ行き、美和と会い……。
     ロマンスと犯罪をからめた作品。推測が強いような。
  38. 「ローマの乳房」 [園牧雄]
    ( 推理界 1967.09. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     ローマで園牧雄は町田あづさに会う。尾行者風見杉生はあづさを保護する立場にいるという。イタリア女性殺害の容疑で警官が来る。現場を娘と歩いた男の目撃、男だけの目撃。光生ま教団での教主下村恩念の夫人の妹の娘町田雅美の心中事件。園の推測。心中事件とイタリア娘事件……。
     想像が混じるが奇妙な状況の説明にはなっている。異国の感傷的気分がでているように思う。
  39. 「小説・江戸川乱歩の館」鈴木幸夫
    ( 小説宝石 1969.08. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    『江戸川乱歩に愛をこめて』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-37) 2011.02.20
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     土曜会の帰りに江戸川乱歩は大内(大河内)、阿山茂(香山)、松山武(千代)らと新宿の「佳子」へ行く。乱歩は土蔵の中で明智小五郎を見る。戦前の経緯、戦後の研究。探偵作家劇。こわい話。還暦祝賀会と乱歩賞。修善寺旅行。乱歩の乱酔。病気、そして死。
     戦前の概略と、親交のあった作者の目から見た戦後の乱歩像。
  40. 「悪い貞女」
    ( 推理文学 1972.11. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     根間省太は妻押子のカマをかけた追求に会う。アパート管理人世輪矢喜子が夜に飲み屋万々で見たという。省太は女将金子加志子と会っていた。加志子が絞殺され省太に疑いがかかる。競輪狂いの加志子の夫捨吉が見たという。省太は当たり車券が無くなっているのに気付き、カマをかけて……。
     ユーモア味ある作品。推理ではないが結末の予測はつきそう。
  41. 「最後の章」
    ( 『現代推理小説体系7,2』月報 講談社 1973.05.,06. )
    『あなたが名探偵』 講談社文庫(に-01-50) 1998.12.15
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     悪徳利権屋剛谷伝造の招待で呼ばれた三人。産業省局長夫人冬木玲子への脅迫、黒馬建設黒島金作へのゆすり、剛谷をゆすろうとしていた神林美樹。三人が老僕に案内され事務室には入ると一発の銃声、剛谷は撃たれて死んだ。ソファーの銃痕。拳銃……。
     推理クイズ。異常に気付きそうなきがしないでもない。
  42. 「まぼろしの黒死館」
    ( ポピー教育日本新聞 1975.05. )※7より
  43. 「殺される人形」
    ( ポピー教育日本新聞 1975.11. )※7より
  44. 「エンマの贈り物」
    ( ポピー教育日本新聞 1975.12.,1976.02.,03. )※7より
  45. 「死者は犯す」
    ( 幻影城 1976.01. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     杉田浩平法律事務所からの代理で若井純一郎は原宿シューベルメゾン五階の芸能プロ・コンサルタント・真木の住居兼事務所での記念パーティに来た。ジュン・まゆみと知り合う。若井は社長真木千秋のお気に入りと思われる名も知らない男を探すように言われていた。杉田弁護士からの電話。デザイナーのミヤマの悲鳴。私室が荒らされ千秋が失神、夫安造が殺されていた。翌日、若井は現場写真を見て……。
     推測はつくが細部までは難しい。予備的行動など考えられていて面白い。
  46. 「あられもない死」
    ( 『新トリック・ゲーム』山村正夫編 日本文芸社 1976.01. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     美人歌手ヤラセル・マコが別荘で全裸で絞殺されていたのが発見された。前夜、少し離れた別荘にいた作曲家尾玉尺志と中軽井沢駅近くのレストランに泊っていたバンドマン太古多々久と津麻比丘とで打ち上げをしたという。詩人志賀奈易は……。
     犯人を指摘した根拠を当てるクイズ。確かに水掛け論になるかもしれない。
  47. 「死を招く幻」
    ( ポピー教育日本新聞 1976.04.〜07. )※7より
  48. 「幽霊列車」
    ( ポピー教育日本新聞 1976.08.?,10.,11. )※7より
  49. 「雪女のなげき」
    ( ポピー教育日本新聞 1977.01.〜04. )※7より



      探偵・推理小説関係の随筆・評論・雑文など、及び千代有三名義

  1. 「H・H・ベルトリー「探偵小説論」抄」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1948.07. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     探偵小説の目的は知的満足。本質は非現実の現実性、不合理の合理性で実話とは別。文学的価値を第一義にしない。虚構の世界に生きる虚構の人間。文学的尺度は表現は合致するが本質に合致する必要はない。※ベル=鈴、トリー=木、Happy=幸、Husband=夫ではないかとの事
  2. 「探偵小説第三芸術論」 鈴木幸夫
    ( 探偵作家クラブ会報 1950.09. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     主人文学教授と客探偵作家との会話形式。探偵小説は本格、知的要素。文學とは目的も違い訣別すべき。
  3. 「「宝石」読者への挑戦(「痴人の宴」)」 千代有三
    ( 宝石 1951.05. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     探偵作家クラブで朗読されたもの。ルール説明。
  4. 「知性と情熱」 鈴木幸夫
    ( 宝石 1951.08. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     『幻影城』江戸川乱歩。各項目。探偵小説の縮図、百科辞典。貴重な附録の苦労。索引は重宝。
  5. 「マンスリー・ガヴェル」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.09. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     「岩塊」大下宇陀児、「閑雅なる殺人」大坪砂男、「窓」氷川瑯、「暗い坂」飛鳥高、「扉」椿八郎、「灰土夫人」守友恒、「火星への道」香山滋、「どろんこ令嬢」大下宇陀児、「G山荘の絞刑吏、「地獄の同伴者」楠田匡介、「深夜の目撃者」魔子鬼一、「解決」大河内常平、「ヴィナスの丘」自作
  6. 「20世紀英米文学探偵小説」 鈴木幸夫
    ( 宝石 1951.09.〜1952.04. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     序論/ヴァジニア・ウルフの方法/ジェイムズ・ジョイスの方法/「ユリシーズ」の方法/ドス・パソスの方法フォークナーの方法/リチャードスンの方法/ヘミングウェイの方法
  7. 「ラジオ放送探偵劇について/愛読する海外探偵小説(アンケート)」 鈴木幸夫
    ( 宝石増刊 1951.10. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     「灰色の部屋」は幼稚、「犯人は誰だ?」は音楽・擬音効果を生かす必要がある。ベスト・テン級本格、千夜一夜的大ロマン、こまやかな純文学を好む。
  8. 「一九五一年度自選代表作を訊く(アンケート)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.12. )
     「痴人の宴」「ヴィナスの丘」「死の抱擁」。作家クラブで翻訳定本を。
  9. 「今年の御計画は(アンケート)」 千代有三
    ( 宝石 1952.01. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     本格長篇を書いてみたい。碁だけをやれば遊びの完全人。
  10. 「詩人の探偵小説」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1952.04. )
     フレイザー夫人の「ロンドン文学風景」で若い詩人ジュリアン・サイモンズが優れた探偵小説をかいていると書いている。どのような作品かはつまびらかではない。
  11. 「暮夜閑談」
    ( 黄色の部屋 1952.05. )
  12. 「(通信)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1952.07. )
     ロイド・ダグラスの初期作品に暗号。ルイズ・ブロムフィールドにも探偵小説。
  13. 「ルパン回想」
    ( ルパン通信 1952.09. )
  14. 「(通信)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1952.09. )
     帰省予定。メドウサ拝受。
  15. 「文学のエロティシズム」 千代有三
    ( 宝石増刊 1952.10. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     本来のエロティシズムに道徳的意味はない。邪心がない限り重要な基調の一つ。「カンタベリ物語」、ウェブスター「白魔」、フレッチャー「いたちごっこ」。十八世紀から十九世紀、エロティシズムはあっても卑猥はない。二十世紀、人間的解放の作品群。エロティシズムと愛欲表現の結びつき、読者は詩的真実を見極める努力を。
  16. 「古びた黄色い本」
    ( めどうさ 1952.10. )
  17. 「犯人当て解答を選んで(「宝石殺人事件」)」 千代有三
    ( 宝石 1952.12. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     七割はほぼ正解。一等は犯人以外に見抜いてもらおうとした事を充たしている。感謝。
  18. 「(無題)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1952.12. )
     会報編集半年。
  19. 「(通信)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.03. )
     本職が忙しい。角川から翻訳。探偵小説は書きたい。
  20. 「名作に現われた愛の口説 アメリカ文学篇」 (「アメリカ文学に現れた愛の口説」)千代有三
    ( りべらる 1953.04. )(国DC※)
     「オクトパス」フランク・ノリス。「いまひとたびの春」ロバート・ネイサン。「武器よ、さらば」ヘミングウエイ。「野性の棕櫚」フォークナー。「永遠のアンバー」キャスリン・ウィンザー。
  21. 「賞の幅を」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.04. )
     作家クラブ賞該当者なし。持ち回り説は一掃か。年度賞なので既受賞一作家でも良いのでは。年度によってレベルが違っても良いのでは。
  22. 「とりとめのない読書」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.06. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     特定の作家を読みふける事は少なくなった。興味をひかれる作品があっても他で失望。ハードボイルド、スパイ小説に幻滅。繰り返し読めるのはポオトチェスタトン。
  23. 「研究文献補遺」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.06. )
  24. 「奇妙な味の本質」 千代有三
    ( 密室 1953.10. )
  25. 「スリラーの浪漫性」 (「スリラーのロマン性」)千代有三
    ( 宝石 1953.11. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     スリラーとは。ミステリーとスリラー。浪漫文学のスリラー。怪談や恐怖など。ゴシック・ロマンス。フランスの怪奇スリラー。近代の英米文学の怪奇神秘不思議作品。煽情的な安価なスリラー。
  26. 「(通信)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.12. )
     映画紹介文の原文はハムレットから。
  27. 「(お好み年頭所感)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1954.01. )
     蛇年も早々済んだ。歳末クジで大きな紙屑籠。
  28. 「「文芸」特集推理小説を推理する」 千代有三
    ( 宝石 1954.03. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     ルールがあり「罪なき罪」椎名麟三は優等。本格に近い「剪りとられた四時間」石上玄一郎。「パニック」安部公房、「不可能な逢引」中村真一郎。「男女」井上友一郎。
  29. 「作者からの挨拶(「美悪の果」)」 千代有三
    ( 宝石 1954.04. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     心理的動機を目標。正解多数。
  30. 「(連作をどう思うか)(アンケート)」 千代有三
    ( 密室 1954.05. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     持ち味を生かし得れば面白いかもしれないが単純な結果に終る。
  31. 「悟性と感性の天才」 千代有三
    ( 黄色の部屋『江戸川乱歩先生 華甲記念文集』 1954.10. )
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     江戸川乱歩の文学的本質、合理的悟性でとらえ創造的表現となす。春陽堂創作探偵小説、平凡社大衆文学全集。初見は土曜会。愛着と敬意は創作心理の秘密と過程を分析したい。随筆評論集。
  32. 「ヴァン・ダインの妙味」 千代有三
    ( 宝石 1954.11. )
    ( 『推理小説への招待』荒正人、中島河太郎編 南北社 1959.09.20 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
     近代探偵小説の完成者であるのは一般文学と違うことを知っていたから。文学的要素を拒否しているように見せながら利用。文字のさぎ師。専門家でないさぎ的ペダントリー。さぎにかかり、読み直して手ぎわがわかって興味深い。ベンスン、グリーン、僧正。巨竜殺人事件。妙味は二重。
  33. 「ポー記念祭と探偵小説との関連」
    ( ? 1954.xx. )
  34. 「多面な乱歩先生」 千代有三
    ( 『江戸川乱歩全集5』探偵通信6 春陽堂 1955.03.20 )
  35. 「クリスティの文学性」 (「アガサ・クリスティの文学性」)千代有三
    ( 宝石増刊 1955.06. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     クリスティーの多くの傑作作品群。トリック、文学的面白さ、恋愛的風味。
  36. 「解説(『シァーロク・ホウムズの回想』)」 訳者
    ( 『シァーロク・ホウムズの回想』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1115/赤501-03) 1955.08.10/改版1968.03.30 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  37. 「百号記念アンケート(アンケート)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1955.09. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     戦後の印象に残った作品、海外はニコラスブレーク、国内は「刺青殺人事件」「不連続殺人事件」「化人幻戯」。消息として、本職が忙しい。
  38. 「探偵小説戦後二度目のブーム」 鈴木幸夫
    ( 出版ニュース 1955.11.21 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     翻訳が好調。新しい読者の獲得養成。専門翻訳家、無名訳者の抄訳悪訳。第一のブームと赤本雑誌。第二のブーム、低級読物。批評家。一般文学から探偵小説への接近。本格探偵小説の復調。
  39. 「侘しい話(アンケート)」 千代有三
    ( 宝石 1956.01. )
     正月は虚脱感があって好きではない。年末の方が好き。大晦日の寄席。
  40. 「冬の蓼科」 千代有三
    ( 温泉 1956.01. )(国DC※)
     茅野駅からバスで行けるところまで行って徒歩で滝ノ湯の旅館。ロイド眼鏡をかけた女と玉突き、食事後の会話、気を失う。女の正体は。
  41. 「解説(『シァーロク・ホウムズの生還』)」 訳者
    ( 『シァーロク・ホウムズの生還(上)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1116) 1956.02.10 )(国DC※)
    ( 『シァーロク・ホウムズの生還』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1116) 1962.09.30 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  42. 「お願い」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1956.11. )
     近代書房への貸し出し本に関して。
  43. 「ウィルキー・コリンズ『夢の魔女・黒い小屋』(書評)」
    ( 図書新聞 1956.12.15 )
  44. 「解説(『バスカーヴィル家の犬』)」 訳者
    ( 『バスカーヴィル家の犬』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1122) 1956.12.30 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  45. 「名探偵活躍す」 千代有三
    ( 中学生の友 1957.03. )
     実在の名探偵と小説の名探偵/探偵はいつからはじまったか/探偵の奇計(19世紀末フランス、マセー探偵の紹介)/刑事の直感(1922年ニューヨーク、フィッゼラルド刑事)/警察か、探偵作家か(マリー・ロージェの怪事件、オスカー・スレーター事件)
  46. 「作者のことば(地球消失)」 千代有三
    ( 小学五年生 1957.04. )
     全世界をふみにじる影。冒険と推理の糸をたぐって魔手の正体をつきとめようではありませんか。
  47. 「(宝石誌新編集に就て)」 千代有三
    ( 日本探偵作家クラブ会報 1957.08. )
     各作品辛口寸感。乱歩編集意欲が作品を上まわった感。
  48. 「翻訳研究室(エラリー・クイーン『Yの悲劇』)」 鈴木幸夫
    ( 図書新聞 1957.08.07 )
  49. 「翻訳研究室(クリスティ『アクロイド殺し』)」
    ( 図書新聞 1957.09.19 )
  50. 「翻訳研究室(クロフツ『樽』)」
    ( 図書新聞 1957.11.23 )
  51. 「解説(『シャーロク・ホウムズの冒険』)」 訳者
    ( 『シャーロク・ホウムズの冒険(上)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1642) 1957.12.30 )(国DC※)
    ( 『シャーロク・ホウムズの冒険(下)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1643) 1959.08.20 )(国DC※)
    ( 『シャーロク・ホウムズの冒険』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1642) 1963.01.20 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  52. 「(お好み年頭所感)」 千代有三
    ( 日本探偵作家クラブ会報 1958.01. )
     年頭早々に性別を問われた。ほか、超然としたいなど。
  53. 「惚れたが因果」 千代有三
    ( 笑の泉 1958.02. )
  54. 「古本修業」
    ( 毎日出版だより 1958.03. )
  55. 「推理小説垣のぞき」 千代有三
    ( 『現代推理小説集』月報 角川書店・現代国民文学全集27 1958.06.30 )
  56. 「会報のためのささやかな願い」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1958.07. )
     編集当番。記事材料は協力を。リーフレット形式にしたい。裏に英訳を載せ海外発送がささゆあかな希望。
  57. 「Monthly Bulletin」※英文 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1958.07.〜1959.08. )
  58. 「編集後記」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1958.08. )
     リーフレットにした。
  59. 「(海外推理小説アンケート)」 千代有三
    ( 創元 1958.08. )
    『東京創元社文庫解説総目録 1959.4-2010.3』 東京創元社 2010.12.24
     初心者にすすめる推理小説、5点。好きな作家と作品、3点。最近よんだもの。
  • 「構成の妙味(『粘土の犬』仁木悦子)」 千代有三
    ( 出版ニュース 1958.08.01 )
     一篇以外快調な本格推理小説。「かあちゃんは犯人じゃない」の構成の妙味。「粘土の犬」は奇妙な味。すなおな文体とほほえましい色々な角度からの持ち味がある。
  • 「資料室」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1958.08.〜1959.08. )
     忘れられた犯罪、死、心霊関係書の紹介。
  • 「一人二役の謎(『成吉思汗の秘密』高木彬光)」 千代有三
    ( 図書新聞 1958.10.25 )
  • 「恋のかたぎも海老茶色(六大学艶話リーグ戦・早稲田の巻)」 千代有三
    ( 笑の泉 1958.11. )
     ひと昔前の聴講女学生とその後。今の女学生と先生。女学生の恋愛態度、女学生詐称、新たな建物。
  • 「探偵小説敗走記」
    ( ? 1958.xx. )
  • 「最近の翻訳探偵小説」 鈴木幸夫
    ( 東京新聞 1959.05.04 )
  • 「某月某日」 鈴木幸夫
    ( 宝石 1959.06. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     熱海で英露会、ウルフ校正、登校、犯人当て小説頼まれる、教授会、編集会議、二次会、帰宅。
  • 「解説 シャーロク・ホウムズ(『シャーロク・ホウムズ/アルセーヌ・ルパン』)」 鈴木幸夫
    ( 『シャーロク・ホウムズ/アルセーヌ・ルパン』ドイル、鈴木幸夫訳、ルブラン、保篠竜緒訳 平凡社世界名作全集23 1959.06.26 (国DC※)
  • 「探偵小説・傷だらけの不死鳥」 鈴木幸夫
    『殺人芸術』鈴木幸夫編 荒地出版社 1959.07.25 (国DC※)
    ( 探偵作家クラブ会報 1959.07. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     探偵小説の誤解と偏見は一部の売文業者などによる。けぎらいする人は本質に理解がない人、読まず嫌いの人。推理の喜びを知っている限り不死鳥。本格的評論を提供。イギリスの共感、アメリカの本格否定と移行、など収録作について。
  • 「編集後記」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1959.08. )
     二度目で最後の後記。謝辞など。
  • 「(《世界大ロマン全集》アンケート)」 千代有三
    ( 創元 1959.08. )
    『東京創元社文庫解説総目録 1959.4-2010.3』 東京創元社 2010.12.24
     初心者にすすめる作品、2点。好きな作家と作品、3点ほか。最近よんだもの、3点。
  • 「感銘を受けた推理小説は?(アンケート)」 千代有三
    ( 『推理小説への招待』荒正人、中島河太郎編 南北社 1959.09.20 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     「刺青殺人事件」高木彬光、「グリーン家殺人事件」ヴァン・ダイン。
  • 「推理小説の曲り角」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1959.11.30 )
  • 「宝石昭和34年度ベスト10(アンケート)」 千代有三
    ( 宝石 1960.01. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     短編の中から、日影丈吉、島田一男、戸板康二、小沼丹、鮎川哲也、佐野洋、山村正夫、楠田匡介、多岐川恭、香山滋、各一編。
  • 「断層ある推理小説(時評)」
    ( 読書人 1960.02. )
  • 「探偵小説の楽しみ」 (「探偵小説のたのしみ」)
    ( 立教 1960.05. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「椿八郎青年の還」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1960.05. )
     還暦は年寄りではなく若返り。独立した子供から独立。オシャレ。
  • 「さまざまな意匠(時評)」
    ( 読書人 1960.06. )
  • 「(はがき随筆特集)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1960.10. )
     放心の秋、など。
  • 「京の夢・霊の夢」 千代有三
    ( 宝石 1960.11. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     東京から神戸へのドライブ。名古屋のパーキングへの銀貨。京都の宿、上田秋成住居。亡霊が出るところを書いている時に悲鳴。
  • 「E・A・ポオ「創作哲学」の虚構」 (「ポオ「創作哲学」の虚構」)鈴木幸夫
    ( 英文学 1961.01. )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「(はがき随筆)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1961.01. )
     一卵性双生児の弟。午後四時頃までの兄とあとの弟。
  • 「解説(『ポー代表作選集(下)』)」 鈴木幸夫
    ( 『ポー代表作選集(下)』ポー、鈴木幸夫訳、刈田元司訳、一力秀雄訳、菅康男訳 鏡浦書房 1961.01.15 )(国DC※)
  • 「推理小説本格の人間設定」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1961.02.27 )
  • 「探偵小説成長と時代」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1961.07.10 )
  • 「解説(『僧正殺人事件』)」 鈴木幸夫
    ( 『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン、鈴木幸夫訳 角川文庫(2049) 1961.08.05 )(国DC※)
  • 「推理小説の辺境」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1961.09.18 )
  • 「推理小説の条件」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1961.11.13 )
  • 「一九六一年展望」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1961.12.18 )
  • 「推理と錯覚」
    ( 琉球新聞 1961.xx.xx )
  • 「(はがき随想・冬の愉しみ・特集)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1962.02. )
     静かなところで一風呂し気の合った三四人と勝手なことしてぼんやり、など。
  • 「最近の推理小説から」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1962.02.19 )
  • 「スパイと毒薬」 鈴木幸夫
    ( 朝日新聞 1962.03.13 )
  • 「英米の大衆文学」 千代有三
    ( 大衆文学研究 1962.04. )
  • 「最近の推理小説から」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1962.05.07 )
  • 「峠の湯エッチ」 千代有三
    ( エロチック・ミステリー 1962.07. )
  • 「茶の間のミステリーゾーン」
    ( 読書人 1962.07. )
  • 「最初の推理小説」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1962.07.09 )
  • 「推理小説のタイプと作家たち」 鈴木幸夫
    ( 読書人 1962.07.23 )
  • 「四つの類型の秀作」
    ( 新潟日報 1962.07.xx )
  • 「(はがき随筆・”マイペット”・特集)」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1962.09. )
     生き物以外の増えたペット、老眼鏡。
  • 「「大いなる幻影」他(時評)」
    ( ? 1962.10. )
  • 「沖縄の犯罪」 千代有三
    ( 宝石増刊 1962.11. )
     滞在中に起った女児失踪事件のこと。沖縄のロマン。
  • 「推理小説時評」
    ( 北国新聞 1962.11.xx )
  • 「編集ざんげ」 千代有三
    ( 探偵作家クラブ会報 1963.01. )
     会報編集時は世界推理作家連盟を懸案中であり海外版を作ろうとした。ニュースや報告事項もなく、海外発送もされなかった。良い夢でも悪い夢でもあった。
  • 「作家の講演あとさき」 千代有三
    ( 宝石 1963.02. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     早稲田祭で星新一、戸川昌子、笹沢左保の講演。その前の様子とその後の出来事。
  • 「計算の狂った三長編(時評)」
    ( 北国新聞 1963.04. )
  • 「推理小説時評」 鈴木幸夫
    ( 京都新聞/東京タイムズ? 1963.05.15 )
  • 「「例の会」にて」
    ( ? 1963.06. )
  • 「推理小説時評」
    ( ? 1963.06. )
  • 「「黒の記憶」他(時評)」
    ( 徳島新聞 1963.07. )
  • 「「例の会」にて」
    ( Max 1963.09. )
  • 「推理小説時評」
    ( ? 1963.09. )
  • 「藤村正太『孤独なアスファルト』(書評)」
    ( 読書人 1963.09.23 )
  • 「飲み屋の客」
    ( 推理 1963.10. )
  • 「痴話げんか」 千代有三
    ( 宝石増刊 1963.10. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     作家と批評家の仲の悪さ。中国の「無声戯」で醜男と美女の話があった。内輪の痴話げんかで元のさやにおさまる。
  • 「私の好きな食べもの」
    ( 東京タイムズ 1963.11.xx )
  • 「題材固定化の危険性」
    ( 富山新聞 1963.11.xx )
  • 「無題(今年やり残したこと)」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1963.12. )
  • 「推理小説時評」
    ( 東京タイムズ 1963.12. )
  • 「ヒルダ・ローレンスさま」 千代有三
    ( 別冊宝石 1964.02. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     『雪の上の血』を訳した時、省略した描写などは推察を要する。サスペンスとユーモアと雰囲気がプロットに溶け込んでいる技巧の冴え。被害者になりたい。
  • 「推理小説の宿命」
    ( 北国新聞 1964.02.xx )
  • 「パイプはめぐる」
    ( 毎日新聞 1964.02.xx )
  • 「真夜中の声(私の悪趣味)」 千代有三
    ( 宝石 1964.04. )
     真夜中にかかってくる無言電話のこと。
  • 「推理小説時評」
    ( 京都新聞 1964.04.? )
  • 「海外旅行通信」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1964.06. )
  • 「余裕という香気」
    ( 早稲田ミステリー 1964.11. )
  • 「「天の上の天」陳舜臣」
    ( 東京タイムズ 1964.12.? )
  • 「おそるべき智的謀略――映画「36時間」」
    ( 平凡パンチ 1965.03. )
  • 「飛びとびの記」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1965.03. )
  • 「ホウムズの親近性と神格性」 鈴木幸夫
    ( 大衆文学研究 1965.08. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「江戸川乱歩追想」
    ( 早稲田学報 1965.10. )
  • 「はなやかな孤影(乱歩氏をしのぶ)」
    ( 推理小説研究 1965.11. )
    ( 『近代作家追悼文集成40江戸川乱歩・谷崎潤一郎・高見順』 ゆまに書房 1999.02.25 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     毎週のようにクラブの会や行事があった時代の乱歩の強行ルート。遊びの中の充足と渇望。本を借りに来た時の探究者の孤影。
  • 「申しわけない話(回想の乱歩)」 千代有三
    ( 大衆文学研究 1965.12. )
     中学時代、カレーを食べたく大阪中之島図書館通い。乱歩を耽読。戦後に会い圧倒される。朝から訪問、申しわけなかった。金を貸してくれた乱歩。
  • 「ソーホーのストリップ」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1966.03. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
  • 「推理小説」
    ( ? 1966.05.13 )
  • 「角田さんめぐり」 千代有三
    ( 『角田喜久雄氏華甲記念文集』 角田喜久雄氏華甲記念文集編集委員会 1966.05.25 )(国DC※)
     「例の会」の徳島旅行。ロンドンの宿で受け取った知らせ。財布と通帳を失くした時の夫人の来訪。
  • 「六十年の道(インタビュー)」 角田喜久雄、(大河内常平、千代有三、中島河太郎、日影丈吉、山村正夫)
    ( 『角田喜久雄氏華甲記念文集』 角田喜久雄氏華甲記念文集編集委員会 1966.05.25 )(国DC※)
  • 「推理劇の演出」
    ( 文芸協会ニュース 1966.10. )
  • 「西洋の幽霊・怪談もの」
    ( 文芸予報 1966.10. )
  • 「恋のオードブル」 千代有三
    ( 推理界 1967.11. )
     ウイーンにて。ミス・ウイーンに会えずメモを残す。タペストリー商人が声をかけてきて教会、コーヒー、ポーカー。ミス・ウイーンは来ない。夜十一時にきて会うが。
  • 「史上最大の列車強盗」
    ( メトロ映画配給 1967.09. )
  • 「ポオと日本」
    ( 日米フォーラム 1967.10.01 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「沖縄一夜一夜」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1968.09. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
  • 「アンチ・ロマン作家また異色体」
    ( 朝日新聞 1969.03.14 )
  • 「陶酔の美学(「人でなしの恋」江戸川乱歩)」
    ( 新評 1969.09. )(国DC※)
  • 「『高層の死角』森村誠一(書評)」
    ( 読書人 1969.10.13 )
  • 「早稲田とのふれあい――乱歩回想」
    ( 『幽霊塔 江戸川乱歩全集9』月報 講談社 1969.12.10 )
  • 「困った比較(日本のミステリーと海外ミステリー)」 鈴木幸夫
    ( 推理小説研究 1969.12. )
     国民的特質の相違。日本は構成・着想・想像に優れているが味付けが性急すぎる。
  • 「(推薦文)(『エドガァ・アラン・ポオ全集』)」
    ( ? 1969.xx. )
  • 「非「事実」のリアリズム」 千代有三
    ( 日本推理作家協会会報 1970.08. )
  • 「漱石の「猫」とバーの推理短編」
    ( 朝日新聞夕刊 1970.11.20 )
  • 「名工の嘆き」
    ( 『角田喜久雄全集8』月報 1971.03. )
  • 「Synopsis of "Dickens as a writer of Detective fiction"」(講演)
    ( ディケンズ・フェロウシップ 1971.06. )
  • 「多芸多恨」 千代有三
    ( 政界往来 1971.11. )
  • 「探偵小説的友好」 千代有三
    ( 推理文学 1972.07. )
     スミス編「ガス灯に浮かぶ横顔」のこと。ディケンズ、ホウムズの友紘会のこと。
  • 「俳優ごっこ」 千代有三
    ( 政界往来 1972.08. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
     昭和五年、演劇研究会の売り込み、JOBK放送のために約十名で十三駅近くで合宿した時の開かずの間。研究会からは「事件記者」の八田老人。昭和三十三年、劇団テアトル・エコー「婦人科医プレトリウス博士」に探偵作家クラブへ客員出演依頼。乱歩の芝居歴。「ナイル河上の殺人」、「アクロイド殺人事件」、「アウパイの技術」とテレビ放送、NHK素人ラジオ探偵局「ガード下の星」公開芝居放送。忘れた財布。
  • 「(近況報告)」 千代有三
    ( 推理文学 1972.09. )
     ゴルフ、自転車でひとまわり。
  • 「犯人当て『妖婦の宿』ニワトリ怨恨の真相」 千代有三
    ( 『わが一高時代の犯罪・呪縛の家・妖婦の宿・短編』月報 光文社・高木彬光長編推理小説全集2 1973.04.15 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     正月例会での犯人当て「妖婦の宿」の出題者高木彬光は正解者なしで賞品のニワトリを持ち帰るのを期待していた。ぼくの解答のみ正解。「影の女」も。手がかり。作家たちは想像力を駆使し創作するので優れた作家ほどあたらない。「痴人の宴」高木彬光は当らなかった。想像力豊かな優れた作家。
  • 「あとがき(『シャーロック・ホウムズ読本』)」 鈴木幸夫
    ( 『シャーロック・ホウムズ読本』エドガー・W・スミス編、鈴木幸夫訳 研究社出版 1973.04.15 )(国DC※)
  • 「ブービー人生」 千代有三
    ( 推理文学 1973.05. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     長男だが弟一人。中学卒業時。同姓同名。探偵作家クラブの芝居。全集担当巻。ゴルフ。
  • 「(近況報告)」 千代有三
    推理文学 1973.05.
     下水道完成するというので、無駄で忙しくて金が舞っている不思議。
  • 「ブービー人生」
    ( 毎日新聞夕刊 1973.06.01 )
  • 「厚木の夏草」 千代有三
    ( 政界往来 1973.07. )
  • 「楽しみとしての推理」 千代有三
    ( 『現代推理小説体系8 短編名作集』 講談社 1973.07.08 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     推理小説の文学性、読者の好み、はじめに興味を持った作品による。自身の乱歩、海外ベスト、日本作品。広い意味をもつようになった推理小説。小説としての楽しみや慰めを与える文学性は必要。リアリズムは本質だがノンフィクションではない。虚構のトリック、想像力。プロット構成の技巧。英米と日本の差。
  • 「自分でない姿」 千代有三
    ( 政界往来 1973.12. )
  • 「女流三面鏡」 千代有三
    ( 推理文学 1973.12. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     推理文学の女性作家四名。皆川博子は活字になった推理小説はないとのこと。松尾糸子、山村美紗、井口泰子の諸作品について。
  • 「世界文学の泥棒たち」
    ( 新評増刊 1974.05. )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
  • 「あとがき(『推理小説の美学』)」 鈴木幸夫
    ( 『推理小説の美学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1974.06.25 )(国DC※)
  • 「大学と推理小説と反写実主義」 千代有三
    ( 推理文学 1974.12. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     フランス教科書に推理小説採用。日本では大学英語教育としては使用されている。ジョン・ガードナーの講演、反リアリズム。現象的リアリズムから心理的リアリズムで狂人的妄想ではない。写実主義から幻想的な小説。
  • 「シャーロック・ホームズを探偵する」
    ( 『愛蔵版世界文学全集23』月報28 1975.01. )
  • 「解説 コナン・ドイルの人と作品」
    ( ?『バスカーヴィル家の犬 シャーロク・ホウムズ』ドイル、鈴木幸夫訳 新学社 1975.04.01? )
  • 「通夜での思い出(香山滋追悼特集)」 千代有三
    ( 幻影城 1975.05. )
     通夜。十人会、修善寺一泊旅行、例の会の伊豆蓮台寺でのゲスト。クラブの帰りの酒宴。舞台、筆名。和歌。
  • 「乱歩における英文学」 千代有三
    ( 幻影城増刊 1975.07. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     ジェームス・ジョイスの名が昭和7年新青年掲載の乱歩「トリックを超越して」にある。トリックを超越した新探偵小説の提言。昭和26年夏ごろ、ジョイスや新文学に関する質問で来駕。評論は英文学者の至り得ない学術的卓見。
  • 「推理小説参考年譜」 鈴木幸夫
    ( 『赤い館の秘密』ミルン 1975.09.20 旺文社文庫(604.01) )
    ( 『闇からの声』フィルポッツ 1977.03.05 旺文社文庫(629-01) )(国DC※)
    ( 『ルパンの告白』ルブラン 1978.04.10 旺文社文庫(544-02) )(国DC※)
    ( 『ルコック探偵』ガボリオ 1979.08.10 旺文社文庫(639-01) )(国DC※)
    ( 『黄色い部屋の謎』ルルー 1979.10.20 旺文社文庫(642-01) )(国DC※)
    ほか?
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「これからの推理小説を語る 評論家座談会」 大内茂男、千代有三、中島河太郎
    ( 推理文学 1975.10. )
  • 「ある日の日影丈吉」 千代有三
    ( 別冊幻影城 1975.11. )
     「例の会」での別所温泉と上山田温泉旅行のことなど。
  • 「推理小説の捜査」
    ( 時事英語研究 1976.01. )
  • 「乱歩の歌仙」
    ( れもん 1976.01. )
  • 「新年葉書随想」
    ( 日本推理作家協会会報 1976.01. )
  • 「華麗なる山村正夫」 千代有三
    ( 推理文学 1976.02. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     昭和24年「二重密室の謎」を宝石付録で刊行。昭和26年土曜会初参加。近頃は優雅華麗な暮らしらしい。蟻這会のゴルフ。25年のつきあいで行事では同行同席。
  • 「生きているシャーロック・ホームズ」
    ( 劇場 1976.02. )
  • 「内気な野獣の魅力」 千代有三
    ( 別冊新評『大藪春彦の世界』 1976.04. )
    ( 『大藪春彦の世界』 新評社 1979.09.15 )(国DC※)
  • 「解説(『僧正殺人事件』)」
    ( 『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン、鈴木幸夫訳 旺文社文庫(621-02) 1976.05.15 )
  • 「推理小説の推理」 鈴木幸夫
    ( 『推理小説の詩学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1976.05.25 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     人間の推理能力。ポオを起点とする推理小説、結論を説明する逆行論理のフィクション。うけつがれ。ディケンズ、コリンズ、トウェイン、アンナ・キャサリン・グリーン。
  • 「あとがき(『推理小説の詩学』)」 鈴木幸夫
    ( 『推理小説の詩学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1976.05.25 )(国DC※)
  • 「シャーロック・ホームズ」
    ( 本の本 1976.06. )
  • 「おとぼけオルメス」 千代有三
    ( 推理文学 1976.07. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     好きな名探偵、新青年のアンケート紹介。盲点をねらってルーフォック・オルメス。
  • 「ポー・美と神秘の悲劇的栄光」
    ( 『ガッケン・エリア教科事典15国語・文学』 学研 1976.07.15 )(国DC※)
  • 「ホームズの虚像と実像 その素敵なパロディ」 (「ホウムズの虚像と実像」)鈴木幸夫
    ( 「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」プログラム 1977.03.19 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「江戸川乱歩先生あのときこのとき」
    ( 新鐘 1977.04. )
  • 「開かずの間怪館(私が出会った一番恐い話)」 千代有三
    ( 推理文学 1977.05. )
     昭和五年、早大演劇研究会の大阪放送局ラジオドラマの放送で有志が借りた十三の幽霊が出るという屋敷。人形、開かずの間。
  • 「丁巳随想」
    ( 日本推理作家協会会報 1977.08. )
  • 「ひとときの影」 千代有三
    ( 推理文学 1977.10. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     藤村正太が亡くなった。去年の推理文学の会で話したときのこと。
  • 「クラブOB会員への Homage」
    ( Phoenix ワセダ・ミステリー・クラブ 1977.12. )
  • 「小説の定型」
    ( 日本推理作家協会会報 1977.12. )
  • 「シャーロック・ホームズ挿画考」 (「シャーロク・ホウムズ挿絵考」)鈴木幸夫
    ( 『ホームズ、最後のあいさつ シャーロック・ホームズ全集4』 パシフィカ 1978.01.20 )(国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「戊午随想」
    ( 日本推理作家協会会報 1978.07-08. )
  • 「二人一役の江戸川乱歩」
    ( 日本推理作家協会会報 1978.09. )
  • 「ホームズの魅力(座談会)」 植草甚一、鈴木幸夫、小林司
    ( 『名探偵読本1 シャーロック・ホームズ』 パシフィカ 1978.11.30 )
  • 「地水火風」 千代有三
    ( 推理文学 1978.12. )
  • 「チェスタトンのいる風景」 (「G・K・チェスタトンのいる風景」)千代有三
    ( 推理文学 1978.12. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「日陰の名探偵マーチン・ヒューイット」 (「日陰の名探偵マーティン・ヒューイット」)鈴木幸夫
    『名探偵読本5 シャーロック・ホームズのライバルたち』 パシフィカ 1979.04.06 (国DC※)
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
     ホームズとソーンダイクの間にはさまれた名探偵。アーサー・モリスンの写実小説。ヒューイットの特色、など。
  • 「巳未随想」
    ( 日本推理作家協会会報 1979.04-05. )
  • 「その後のクライテリオン・バー」
    ( 日本推理作家協会会報 1979.11. )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「作家を走らす名探偵――明智小五郎と金田一耕助」
    ( 『名探偵読本8 金田一耕助』 パシフィカ 1979.11.12 )(国DC※)
  • 「ルパン対ホームズ」 (「ルパン対ホウムズ」)鈴木幸夫
    『名探偵読本7 怪盗ルパン』 パシフィカ 1979.06.28
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
     ルパンとホームズの違い。ラフルズの再生でなくロカンポールの生まれかわりといわれる。「遅かったりホームロック・シャーズ」、『アルセーヌ・ルパン対エルロック・ショルメス。』
  • 「?」
    ( 日本推理作家協会会報 1980.01. )
  • 「いまだから話せる推理文壇座談会」
    ( いんなあとりっぷ 1980.02. )
  • 「庚申随筆」
    ( 日本推理作家協会会報 1980.06. )
  • 「懐旧のとろろ汁」 千代有三
    ( 政界往来 1980.08. )
  • 「推理小説の公園」
    ( えんじ 1980.09. )
  • 「ホームズ失踪の謎」
    ( ユリイカ 1980.11. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
  • 「推理小説事始」 千代有三
    ( 推理文学 1980.12. )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     大阪九条の生家の近くの古本屋。夜店で買った「怪建築十二段返し」。円本など。「ポオ傑作選」などなど。「新青年」など。春秋社傑作探偵双書。昭和十年前後までの話。
  • 「「推理文学」十周年回顧(座談会)」 山村正夫、中島河太郎、千代有三、大内茂男
    ( 推理文学 1980.12. )
  • 「あとがき(『英米の推理作家たち』)」 鈴木幸夫
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「英米の推理作家たち」
    ( 英語青年 1981.08. )
  • 「旅は道連れ世は発句」 千代有三
    ( 政界往来 1981.11. )
  • 「?」
    ( 日本推理作家協会会報 1981.xx. )
  • 「小さな自叙伝」 鈴木幸夫
    ( 英文学 1982.03. )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
     主として本業の履歴。
  • 「要項 英米文学の楽しみ――ポウとホームズ(講演?)」
    ( 跡見女子大公開講座 1982.09. )
  • 「乗馬服の女」 千代有三
    ( 政界往来 1982.12. )
  • 「25周年の栄光」
    ( Phoenix ワセダ・ミステリー・クラブ 1982.12. )
  • 「想夫恋抄」 千代有三
    ( 『横溝正史追憶集』 1982.12.10 )(国DC※)
     戦後東京へ来てからの付き合い。神戸と大阪、薬専。長男の大学とクラブ。夫人の句集。「俳諧南北忌」のこと。
  • 「ふたまた人生」
    ( 日本推理作家協会会報 1983.01. )
  • 「乗り越し」
    ( 日本推理作家協会会報 1984.05. )
  • 「俳諧・回転木馬」
    ( 日本推理作家協会会報 1984.06. )
  • 「探偵小説への開眼」
    ( 児童文学世界 1984.06. )
  • 「あとがき(『冒険小説・ミステリー・ロマンス』)」 鈴木幸夫
    ( 『冒険小説・ミステリー・ロマンス』J・D・カウェルティ 研究社出版 1984.10.05 )(国DC※)
  • 「リットン抄伝」
    ( 『世界幻想文学大系』 1985.01. )
  • 「解説(『エドガー・アラン・ポー怪奇・探偵小説集1』『2』)」
    ( 『エドガー・アラン・ポー怪奇・探偵小説集1』『2』 偕成社文庫 1985.03. )
  • 「寅という名の宿」
    ( 日本推理作家協会会報 1986.05. )

  • 「推理小説の傾向」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「アメリカ推理小説の新傾向」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「シャーロク・ホウムズ」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「コナン・ドイルの人と作品」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「ポオ 作品と作者について」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「ポオのミステリー文学」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「ヴァン・ダイン 傑作の本質」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「アーサー・コナン・ドイル年譜」
    ( 初出不明 )
    ( 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 )(国DC※)
  • 「理想像」
    ( 推理界? 1967.09.? )
    ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
  • 「羽田税関縦断記」
    ( 日本推理作家協会会報 ? )
  • 「推理小説のたのしみ」
    ( 中一時代 ? )
  • 「ジョイスの未発表作品と推理小説」
  • 「コナン・ドイル・作品と生涯」
  • 「最近の探偵小説」
  • 「推理小説戦後のブーム」
  • 「のろわれた船の秘密」
  • 「さわやかな推理小説」
  • 「筋に技巧をこらす本格物」
  • 「推理の遊園地」
  • 「ライス新作『夢みる女』(書評)」
  • 「ウィラ・キャザー『迷える夫人』(書評)」
  • 「本格の人間……?(時評)」
  • 「最近の推理小説から(時評)」
  • 「幻想と抒情にあふれる悲喜劇」
  • 「推理小説時評」
  • 「海渡英祐『伯林――一八八八』(書評)」
  • 「虚構の真実と遊戯(時評)」
  • 「田桐大澄訳『ポオ短篇集』(書評)」
  • 「(映画「ゴジラ」評)」
  • ほか



        探偵・推理小説関係翻訳

    1. 「ユリシーズ(抄訳紹介)」 千代有三訳
      原作者:ジェイムズ・ジョイス
      ( あまとりあ増刊 1951.08. )
    2. 「キャッスル版文学百科事典 探偵小説」 千代有三訳
      原作者:リチャード・ハル
      ( 宝石増刊 1955.06. )
    3. 『シァーロク・ホウムズの回想』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シァーロク・ホウムズの回想』 角川文庫(1115) 1955.08.10/改版1968.03.30 )(国DC※)
      『シャーロク・ホウムズの思い出』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シャーロク・ホウムズの思い出』 新学社文庫30 1988.04. )
    4. 『シァーロク・ホウムズの生還』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シァーロク・ホウムズの生還(上)』 角川文庫(1116) 1956.02.10 )(国DC※)
      ( 『シァーロク・ホウムズの生還(下)』 角川文庫(1117) 1956.02.10 )(国DC※)
      ( 『シァーロク・ホウムズの生還』 角川文庫(1116) 1962.09.30 )(国DC※)
    5. 「語らぬ講演者」 千代有三訳
      原作者:レックス・スタウト
      ( 別冊宝石 1956.08. )
    6. 『判事への花束』 鈴木幸夫訳
      原作者:アリンガム
      ( 『判事への花束』 HPB269 1956.08.15 )(国DC※)
    7. 『バスカーヴィル家の犬』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『バスカーヴィル家の犬』 角川文庫(1122) 1956.12.30 )(国DC※)
      『バスカーヴィル家の犬』「赤毛連盟」「唇の曲っている男」「踊る人形」 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シャーロク・ホウムズ/アルセーヌ・ルパン』 平凡社世界名作全集23 1959.06.26 )(国DC※)
      『バスカビルの犬』 千代有三訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『名探偵ホームズ バスカビルの犬』 偕成社・世界推理・科学名作全集6 1962.10.15 )(国DC※)
      『バスカーヴィル家の犬』「赤毛連盟」「唇の曲っている男」「踊る人形」 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『バスカーヴィル家の犬 シャーロク・ホウムズ』 新学社文庫47 1975.04.01 )
      ( ほか (新学社) )
    8. 『雪の上の血』 鈴木幸夫訳
      原作者:ヒルダ・ロレンス
      ( 『雪の上の血』 東京創元社・世界推理小説全集49 1957.02.20 )(国DC※)
    9. 『ヴォスパー号の喪失』 鈴木幸夫訳
      原作者:F・W・クロフツ
      ( 『ヴォスパー号の喪失』 HPB383 1957.12.31 )(国DC※)
    10. 『シァーロク・ホウムズの冒険』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シァーロク・ホウムズの冒険(上)』 角川文庫 1957.12.30 )(国DC※)
      ( 『シァーロク・ホウムズの冒険(下)』 角川文庫 1959.08.20 )(国DC※)
      ( 『シァーロク・ホウムズの冒険』 角川文庫 1963.01.20 )(国DC※)
      『シャーロク・ホウムズの冒険』 鈴木幸夫訳
      原作者:コナン・ドイル
      ( 『シャーロク・ホウムズの冒険』 新学社文庫31 1980.05. )
      ( ほか (新学社) )
      「赤毛連盟」/「踊り人形」/「三人の学生」/「「シルヴァ・ブレイズ」失踪事件」 鈴木幸夫訳、飯島淳秀註
      原作者:ドイル
      ( 『赤毛連盟・踊り人形 他二篇(現代作家シリーズ・対訳ドイル)』 南雲堂 1958.05.25 )(国DC※)
      ( ほか (南雲堂) )
    11. 『手をやく捜査網』 鈴木幸夫訳
      原作者:アリンガム
      ( 『手をやく捜査網』 六興出版・キャンドルミステリーズ112 1957.12.20 )(国DC※)
    12. 「指男」 千代有三訳
      原作者:J・H・プリンス
      ( 宝石 1958.06. )
    13. 「底なし沼の真中で」
      原作者:コナン・ドイル
      ( 新女苑 1958.09. )
    14. 「探偵小説の本質と技巧」 鈴木幸夫訳
      原作者:ドロシー・セイアズ
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
    15. 「探偵小説の弁護」 鈴木幸夫訳
      原作者:G・K・チェスタートン(チェスタトン)
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
      ( 『推理小説の美学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1974.06.25 )(国DC※)
    16. 「罪の牧師館 探偵小説についてのノート」 鈴木幸夫訳
      原作者:W・H・オーデン
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
      ( 『推理小説の詩学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1976.05.25 )(国DC※)
    17. 「紳士強盗と犯された女 ラッフルズとミス・ブランディッシ」 鈴木幸夫訳
      原作者:ジョージ・オーウェル
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
      ( 『推理小説の詩学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1976.05.25 )(国DC※)
    18. 「照明! 撮映開始! まずはキャメラで」 鈴木幸夫訳
      原作者:アルフレッド・ヒチコック
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
    19. 「単純な殺人芸術」 鈴木幸夫訳
      原作者:レイモンド・チャンドラー
      ( 『殺人芸術』 荒地出版社 1959.07.25 )(国DC※)
    20. 「電気椅子へのデート」 鈴木幸夫訳
      原作者:ロバート・トラヴァス
      ( サンデー毎日特別号 1959.11. )
    21. 「天邪鬼」/「気球のいたずら」/「モルグ街の殺人」/「マリー・ロジェーの怪事件」/「盗まれた手紙」 鈴木幸夫訳
      原作者:ポー
      ( 『ポー代表作選集(下)』共訳 鏡浦書房 1961.01.15 )(国DC※)
      「黄金虫」/「モルグ街の殺人」/「マリー=ロジェーの怪事件」/「盗まれた手紙」/「犯人はおまえだ」/「黒猫」/「落とし穴と振り子」/「赤い死の仮面」/「アッシャー家の崩壊」 鈴木幸夫訳
      原作者:ポオ
      ( 『黒猫・黄金虫』 ポプラ社・世界の名著38 1969.04.10 )(国DC※)
    22. 『僧正殺人事件』 鈴木幸夫訳
      原作者:ヴァン・ダイン
      ( 『僧正殺人事件』 角川文庫 1961.08.05 )(国DC※)
      ( 『僧正殺人事件』 旺文社文庫(621-02) 1976.06.15 )
    23. 『まぼろしの証人』 千代有三訳
      原作者:W・アイリッシュ
      ( 『まぼろしの証人』 偕成社・世界探偵名作シリーズ8 1969.09.25 )(国DC※)
    24. 『シャーロック・ホウムズ読本』 鈴木幸夫訳、ほか協力
      原編者:E・W・スミス
      ( 『シャーロック・ホウムズ読本』 研究社出版 1973.04.15 )(国DC※)
    25. 「ホームズとソーンダイク」 鈴木幸夫訳
      原作者:P・M・ストーン
      ( 『名探偵読本5 シャーロック・ホームズのライバルたち』 パシフィカ 1979.04.06 )(国DC※)
    26. 『冒険小説・ミステリー・ロマンス』 鈴木幸夫訳、ほか訳者略
      原作者:J・D・カウェルティ
      ( 『冒険小説・ミステリー・ロマンス 創作の秘密』 研究社出版 1984.10.05 )(国DC※)



        探偵・推理小説関係(を含む)著書

    1. 『英米の推理作家たち』鈴木幸夫 評論社・英米文学シリーズ21 1980.12.30 (国DC※)
      △「推理小説の推理」/△「探偵小説・傷だらけの不死鳥」/△「推理小説の傾向」/△「アメリカ推理小説の新傾向」/△「探偵小説のたのしみ」/△「スリラーのロマン性」/△「シャーロク・ホウムズ」/△「シャーロク・ホウムズの冒険(解説)」/△「シャーロク・ホウムズの回想(解説)」/△「シャーロク・ホウムズの生還(解説)」/△「バスカーヴィル家の犬(解説)」/△「ホウムズの虚像と実像――その素敵なパロディ――」/△「その後のクライテリオン・バー」/△「ホウムズの親近性と神格性――ガス灯に浮かぶ横顔――」/ △「コナン・ドイルの人と作品」/△「シャーロク・ホウムズ挿絵考」/△「ルパン対ホウムズ」/△「日陰の名探偵マーティン・ヒューイット」/△「アガサ・クリスティの文学性」/△「G・K・チェスタトンのいる風景」/△「E・A・ポオ「創作哲学」の虚構」/△「ポオと日本」/△「ポオ 作品と作者について」/△「ポオのミステリー文学」/△「ヴァン・ダイン 傑作の本質」/△「世界文学の泥棒たち」/ △「あとがき」/☆「推理小説参考年譜」/☆「アーサー・コナン・ドイル年譜」/☆「探偵・推理小説名作ベスト表」/☆「短編推理小説名作ベスト表」/☆「推理小説研究・評論文献抄」/・「索引」
    2. 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24
      エッセイ(△「英文学青春期」/△「巡りあわせ」/△「いろ変化」/△「心のふるさと」/△「灘育ち」/△「お国ぶし」/△「薄れゆくページ」/△「古いトタン箱の中の歌舞伎」/△「俳優ごっこ」/△「学者が酒を飲むとき」/△「ままならぬ話」/△「道草ばなし」/△「理想像」/△「旅の聞き酒」/△「ワインが取持つ縁」/△「ソーホーのストリップ」/△「沖縄一夜一夜」/△「暖い雨」/△「母の薄化粧」)/ 英文学・文学論(△「華の日の会」/△「ジェイムズ・ジョイスにつかれて」/△「現代性先取りの連句」/△「ホームズ失踪の謎」/△「世界文学の泥棒たち」/△「それでも翻訳が・・・」/△「文学のエロティシズム」/△「大岡昇平論」/△「小説の一つの方向」/△「個性の美学を求めて」)/ 俳句・俳論(△「『世文庭句集』以後二十句」/△「少年俳句事始」/△「虚構の必然性」/△「俳句は自伝的か」/△「文人俳句の切字」/△「虚子の艶」)/創作「小説・江戸川乱歩の館」/△「小さな自叙伝」/☆「著作目録」/△「あとがき」清水
    3. 『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
      (△「「宝石」読者への挑戦」)「痴人の宴」/「ヴィナスの丘」/「遊園地の事件」/「肌の一夜」/「死は恋の如く」/「ダイヤの指輪」/「エロスの悲歌」/「宝石殺人事件」/「美悪の果」/「死人の座」/「白骨塔」/ △「探偵小説第三芸術論」/△「知性と情熱」/△「マンスリー・ガヴェル」/△「20世紀英米文学探偵小説」/△「文学のエロティシズム」/△「犯人当て解答を選んで」/△「とりとめのない読書」/△「スリラーの浪漫性」/△「「文芸」特集推理小説を推理する」/△「作者からの挨拶」/△「悟性と感性の天才」/△「ヴァン・ダインの妙味」/△「ラジオ放送探偵劇について/愛読する海外探偵小説(アンケート)」/△「今年の御計画は(アンケート)」/△「連作をどう思うか(アンケート)」/△「解題」横井司
    4. 『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
      「女のさそい」/「流れぬ河」/「白い夜」/「雪男雨女」/「スクリーン殺人事件」/「月にひそむ影」/「夢橋」/「夜の影」/「紙吹雪の曲線」/「女子高校二重盗難事件」/「似顔絵の女」/「アラセン王国の危機」/「幽霊は生きていた」/「語らぬ沼」/「殺人混成曲」/「デートの死」/「シャワー・ヌード」/「接吻横丁」/「ローマの乳房」/「小説・江戸川乱歩の館」/「悪い貞女」/「最後の章」/「死者は犯す」/「あられもない死」/ △「H・H・ベルトリー「探偵小説論」抄」/△「クリスティの文学性」/△「クリスティの文学性」/△「某月某日」/△「探偵小説・傷だらけの不死鳥」/△「京の夢・霊の夢」/△「作家の講演あとさき」/△「痴話げんか」/△「ヒルダ・ローレンスさま」/△「はなやかな孤影」/△「犯人当て『妖婦の宿』ニワトリ怨恨の真相」/△「ブービー人生」/△「楽しみとしての推理」/△「女流三面鏡」/△「大学と推理小説と反写実主義」/△「乱歩における英文学」/△「華麗なる山村正夫」/△「推理小説の推理」/ △「おとぼけオルメス」/△「ひとときの影」/△「推理小説事始」/△「小さな自叙伝」/△「宝石昭和34年度ベスト10(アンケート)」/△「百号記念アンケート」/△「感銘を受けた推理小説は?(アンケート)」/△「解題」横井司



        探偵・推理小説論関係編訳書・訳編書

    1. 『殺人芸術』鈴木幸夫編 荒地出版社 1959.07.25 (国DC※)
      「序にかえて 探偵小説・傷だらけの不死鳥」/「探偵小説の本質と技巧」ドロシー・セイアズ、鈴木幸夫訳/「人間性の必要」ドロシー・セイアズ、宇野利泰訳/「探偵小説の弁護」G・K・チェスタートン、鈴木幸夫訳/「罪の牧師館 探偵小説についてのノート」W・H・オーデン、鈴木幸夫訳/「探偵小説――その存在意義」C・D・ルイス、阿部主計訳/「紳士強盗と犯された女 ラッフルズとミス・ブランディッシ」ジョージ・オーウェル、鈴木幸夫訳/ 「誰がアクロイドを殺そうがかまうものか」エドマンド・ウィルスン、阿部主計訳/「照明! 撮映開始! まずはキャメラで」アルフレッド・ヒチコック、鈴木幸夫訳/「行動派ことはじめ」E・S・ガードナー、阿部主計訳/「単純な殺人芸術」レイモンド・チャンドラー、鈴木幸夫訳/「探偵小説作法における二十則」S・S・ヴァン・ダイン、宇野利泰訳/「探偵小説十戒」ロナルド・ノックス、井上良夫訳/ 「探偵小説小論」佐藤春夫/「探偵小説を中心として浜尾四郎/「人生の阿呆〈自序〉」木々高太郎/「推理小説論」坂口安吾/「一人の芭蕉の問題」江戸川乱歩/「探偵小説の変貌」中島河太郎
    2. 『シャーロック・ホウムズ読本』エドガー・W・スミス編、鈴木幸夫訳 研究社出版 1973.04.15 (国DC※)
      「はしがき」E・W・S・/「序章」ルイス・アンターマイア/伝説 シャーロック・ホウムズ(「いとも文学的なる、さる婦人に捧げて」ヴィンセント・スターレット/「シャーロック・ホウムズと群小たち」ヘイウッド・ブルーン/「横顔浮かびでる」ハワアド・ヘイクラフト/「相手わきまえぬ非難に答えて」A・コナン・ドイル)/ 人間 シャーロック・ホウムズ(「シャーロック・ホウムズの蔵書録」ハウアド・コリンズ/「シャーロック・ホウムズは麻薬常習者か」ジョージ・F・マクリアリ/「トリーオレット シャーロック・ホウムズとウォトスン博士の不滅性について」バトンズ/「入院患者の臨床記」クリストファー・モーリー/「後期のホウムズは替え玉か」アンソニーバウチャー/「新聞記事にあらわれたシャーロック・ホウムズ」チャールズ・ホンス/ 「歯科のホウムズ」チャールズ・グッドマン/「その他の友情関係」P・M・ストーン/「シャーロック・ホウムズの盾形紋章」ベルデン・ウィッグズワス/「シャーロック・ホウムズ氏の真正なる盾形紋章」W・S・ホール/「ホウムズの系図覚え書き」ルーファス・S・タッカー/「先祖失踪事件」ローガン・クレンデニング/「シャーロック・ホウムズの死に寄せる挽歌」E・E・ケレット)/ ウォトスン博士について(「遅ればせの讃辞」レジナルド・フィッツ/「ウォトスン博士」スティーヴン・ヴィンセント/「ウォトスンは女であった」レクス・スタウト/「ウォトスンは女ではなかった」ジュリアン・ウルフ/「第二の傷の謎」ジェイムズ・ケディー/「朝のウォトスンのバラード」ベルデン・ウィッグルズワス/「ウォトスン博士の洗礼名」ドロシー・L・セイアズ/「ソネット――メアリ・モースタウンからJ・H・ウォトスンへ」ヘリーン・ユハソヴァ/「映画で『バスカーヴィル家の犬』を見ての感想」エヴォイー)/ ベイカー・ストリート風景(「ベイカー・ストリートに寄せるソネット」クリストファー・モーリー/「マイワンドkらの長い道草」エドガー・W・スミス/「マーサ・ハドスンの風変わりな冒険」ヴィンセント・スターレット/「ベイカー・ストリートのアニー・オークリー」ロバート・キース・レヴェット/「第二のしみの意味」フェリックス・モーリー/ 「ベイカー・ストリートのバラード」キャロライン・ウェルズ/「同一正体をめぐるスキャンダル」エドガー・W・スミス/「踊り人形の暗号」フレッチャー・ブラット/「三つの場所の実在位置」H・W・ベル/「二二一番B」ヴィンセント・スターレット)/ ベイカー・ストリート不正規隊(「ベイカー・ストリート不正規隊の憲法と附則」/「ベイカー・ストリート不正規隊」アレグザンダー・ウルコット/「未記録の出来事」アノン/「ベイカー・ストリートへの道」ハーヴィ・オフィサー)/「むすびの言葉」/「あとがき」鈴木幸夫
    3. 『推理小説の美学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1974.06.25 (国DC※)
      推理小説円熟す――高等批評(「探偵小説の弁護」G・K・チェスタトン、鈴木幸夫訳/「犯罪と探偵」E・M・ロング、田中純蔵訳/「犯罪オムニバス」ドロシー・L・セイアズ、田中純蔵訳/「推理小説作家論」H・ダグラス・トムスン、内藤理恵子訳/「シャーロック・ホウムズの私生活」ヴィンセント・スターレット、内藤理恵子訳/「楽しみのための殺人」ハウアド・ヘイクラフト、大社淑子訳/「たかが探偵小説」ジョーゼフ・ウッド・クルーチ、大島千代子訳)/ 推理小説の育成(「発端の真相」アール・スタンリー・ガードナー、木下高徳訳/「単純な殺人芸術」レイモンド・チャンドラー、伊沢佑子訳/「心の短剣」ジェイムズ・サンドー、高橋洋一訳/「密室講義」ジョン・ディクスン・カー、内藤理恵子訳)/ 批評家のコーナー(「推理小説における倫理」アントニー・バウチャー、村松加代子訳/「誰がロジャー・アクロイドを殺そうとかまうものか」エドマンド・ウィルソン、前田絢子訳/「なぜまた探偵小説が?」ニコラス・ブレイク、伊沢佑子訳)/犯罪を書棚に(「探偵小説収集」ジョン・カーター、武田行雄訳/「短編探偵小説――その百年史」エラリー・クィーン、田中純蔵訳)/ 夜回り、夜がなんだ!(「探偵小説について、真面目な一言」ハリスン・R・スティーヴズ、大社淑子訳/「袋小路の死体事件」フィリップ・ヴァン・ドーレン・スターン、大社淑子訳/「第二次世界大戦中および大戦後の推理小説」ハウアド・ヘイクラフト、大社淑子訳)/「あとがき」鈴木幸夫/付録(「推理小説研究・評論文献抄」/「作者・作品・探偵名リスト」)/「索引」
    4. 『推理小説の詩学』H・ヘイクラフト編、鈴木幸夫編 研究社出版 1976.05.25 (国DC※)
      「序――推理小説の推理」鈴木幸夫/推理小説円熟す――高等批評(「探偵小説の技法」R・オースティン・フリーマン、吉田映子訳/「傑作探偵小説」ウィラード・ハンティントン・ライト、田中純蔵訳/「教授と探偵」マージョリー・ニコルスン、大社淑子訳/「犯罪オムニバス 第二集・第三集 序」ドロシー・L・セイアズ、田中純蔵訳)/ ゲームのルール(「探偵小説二十則」S・S・ヴァン・ダイン、前田絢子訳/「探偵小説十戒」ロナルド・A・ノックス、前田絢子訳/「探偵小説とその十則」リチャード・ハル、前田絢子訳/「探偵クラブ誓言」、前田絢子訳)/ 推理小説の育成(「大学祭の夜」ドロシー・L・セイアズ、大社淑子訳/「トロイの木馬――スパイ工作オペラ」アンソニー・バウチャー、内藤理恵子訳/「手がかり」マリー・F・ローデル、内藤理恵子訳/「御前公演=御下命即応」リー・ライト、田中瑞枝訳/「殺人と動機」E・V・ルーカス、大社淑子訳)/批評家のコーナー(「編集者の手帳から」エラリー・クイーン、井内雄四郎訳)/探偵小説と現実(「私立探偵の思い出」ダシール・ハメット、井内雄四郎訳/「探偵小説の審問」R・フィルモア、井内雄四郎訳)/ 文学批評(「罪の牧師館――探偵小説についてのノート」W・H・オーデン、鈴木幸夫訳/「ラフルズとミス・ブラン・ディッシ――紳士強盗と犯された女」ジョージ・オーウェル、鈴木幸夫訳)/付録(「探偵・推理小説名作ベスト表」/「短編推理小説名作ベスト表」)/「あとがき」鈴木幸夫/「索引」
    5. 『冒険小説・ミステリー・ロマンス』J・D・カウェルティ 研究社出版 1984.10.05 (国DC※)
      「はしがき」田中純蔵訳/「序――本書の構想」田中純蔵訳/文学定型の研究(田中純蔵訳)/文学的定型の分類のためのノート(田中純蔵訳)/犯罪の神話とその定型の具象例(前田絢子訳)/古典探偵小説の定型(井内雄四郎訳)/古典探偵小説の技法(井内雄四郎訳)/ハードボイルド探偵小説(照屋佳男訳)/ハメット、チャンドラー、スピレーン(前田絢子訳)/ ウェスタン 定型の展開についての一考察(大社淑子訳、田中瑞枝訳、吉田映子訳、内藤理恵子訳)/ベストセラー社会派メロドラマ(村松加代子訳)/結論(小林富久子訳)/「原注」/「文献ノート」/「訳者あとがき」鈴木幸夫/「索引」



        探偵・推理小説関係翻訳書

    1. 『シァーロク・ホウムズの回想』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1115/赤501-03) 1955.08.10/改版1968.03.30 (国DC※)
      「「シルヴァ・ブレイズ」失踪事件」/「黄色い顔」/「株式仲買店員」/「グロリア・スコット号」/「マスグレイヴ家の儀式」/「ライゲイトの大地主」/「せむし男」/「入院患者」/「ギリシァ語通訳」/「海軍条約文書事件」/「最後の事件」/△「解説」訳者
      『シャーロク・ホウムズの思い出』ドイル、鈴木幸夫訳 新学社文庫30 1988.04.
    2. 『シァーロク・ホウムズの生還(上)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1116) 1956.02.10 (国DC※)
      「空家の怪事」/「ノーウッドの土建屋」/「踊り人形」/「ひとり自転車を走らせる女」/「プライアリ学院」/「ブラック・ピーター殺し」/△「解説」訳者
      『シァーロク・ホウムズの生還(下)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1117) 1956.02.10 (国DC※)
      「奸賊ミルヴァートン」/「六箇のナポレオン」/「三人の学生」/「金縁の鼻眼鏡」/「スリー・クォーターの失踪」/「アビ農場の屋敷」/「第二のしみ」
      『シァーロク・ホウムズの生還』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1116) 1962.09.30 (国DC※)
      「空家の怪事」/「ノーウッドの土建屋」/「踊り人形」/「ひとり自転車を走らせる女」/「プライアリ学院」/「ブラック・ピーター殺し」/「奸賊ミルヴァートン」/「六箇のナポレオン」/「三人の学生」/「金縁の鼻眼鏡」/「スリー・クォーターの失踪」/「アビ農場の屋敷」/「第二のしみ」/△「解説」訳者
    3. 『判事への花束』アリンガム、鈴木幸夫訳 HPB269 1956.08.15 (国DC※)
      『判事への花束』/△「アリンガムへの花束」編集部M
    4. 『バスカーヴィル家の犬』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1122) 1956.12.30 (国DC※)
      『バスカーヴィル家の犬』/△「解説」訳者
      『名探偵ホームズ バスカビルの犬』ドイル、千代有三訳 偕成社・世界推理・科学名作全集6 1962.10.15 (国DC※)
      △「この物語について」千代有三/「バスカビルの犬」/△「解説 原作者と作品について」千代有三
      『バスカーヴィル家の犬 シャーロク・ホウムズ』ドイル、鈴木幸夫訳 新学社文庫47 1975.04.01
    5. 『雪の上の血』ヒルダ・ロレンス、鈴木幸夫訳 東京創元社・世界推理小説全集49 1957.02.20 (国DC※)
      『雪の上の血』/△「解説」中島河太郎
    6. 『シャーロク・ホウムズの冒険(上)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1642) 1957.12.30 (国DC※)
      「ボヘミア王家の色沙汰」/「赤毛連盟」/「ふきかえ事件」/「ボスコム谷の秘密」/「五つぶのオレンジのたね」/「唇の曲っている男」/△「解説」訳者
      『シャーロク・ホウムズの冒険(下)』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1643) 1959.08.20 (国DC※)
      「青い紅玉」/「まだらのひも」/「技師のおや指」/「独身の貴族」/「緑柱玉の宝冠」/「「ぶなの木」館」/△「解説」訳者
      『シャーロク・ホウムズの冒険』ドイル、鈴木幸夫訳 角川文庫(1642) 1963.01.20 (国DC※)
      「ボヘミア王家の色沙汰」/「赤毛連盟」/「ふきかえ事件」/「ボスコム谷の秘密」/「五つぶのオレンジのたね」/「唇の曲っている男」/「青い紅玉」/「まだらのひも」/「技師のおや指」/「独身の貴族」/「緑柱玉の宝冠」/「「ぶなの木」館」/△「解説」訳者
      『シャーロク・ホウムズの冒険』ドイル、鈴木幸夫訳 新学社文庫31 1980.05.
    7. 『手をやく捜査網』アリンガム、鈴木幸夫訳 六興出版・キャンドルミステリーズ112 1957.12.20 (国DC※)
      『手をやく捜査網』/△「アリンガム雑記」田中潤司
    8. 『ヴォスパー号の喪失』F・W・クロフツ、鈴木幸夫訳 HPB383 1957.12.31 (国DC※)
      『ヴォスパー号の喪失』
    9. 『赤毛連盟・踊り人形 他二篇(現代作家シリーズ・対訳ドイル)』ドイル、鈴木幸夫訳、飯島淳秀註 南雲堂 1958.05.25 (国DC※)
      △「はしがき」訳註者/「赤毛連盟」/「踊り人形」/「三人の学生」/「「シルヴァ・ブレイズ」失踪事件」
    10. 『シャーロク・ホウムズ/アルセーヌ・ルパン』ドイル、鈴木幸夫訳、ルブラン、保篠竜緒訳 平凡社世界名作全集23 1959.06.26 (国DC※)
      「バスカーヴィル家の犬」/「赤毛連盟」/「唇の曲っている男」/「踊る人形」/(「水晶の栓」ルブラン、保篠竜緒訳)/△「解説 シャーロク・ホウムズ」鈴木幸夫/(「解説 ルブランとルパン」保篠竜緒訳)
    11. 『ポー代表作選集(下)』ポー、鈴木幸夫訳、刈田元司訳、一力秀雄訳、菅康男訳 鏡浦書房 1961.01.15 (国DC※)
      「天邪鬼」/「気球のいたずら」/「モルグ街の殺人」/「マリー・ロジェーの怪事件」/「盗まれた手紙」/(他者訳略)/△「解説」鈴木幸夫/△「解説」刈田元司
    12. 『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン、鈴木幸夫訳 角川文庫(2049) 1961.08.05 (国DC※)
      『僧正殺人事件』/△「解説」訳者
      『僧正殺人事件』ヴァン・ダイン、鈴木幸夫訳 旺文社文庫(621-02) 1976.06.15
      『僧正殺人事件』/△「解説」鈴木幸夫
    13. 『黒猫・黄金虫』ポオ、鈴木幸夫訳 ポプラ社・世界の名著38 1969.04.10 (国DC※)
      「黄金虫」/「モルグ街の殺人」/「マリー=ロジェーの怪事件」/「盗まれた手紙」/「犯人はおまえだ」/「黒猫」/「落とし穴と振り子」/「赤い死の仮面」/「アッシャー家の崩壊」/△「解説 作者と作品について」鈴木幸夫
    14. 『まぼろしの証人』アイリッシュ、千代有三訳 偕成社・世界探偵名作シリーズ8 1969.09.25 (国DC※)
      △「この物語について」千代有三/「まぼろしの証人」/△「解説 原作者と作品について」千代有三



        参考:戦前小説 (鈴木幸夫)

    1. 「生活を忘れた女」
      ( 逆光線 1931.01. )
    2. 「逐はれる者」
      ( 逆光線 1931.03. )
    3. 「顔」
      ( 文芸意匠 1932.06. )
    4. 「アルシオンの牝」
      ( 貿易風 1933.02. )
    5. 「ダルシニア」
      ( 文芸意匠 1933.03. )
    6. 「驢馬」
      ( 文芸意匠 1933.05. )
    7. 「乾風」
      ( ? 1933.07. )
    8. 「奇蹟道」
      ( 文芸意匠 1933.12. )
    9. 「行程」
      ( ? 1934.07. )
    10. 「雪の花束」
      ( 教育論叢 1934.08. )
    11. 「不幸な破綻」
      ( ? 1934.10. )
    12. 「狂った家」
      ( ? 1935.10. )
    13. 「聖なる悲劇」
      ( 芸術家 1935.11. )
    14. 「刻菌」
      ( ? ? )



        参考:文芸評論・随筆など

    1. 「観点漫語」
      ( 文壇時評 1932.07. )
    2. 「文壇時評」
      ( 文芸意匠 1933.04. )
    3. 「余は空寂 オルダス・ハックスリ」
      ( 文芸時評 1933.06. )
    4. 「文学の主体性」
      ( 橄欖 1933.07. )
    5. 「ロレンスの神について」 鈴木幸夫
      ( 浪漫古典 1934.08. )(国DC※)
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    6. 「天上と地上(『死なす』紙上出版記念会)」 鈴木幸夫
      ( 浪漫古典 1934.08. )(国DC※)
    7. 「新小説論」
      ( 稲英 1934.08. )
    8. 「現代英文学の源泉」
      ( ? 1934.08. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    9. 「イギリス文学に於ける不安」 鈴木幸夫
      ( 浪漫古典 1934.10. )(国DC※)
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    10. 「現代の英雄」
      ( 稲英 1935.01. )
    11. 「ヂェイムズ・ヂョイス序説」
      ( 早稲田英文学 1935.06. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    12. 「神を真似る猿ウィンダム・ルイス」
      ( ろへんしゃ 1935.08. )
    13. 「文学の研究」
      ( 稲英 1935.12. )
    14. 「現代英吉利小説論」
      ( 早稲田英文学 1935.12. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    15. 「創造的現実主義」
      ( エクリバン 1936.01. )
    16. 「書斎のことなど」
      ( 芸術家 1936.01. )
    17. 「文壇時評批評の危機」
      ( エクリバン 1936.03. )
    18. 「「ダブリンの人々」」
      ( ? 1936.11. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    19. 「若き日の芸術家の肖像」
      ( (The English World)? 1937.11. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    20. 「ロレンスの悲劇」
      ( 英文学評論 1937.12. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    21. 「風刺の世界」
      ( 早大新聞 1938.03. )
    22. 「イギリス版「ユリシーズ」消息」」
      ( 英語青年 1938.06. )
    23. 「揚子江」
      ( 早大新聞 1938.06. )
    24. 「旅芝居」
      ( 中央演劇 1938.11. )
    25. 「若き日の芸術家の肖像(承前)」
      ( 早稲田英文学 1938.12. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    26. 「名闇の悪戯」
      ( 花環 1939.05. )
    27. 「文学鑑賞法」
      ( 稲友会誌 1940.01. )
    28. 「歯科綺譚」
      ( 意匠 1940.05. )
    29. 「垂水の記」
      ( 意匠 1941.03. )
    30. 「くさぐさ」
      ( 意匠 1941.08. )
    31. 「ヒースクリフ弁護論」
      ( ? 1941.11. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    32. 「ヴァジニア・ウルフ」
      ( 意匠 1941.12. )
      ( 『波』 昭南書房 1943.04.25 )(国DC※)
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
      ( 『波』 角川文庫(756) 1954.06.30 )(国DC※)
    33. 「ジェイムズ・ジョイス」
      ( 意匠 1942.03. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    34. 「作家の道」
      ( 文化組織 1942.04. )
    35. 「K・マンスフィールド」
      ( 意匠 1942.06.or07. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    36. 「文芸時評」
      ( 文化組織 1942.06. )
    37. 「批評家失格」
      ( 文化組織 1942.11. )
    38. 「「波」に就いて」 (「「波」について」)鈴木幸夫
      ( 『波』 昭南書房 1943.04.25 )(国DC※)
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
      ( 『波』 角川文庫(756) 1954.06.30 )(国DC※)
    39. 「ウルフの批評的態度」
      ( 早稲田文学 1943.07. )
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    40. 「戦争と詩」
      ( 蝋人形 1944.02. )
    41. 『アメリカ現代文学 作家と作品』 鈴木幸夫
      ( 『アメリカ現代文学 作家と作品』 白桃書房 1946.12.25 )(国DC※)
    42. 「英文学に於ける性の位相」
      ( 科学圏 1947.05. )
    43. 「イギリスの若い詩人たち」
      ( 槻の木 1947.05. )
    44. 「素人文楽記」
      ( アンテナ 1947.08. )
    45. 「序(『現代英吉利文学作家論』)」 鈴木幸夫
      ( 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 )(国DC※)
    46. 「世界文学の視野」
      ( 新日本文学 1948.03. )
    47. 「サローヤン素描」
      ( 座右宝 1948.03.,04. )
    48. 「アメリカ文学の行方」
      ( 文学行動 1948.09. )
    49. 「アプトン・シンクレア」
      ( 文化革命 1948.12. )
    50. 「ヒースクリフの性格」
      ( 英語研究 1948.12. )
    51. 『イギリス文学主潮』 鈴木幸夫
      ( 『イギリス文学主潮』鈴木幸夫 青山学院 1949.01.20 )(国DC※)
    52. 「世界の文學――ホメーロスの詩」
      ( 地踏社中学時代 1949.06. )
    53. 「ウィラ・キャザア「我らの一人」」
      ( 英語研究 1949.07. )
    54. 「Tarkington の Alice Adams」
      ( ? 1949.09. )
    55. 『コンサイス英文法辞典』 鈴木幸夫編、東浦義雄編
      ( 『コンサイス英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1949.09. )
    56. 「(懸賞問題)(英語)」
      ( The Youth's companion 1949.12..1950.02. )(国DC※)
    57. 「Ulysses(名作紹介)」
      ( The Youth's companion 1950.02. )(国DC※)
    58. 「読書時代」
      ( 岐阜県立恵那高校若樹 1950.06. )
    59. 「S.Crane-The Veteran 3」
      ( 英語研究 1950.09. )
    60. 『英文法一週間』 鈴木幸夫、東浦義雄
      ( 『英文法一週間(入試対策叢書)』鈴木幸夫、東浦義雄 十字屋書店 1951.10.15 )(国DC※)
      ( 『英文法一週間(入試対策叢書)』鈴木幸夫、東浦義雄 至誠堂 1954.10.20再版 )(国DC※)
    61. 「「アーケイディア」考」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1950.11. )(国DC※)
    62. 「『ハーディ文学研究』大澤衛著」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1950.11. )(国DC※)
    63. 『英文法辞典』 鈴木幸夫編、東浦義雄編
      ( 『入門英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1950.11.10 )(国DC※)
      ( 『詳解英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1952.09.10 )(国DC※)
      ( 『英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 三省堂出版 1955.12.20 )(国DC※)
    64. 「アメリカ(海外新潮)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1951.06.,12. )(国DC※)
    65. 「『二十世紀の英文学』中橋一夫著」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1951.06. )(国DC※)
    66. 「『アメリカ文学現実主義時代』志賀勝著」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1951.06. )(国DC※)
    67. 「ジョイス「ユリシーズ」論」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1951.12. )(国DC※)
    68. 「日本小説の可能性」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1952.10. )(国DC※)
    69. 「ジョイスの戯曲考」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1952.12. )
    70. 「生成の空白(アメリカ)(海外新潮)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1952.12. )
    71. 「小説の一つの方向」
      ( 早稲田文学 1952.12. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    72. 「島村抱月」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1953.01. )(国DC※)
    73. 「やさしい英詩の研究」
      ( 中学教育技術 1953.02. )
    74. 「大岡昇平論」
      ( 早稲田文学 1953.05. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    75. 「堀辰雄抄」
      ( 早稲田文学 1953.11. )
    76. 「作家の顏 James Joyce」
      ( The Youth's companion 1953.12. )(国DC※)
    77. 「フォースターへの路」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1954.01. )(国DC※)
    78. 「女流群像」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1954.03. )(国DC※)
    79. 「英文学――研究と鑑賞」
      ( 早大新聞 1954.04.? )
    80. 「小説の具象と抽象」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1954.06. )(国DC※)
    81. 「西洋文学史」
      ( 現代文芸作法講座1 1954.06. )
    82. 「サークル活動で楽しみながら人間作り」
      ( 東京新聞夕刊 1954.04.? )
    83. 「新作家の終着駅」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1954.07. )(国DC※)
    84. 「作品研究 「追放人」」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイス研究』伊藤整編 英宝社 1955.07. )
    85. 「ジョイス文献抄」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイス研究』伊藤整編 英宝社 1955.07. )
    86. 「催眠術ぎょうてん記」
      ( 文芸予報 1955.08. )
    87. 「ディケンズ二都物語」
      ( 社会生活 1955.09. )
    88. 『アメリカ文学主潮』 鈴木幸夫
      ( 『アメリカ文学主潮』鈴木幸夫 早稲田大学出版部 1955.09.10/増補版1966.11.21 )(国DC※)
    89. 「最近の報告(アメリカ)(海外新潮)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1955.10. )(国DC※)
    90. 「オーウェルの遍歴」 鈴木幸夫
      ( 文学者 1955.xx. )
    91. 「トマス・ウルフの小説解体」
      ( アメリカ文学会 1956.01. )
    92. 「やぶ知らず」
      ( 文芸予報 1956.02. )
    93. 「キャルヴァトンの小説」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1957.10. )(国DC※)
    94. 「近代文芸と早稲田大学」
      ( ? 1957.10. )
    95. 「心理的に慣れること」
      ( ワセダガーディアン 1958.01. )
    96. 「トマス・ウルフ(作家論)」
      ( 『現代アメリカ文学』竜口直太郎編、吉武好孝編 有信堂 1958.06.10/1961.11.20 )(国DC※)
    97. 「英語の学び方」
      ( 英語文学世界 1958.06. )
    98. 「防衛大学(教授の目)」
      ( 朝日新聞 1958.07.xx )
    99. 「迷える世代の文学・ヘミングウェイ」
      ( みどり 1958.08. )
    100. 「人のカバンに手を出すな」
      ( 文芸予報 1959.02. )
    101. 「二重の不幸」
      ( 朝日新聞 1959.02.xx )
    102. 「ままならぬ話」
      ( 英語青年 1959.07. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    103. 「座談会イギリスの学生生活」
      ( 朝日新聞 1959.10.xx )
    104. 「ウィリアム・フォークナーの新作「邸」」
      ( 学燈 1960.02. )
    105. 「火野葦平」
      ( 文学者 1960.03. )
    106. 「春の菊」
      ( 文学者 1960.06. )
    107. 「みにくいアメリカ人」
      ( 学燈 1960.08. )
    108. 「火野葦平さんが死んだ」
      ( ? 三省堂 1960.xx. )
    109. 「面影のうしろ姿」
      ( 英文学論考 1961.06. )(国DC※)
    110. 「はしがき(『世界文学鑑賞辞典1』)」ほか 鈴木幸夫
      ( 『世界文学鑑賞辞典1 イギリス・アメリカ』鈴木幸夫編 東京堂 1962.06.10 )(国DC※)
    111. 「大岡昇平の「歌と死と空」(時評)」
      ( 東京タイムズ 1962.09.xx )
    112. 「催眠術ぎょうてん記」
      ( 文芸予報 1963.08. )
    113. 「身近なシェイクスピア」
      ( 出版ニュース 1964.03. )
    114. 「ジョイスのユリシーズ」
      ( 毎日新聞 1964.07.? )
    115. 「バランスの原則」
      ( 英語教育 1965.01. )
    116. 「行きずりのエリオット」
      ( 無限 1965.秋 )
    117. 「「荒野と文明」大橋健三郎(書評)」
      ( 英語研究 1966.03. )
    118. 「能登の横みち」
      ( こうさい 1966.05. )
    119. 「『波』(梗概と解説)」
      ( 『20世紀英米文学案内10 ヴァージニア・ウルフ』大沢実編 研究社出版 1966.11.20ほか )(国DC※)
    120. 「文学への序論」 鈴木幸夫
      ( 『文学思潮』鈴木幸夫編 東京堂 1967.12.15 )(国DC※)
    121. 「民芸・想い出のチェーホフ」
      ( れもん 1968.04. )
    122. 「Finnegans Sleep」
      ( 立大英米文学研究室 1968.05. )
    123. 「あの時の沖縄」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1968.06. )
    124. 「夢おぼろ」
      ( れもん 1968.07. )
    125. 「沖縄の桜坂」
      ( 酒 1968.09. )
    126. 「杉木喬氏の私的な追想」
      ( ? 1968.10. )
    127. 「杉木喬教授・あのとき・このとき」
      ( アメリカ学会会報 1968.11. )
    128. 「プルームの日に」
      ( 英文学 1968.12. )(国DC※)
    129. 「研究室の大沢君」
      ( 英語青年 1968.12. )
    130. 「薄れゆくページ」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1969.03. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
       昭和五年前後、プロレタリア絶頂期、昭和新文学の同人誌群。昭和六年、英文・国文の連中で下宿場を溜りに「逆光線」発行、三号まで。学部に入り「貿易風」(のち「橄欖」)に参加、「文芸意匠」参加、「新早稲田文学」。その頃の人々。
    131. 「勉学の途中下車(追悼大沢実教授)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1969.03. )(国DC※)
    132. 「姑射の「ロメオ」に名改訳」
      ( 朝日新聞 1969.04.xx )
    133. 「『フィネガン徹夜祭』(梗概と解説)」 鈴木幸夫、藤井かよ、柳瀬尚紀
      ( 『20世紀英米文学案内9ジョイス』伊藤整編 研究社出版 1969.07.01 )(国DC※)
    134. 「『追放人』(梗概と解説)」 鈴木幸夫
      ( 『20世紀英米文学案内9ジョイス』伊藤整編 研究社出版 1969.07.01 )(国DC※)
    135. 「スエーデンのシェイクスピア」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1969.09. )
    136. 「師、友、書」
      ( 英語と英文学 1970.03. )
    137. 「詩人学匠の微笑」
      ( 英文学 1970.03. )(国DC※)
    138. 「夏ひらく」
      ( 婦人と文化 1970.06. )
    139. 「道草ばなし」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1970.08. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    140. 「古いが勝ち」
      ( 毎日新聞夕刊 1970.08.10 )
    141. 「ノエル・ストック『エズラ・バウンド伝』」
      ( 学燈 1970.09. )
    142. 「「めろん撰句集」あちこち
      ( れもん 1970.10. )
    143. 「「文化人間賞」で」
      ( 文芸協会ニュース 1970.10. )
    144. 「出戻りトランク」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1970.11. )
    145. 「Finnegans Wake を訳す」
      ( 英語青年 1971.01. )
    146. 「絶望のシニシズム――A・ビアス『生のさなかに』」
      ( 日本読書新聞 1971.01.15 )
    147. 「ワインが取持つ縁」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1971.04. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    148. 「成田成寿『現代イギリス・アメリカ文学』(書評)」
      ( 英語教育 1971.09. )
    149. 「死に損い」
      ( 大法輪 1971.10. )
    150. 「坪内逍遥」 鈴木幸夫
      ( 『比較文学講座3日本近代小説』中島健蔵編、太田三郎編、福田陸太郎編 清水弘文堂 1971.11.20 )(国DC※)
    151. 「痛烈な喜劇的世界の創造」
      ( 読売新聞 1971.11.04 )
    152. 「もうひとつの日夏先生(日夏耿之介博士追悼)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1971.12. )(国DC※)
    153. 「谷崎先生と英文学」
      ( 英語青年 1972.04. )
    154. 「D・キーン『日本の作家』(書評)」
      ( 週刊読売 1972.04.08 )
    155. 「小さな世相」
      ( 毎日新聞夕刊 1972.04.24 )
    156. 「「フォネガン徹夜祭」翻訳余話」
      ( 英語青年 1972.07. )
    157. 「テムズ川抒情」
      ( 太陽 1972.07. )
    158. 「最後の床(谷崎精二博士追悼)」
      ( 英文学 1972.10. )(国DC※)
    159. 「ディケンズ友好会」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1972.11. )
    160. 「「フォネガン徹夜祭」の”翻厄”」
      ( 毎日新聞 1973.03.09 )
    161. 「あの日あのとき」
      ( 浅草 1973.04. )
    162. 「いろ変化」
      ( Travel 新幹線 1973.07. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    163. 「つれづれの道」
      ( 大法輪 1973.08. )
    164. 「(対談)」
      ( 大法輪 1973.09. )
    165. 「秋の味口になじみたる」
      ( 酒 1973.10. )
    166. 「渦巻の端」
      ( 『とらんじしょん 龍口直太郎教授古希記念文集』 評論社 1973.12.15 )(国DC※)
    167. 「日夏英文学閑木」
      ( 『日夏耿之介全集7』月報3 河出書房新社 1974.02.28 )
    168. 「心理派」 鈴木幸夫
      ( 『比較文学講座4日本近代評論』中島健蔵編、太田三郎編、福田陸太郎編 清水弘文堂 1974.02.20 )(国DC※)
    169. 「お国ぶし」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1974.04. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    170. 「座談会現代俳句を考える」
      ( れもん 1974.05. )
    171. 「女が幸福を希求する心の目覚め」
      ( 『心の願望 ただ愛するだけでは』 青春出版社 1974.05.01 )(国DC※)
    172. 「丸谷才一『現代作家論――ジェイムズ・ジョイス』」
      ( 英語研究 1974.06. )
    173. 「多芸と無芸」
      ( 浪漫 1974.07. )
    174. 「酔夜迷亭句会記」
      ( れもん 1974.08. )
    175. 「『浪漫抄』象徴の浪漫性」
      ( れもん 1974.10. )
    176. 「芭蕉の辻」
      ( れもん 1975.01. )
    177. 「オカルト俳句」
      ( れもん 1975.02. )
    178. 「素自集のこと」
      ( れもん 1975.03. )
    179. 「伝統の異国情緒化」
      ( 日本及日本人 1975.03. )
    180. 「山内義雄・百扇帖」
      ( れもん 1975.04. )
    181. 「食い倒れの味」
      ( あじくりげ 1975.06. )
    182. 「佐藤博士・ローランと平家」
      ( れもん 1975.06. )
    183. 「俳句と英米詩」
      ( れもん 1975.07. )
    184. 「漱石・碧梧桐・ショー」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1975.07. )
    185. 「昔の歳時記」
      ( れもん 1975.08. )
    186. 「余情艶美頌」
      ( 俳句研究 1975.09. )
    187. 「ヴァージニア・ウルフ批評集成」
      ( 学燈 1975.10. )
    188. 「恋の詞と好色」
      ( れもん 1975.11. )
    189. 「出会いの糸」
      ( 大東文化大英米文学論叢 1975.12. )
    190. 「「笑う哲人」バーナード・ショー(書評)」
      ( 早稲田学報 1976.01. )
    191. 「しくじりの酒徳」
      ( 酒 1976.02. )
    192. 「琉歌絶唱」
      ( れもん 1976.03. )
    193. 「康峰先生山水画一冊」
      ( れもん 1976.04. )
    194. 「序文(『現代英米文学鑑賞辞典』)」ほか 鈴木幸夫
      ( 『現代英米文学鑑賞辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1976.04.25 )(国DC※)
    195. 「変人の俳句」
      ( れもん 1976.05. )
    196. 「早稲田句会保育記」
      ( 英語文学世界 1976.05. )
    197. 「酒涼しの巻」
      ( れもん 1976.06. )
    198. 「会津先生異聞」
      ( 銅鑼 1976.06. )
    199. 「幽玄窃窕の俳句」
      ( れもん 1976.08. )
    200. 「来るもの行くもの」
      ( れもん 1976.09. )
    201. 「大芝居こけら落し」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1976.09. )
    202. 「旧友句縁」
      ( れもん 1976.11. )
    203. 「明治のアメリカ文学史」
      ( 明治村通信 1976.11. )
    204. 「心のふるさと」
      ( 浅草 1976.xx. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    205. 「旧友句縁」
      ( れもん 1977.02. )
    206. 「初稽古」
      ( れもん 1977.02. )
    207. 「翻訳の回顧と展望」
      ( 『英語年鑑』 研究社出版 1977.03.? )
    208. 「暖い雨」
      ( れもん 1977.06. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    209. 「酒前酒後――氷見の酒「立山」」
      ( あじくりげ 1977.06. )
    210. 「灘育ち」
      ( あじくりげ 1977.07. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    211. 「酒前酒後――珍酒騒動」
      ( あじくりげ 1977.08. )
    212. 「酒前酒後――なつかしい酒」
      ( あじくりげ 1977.09. )
    213. 「心理小説の周辺」
      ( 比較文学会報 1977.09. )
    214. 「虚子の艶」
      ( れもん 1977.10. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    215. 「閑中忙」
      ( 健康 1977.10. )
    216. 「俳句解釈の諸問題」
      ( れもん 1978.02. )
    217. 「序文(『英米文学辞典』)」ほか
      ( 『英米文学辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1978.12.20 )(国DC※)
    218. 「雨の冬桜」
      ( ポピー教育日本新聞 1978.02. )
    219. 「早稲田句会」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1978.03. )
    220. 「はじめて買った本・貰った本」
      ( 学燈 1978.03. )
    221. 「鎮魂の美学(書評)」
      ( 杉 1978.03. )
    222. 「世界の中の日本文学」
      ( 中部日本新聞夕刊 1978.06.08 )
    223. 「俳句現象から現存へ」
      ( れもん 1978.08. )
    224. 「佐藤和夫君のこと」
      ( れもん 1978.09. )
    225. 「高尾の老鷹」
      ( 健康 1978.09. )
    226. 「あることないこと」 鈴木幸夫
      ( 『日本英文学会五十年小史』 日本英文学会 1978.11.10 )(国DC※)
    227. 「翻訳の回顧と展望」
      ( 『英語年鑑1979年版』 研究社出版 1979.01. )
    228. 「解釈の多元性」
      ( 英語青年 1979.05. )
    229. 「俳句解釈のあいまいさ」
      ( 毎日新聞 1979.06.09 )
    230. 「俳旬の虚と実」
      ( 毎日新聞 1979.08.25 )
    231. 「俳句写生の主観と客観」
      ( れもん 1979.10. )
    232. 「虚構の必然性」
      ( れもん 1980.01. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    233. 「翻訳の回顧と展望」
      ( 『英語年鑑1980年版』 研究社出版 1980.01. )
    234. 「いも煮会」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1980.02. )
    235. 「母の薄化粧」
      ( 俳句とエッセイ 1980.05. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    236. 「俳句は自伝的か」
      ( 毎日新聞 1980.06.22 )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    237. 「孤高のロマン派――多田裕計君追悼」
      ( 俳句文学館 1980.08. )
    238. 「けやきの風――尾島教授追悼」
      ( 英語青年 1980.09. )
    239. 「巡りあわせ――私の出会い」
      ( 英語青年 1980.10. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    240. 「文壇の異端者」
      ( 早稲田学報 1980.12. )
    241. 「翻訳の回顧と展望」
      ( 『英語年鑑1981年版』 研究社出版 1981.01. )
    242. 「俳句の世界文学理念」
      ( 貂 1981.03. )
    243. 「語御馳走三昧――World Banquet」
      ( 東北 1981.04. )
    244. 「少年俳句事始」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1981.05. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    245. 「往復書簡・故旧交歓――大野秋江君への掛け橋」
      ( 花実 1981.05. )
    246. 「誕生日の香木」
      ( 健康 1981.05. )
    247. 「本間久雄氏追悼――孔雀のまぼろし」
      ( 英語青年 1981.08. )
    248. 「文人俳句の切字」
      ( 貂 1981.09. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    249. 「ジョイスのディケンズ讃美論」
      ( ディケンズ・フェロウシップ 1981.10. )
    250. 「英文学青春期」
      ( 文学部報 1981.10.25 )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    251. 「ジョイス「ユリシーズ」翻訳―名訳」
      ( 英語青年 1981.12. )
    252. 「弔辞(本間先生)」 鈴木幸夫
      ( 英文学 1982.01. )(国DC※)
    253. 「翻訳の研究」
      ( 『英語年鑑1982年版』 研究社出版 1982.01. )
    254. 「楽しい恩恵」
      ( 早稲田学報 1982.02. )
    255. 「古いトタン箱の中の歌舞伎」
      ( 演劇界 1982.04. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    256. 「ジョイス百年祭」 鈴木幸夫
      ( 政界往来 1982.05. )
    257. 「このひとすじ」
      ( 就職ジャーナル 1982.06. )
    258. 「ジョイス移入翻訳の周辺・ジョイス関係文献」
      ( ジョイス百年祭プログラム 1982.06. )
    259. 「ジョイスからジョイスへ(最終講義から)」 鈴木幸夫
      ( 『フェニックスを求めて 英米小説のゆくえ』鈴木幸夫先生古稀記念論文集刊行委員会編 南雲堂 1982.06.05 )(国DC※)
    260. (『現代英米文学の意匠』) 鈴木幸夫
      ( 『現代英米文学の意匠』鈴木幸夫編 東京堂 1982.06. )
    261. 「序(『ジョイスからジョイスへ』)」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイスからジョイスへ ジェイムズ・ジョイス研究集成』鈴木幸夫編 東京堂 1982.07.30 )(国DC※)
    262. 「心理主義文学の系譜」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイスからジョイスへ ジェイムズ・ジョイス研究集成』鈴木幸夫編 東京堂 1982.07.30 )(国DC※)
    263. 「『フィネガン徹夜祭』―ALPをたどって」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイスからジョイスへ ジェイムズ・ジョイス研究集成』鈴木幸夫編 東京堂 1982.07.30 )(国DC※)
    264. 「ジョイス移入の私道」 鈴木幸夫
      ( 『ジョイスからジョイスへ ジェイムズ・ジョイス研究集成』鈴木幸夫編 東京堂 1982.07.30 )(国DC※)
    265. 「ディケンズの挿絵師たち」
      ( ディケンズ・フェロウシップ 1982.10. )
    266. 「長くて短い道」
      ( 早大学芸会 1982.03. )
    267. 「ケルトへの肯反と怪奇――ジョイスの場合」
      ( ケルト文化センターニュースレター 1982.12. )
    268. 「高田美一著フェノロサ「詩の媒体として漢字考」(書評)」
      ( 早稲田学報 1982.12. )
    269. 「翻訳」
      ( 『英語年鑑1983年版』 研究社出版 1982.12. )
    270. 「イギリス文学における女流作家」
      ( 跡見女子大英文学会誌 1983.03. )
    271. 「ジョイス研究一覧」
      ( 別冊英語青年 1983.05. )
    272. 「各国ジョイス生誕100年祭行事」
      ( 別冊英語青年 1983.05. )
    273. 「父を探すヤペテ=スティーヴン」
      ( 梅光女子大論集 1983.06. )
    274. 「反逆から創造」
      ( 別冊English Journal 1983.xx. )
    275. 「好奇心の効用」
      ( たびたち 1983.01. )
    276. 「私縁日夏耿之介先生」
      ( 英文学 1983.03. )
    277. 「私記宮島新三郎先生」
      ( 英文学 1983.03. )
    278. 「野中夫妻訳『L・ハーン著作集』(書評)」
      ( 図書新聞 1983.03. )
    279. 「虚子の道」
      ( 貂 1983.06. )
    280. 「出合いにいろいろ」
      ( 春雷 1983.07. )
    281. 「顔――暉峻康隆」
      ( 俳句文学館 1983.08. )
    282. 「モリーの秘め言」
      ( 英語青年 1983.08. )
    283. 「脚本「モリーの秘め言」」
      ( 紀伊国屋ホールパンフレット 1983.08. )
    284. 「モリーの秘め言を聞くために」
      ( 紀伊国屋ホールパンフレット 1983.08. )
    285. 「翻訳――回顧と展望」
      ( 『英語年鑑1984年版』 研究社出版 1983.12. )
    286. (『英語反対語対比語辞典』) 鈴木幸夫編、岡田秀穂編
      ( 『英語反対語対比語辞典』鈴木幸夫編、岡田秀穂編 東京堂 1984.02.25 )(国DC※)
    287. 「はたちロマンチーク」
      ( 跡見短大学生会「綴箱」 1984.03. )
    288. 「心象点描讃」
      ( 花実 1984.04. )
    289. 「図書館カレー」
      ( 跡見短大図書館報 1984.09. )
    290. 「五十田安希三人女の美学」
      ( ? 1984.09. )
    291. 「末広がり」
      ( 健康 1984.10. )
    292. 「序(『英米文学名句名言辞典』)」ほか 鈴木幸夫
      ( 『英米文学名句名言辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1986.01.01 )(国DC※)
    293. 「旅も歩けば」
      ( アルク――帰れ自然へ 1985.01. )
    294. 「翻訳」
      ( 『英語年鑑1985年版』 研究社出版 1985.01. )
    295. 「開かれる好奇心を求めて」
      ( 跡見短大学英文宴 1985.03. )
    296. 「旅の聞き酒」
      ( 酒 1985.03. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    297. 「俳句との付き合い」
      ( 貂 1985.03. )
    298. 「謎を残す本」
      ( 英語青年 1985.10. )
    299. 「個性の美学を求めて」
      ( 帆 1985.12.(or10.) )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    300. 「夢の託宣」
      ( 跡見短大学生部ニュース 1985.12. )
    301. 「メッセージ」
      ( 跡見短大マンドリンクラブプログラム 1986.01. )
    302. 「英文学の美女たち」
      ( 跡見短大学英文宴 1986.03. )
    303. 「ヘンリー・ミラー研究会発足祝賀」
      ( ヘンリー・ミラー研究会会報 1986.04. )
    304. 「プリニウス博物詩推薦」
      ( ? 雄山閣 1986.04. )
    305. 「専門と大衆と」
      ( 跡見短大学図書館報 1986.09. )
    306. 「花実の園」
      ( 跡見短大校友会「桃李」 1986.11. )
    307. 「良き文学への誘い」
      ( 学校図書館ブッククラブ会報 1986.11. )
    308. 「現代性先取りの連句」
      ( 『連句年鑑 昭和61年版』 連句協会 1986.09. )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    309. 「花蹊に根づいた大輪」
      ( 跡見短大学図書館岡本かの子関係所蔵目録 1987.03. )
    310. 「アセチレン図書館」
      ( 跡見短大学図書館百人一首目録稿三 1987.03. )
    311. 「華の日の会」
      ( Joycean Japan 1987.06.16 )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )

    312. 「学者が酒を飲むとき」
      ( 酒? 1961.09.? )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    313. 「それでも翻訳が・・・」
      ( )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    314. 「ジェイムズ・ジョイスにつかれて」
      ( 新鐘 )
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )
    315. 「新刊書架」
      ( 英語青年 ? )
    316. 「ジョイスの肖像」
      ( 『世界文学全集』月報 新潮社 )
    317. 「(英米文学散歩)」
      ( 学生通信 1966.04.〜? )
    318. 「(英米文学散歩・名作の中の人間像)」
      ( 学生通信? )
    319. 「(英米文学散歩・名作の中の人間像)」
      ( 学生通信? )
    320. 「ユリシーズの方法」
      ( 20世紀英米文学 )
    321. 「無題」
      ( 路人 )
    322. 「象牙とアンテナ」
      ( 毎日新聞 )
    323. 「国際親善につくしたカーボーイ・ウィル・ロジャース」
      ( ひとり劇場 )
    324. 「読書時代」
      ( 毎日新聞 )
    325. 「川口喬一『現代イギリス小説』(書評)」
      ( 英語教育 )
    326. 「お客の気持ちというものは――思い出の本屋さん」
      ( ? 三省堂 )
    327. 「現代イギリス文学の基礎的研究」
    328. 「創造的現実主義論」
    329. 「アースキン・コールドウェル・人と作品」
    330. 「世界文学の読み方ディケンズ『二都物語』」
    331. 「紹介のほうほうについて」
    332. 「ショーン・オケイシー」
    333. 「20世紀アメリカ文学」
    334. 「西洋文学史(1)」
    335. 「英米文学瑣談(7)(8)(10)」
    336. 「アメリカ文学のこのごろ」
    337. 「日本小説の可能性」
    338. 「ホメーロスの詩」
    339. 「世界文学の視野アメリカ」
    340. 「ユリシーズにおける悲哀と陽光」
    341. 「恋もかたぎ海老茶色」
    342. 「女はなぜ泣くか」
    343. 「東京の寓話」
    344. 「虚々実々」
    345. 「歩行免許」
    346. 「ロンドンのたかり屋」
    347. 「中庭のある家」
    348. 「途まどいぐらし」
    349. 「夜長のためいき」
    350. 「四月バカ考」
    351. 「「ゴルフ」の周辺」
    352. 「カイロでフランスの雨が」
    353. 「うれしい人たち」
    354. 「私の先生谷崎精二先生」
    355. 「早稲田・高田馬場通り」
    356. 「沖縄の『砂の女』」
    357. 「沖縄の若い葦は訴える」
    358. 「誌上文学館英文学の風土」」
    359. 「懐旧の俳詩人」
    360. 「すらんぐ考」
    361. 「石川利光『女だけの家』(書評)」
    362. 「映画のイメージに妥協」
    363. 「(訳注)ビルマの日々」
    364. 「『英米反対語辞典』(書評)」
    365. 「精密な文化的展望・細入藤太郎『アメリカ文学史』(書評)」
    366. ほか



        参考:その他の翻訳

    1. 「リアリティに関するノート」
      原作者:ユージン・ジョラス
      ( 橄欖 1933.10. )
    2. 「小説の構成」
      原作者:ミュア
      ( 文芸意匠 1933.10. )
    3. 「絶対価値への闘争」 鈴木幸夫訳
      原作者:ジャン・コノ・ラブリン
      ( 浪漫古典 1934.04. )(国DC※)
    4. 「ボウル・ヴァレリー」
      原作者:エドマン・ウィルスン
      ( エクリバン 1936.03. )
    5. 「優れたる西欧」
      原作者:ユージン・ジョラス
      ( エクリバン 1936.06. )
    6. 「D・H・ロレンス論」
      原作者:S・ポッター
      ( 芸術家 1937.03. )
    7. 『波』 鈴木幸夫訳
      原作者:ヴァージニア・ウルフ
      ( 『波』 昭南書房 1943.04.25 )(国DC※)
      ( 『波』 角川文庫 1954.06.30 )(国DC※)
    8. 「人知らぬ教会の物語」 鈴木幸夫訳
      原作者:ウィリアム・モリス
      ( 座右宝 1948.07. )(国DC※)
    9. 『ロビンソン・クルーソー漂流記』 鈴木幸夫訳
      原作者:デフォー
      ( 『ロビンソン・クルーソー漂流記』 小峰書店・少年少女のための世界文学選31 1951.07.20 )(国DC※)
    10. 「Conversation of Goeth with Eckermann(対訳)」 鈴木幸夫訳注
      原作者:エッケルマン
      ( The Youth's companion 1955.03. )(国DC※)
    11. 「ミグルズ」
      原作者:ブレッド・ハート
      ( ? 1955.10. )
    12. 「価値あるものによりて」
      原作者:ロバート・ルオーク
      ( ? 1955.11. )
    13. 「彫刻家の葬式」/「黒い噂」 鈴木幸夫訳
      原作者:ウィラ・キャザー
      ( 『ポールの場合・悪い噂』 英宝社・英米メイサクライブラリー 1956.11.30 )(国DC※)
    14. 『汝再び故郷に帰れず』 鈴木幸夫訳
      原作者:トマス・ウルフ
      ( 『汝再び故郷に帰れず』 荒地出版社・現代アメリカ文学全集20 1959.03.30 )(国DC※)
      ( 『汝再び故郷に帰れず』 荒地出版社 1968.05.31 )(国DC※)
    15. 「ハムレット」/「ヴェニスの商人」 鈴木幸夫訳
      原作者:
      ( 『シェイクスピア名作集』 平凡社・世界名作全集2 1960.08.30 )(国DC※)
    16. 「耳なし芳一(対訳)」 鈴木幸夫訳注
      原作者:小泉八雲
      ( The Youth's companion 1962.05. )(国DC※)
    17. 「第五章 進歩主義――学者の反抗」 鈴木幸夫訳
      原作者:ケイジン
      ( 『現代アメリカ文学史』 南雲堂 1964.05.15/改版1977.07.25 )(国DC※)
    18. 『トム・ソーヤーの冒険』 鈴木幸夫訳
      原作者:トウェイン
      ( 『トム・ソーヤーの冒険』 旺文社文庫(568-01) 1969.05.15 )
    19. 『内的独白について』 鈴木幸夫訳、柳瀬尚紀訳
      原作者:デュジャルダン
      ( 『内的独白について』 思潮社 1970.06.15 )
    20. 『もう森へなんか行かない』 鈴木幸夫訳、柳瀬尚紀訳
      原作者:デュジャルダン
      ( 『もう森へなんか行かない』 都市出版社 1971.10.01 )(国DC※)
    21. 「フィネガン徹夜祭 その一」 鈴木幸夫訳、藤井かよ訳、柳瀬尚紀訳、ほか訳
      原作者:ジョイス
      ( 『フィネガン徹夜祭 その一』 都市出版社 1971.12.20 )(国DC※)
    22. 『白い牙』 鈴木幸夫訳
      原作者:ロンドン
      ( 『白い牙』 旺文社(522-02) 1972.07. )
    23. 『現代小説の世界』 鈴木幸夫訳、紺野耕一訳、ほか訳
      原作者:バーゴンジー
      ( 『現代小説の世界』 研究社出版 1975.09.20 )(国DC※)
    24. 『コロセウム』 鈴木幸夫訳
      原作者:ピーター・クェンネル
      ( 『コロセウム ランドマーク世界史3』 講談社 1975.09. )
    25. 「少女(詩)」
      原作者:ティティア・ランゲフェルト
      ( ポピー教育日本新聞 1980.03. )
    26. 「Japanese Translation of EW」
      原作者:
      ( JJQ 1983.10. )

    27. 「平地の追われ者」
      原作者:ポーカー
      ( 不明 )

        参考:その他の単独著書

    1. 『アメリカ現代文学 作家と作品』鈴木幸夫 白桃書房 1946.12.25 (国DC※)
      △「序」/△『アメリカ現代文学』/・「アメリカ現代文学研究文献抄」
    2. 『現代英吉利文学作家論』鈴木幸夫 新美社 1947.11.10 (国DC※)
      △「序」/△「現代英吉利小説論」/△「イギリス文学に於ける不安」/△「現代英文学の源泉」/△「ヂェイムズ・ヂョイス序説」/△「ヂェイムズ・ヂョイス」/△「「ダブリンの人々」」/△「「若き日の芸術家の肖像」」/△「「若き日の芸術家の肖像」(承前)」/△「ヴアヂニア・ウルフ」/△「「波」について」/△「ウルフの批評的態度」/△「ロレンスの悲劇」/△「ロレンスの神について」/△「K・マンスフィールド」/△「ヒースクリフ弁護論」
    3. 『イギリス文学主潮』鈴木幸夫 青山学院 1949.01.20 (国DC※)
      △「序」/△『イギリス文学主潮』/・「索引」
    4. 『アメリカ文学主潮』鈴木幸夫 早稲田大学出版部 1955.09.10 (国DC※)
      △『アメリカ文学主潮』/△「あとがき」/・「索引」
      『アメリカ文学主潮 増補版』鈴木幸夫 早稲田大学出版部 1966.11.21 (国DC※)
      △『アメリカ文学主潮』/△「あとがき」/△「増補に際して」/・「索引」

    5. 『世文庭句集』鈴木幸夫 弓書房 1982.06.



        参考:その他の編書・辞典

    1. 『コンサイス英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1949.09.
    2. 『英文法一週間(入試対策叢書)』鈴木幸夫、東浦義雄 十字屋書店 1951.10.15 (国DC※)
      『英文法一週間(入試対策叢書)』鈴木幸夫、東浦義雄 至誠堂 1954.10.20再版 (国DC※)
    3. 『入門英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1950.11.10 (国DC※)
      『詳解英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 拓文社 1952.09.10 (国DC※)
      『英文法辞典』鈴木幸夫編、東浦義雄編 三省堂出版 1955.12.20 (国DC※)
    4. 『世界文学鑑賞辞典1 イギリス・アメリカ』鈴木幸夫編 東京堂 1962.06.10 (国DC※)
    5. 『現代英米文学鑑賞辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1976.04.25 (国DC※)
    6. 『文学思潮』鈴木幸夫編 東京堂 1967.12.15 (国DC※)
    7. 『英米文学辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1978.12.20 (国DC※)
    8. 参考『フェニックスを求めて 英米小説のゆくえ』鈴木幸夫先生古稀記念論文集刊行委員会編 南雲堂 1982.06.05 (国DC※)
      (略)/△「ジョイスからジョイスへ(最終講義から)」鈴木幸夫/(略)
    9. 『現代英米文学の意匠』鈴木幸夫編 東京堂 1982.06.
    10. 『ジョイスからジョイスへ ジェイムズ・ジョイス研究集成』鈴木幸夫編 東京堂 1982.07.30 (国DC※)
      △「序」鈴木幸夫/△「心理主義文学の系譜」鈴木幸夫/(略)/△「『フィネガン徹夜祭』―ALPをたどって」鈴木幸夫/(略)/△「ジョイス移入の私道」鈴木幸夫/(略)/・「文献抄」鈴木幸夫、清水重夫/(略)
    11. 『英語反対語対比語辞典』鈴木幸夫編、岡田秀穂編 東京堂 1984.02.25 (国DC※)
    12. 『英米文学名句名言辞典』鈴木幸夫編 東京堂 1986.01.01 (国DC※)



        参考:その他の訳書

    1. 『波』ヴァジニア・ウルフ、鈴木幸夫訳 昭南書房 1943.04.25 (国DC※)
      △「訳者序」鈴木幸夫/『波』/△「解説 ヴァジニア・ウルフ」/△「解説 「波」に就いて」
      『波』ヴァジニア・ウルフ、鈴木幸夫訳 角川文庫(756) 1954.06.30 (国DC※)
      『波』/△「あとがき」訳者/△「解説 ヴァジニア・ウルフ」/△「解説 「波」について」
    2. 『ロビンソン・クルーソー漂流記』デフォー、鈴木幸夫訳 小峰書店・少年少女のための世界文学選31 1951.07.20 (国DC※)
      『ロビンソン・クルーソー漂流記』/△「あとがき」
    3. 『ポールの場合・悪い噂』ウィラ・キャザー 英宝社・英米メイサクライブラリー 1956.11.30 (国DC※)
      「彫刻家の葬式」鈴木幸夫訳/「悪い噂」鈴木幸夫訳/「ポールの場合」浜田政二郎訳/「隣人ロシキー」浜田政二郎訳/△「ウィラ・キャザーについて」浜田政二郎/・「参考文献」
    4. 『汝再び故郷に帰れず』トマス・ウルフ、鈴木幸夫訳 荒地出版社・現代アメリカ文学全集20 1959.03.30 (国DC※)
      『汝再び故郷に帰れず』/△「解説」鈴木幸夫
      『汝再び故郷に帰れず』トマス・ウルフ、鈴木幸夫訳 荒地出版社 1968.05.31 (国DC※)
      『汝再び故郷に帰れず』/△「訳者あとがき」/・「トマス・ウルフ略年譜」
    5. 『シェイクスピア名作集』飯島小平訳、倉橋健訳、鈴木幸夫訳 平凡社・世界名作全集2 1960.08.30 (国DC※)
      「ハムレット」鈴木幸夫訳/「ロミオとジュリエット」飯島小平訳/「マクベス」倉橋健訳/「ヴェニスの商人」鈴木幸夫訳/△「解説」飯島小平
    6. 『トム・ソーヤーの冒険』トウェイン、鈴木幸夫訳 旺文社文庫(568-01) 1969.05.15
    7. 『内的独白について』デュジャルダン、鈴木幸夫訳、柳瀬尚紀訳 思潮社 1970.06.15
    8. 『もう森へなんか行かない』デュジャルダン、鈴木幸夫訳、柳瀬尚紀訳 都市出版社 1971.10.01 (国DC※)
      『もう森へなんか行かない』/△「解説」訳者
    9. 『フィネガン徹夜祭 その一』ジョイス、鈴木幸夫訳、藤井かよ訳、柳瀬尚紀訳、ほか訳 都市出版社 1971.12.20 (国DC※)
      「フィネガン徹夜祭 その一」/△「解説」鈴木幸夫
    10. 『白い牙』ロンドン、鈴木幸夫訳 旺文社(522-02) 1972.07.
    11. 『コロセウム ランドマーク世界史3』ピーター・クェンネル、鈴木幸夫訳 講談社 1975.09.



        参考:俳句・連句など (鈴木香歩、ほか)

    1. 「(俳句一句)」
      ( ホトトギス 1943.09. )
    2. 「(俳句一句)」
      ( ホトトギス 1943.11. )
    3. 「火の双ろ手」
      ( 俳句とエッセイ 1975.06. )
    4. 「酒涼しの巻」
      ( 酒 1976.06. )
    5. 「雪の宿の巻」
      ( 酒 1977.01. )
    6. 「酒恋七吟歌仙雪の宿の巻」
      ( 酒 1977.01. )
    7. 「七吟酒恋歌仙」
      ( 酒 1977.06. )
    8. 「江戸川乱歩の『衆道歌仙』」
      ( 杏花村 1977.08. )
    9. 「七吟酒恋歌仙松の内の巻」
      ( 酒 1978.02. )
    10. 「七吟歌仙罪ふかきの巻」
      ( 酒 1978.06. )
    11. 「歌仙関八州の牡丹」
      ( 杏花村 1978.08. )
    12. 「七吟歌仙今朝の春の巻」
      ( 酒 1979.01. )
    13. 「七吟酒恋歌仙花の酒の巻」
      ( 酒 1979.06. )
    14. 「七吟酒恋歌仙屠蘇の巻」
      ( 酒 1980.01. )
    15. 「歌仙新刷り」
      ( 杏花村 1980.06. )
    16. 「六吟酒恋歌仙夏めくやの巻」
      ( 酒 1980.06. )
    17. 「半歌仙夏木立の巻」
      ( 義仲寺 1980.10. )
    18. 「脇起歌仙發時雨」
      ( 杏花村 1980.10. )
    19. 「献句園城寺」
      ( ? 1980.11. )
    20. 「付廻半歌仙俳諧南北忌」
      ( 南北研究 1980.11. )
    21. 「歌仙注連美しくの巻」
      ( 酒 1981.01. )
    22. 「歌仙夜に入りて」
      ( 杏花村 1981.02. )
    23. 「歌仙書初」
      ( 杏花村 1981.08. )
    24. 「歌仙桃花の巻」
      ( 花実 1981.12. )
    25. 「七吟酒恋歌仙祭の客の巻」
      ( 酒 1982.06. )
    26. 「青すだれの巻」
      ( 連句研究 1982.07. )
    27. 「旅人と」
      ( 杏花村 1982.12. )
    28. 「若葉の巻」
      ( 『連句年鑑』 1982.xx. )
    29. 「七吟酒恋歌祝杯の巻」
      ( 酒 1983.06. )
    30. 「半歌仙大門の巻」
      ( 増上寺会館報 1983.06. )
    31. 「歌仙天球の巻」
      ( 杏花村 1983.10. )
    32. 「歌仙夏つばめ」
      ( 『連句年鑑』 1983.xx. )
    33. 「桃の花―12句」
      ( 東京出版 1983.xx. )
    34. 「脇起歌仙雪まるげ」
      ( 東京出版 1983.10. )
    35. 「雪まるげ・時雨忌歌仙」
      ( 杏花村 1983.12. )
    36. 「二岐歌仙大門」
      ( 杏花村 1984.03. )
    37. 「8月15日記―句―昭和万葉俳句」
      ( 日本経済新聞 1985.08.15 )
    38. 「歌仙人々をの巻」
      ( 連句懇話会報 1985.11. )
    39. 「歌仙海草」
      ( 『連句年鑑』 1985.xx. )
    40. 「歌仙秋の島」
      ( 『連句年鑑』 1985.xx. )
    41. 「歌仙風遠景の巻」
      ( 連句懇話会報 1986.01.? )
    42. 「歌仙風うるむの巻」
      ( 連句懇話会報 1986.07. )

    43. 『世文庭句集』
      ( 『世文庭句集』鈴木幸夫 弓書房 1982.06. )
    44. 「『世文庭句集』以後二十句」
      ( 『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24 )



        参考文献

    1. 「解題」横井司
      『千代有三探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書84 2015.02.28
      『千代有三探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書85 2015.03.30
    2. 「戦後推理小説総目録」中島河太郎
      推理小説研究12号 1975.05.30
      推理小説研究13号 1977.12.30
      推理小説研究16号 1980.12.30
    3. 「少年探偵小説の部屋」安達さん編(成田氏の「密室系」)
    4. 『国内戦後ミステリ作家 作品目録 極私的・拾遺集』戸田和光
      『国内戦後ミステリ作家 作品目録 極私的・拾遺集』 戸田和光編 2010.09.29
    5. 「「**」総目次」「「**」作者別作品リスト」山前譲編
      『「**」傑作選 甦る推理雑誌1〜10』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-11〜20) 2002.10.20〜2004.01.20
    6. 「(年鑑巻末目録)」
      岩谷書店、宝石社、東都書房、講談社
    7. 「著作目録」
      『道草ばなし』鈴木幸夫 弓書房 1987.12.24
    8. 黒田様より内容拝見させていただきました。ありがとうございます。
    9. ほか



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