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Last Update 13th Sep. 2009

浜尾四郎について



 浜尾四郎(はまおしろう)略歴

1896.04 東京市で医学博士加藤照麿の四男として生まれる
1918.12 枢密院議長浜尾新の養子となる
1923.03 東京帝国大学を卒業する
1923.12 司法官試補を拝命、後に検事となる
1928.08 弁護士を開業する
1929.01 処女創作「彼が殺したか」を新青年に発表
1930.11 短編集『殺人小説集』を刊行
1931.01 ラジオ朗読『博士邸の怪事件』をNHK名古屋で放送開始
1931.04 『博士邸の怪事件』を日本放送協会東海支部で刊行(放送用?)
1931.04 『殺人鬼』を名古屋新聞に連載開始
1933.03 『鉄鎖殺人事件』を新潮社より刊行
1933.06 貴族院議員に当選
1934.11 『平家殺人事件』を連載開始するが雑誌廃刊の為に中絶
1935.10 脳溢血の為に逝去 


 文庫リスト ◎春陽堂日本小説文庫(番号は巻末目録による) 138 『殺人鬼(前篇)』1932.07.? 139 『殺人鬼(後篇)』1932.07.? 174 『博士邸の怪事件』1932.11.? 388 『殺人小説集』1936.08.? ◎春陽文庫(C10) 01 『鉄鎖殺人事件』1956.09.20 『鉄鎖殺人事件』新潮社新作探偵小説全集 1933.03. 02 『殺人鬼』1975.09.30 『殺人鬼』(→創05) 03 『博士邸の怪事件』1979.06.15 『博士邸の怪事件』(→春探C88-01) 04 『殺人小説集』1980.04.15 「彼が殺したか」(→創05) 「死者の権利」(→創05) 「悪魔の弟子」(→創05) 「殺された天一坊」(→創05) 「島原絵巻」犯罪科学 1930.07. 「正義」新青年 1930.04. 「探偵小説作家の死」週刊朝日 1930.07.01 「黄昏の告白」新青年 1929.07. 「夢の殺人」(→創05) 「彼は誰を殺したか」(→創05) 「有り得る場合」  ※「虚実」新青年 1930.11.改題 ◎春陽文庫探偵CLUB(C88) 01 『博士邸の怪事件』1996.06.10 「戦前には希有な本格派・浜尾四郎」山前譲 『博士邸の怪事件』新潮社 1931.09. 「不幸な人達」初出不明 1931.xx.? 「講説」山前譲 ◎創元推理文庫(日本探偵小説全集:400,Mん-01) 05 『日本探偵小説全集5 浜尾四郎集』1985.03.29 「彼が殺したか」新青年 1929.01.〜02. 「悪魔の弟子」新青年 1929.04. 「死者の権利」週刊朝日 1929.09.20 「夢の殺人」新青年 1929.10. 「殺された天一坊」改造 1929.10. 「彼は誰を殺したか」文藝春秋 1930.07. 「途上の犯人」犯罪科学 1930.11. 『殺人鬼』名古屋新聞 1931.04.〜12. 「解説―”法律的探偵小説”の先駆者」権田萬治 「浜尾四郎年譜」中島河太郎編 「編集後記」 付録 「父浜尾四郎のことども」浜尾実 「浜尾四郎のことども」江戸川乱歩 「徹底的な浜尾君」甲賀三郎 「思出の浜尾四郎氏」大下宇陀児 ☆☆ おまけ その1(その他の作品) ☆☆ 「肉親の殺人」婦人公論 1930.07.〜09. 「マダムの殺人」朝日 1931.05. 「救助の権利」文芸倶楽部 1931.05. 『平家殺人事件』オールクイン 1934.11.〜1935.04.(中絶) ☆☆ おまけ その2(合作) ☆☆ ◎春陽文庫(C01) 35 『殺人迷路・悪霊物語』1993.12.20 「殺人迷路 第八回」新潮社新作探偵小説全集付録探偵クラブ 1933.01.? ☆☆ おまけ その3(文庫アンソロジー収録作) ☆☆ ◎角川文庫(中島河太郎編:緑434) 01/--/-- 『犯人よ、お前の名は? 新青年傑作集1』1977.07.15 「彼が殺したか」 ◎角川文庫(中島河太郎編:ん-18-01) 01/--/-- 『君らの魂を悪魔に売りつけよ 新青年傑作選』2000.11.25 「彼が殺したか」 ◎徳間文庫(鮎川哲也編:134) 08 『殺意の終着点 トラベル・ミステリー6』1983.07.15 「途上の犯人」 ◎徳間文庫(中島河太郎編:144) 01 『日本ミステリーベスト集成1 戦前篇』1984.09.15 「殺された天一坊」 ◎講談社文庫(鮎川哲也編:あ-19) 06 『戦慄の十三楽章 音楽ミステリ傑作選』1986.08.15 「彼は誰を殺したか」 ◎文春文庫(文藝春秋編:217,編-03) 15/04 『昭和のエンタテイメント50篇(上)』1989.06.10 「殺された天一坊」 「プロフィール 父 浜尾四郎のことども(一部)」浜尾実 ◎新潮文庫(新潮社編:し-22) 01 『昭和ミステリー大全集(上)』1991.01.25 「殺された天一坊」 ◎廣済堂文庫(縄田一男編:な-08) 03 『大岡越前』1998.07.01 「殺された天一坊」 ◎光文社文庫(ミステリー文学資料館編:み-19) 08 『「探偵クラブ」傑作選 幻の探偵雑誌(8)』2001.12.20 「殺人迷路(連作探偵小説第八回)」 09 『「探偵」傑作選 幻の探偵雑誌(9)』2002.01.20 △「殺人狂の話(欧米犯罪実話)」 10 『「新青年」傑作選 幻の探偵雑誌(10)』2002.02.20 「正義」 29 『江戸川乱歩と13人の新青年 論理派編』2008.01.20 「彼が殺したか」 33 『探偵小説の風景 トラフィック・コレクション(上)』2009.05.20 「途上の犯人」 ◎双葉文庫(細谷正充編:ほ-07) 01 『大江戸犯科帖 時代推理小説名作選』2003.10.20 「殺された天一坊」 ◎フロンティア文庫(フロンティア文庫編) 087 『日本ミステリー名作集(3)』2005.05.xx 「彼は誰を殺したのか」 「夢の殺人」 ★★ リスト作成にあたっての参考文献など ★★ 上記文庫本収録の「解説・年譜」等 『日本探偵作家論』権田萬治 双葉文庫 1996.05.20 『日本探偵小説全集3鉄鎖殺人事件』春陽堂書店 1954.06.15巻末「主要著作」   『春陽堂書店発行図書総目録』春陽堂 1991.06.30   『殺人小説集』桃源社 1971.06.25

2000.09.20現在


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