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平林初之輔 作品

Since: 2016.02.18
Last Update: 2024.09.22
略年譜 - 探偵  小説 - 翻訳 - 随筆・評論 - 著書 - 訳書
- その他  著書 - 訳書 - 随筆・評論・雑文
作品小集(別ページ)

      平林初之輔(ひらばやしはつのすけ)略年譜

    1892.11.06(明治25年)  京都府に生れる
    1910.xx.  京都師範学校入学
    1913.xx.  早稲田大学英文科入学
    191x.xx.  やまと新聞入社、翌年国際通信社入社
    1923.xx.  評論集『無産階級の文化』発行
    1924.xx.  文芸戦線同人
    1926.xx.  博文館入社、太陽の編集主幹となる。1928年2月廃刊、辞任。
    1931.06.15(昭和6年)  パリにて死去

    筆名は、平林初之輔

      (国DC)は国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されています
      (国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)
      (ペンC)は日本ペンクラブ電子文藝館でインターネット公開されています
      (新記文)は新聞記事文庫(神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ)で公開されています
      (青空)は青空文庫でインターネット公開されています
      (名張)は名張人外境でインターネット公開されています
      (奈落)は「奈落の井戸」の「翻刻ライブラリ(同時代資料)」で公開されています
      (夢現)は「平林初之輔 作品小集」で公開しています



      探偵小説(風)作品

  1. 「予審調書」 (別題「予審調査」)
    ( 新青年 1926.01. )
    『創作探偵小説選集 一九二五年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1926.03.20/復刻版 1994.04.10 (国DC※)
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    ( 『昭和前期集』 東都書房・日本推理小説大系6 1961.05.20 )(国DC※)
    『新青年傑作選 第一巻 推理小説編』中島河太郎編 立風書房 1970.02.25/新装版 1974.12.xx/新々装版 1991.06.10 (国DC※)(青空)
    ( 『大衆文学大系30 短篇(下)』 講談社 1973.10.20 )(国DC※)
    幻影城 1976.12.
    ( 『日本ミステリーの一世紀(上巻)』長谷部史親、縄田一男編 広済堂出版 1995.05.15 )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
    『江戸川乱歩と13人の新青年 論理派編』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-29) 2008.01.20
     原田老教授は篠崎予審判事にせがれが自首したのは精神異常ではないかと訴える。戸を開けた時に古寝台が倒れて死んだというが、発見時はナイフが刺さっていたなど合わない点もある。予審判事は老教授との対話を通じて不明瞭な点を明らかにしていく。
     少し無理な点もあるが、真相へのせまり方、展開のし方は上手い。 (2016.07.18)
  2. 「頭と足」
    ( 探偵趣味 1926.02. )
    『「探偵趣味」傑作選 幻の探偵雑誌2』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-02) 2000.04.20 (青空)
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
     記者の里村は船中の悲劇を電文で送ろうとするが、下船先の港の郵便局へはA新聞記者の田中の足にはかないっこない。
     特ダネ競争、頭と足でどちらがモノにするかという話。思いつかない。船舶無線を拝借した方が。 (2016.07.18)
  3. 「犠牲者」
    ( 新青年 1926.05.
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    『「新青年」傑作選 幻の探偵雑誌(10)』 光文社文庫(み-19-10) 2002.02.20 (青空)
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
     空想の自宅を愉しむ浅野護謨会社勤務の小市民、今村謹太郎は吹雪の夜、頭に一撃を受けた。一時間後に意識を回復し、家に着くと警察に捕縛されてしまった。浅野護謨会社の小使が殺され、今村の手袋が落ちていたという。板倉刑事課長の審問に申し訳ないような気がしてきて質問に答えるうちに犯人になってしまった。弁護士の私の解釈も友人の瀬川の解釈も決め手がない。
     人が人を裁く事の難しさを提示した作品。自供に重きを置いた時代の話であって、客観的証拠重視の現代では様相は異なる、はず。 (2016.07.18)
  4. 「五階の窓 合作の二」
    ( 新青年 1926.06. )
    ( 『江川蘭子』 博文館 1931.05.12 )(国DC※)
    『合作探偵小説 五階の窓』 春陽文庫(C01-33) 1993.10.25
    『五階の窓・江川蘭子 合作探偵小説コレクション1』 春陽堂書店 2022.10.12
     Sビルディングの五階にある西村商会。社長が路地で死んでいるのを見つけた新聞記者の山本と探偵作家の長谷川。エレベーターのところですれ違った将校服の男。社長にせまられていたタイピストの瀬川。庶務の北川、会計の野田。工場の職長の桝本。ストライキを扇動していた舟木。刑事冬木、沖田、恒藤司法主任。なくなった二千円とスリの留公。
     平林の回では、五階からとは限らないこと、発見時に温かかったことから四時二十分から三十分の出来事とみなされる。四階から凶器を将校服の男が持ち去ったとの張り紙が。長谷川と冬木の探偵競争と共闘に。
     江戸川乱歩/平林初之輔/森下雨村/甲賀三郎/国枝史郎/小酒井不木 によるリレー小説。平林が一番科学的で論理的。乱歩の描写から雨村にひっくり返されたところもあるが。残念ながら雨村の後半から偶然が多くなり本格から外れてしまう。不木がよくまとめたとはいえ、強引すぎるのは否めない。 (2016.07.24)
  5. 「秘密」
    ( 新青年 1926.10. )
    『創作探偵小説選集 一九二六年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1927.02.10/復刻版 1994.04.10 (国DC※)
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    『モダン殺人倶楽部 新青年傑作集2推理編2』中島河太郎編 角川文庫(緑434-02) 1977.07.20 (国DC※)
    ( 『君らの狂気で死を孕ませよ 新青年傑作選』中島河太郎編 角川文庫(ん-18-02) 2000.12.25 )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     私は妻に内緒で外出しなければならなかった。四年前、突然アメリカへ行った浅田雪子から会いたいとの手紙を受け取って横浜へ。震災の時のお互いの同情から結婚した妻の深尾みな子の外出後に出かけるが、途中で姿をしばしば見かける。雪子は友達を私に紹介するが。
     美談なのか悲劇なのか。伏線はあるものの、予想外の方向へ。 (2016.07.18)
  6. 「山吹町の殺人」
    ( 新青年 1927.01. )
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    『殺意を運ぶ列車 鉄道ミステリー傑作選』日本ペンクラブ編 光文社文庫(に-13-03) 1994.12.20 (青空)
    ( 『日本ミステリー名作集2』フロンティア文庫編 フロンティア文庫086 2005.05.xx )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
     大宅三四郎は朝吹光子がカフェの女給をやめて以後毎月三十円を渡していた。役所の帰りに寄ると光子が殺されていた。三四郎は許嫁嘉子と言い合いをしたのを思い出す。光子の懐中にあった名古屋からの電報、さらに甲府からの電報も届く。付き合っていた木見の迎えを要請する電報だった。上野探偵は拾った手掛かりを佐々木警部に渡す。
     靴は災難。予測はすぐにつくが、可能性を消去していく展開は良い。代表作といえる。 (2016.07.18)
  7. 「悪魔の聖壇」
    ( 令女界 1927.01. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     青年は牧師に懺悔を始める。恋人の民子は病気見舞いにきてくれたが、東京に行く事になったという。退院し東京へ出てきたが職も失い最後のお金で。
     親子ではなかったという事か。話の展開は上手いがネタ自体はありきたり。 (2016.07.18)

  8. 「祭の夜」
    ( サンデー毎日 1927.02.20 )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     大正十五年八月二十三日地蔵盆の夜の京都。金貸しの島田家の裏木戸から入った男。その後に入った甲刑事。二十分後に出てきて乙刑事に娘との仲にあてられたと話していると先の男が出てきた。逃げ出す男。怪しんで島田家に入ると主人が縛られ証文は焼かれお金も奪われていた。覆面の男から警察への手紙。弓田警部は調べるが。
     手紙は犯人としてはやりすぎの感がある。探偵小説としては重要な役割ではあるがそれでわかってしまう。意味ありげな描写などはうまい。 (2016.07.18)
  9. 「誰が何故彼を殺したか」
    ( 新青年 1927.04. )
    『創作探偵小説選集 一九二七年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1928.01.01/復刻版 1994.04.10 (国DC※)
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    EQ 1993.05.
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     寒い朝、柴田家の門の前で凍った柴田の死体が下田の細君によって見つかった。下田の主人と二階に間借りしている安田も叫び声で出てくる。夫妻の知らせで出てくる林夫婦と柴田の細君。検事の調べでは柴田の細君は求妻広告で来たので夫の事は良く知らないという。因果応報、迷宮入りに。私は推断する。
     なぜ迷宮入りになったかと動機が主となるが、後出し感は免れないし、やはり推測でしかない。私論を小説化した印象を受ける。 (2016.07.18)
  10. 「人造人間」
    ( 新青年 1928.04. )
    ( 『日本のSF(短篇集)古典篇』 早川書房・世界SF全集34 1971.04.30 )(青空)
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
    ( 『空想科学 人造人間小説傑作選』 十三舎 2013.01.13 )
     村木博士は人工生殖の実験が成功した事を報告した。人造胎児が試験管の中で成長しているという。助手の内藤房子も驚く報告だった。村木夫人の子供の籍がどうなるかとの問いには博士と房子の子になるだろうという。第二村木液につけられた子供が公開される。
     マッドサイエンティスト物ともいえる内容。戸籍の話以外は平林初之輔が書いたという珍しさのみ。 (2016.07.18)
  11. 「動物園の一夜」
    ( 新青年 1928.10. )
    『創作探偵小説選集 一九二八年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1929.02.13/復刻版 1994.04.10
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     私は無意識に最後の十銭を動物園の入場料にかえてしまったらしい。男が動物にやった餌を拾う。閉園後、橋の下に隠れて立っていた。夜、場所を変えようと移動していると、短銃を持った男が現れて言う。鞄を出せ、と。
     猟奇を求めて夜の都会を徘徊、ではなく食うにも困って動物園の夜をさまよう。健全派、なのだろうか。 (2016.07.18)
  12. 「少年探偵 呉田博士と与一」
    ( 日本少年? 1928.頃 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     町内で続けて起こっている子供の誘拐事件。三度目の録ちゃんの時は呉田博士のところにいる不良少年も同じ頃に行方不明になり犯人と思われていた。警察官の子、浅田与一は誘拐事件の真相を見抜く。
     呉田博士は、三津木春影やソーンダイク博士に関係なく、学者。疑問に思う手掛かりの提示は常識的であり面白い。 (2016.07.18)
  13. 「悪魔の戯れ」
    ( 文藝倶楽部 1929.01.〜12. )
    『平林初之輔・佐左木俊郎 ミステリー・レガシー』山前譲編 光文社文庫(や-22-8) 2020.02.20
     舟木真知子はいきなり羽鳥子爵次男親行との見合いで京都へ行く事になった。親行は丹後間人で出会った三味線の女が忘れられずにいた。精糖外車重役の舟木昌造は木材から精糖する精糖会社を起そうと中井を介して子貴族院議員である子爵親男に出資を求めていた。真知子と親行は互いに惹かれ合うようになるが、政略結婚だと知ると反発するようになった。そして舟木昌造が殺される。
     疑獄事件と特権階級や資産家と野心家や女性をからめた社会派的ロマンス作品。誰でも殺人犯になり得るが意外といえば意外。
  14. 「探偵戯曲 仮面の男」
    ( 新青年 1929.03. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     成金の青木夫妻は、遊園会で世間をにぎわせている仮面強盗の余興を企てていた。仮面強盗はおかめの面をして金持ちから宝石類を奪い、慈善団体などに寄付している、正義観をもった泥棒という。芦田義資警視庁探偵、牧警部補、東山亜細亜新聞社会部部長のもとに仮面強盗からの予告状が届く。白昼、午後一時半。
     隠し方などの伏線は思い込みのウラを突かれた。招待状と時刻の問題は解明されず? (2016.07.18)
  15. 「私はかうして死んだ!」
    ( 新青年 1929.06. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     私の元に死後一年たった頃に届いた不思議な事実の物語である。船井三郎は無産党から立候補する事になったので戸籍を取り寄せたら死亡しているという事だった。郷里に埋められた遺骨。死亡診断書を書いた瀬越医院院長から玉村という男が世話していたと聞く。
     動機にやや面白味がある。戸籍上の生死を扱っているが、冒頭の一年後というのが結末とどう結びついているのか謎のまま。 (2016.07.18)
  16. 「オパール色の手紙 ある女の日記」
    ( 文学時代 1929.09. )
    『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     本を探していて見つけたオパール色の夫に宛てた封書。上書きには並木五郎様とある。T子からN様と書かれた手紙は貴方に支配され筆跡まで似てきたとも書かれるようになっていた。夫は手紙の命令通りにする。
     探してたミロッセの「コンフェッション」とはミュッセの「世紀児の告白」だろうか。その着物からというのは、カバーだろうか。疑心暗鬼の妄想か、日記自体も真偽不明になってくる。 (2016.07.18)
  17. 「華やかな罪過」
    ( 朝日 1929.09. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     菅井博士の帰朝歓迎会で私の前の席に座ったあの人。帰りに一緒になって、二人はお互いに愛を感じあう。逢瀬を重ねるうち、あの人は告白する。私はカルメンを演じる。
     探偵小説要素が希薄な作品。ヒロインの是非と自分ならどうするかという意見アンケートを求めた懸賞で、結果はほぼ半々だったとの事(解題より)。起承転結のどの部分に対して重視するかで変わると思う。あの人側の設問なら否であろう。 (2016.07.18)
  18. 「或る探訪記者の話」
    ( 新青年 1929.12. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 (青空)
     僕は遠藤博士の胎教の学説に関する特ダネを得ようと調べ始めた。思いの念が強ければ子供は似て産まれてくるという。婦長の話、実証されたという夫人の話。特ダネではあったが。
     必要悪なのか、需要と供給なのか、良心への呵責に対する言い訳か。問題提議的作品ではある。 (2016.07.18)
  19. 「壊された幸福」
    ( 台湾日日新報夕刊 1929.12.17〜22 )(夢現)
     二年前、大澤文三の教会での結婚式で従弟の行雄は結婚に異議ありと発言した。その半年後、文三は医者である私のところを訪れてその理由と現況を語る。妻との仲、財産、健康に不安を感じるという。アドバイスをして……。
     広義の探偵小説。話自体は面白いが当時でも考え難い状況ではないだろうか。攻めと守りの違いだろうか、落差が大きいのも妙に印象に残る。
  20. 「或る日の紳士」
    ( 週刊朝日 1930.01.01 )(夢現)
     実業家の紳士がゴルフに行った帰りに寄った田舎の料亭でのようす。そしてその帰り……
     ユーモア小説というか長めのコントというべきか。実業家らしくないところがおかしさを感じる。
  21. 「アパートの殺人」
    ( 新青年 1930.07. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     東京キネマの女優山上みさは昭和×年三月の月曜日午前十一時から午後六時までの間に山の手アパートで絞殺されていた。野球選手の神村進、シネマ時報編集主任の村井保、製菓会社取締役松木久作らが午前中に入れ替わり会っていた。女優の上田欣子は三時頃にみさの部屋を出る村井を見ている。ボーイの鷲尾は同じ頃に松木を見ている。死体は上村は六時に来た時に見つかった。臨検の検事は最後の対質訊問を行う。
     証言のみで構成された作品。明白な証拠があるわけではなく、自白に導いているのはこの時代の限界か。 (2016.07.18)
  22. 「夏の夜の冒険」
    ( 文学時代 1930.09. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     十年ほど前の市川正一、青野季吉、時国理一、板倉、永戸らと内幸町のある会社につとめていた頃の話である。夏の夜の終電も過ぎたころ、駅の建物のうしろに子供がいた。時国と私は帰りたがらない子供の家を見つけて夫婦を追及する。それから六七年後。
     人の家庭の事情はわからない。転向したといわれる理由の一端を示しているようのもとれない事はない。 (2016.07.18)
  23. 「二人の盲人」
    ( 祖国 1930.12. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     関東大震災の復興での道路計画で玄療院の屋敷も大半が削りとられる事になった。盲目の玄石にとって四十坪は全世界といえた。美しい妻の千鶴子と同じ盲目の藤木に対して猜疑心を抱くようにもなった玄石は。
     疑心暗鬼が招いた悲劇。無慈悲な政策に含みがあるのかどうかはわからない。 (2016.07.18)
  24. 「ランデヴウ」
    ( 文学時代 1931.02. )(夢現)
     彼はせわしなく東京駅からつばめに乗った。彼は毎週末、彼女に会いに京都へ通っていた。相席となった二人のサラリーマンと一人の紳士が会話する。耳で聞きながら空想する。やがて京都に着き、彼女は……。
     ユーモア小説とも当時のモダンな現代小説とも世相小説とも恋愛小説ともとれる話。時間に追われる現代人が移動の間で空想してしまう緩急など妙な味わいがある。
  25. 「鉄の規律」
    ( 新青年 1931.08. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     大日本正義党の三十号はマスクをした残り二人に東亜局長遠山彦太郎の暗殺計画を立案させる。脅迫状を受け取った遠山は露木秘書官の心配や警視総監からの電話を一笑に付してしまう。局長の乗るはずだった自動車に乗った次男の遠山勝男。貨物自動車と衝突したが死因は絞殺だった。
     誰が秘密党員か、というのが焦点。幽霊党員多数といったところか。 (2016.07.18)
  26. 「謎の女」 (未完遺稿)
    ( 新青年 1932.01. )
    ( 『怪奇探偵小説集』鮎川哲也編 双葉新書 1976.02.10 )
    『怪奇探偵小説集1』鮎川哲也編 ハルキ文庫(あ-04-01) 1998.05.18
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
    『恐怖ミステリーbest15 こんな幻の傑作が読みたかった!』ほんの森編(編者詐称) コアラブックス 2006.05.30
     熱海のMホテルで新聞記者の島龍之介は不思議な山野という女性に出会った。奥さんとしてつれてって下さらない? 道子として東京のMホテルへ移った二人は。
     謎の女性の目当ては何か。導入部分で終わっているので予測不能。 (2016.07.18)
    参考 「謎の女(続編)」 (冬木荒之介(井上靖?))
    ( 新青年 1932.03. )
    ( 『怪奇探偵小説集』鮎川哲也編 双葉新書 1976.02.10 )
    『怪奇探偵小説集1』鮎川哲也編 ハルキ文庫(あ-04-01) 1998.05.18
    『恐怖ミステリーbest15 こんな幻の傑作が読みたかった!』ほんの森編(編者詐称) コアラブックス 2006.05.30
     疑似夫婦となって七日目の夜、道子は世にも信じられない女性がいると話はじめた。
     設定を継承し単独の話としての展開とラストはうまい。内容は平林初之輔らしくない。全体としては新聞記者の必然性が弱く、女性の言葉と合わない部分があるのが難。 (2016.07.24)



      その他の小説

  1. 「チャップリン 純情小説」
    ( 朝日 1930.06. )
  2. 「十月十七日」
    ( 文学時代 1930.11. )(夢現)
     日露戦争終了後の一九〇五年、数日前のシベリア鉄道のストライキの様子から十月十七日の十月宣言(詔書)の発表まで。
     ロシア革命の一場面。ストライキに遭遇したシベリア鉄道の乗客の様子などが特長的か。



      探偵小説翻訳作品

  1. 「マリイ・ロオジェ奇譚」
    原作: エドガー・アラン・ポー
    ( 新青年増刊 1926.08. )
    『エドガア・ポウ集』 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30
    ( 『ベンソン家の惨劇』ヴァン・ダイン 春陽堂・探偵小説全集13 1930.04.13 )
  2. 「鍵」
    原作: リズリー・ウッド
    ( 苦楽 1926.12. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10
     ドッグ・ロジャースが改心した。女中殺しや中国人殺しに関係したという彼が。刑事のマイケル・サリバンは新世界運輸会社の船舶事務所につとめているのを知り安心した。ドッグはリバプール行きの船舶の金庫に宝石が積まれる事を知り、合鍵を作って乗り込むが。
     鍵の行方は、気付かないはずはないが意外な場所に。 (2016.07.18)
  3. 「火葬にされた男の帰宅」
    原作: 「巨大なインク壺の謎」 カミ
    ( 新青年 1927.02. )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.xx.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
     ルウフォック・ホルメスと署長のもとに連れてこられた黒い男。スペクトラスの名とともに火葬にされた男の帰宅などと意味不明なことを言っており。
     この作品が最初期に掲載されたのは楽屋落ち要素でのウケもあったのではなかろうか。最終話とは知らなかった(創元推理文庫全訳刊行!)。十三人目は裏切り者なのか救世主なのか。 (2016.07.18)
  4. 「血塗れの細菌」
    原作: 「血まみれの細菌たち」 カミ
    ( 新青年 1927.02. )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.xx.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
     ルウフォック・ホルメスと腹心の部下はホテルで見えない殺人犯に負傷させた。血のあとを追うと老細菌学者の部屋の前。
     乱歩の「鏡地獄」を思い出す。恐怖の原因はバカバカしく違うが(ほめ言葉)。 (2016.07.18)
  5. 「ヴェニスの潜水夫」
    原作: 「ヴェニスの潜水殺人犯」 カミ
    ( 新青年 1927.02. )
  6. 「飛び行くボートの謎」
    原作: 「空飛ぶボートの謎」 カミ
    ( 新青年 1927.09. )
  7. 「血まみれトランク事件」
    原作: 「血まみれのトランク事件」 カミ
    ( 新青年 1927.09. )
  8. 「尖塔の怪事件」
    原作: 「とんがり塔の謎」 カミ
    ( 新青年 1927.09. )
  9. 「スフィンクスの謎」
    原作: 「スフィンクスの秘密」 カミ
    ( 新青年 1927.09. )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.xx.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
     ルウフォック・ホルメスと署長は殺害された骨董屋からスフィンクス内の宝の事が書かれた古代紙の事を聞く。咽喉にはスペクトラスの手の跡が。
     偽スペクトラス? 鼻腔と鼻孔? 殺害された骨董屋?(創元推理文庫の高野優の訳は「瀕死の骨董屋」) 石を右と間違えそうになったり。そもそもフランスではHが盗まれてホルメスがオルメスなのか。間違いなのかわざとなのか判別し難い部分があるのが難なのかそれも面白いといえるのか。  (2016.07.18)
  10. 「道化師」
    原作: 「道化師の死」 カミ
    ( 新青年 1927.09. )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.xx.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
     ルウフォック・ホルメスと署長はなぜ貪欲者が刺殺された道化師の口の中に肱まで突っ込まれていたの分からなかった。検死では道化師の中にスペクトラスの手の跡が。
     創元推理文庫の高野優の訳とはかなり印象が違う。元はpailleとpierrotかと思うのはLとRが区別できない日本人的発想か。ピローとピエロの方がしっくりしそう。クラウンならクラインの壺をイメージしてしまう。オチは高野訳に喝采。 (2016.07.18)
  11. 「洞窟の女王」
    原作: ヘンリー・ライダー・ハガード
    『洞窟の女王、ソロモン王の宝窟』 改造社・世界大衆文学全集28 1928.07.03 (国DC)
  12. 「ソロモン王の宝窟」
    原作: ヘンリー・ライダー・ハガード
    『洞窟の女王、ソロモン王の宝窟』 改造社・世界大衆文学全集28 1928.07.03 (国DC)
  13. 「巴里の秘密」
    原作: ユーゼース・スー
    ( 新青年増刊 1928.08. )
  14. 「ウイリアム・ウイルスン」 (別題「ウヰリアム・ウイルスン」「ウイリヤム・ウイルスン」)
    原作: エドガー・アラン・ポー
    ( 新青年増刊 1929.02. )
    『エドガア・ポウ集』 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30
    宝石 1949.11.
  15. 「七つの燈」
    原作: A・K・グリイン
    ( 新青年増刊 1929.02. )
  16. 「グリイン家惨殺事件」 (別題「グリイン家の惨劇」)
    原作: ヴァン・ダイン
    ( 新青年/新青年増刊 1929.06.〜09. )
    『ワ゛ァン・ダイン集』 博文館・世界探偵小説全集24 1929.10.27
    ( 『グリイン家惨殺事件』 博文館文庫071 1939.09.20 )
  17. 「消え去つた骨骼」
    原作: カミ
    ( 新青年増刊 1929.08. )
  18. 「「お前は犯人だ」」
    原作: エドガー・アラン・ポー
    『エドガア・ポウ集』 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30
  19. 「カナリヤ殺人事件」
    原作: バンダイン(ヴァン・ダイン)
    ( 『カナリヤ殺人事件』 平凡社・世界探偵小説全集19 1930.01.15 )(国DC※)
  20. 「ベンソン家の惨劇」
    原作: ヴァン・ダイン
    ( 『ベンソン家の惨劇』 春陽堂・探偵小説全集13 1930.04.13 )
  21. 「ジャックリイン」
    原作: アンリ・ヂュヴェルノワ(アンリ・デュヴェルノワ)
    ( 新青年 1931.08. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10
     マルセル・ウルダンノーが不吉な胸騒ぎを感じながら帰社するとヴァンスロンが妻のジャクリーンに会いにきていた。夫人は外出中で、待つうちに警察署長がリュシアン・ブレージュとの密会現場でブレージュ夫人に殺されたと告げにきた。ブレージュ夫人を許し、忘れるためにマルセル・アルバンと名も変える。ジャクリーンの代わりを探しなどするうちに。
     登場人物の感情や行動が理解不能。フランス滞在中の遺作という事なのだろうか。フランスのブラック(?)ユーモア作品のようで、ドタバタ劇には文体が不向きなのかもしれない。 (2016.07.18)



      探偵小説関係、関係誌掲載の随筆・評論

  1. 「文壇の一年間」
    ( 解放 1922.12. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録「探偵小説の流行」部分
     科学的探偵小説は好きだ。
  2. 「私の要求する探偵小説」
    ( 新青年増刊 1924.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     1.有り得る事件で実行し得ること 2.探偵の方法が科学的であること 3.舞台は地理関係がわかる主要都市が良い 4.犯罪者と探偵は互角であること 5.超人でない範囲で常識的でないこと 6.教訓的や愛国心の鼓舞でないこと まだ探偵作家が非科学的なので発達していない
  3. 「日本の近代的探偵小説 特に江戸川乱歩氏に就て」
    ( 新青年 1925.04. )
    ( 『江戸川乱歩全集8』 平凡社 1931.05.10 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    幻影城増刊 1975.07.
    ( 『江戸川乱歩 評論と研究』中島河太郎編 講談社 1980.06.16 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     探偵小説は特殊ではなく一般小説と同じ芸術価値を持ち得る。乱歩に期待。
  4. 「愛読作家についての断片」
    ( 新青年増刊 1925.08. )
    ( 部分『江戸川乱歩全集5』 平凡社 1931.07.10 )※「白昼夢」部分(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     特別に好きな作家はないが、ドイル、ポー、ルルー、ルブラン、ドゥーゼ、ビーストン、ランドン、乱歩
  5. 「ブリュンチェールの言葉について」
    ( 探偵趣味 1925.09. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     表現一元論にも材料一元論にも賛成しない。
  6. 「『心理試験』を読む」
    ( 新青年 1925.10. )
    ( 『江戸川乱歩全集2』 平凡社 1931.10.10 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )(名張)
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     純文学と通俗小説の二元論は存在理由を失いつつある。この創作集は感心したが、高度の神経細胞の攪乱までは与えられなかった。一歩前進を期待。
  7. 「近頃読んだもの「黒衣の女」ベントレイ」
    ( 新青年 1925.10. )
  8. 「探偵小説壇の諸傾向」
    ( 新青年増刊 1926.02. )
    ( 抜粋『江戸川乱歩全集2』 平凡社 1931.10.10 )※(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『教養としての殺人 日本推理小説精選評論集』権田萬治編 蝸牛社 1979.11.10
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     新青年の翻訳作品掲載の功罪。乱歩、不木、正史、城昌幸らの不健全派。不如丘、甲賀三郎の健全派。健全派の発達を希望。
  9. 「ホオムズの探偵法」
    ( 新青年増刊 1926.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     書斎の中のホームズ/ホームズの性格/ホームズの探偵法/ホームズのマンネリズム
  10. 「雑談一束」
    ( 探偵趣味 1926.04. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     郵便、ブランキの宇宙観、過誤と過信、心配、学校での盗難
  11. 「四月号の創作三つ」
    ( 新青年 1926.05. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「火星の運河」乱歩、試筆。「安死術」「秘密の相似」不木、陰残。
  12. 「伊豆の国にて」
    ( 探偵趣味 1926.05. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     文壇小説と探偵小説、ドストエフスキー、トルストイ、瓦の上の砂
  13. 「当選作所感」
    ( 新青年 1926.06. )
    ( 『夢野久作の世界』西原和海編 平河出版社 1975.12.15 )
    ( 『夢野久作の世界』西原和海編 沖積舎 1991.11.29 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「あやかしの鼓」久作、迷信と科学的分析が融合していない。「窓」禾太郎、がっしりとした構成。
  14. 「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」
    ( 『琥珀のパイプ』甲賀三郎 春陽堂 1926.06. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     試験管と探偵小説、お役人さんと小説家。多方面に知識があり、探偵小説の正道をいく。
  15. 「熊公合評会(座談会)」森下雨村、甲賀三郎、延原謙、横溝正史、江戸川乱歩、大下宇陀児、川田功、高田義一郎、金子準二、平林初之輔、新居格、人見直善、川上三太郎
    ( 東京毎夕新聞 1926.09.30 or 10.02 )
  16. 「黒岩涙香のこと」
    ( 探偵趣味 1926.11. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     黒岩涙香といえば万朝報。ジャーナリストとして独特な突飛な紙面を作った。政治家としては進歩思想家。思想家としては天人論。ビジネスにも抜け目がなかった。賭博の研究家。明治文壇史上、文体の創造と探偵小説作家の作品を紹介し移植した点で特筆する価値がある。木村毅がシーショア・ライブラリーなどから原著を発見しわけてもらて読んだことがある。クラスメイトだった扶桑堂主人町田歌三が亡くなった。
  17. 「五階感想」
    ( 新青年 1926.11. )
    『五階の窓・江川蘭子 合作探偵小説コレクション1』 春陽堂書店 2022.10.12
     題があると書き良い。先の方なので苦心なく一日で書き終えたが平凡なものになった。推理の間違いは後の人が正すと思い安心し、筋を横へそらすことに骨を折った。次回の森下氏が一寸困ると思ったがあっさり片付けられた。最後の小酒井さんは骨折りだったと思う。小酒井博士がひかえて居るので死体の死の字も言えなかった。部分的には面白いが良い作ではない。
  18. 「今年印象に残れる作品(アンケート)」
    ( 新青年 1926.12. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     大正十五年度印象に残れる作品は?
  19. 「クローズアップ(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1927.01. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     僕がルパン、ホームズであったら?
  20. 「新青年趣味口座1(1)社会科学」
    ( 新青年 1927.06. )
  21. 「支那国民革命運動の解剖」
    ( 新青年 1927.07. )
  22. 「廉価予約出版流行に就いて」
    ( 新青年 1927.08. )
  23. 「訳者序」
    『洞窟の女王、ソロモン王の宝窟』ハガード 改造社・世界大衆文学全集28 1928.07.03 (国DC)
     著者、作品紹介
  24. 「ルヴェルの『夜鳥』」
    ( 東京朝日新聞 1928.08.01 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     ポーの戦慄は冷徹だが、ルベルは悲哀。
  25. 「破邪顕正」
    ( 新青年 1928.10. )
  26. 「「陰獣」その他」
    ( 新青年 1928.11. )
    ( 部分『江戸川乱歩全集1』 平凡社 1931.06.10 )※「陰獣評」部分(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『江戸川乱歩 評論と研究』中島河太郎編 講談社 1980.06.16 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「陰獣」は読者の予想を超えた作品だが、探偵小説としては技巧に凝りすぎしつこく余裕がない。濃厚でも爽快感のあるのが良い。探偵小説はもう一人前なので批評は内部においての自己批判が必要である。探偵小説は芸術至上主義や表現万能主義は成立しない。読者に強烈なエキサイトメントを与える事を第一としなければならない。
  27. 「国際水上競技大会寸評」
    ( 新青年 1928.12. )
  28. 「乱歩氏の諸作」 (「大仏と江戸川」の一部)
    ( 東京朝日新聞 1929.01.05(「文芸時評」01.01〜01.06の一部) )
    ( 部分『江戸川乱歩全集8』 平凡社 1931.05.10 )※「「芋虫」評」部分(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「悪夢」「孤島の鬼」想像力には驚嘆。変態的、異常なものに向けられているのには不満。
  29. 「二つの文学論」
    ( 東京朝日新聞 1929.01.30 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「世界文学と無産階級」メーリング、理論的問題に関して一読の価値あり。「探偵小説擁護論」チェスタトン、自然以上の美を科学工業などがもちはじめている。
  30. 「新人の諸作一括」
    ( 東京朝日新聞 1929.02.02 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録大下宇陀児部分(青空)
     「蛞蝓奇談」面白い読み物だが科学者は機械文明の先端かを材料とした作品を。
  31. 「小酒井不木氏」
    ( 東京朝日新聞 1929.04.04 )(奈落)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     不木氏の死去。犯罪文献の研究、西洋探偵小説の紹介、探偵小説作家として業績がある。
  32. 「探偵小説の世界的流行」
    ( 大阪朝日新聞 1929.05.17 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     探偵小説は刺激を与える。知的である。権威に対して非妥協的である。時代小説から探偵小説へ転向してくることを予言する。
  33. 「作家としての小酒井博士」
    ( 新青年 1929.06. )(奈落)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    別冊幻影城『小酒井不木』 1978.03.
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     延原氏より不木の死をエイプリル・フールの日に聞いた。文壇と畠ちがいであるが探偵小説は頭脳の小説であり畠ちがいとはいえない。依頼を断らないのは弱さでもあり美徳でもある。肉体はなくなったが、精神は各方面で実を結ぶだろう。
  34. 「来るべき探偵小説全盛時代」
    ( 『チャリング・クロス事件』フレッチャー、和気律次郎訳 月報:世界探偵通信1 平凡社・世界探偵小説全集10 1929.06.01 )(国DC※)本体のみ
  35. 「現下文壇と探偵小説」
    ( 文学時代 1929.07. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     探偵小説の技術的独自性として、筋が優れていること、サスペンス、トリック、テンポ、消極的条件。商業的には西洋では一緒だが日本では一般小説から隔離されている。知的水準が高まるにつれ探偵小説の需要も高まるだろう。
  36. 「角田喜久雄「肉」」
    ( 東京朝日新聞 1929.10.04 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録角田喜久雄部分(青空)
     それだけの話であるが立派な掌編。
  37. 「作者として(「華やかな罪過」)」
    ( 朝日 1929.11. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 ※解題に引用(青空)
     作者としての回答は作品そのもの。
  38. 「昭和四年の文壇の概観」 (「文壇の現状を論ず」)
    ( 新潮 1929.12. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     通俗小説は精力的作家が残り、中堅以下は淘汰されますます盛んに。大衆文学は昨年を全盛期として下火。実話文学は一時の流行。ナンセンス文学は外国作品の翻訳しかなく日本作品は常識的。探偵小説は台頭してきたがまだ翻訳物。正統派文壇では中堅作家が急激に没落。プロレタリア作家は勃興の途上で何を描いたかによる。モダニズムは消費者的イデオロギー。批評壇では政治的価値と芸術的価値の問題が活発だった。文学派は芸術のための芸術。閨秀作家の奮起を望む。文学者は貧化し人気作家の独占化。
  39. 「(抜粋元不明)」
    ( 新潮 1929..不明 )
    ( 部分『江戸川乱歩全集10』 平凡社 1931.09.10 )※「江戸川乱歩の印象」部分(国DC※)
     取り調べを受けた江戸川乱歩。苦労人、平凡な人、凝り性、矛盾した性格。作品は時に芸人風。文章の巧みさ。退廃的、病的、グロテスク。群を抜いている。
  40. 「ポウの本質」
    ( 『エドガア・ポウ集』エドガー・アラン・ポー 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     ポーは例外的ではなく普遍的な世界を描いており普遍的な読者に迫る力をもっている。
  41. 「江戸川乱歩」
    ( 新潮 1930.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
    ( 『アンソロジー・プロレタリア文学4事件 闇の奥へ』楜沢健編 森話社 2017.08.18 )
     退廃的なものに向かっている特異性があるとともに大衆性の限度がある。日本の探偵小説の異常文学としては群をぬいている。
  42. 「文芸は進化するか、その他」
    ( 新潮 1930.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     文学の変化が進化か流行か。必然的変化を進化とよぶ。出版社や出版氏本人は商人であり、広告に対しての批評は児戯に類する。検閲制度も一種の課題小説。小説から詩の復活ではなく映画に発展性がある。ヴァン・ダインの探偵小説家の心得は別のカテゴリーを作ろうとしている。すぐれた作家の発見も批評家の任務。
  43. 「ヂュパンの癖とヴァンスの癖」
    ( 新青年増刊 1930.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     デュパンは夜が好き。ヴァンスは煙草が好き。
  44. 「ヴァン・ダインの作風」
    ( 改造 1930.11. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     映画化は成功とは思われない。ゆるみはあるが駄作はない。芸術性と現実性の妥協がない。訳すときに四分の一ほど切り捨てなければならなかったが手がかりをなくしてしまいそうで弱った。
  45. 「ウイッテ伯回想記その他」
    ( 新青年 1930.11. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
     「日露戦争と露西亜革命」が面白かった。Five Striking Storiesが面白かった。その中の「ジャックリーン」を翻訳して送ってみようかと思っている。
  46. 「打てば響く(アンケート)」
    ( 新青年 1931.01. )
     生まれ変わったら、早起き。好きな青年は、(略)。映画が与えたのは、(略)。十年後の日本は、(略)。最後の日が知れたら、(略)。恋を一口で、言えない。影響を与えたのは、ルソオ「懺悔録」。魅力的な言葉は、「いいえ」。日本が第一にするのは、皆が食べられること。無くなって困るのは、原稿を買ってくれる新聞と雑誌。
  47. 「探偵小説作家に望む あくまで厳粛な」
    ( 新青年増刊 1931.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録?
     心理分析力、観察力、最近科学への興味、政治経済金融外交問題に通じ、ウィット、奔放な想像力、舞台は大都会、全てが最後に集中、トリックの再利用はせず、実在の人物は読者の想像世界が壊される、殺人事件であることは重要視しないが喜劇的より悲劇的が望ましい。
  48. 「未来望遠鏡 テレヴィジョン大学」
    ( 新青年 1931.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『『新青年』名作コレクション』新青年研究会編 ちくま文庫(し-53-01) 2021.04.10
     教室のかわりに放送局。寝ころんで講義を聞くのも可能。インテリ階級は消滅。学校騒動での占拠なし。男女共学可能。大学の大衆化。
  49. 「懐しい人達の手紙(水谷準宛1931.05.頃パリからの手紙)」
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.10. )
     手紙は巴里から初。近日中に原稿送付。ジョセファン・バカルがもてている。探偵ものトーキーが大流行。モーリス・レルビエ監督の黄色い部屋はすごい演出。横溝君にもよろしく。
  50. 「ヴアン・ダインの探偵小説論」
    ( 初出不明 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )



      探偵小説著書

  1. 『平林初之輔・橋本五郎集』 改造社・日本探偵小説全集14 1929.10.03 (国DC)
    「予審調査」/「犠牲者」/「秘密」/「動物園の一夜」/「オパール色の手紙」/「山吹町の殺人」/「誰が何故彼を殺したか」/橋本五郎集/「れてーろ・えん・ら・うぇーと」(うに濁点)/「赤えいのはらわた」/「勇気」/「探偵開業」/「自殺を買ふ話」/「海龍館事件」/「お静様の事件」/「青い手提袋」/「ペリカン後日譚」/「塞翁苦笑」/「唇花No.1」/「素敵な素人下宿の話」
  2. 『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
    「予審調書」/「頭と足」/「犠牲者」/「秘密」/「山吹町の殺人」/「祭の夜」/「誰が何故彼を殺したか」/「人造人間」/「動物園の一夜」/「仮面の男」/「私はかうして死んだ!」/「オパール色の手紙」/「華やかな罪過」/「或る探訪記者の話」/△「解題」横井司
  3. 『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10
    「アパートの殺人」/「夏の夜の冒険」/「二人の盲人」/「鉄の規律」/「謎の女」/「悪魔の聖壇」/「少年探偵 呉田博士と与一」/「鍵」リズリー・ウッド/「ジャックリイン」アンリ・ヂュヴェルノワ/△「私の要求する探偵小説」/「日本の近代的探偵小説 特に江戸川乱歩氏に就て」/△「愛読作家についての断片」/ △「ブリュンチェールの言葉について」/△「『心理試験』を読む」/△「探偵小説壇の諸傾向」/△「ホオムズの探偵法」/△「雑談一束」/△「伊豆の国にて」/△「黒岩涙香のこと」/△「「陰獣」その他」/△「探偵小説の世界的流行」/△「作家としての小酒井博士」/△「現下文壇と探偵小説」/△「ポウの本質」/△「江戸川乱歩」/△「文芸は進化するか、その他」/△「ヂュパンの癖とヴァンスの癖」/△「ヴァン・ダインの作風」/△「ウイッテ伯回想記その他」/△「あくまで厳粛な 「探偵小説作家に望む」より」/ △「探偵小説の流行 「文壇の一年間」より」/△「四月号の創作三つ」/△「当選作所感」/△「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」/△「ルヴェルの『夜鳥』」/△「乱歩氏の諸作」/△「二つの文学論」/△「新人の諸作一括」/△「小酒井不木氏」/△「角田喜久雄「肉」」/△「昭和四年の文壇の概観」/△「今年印象に残れる作品(アンケート)」/△「クローズアップ(アンケート)」/△「解題」大和田茂
  4. 『平林初之輔・佐左木俊郎 ミステリー・レガシー』山前譲編 光文社文庫(や-22-8) 2020.02.20
    『悪魔の戯れ』平林初之輔/(「指と指輪」/「機関車」/「猟犬物語」/「秘密の錯覚幻想」/「仮面の輪舞」/「謀殺罪」)佐左木俊郎/△「解説」山前譲



      探偵小説翻訳書

  1. 『洞窟の女王、ソロモン王の宝窟』ハガード 改造社・世界大衆文学全集28 1928.07.03 (国DC)
    △「訳者序」/「洞窟の女王」/「ソロモン王の宝窟」
  2. 『ワ゛ァン・ダイン集』 博文館・世界探偵小説全集24 1929.10.27
    「グリイン家惨殺事件」/デェヴィス集/「手長のマロン」三井光村訳?/「デェヴィは帰る」牧逸馬訳?/「老俳優」牧逸馬訳?/「青い鳥」延原謙訳?/「一萬弗の紙幣」延原謙訳?/△「ヴァン・ダイン氏の作風」江戸川乱歩
    『グリイン家惨殺事件』ヴァン・ダイン 博文館文庫071 1939.09.20
    「グリイン家惨殺事件」
  3. 『エドガア・ポウ集』エドガー・アラン・ポー 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30
    「マリイ・ロオジェ奇譚」平林初之輔訳/「ウイリアム・ウイルスン」平林初之輔訳/「モルグ街の殺人事件」吉田両耳訳/「黒猫」吉田両耳訳/「盗まれた手紙」吉田両耳訳/「アッシャー館の崩潰」吉田両耳訳/「楕円形の肖像画」吉田両耳訳/「つげ口心臓」吉田両耳訳/「仮死の埋葬」吉田両耳訳/「奈落と振子」吉田両耳訳/「阿門酒の樽」吉田両耳訳/「鳴門の底」吉田両耳訳/「ヴァルデマル氏事件の真相」吉田両耳訳/「赤死病仮装舞踏会」吉田両耳訳/「「お前は犯人だ」」平林初之輔訳/「黄金虫」吉田両耳訳/△「エドガア・ポウに就いて」
  4. 『カナリヤ殺人事件』ヴァン・ダイン 平凡社・世界探偵小説全集19 1930.01.15 (国DC※)
    「カナリヤ殺人事件」/世界探偵通信(△「ヴァン・ダイン氏」S・H/・「久米正雄全集刊行に方りて」/△「編輯室より」)
  5. 『ベンソン家の惨劇』ヴァン・ダイン 春陽堂・探偵小説全集13 1930.04.13
    「ベンソン家の惨劇」/「マリイ・ロオジェ奇譚」エドガー・アラン・ポー



      その他の著書

  1. 『日本自由主義発達史』 世界思潮研究会・世界パンフレツト通信4 1921.02.
    『日本自由主義発達史』 日本評論社 1924.04.20
    △「前編(封建制度の崩壊から藩閣政府の樹立まで)」/△「後編(藩閣専制に対する自由主義の勃興)」
  2. 『科学概論』金子筑水監修 春秋社・新学芸講座1 1922.04.30 (国DC)(国1922.05.16)
    △「総序」金子筑水/△「はしがき」平林初之輔/『科学概論』
  3. 『近世社会思潮』 春秋社・新学芸講座5 1922.09.01
  4. 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 (国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    △「著者より読者へ」/△「序」/△「無産階級の独立文化へ」(1922.09.13)/△「民衆芸術の理論と実際」(1921.07.)/△「無産階級の芸術」/△「第四階級の文学」(1921.11.)/△「唯物史観と文学」(1921.11.)/△「死の文学から生の文学へ」(1921.03.)/△「ジヤアナリズムと文学」(1922.08.)/△「ブルジヨア文化主義者に与ふ」(1922.04.)/△「武者小路実篤氏の非戦思想」(1921.12.)/△「ソレルの階級文化論」(1922.04.)/ △「政府、議会及び民衆」(1921.12.)/△「ラツセルと社会主義革命」(1922.05.)/△「カウツキーを駁す」(1922.02.)/△「文芸運動と労働運動」(1922.05.)/△「中西氏に答ふ」(1922.07.)/△「都市問題と無産階級」(1922.06.)/△「社会思潮の新傾向」(1921.11.)/△「婦人運動の目標」(1922.08.)/△「無産婦人の運動へ」(1922.06.)/△「婦人の享楽的傾向に就いて」(1922.10.)/△「青年会の社会的任務」/ △「労農ロシヤのオペラ」アーサー・ランソム、平林初之輔訳/△「ロシヤ文学と革命」オーネイル、平林初之輔抄訳/△「労農ロシヤの教育事業」ルナチヤルスキー、平林初之輔訳/△「労働者の自主教育」ルナチヤルスキー、平林初之輔訳
  5. 『プロレタリア文学綱領』 世界思潮研究会・世界パンフレット通信10 1923.04.20 (国DC)
    △「はしがき」/△「無産者文学のプログラム」/△「文学とは何ぞや」/△「ソヴイエツト治下の文化」ウイリアム・テイ・グード、平林初之輔訳
  6. 『社会政策と労働立法 邦文パンフレット通信5』 ジャパン・タイムス社 1925.09.21 (国DC※)
    『社会政策と労働立法』
  7. 『物質観の変遷』 南宋書院・無産者大学パンフレット 1927.08.31 (国DC)
    △「はしがき」/『物質観の変遷』
  8. 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 (国DC)(国1929.09.28)
    △「序」/△「文学の本質について(1)」/△「文学の本質について(2)」/△「文学方法論」/△「エミイル・ゾラの文学方法論」/△「政治的価値と芸術的価値」/△「諸家の芸術価値理論の批判」/△「商品としての近代小説」/△「文学及び芸術の技術的革命」/△「文学に於ける新形式の要望」/△「文芸批評論」/△「文芸批評家の任務について」/△「文芸批評と文芸政策」/△「吾が国小説界の現状を論ず」/△「即興的小説を排す」/△「心理描写の小説を論ず」
    『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05
    △「序」/『文学理論の諸問題』/△「解説」関口安義
  9. 『近世社会思想講話』 千倉書房 1929.12.20 (国DC※)
    △「序」/『近世社会思想講話』
  10. 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 (国DC※)(国1932.02.17)
    ・「渡仏直前の著者(写真)」/・「国際文芸家協会大会における著者(写真)」/・「国際文芸家協会大会における印象(原稿写真)」/△「序」吉江喬松/△「編纂について」林柾木/
    プロレタリア文学論/△「マルクス主義文学の本質」/△「プロレタリア的傾向文学」/△「プロ文学に於ける似而非プロレタリア性」/△「プロレタリア文学の最近の転換」/△「プロレタリア・レアリスムに就いて」/△「プロレタリア文学かマルクス主義文学か」/△「プロレタリア文学の過去・現在・未来」/
    文学理論及び文学批評論/△「所謂科学的批評の限界」/△「科学的批評の領域について大森氏に答へる」/△「芸術論に於ける未解決の根本的諸問題」/△「芸術の形式としての小説と映画」/△「芸術に於けるRealityについて」/△「芸術のトランスフオルマシオン」/△「文学の時代性」/△「過渡期の文学に附隨する諸問題」/△「文学の反功利性」/△「芸術の闘争性に就いて」/△「農民文学私見」/△「大衆文学について」/ △「文芸批評論」(△「批評の無力、批評の力」/△「作品批評の没落」/△「作品批評に関連して」)/
    現代文芸批評 附社会批評/△「文壇の現状を論ず」/△「日本の文学は何処へ行く」/△「芸術派、プロレタリア派及び近代派」/文芸時評集/△「鉄兵と成吉」/△「大仏と江戸川」/△「無風地帯の小説」/△「夫婦を描いた小説」/△「山本有三氏の「波」」/△「柳氏の工芸美論」/△「「改造」三月号」/△「新潮と中央公論」/△「戦旗と文戦」/△「近事二つ」/△「トーキー時代来る」/△「小酒井不木氏」/△「「夜明け前」と「陳述」」/△「創刊再刊の四雑誌」/ △「日本のシンクレーア」/△「東郷青児氏の手記」/△「中村氏の大津事件」/△「水上氏の藤村論」/△「二人の思想家の死」/△「観客と読者」/△「階級社会の算術」/△「三つの作品の対比」/△「外国文学の紹介」/△「情熱家と理性家」/△「作品と生活」/△「モダン派排撃」/△「短歌革命は可能か」/△「中村氏の批評について」/△「広津氏の小説について」/△「浜口内閣の検閲方針について」/△「インテリゲンチヤの立場」/△「文学とフイルム」/△「最近の二傾向」)/ △「探偵小説雜感」(△「探偵小説壇の諸傾向」/△「私の要求する探偵小説」/△「現下文壇と探偵小説」/△「ヴアン・ダインの作風」/△「ヂユパンの癖とヴアンスの癖」/△「陰獣その他」(△「陰獣評」/△「探偵小説の批評について」/△「探偵小説は芸術」))/△「文芸と国家」/△「現代暴力論」/△「権威崩壞期の婦人」/△「結婚社会学」/△「大学の煩悶」/△「ジャーナリズムの勝利」/△「米国化の機関としての映画」/
    社会科学論/△「社会科学方法論序説」/△「文化科学問題」/△「資本主義文化と社会主義文化」/△「唯物論の最近における発展」/△「発生的思想とは何か」/
    文学研究/△「自然主義文学の理論的体系」/△「十七世紀末に於ける新旧文学両派の論争」/△「浪漫派及び自然派の評論」/△「日本浪漫派思想興亡の跡」/△「日本に於ける浪漫派の先駆者としての北村透谷」/△「現代文学の背景及び前景」/△「社会史的観点より見たる明治文学」/△「プロレタリア文学運動の理論的及び実践的展開の過程」/
    附録 海外通信/△「佛蘭西までの旅」/△「チャップリン巴里に来る」/△「世界恐慌は安定しつゝあるか激化しつゝあるか」/△「国際文芸家協会大会の印象(絶筆)」/☆「平林初之輔年譜」平林駒子/△「年譜に附して」平林駒子
  11. 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 (国DC※)
    /△「唯物史観と文学」/△「第四階級の文学」/△「文芸運動と労働運動」/△「中西氏に答ふ」/△「文学方法論」/△「文学の本質について」/△「文学及び芸術の技術的革命」/△「文芸批評論」/△「文芸批評家の任務について」/△「文学に於ける新形式の要望」/△「政治的価値と芸術的価値」//☆「年譜」
    『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04.
    /△「唯物史観と文学」/△「第四階級の文学」/△「文芸運動と労働運動」/△「中西氏に答ふ」/△「文学方法論」/△「文学の本質について」/△「文学及び芸術の技術的革命」/△「文芸批評論」/△「文芸批評家の任務について」/△「文学に於ける新形式の要望」/△「政治的価値と芸術的価値」/
    『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20
    /△「唯物史観と文学」/△「第四階級の文学」/△「文芸運動と労働運動」/△「中西氏に答ふ」/△「文学方法論」/△「文学の本質について」/△「文学及び芸術の技術的革命」/△「文芸批評論」/△「文芸批評家の任務について」/△「文学に於ける新形式の要望」/△「政治的価値と芸術的価値」//△「片上先生の人と事業」
  12. 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 ※『無産階級の文化』『文学理論の諸問題』『プロレタリア文学綱領』
    無産階級の立場から見た芸術及び文化問題/△「無産階級の独立文化へ」/△「民衆芸術の理論と実際」/△「無産階級の芸術」/△「第四階級の文学」/△「唯物史観と文学」/△「死の文学から生の文学へ」/△「ジヤアナリズムと文学」/△「ブルジヨア文化主義者に与ふ」/△「武者小路実篤氏の非戦思想」/△「ソレルの階級文化論」/
    無産階級の立場から見た政治及び社会問題/△「政府、議会及び民衆」/△「ラツセルと社会主義革命」/△「カウツキーを駁す」/△「文芸運動と労働運動」/△「中西氏に答ふ」/△「都市問題と無産階級」/△「社会思潮の新傾向」/△「婦人運動の目標」/△「無産婦人の運動へ」/△「婦人の享楽的傾向に就いて」/△「青年団の社会的任務」/
    労農ロシヤの文化(翻訳)/△「労農ロシヤのオペラ」アーサー・ランソム/△「ロシヤ文学と革命」オーネイル/△「労農ロシヤの教育事業」ルナチヤルスキー/△「労働者の自主教育」ルナチヤルスキー/
    文学理論の諸問題/△「文学の本質について(1)」/△「文学の本質について(2)」/△「文学方法論」/△「エミイル・ゾラの文学方法論」/△「政治的価値と芸術的価値」/△「諸家の芸術価値理論の批判」/△「商品としての近代小説」/△「文学及び芸術の技術的革命」/△「文学に於ける新形式の要望」/△「文芸批評論」/△「文芸批評家の任務について」/△「文芸批評と文芸政策」/△「吾が国小説界の現状を論ず」/△「即興的小説を排す」/△「心理描写の小説を論ず」/
    プロレタリア文学綱領/△「無産者文学のプログラム」/△「文学とは何ぞや」/△「ソヴイエツト治下の文化」ウイリアム・テイ・グード、平林初之輔訳
  13. 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 ※『平林初之輔遺稿集』
    プロレタリア文学論/△「マルクス主義文学の本質」/△「プロレタリア的傾向文学」/△「プロ文学に於ける似而非プロレタリア性」/△「プロレタリア文学の最近の転換」/△「プロレタリア・レアリスムに就いて」/△「プロレタリア文学かマルクス主義文学か」/△「プロレタリア文学の過去・現在・未来」/
    文学理論及び文学批評論/△「所謂科学的批評の限界」/△「科学的批評の領域について大森氏に答へる」/△「芸術論に於ける未解決の根本的諸問題」/△「芸術の形式としての小説と映画」/△「芸術に於けるRealityについて」/△「芸術のトランスフオルマシオン」/△「文学の時代性」/△「過渡期の文学に附隨する諸問題」/△「文学の反功利性」/△「芸術の闘争性に就いて」/△「農民文学私見」/△「大衆文学について」/ △「文芸批評論」(△「批評の無力、批評の力」/△「作品批評の没落」/△「作品批評に関連して」)/
    現代文芸批評 附社会批評/△「文壇の現状を論ず」/△「日本の文学は何処へ行く」/△「芸術派、プロレタリア派及び近代派」/文芸時評集/△「鉄兵と成吉」/△「大仏と江戸川」/△「無風地帯の小説」/△「夫婦を描いた小説」/△「山本有三氏の「波」」/△「柳氏の工芸美論」/△「「改造」三月号」/△「新潮と中央公論」/△「戦旗と文戦」/△「近事二つ」/△「トーキー時代来る」/△「小酒井不木氏」/△「「夜明け前」と「陳述」」/△「創刊再刊の四雑誌」/ △「日本のシンクレーア」/△「東郷青児氏の手記」/△「中村氏の大津事件」/△「水上氏の藤村論」/△「二人の思想家の死」/△「観客と読者」/△「階級社会の算術」/△「三つの作品の対比」/△「外国文学の紹介」/△「情熱家と理性家」/△「作品と生活」/△「モダン派排撃」/△「短歌革命は可能か」/△「中村氏の批評について」/△「広津氏の小説について」/△「浜口内閣の検閲方針について」/△「インテリゲンチヤの立場」/△「文学とフイルム」/△「最近の二傾向」)/ △「探偵小説雜感」(△「探偵小説壇の諸傾向」/△「私の要求する探偵小説」/△「現下文壇と探偵小説」/△「ヴアン・ダインの作風」/△「ヂユパンの癖とヴアンスの癖」/△「陰獣その他」(△「陰獣評」/△「探偵小説の批評について」/△「探偵小説は芸術」))/△「文芸と国家」/△「現代暴力論」/△「権威崩壞期の婦人」/△「結婚社会学」/△「大学の煩悶」/△「ジャーナリズムの勝利」/△「米国化の機関としての映画」/
    社会科学論/△「社会科学方法論序説」/△「文化科学問題」/△「資本主義文化と社会主義文化」/△「唯物論の最近における発展」/△「発生的思想とは何か」/
    文学研究/△「自然主義文学の理論的体系」/△「十七世紀末に於ける新旧文学両派の論争」/△「浪漫派及び自然派の評論」/△「日本浪漫派思想興亡の跡」/△「日本に於ける浪漫派の先駆者としての北村透谷」/△「現代文学の背景及び前景」/△「社会史的観点より見たる明治文学」/△「プロレタリア文学運動の理論的及び実践的展開の過程」/
    附録 海外通信/△「佛蘭西までの旅」/△「チャップリン巴里に来る」/△「世界恐慌は安定しつゝあるか激化しつゝあるか」/△「国際文芸家協会大会の印象(絶筆)」
  14. 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01
    文芸評論/△「ロマンチツク時代」/△「新作家七人論」/△「批評家の言論に就いて」/△「現代文学の背景」/△「旧時代の夕映としての宇野浩二」/△「南部氏の「知」と中戸川氏の「巧」」/△「細田民樹氏に対する期待」/△「室生犀星氏のアビリテイ」/△「舟木重信氏と細田源吉氏」/△「現実と真実」/△「文学革命の意義」/△「近松秋江の作に現れた恋愛」/△「反抗的精神と文芸」/△「現代文学の正体」/△「一兵卒の立場から」/△「吉田絃二郎論 文壇新人論」/△「象牙の塔から貉の穴へ」/ △「創世紀と進化論 将来の文学に就て」/△「時評」/△「性慾文学に就いて」/△「批評原理としての社会的正義」/△「破壊の心理と論理」/△「時事偶感」(△「不名誉なる節操」/△「再び芸術の普遍性に就いて」)/△「菊池寛氏 知識階級の代表的作品」/△「武者小路実篤論」/△「文学と社会主義と 永遠性は後者にもある」/△「人格主義を駁す其他」/△「武者小路実篤氏 いゝ要素と非常な欠陥」/△「スピリツトの欠乏した創作」/△「自然に帰れといふこと」/△「種蒔く人に望む」/△「支配階級の分裂と知識階級」/ △「細田民樹君に答ふ」/△「行動の理想主義」/△「片上伸と吉江孤雁」/△「学問思想及び芸術と流行」/△「中西氏に答ふ」/△「階級の発見」/△「文芸作品と人気」/△「私の知り得る範囲」/△「無産者文学のために」/△「玩具の洋刀の『挑戦』 福士幸次郎氏に答へる」/△「尾崎氏に答へる」/△「釈明、弁駁及び啓蒙」/△「新興文壇の収穫 前田河広一郎氏「赤い馬車」を読む」/△「有島武郎氏の死について」/△「土の芸術其他に就て」/△「芸術の職業化について」/△「原始芸術に関する最近の学説」/ △「アナトオル・フランス私見」/△「日本の近代的探偵小説 特に江戸川乱歩氏に就て」/△「芸術家と政治」/△「無題録」/△「大衆文学は天才文学である」/△「セルフ・レフレクシヨン」/△「『心理試験』を読む」/△「プロレタリアの文学運動」/△「文学への刺戟」/△「新しき類型の創造 芸術観断片」/△「探偵小説に現るゝ名探偵 ホオムズの探偵法」/△「ロマンチスムの定義に就いて」/△「プロレタリア文芸家聯盟に就て」/ △「谷崎潤一郎論(1)」/△「谷崎潤一郎論(2)谷崎氏はリアリストであるか 橋爪健氏の批評について」/△「大衆文芸のレーゾンデートル」/△「複雑と単純 批評の二種類」/△「農民文学断想」/△「プロレタリア文学否定論の一つに就て」/△「文学と社会科学と」/△「片上氏の「文学評論」」/△「愛読作家についての断片」/△「黒岩涙香のこと」/△「今後の文学理論」/△「「転換期の文学」のもつ意義」/△「所謂創作家の批評に就いて」/△「無産文芸三派の批判」/△「随筆漫語 現代論壇の人々を評す」/ △「五十年後の文学」/△「スタイルの問題其他」/△「コンラッド・フアイトの変化」/△「スタイルの問題」/△「映画と子供」/△「党人と自由人と」/△「文学の職業化と最低原稿料問題」/△「目的意識の昇華 青野君の批判の批判」/△「作家としての小酒井博士」/△「プロレタリア文化概論」/△「プロレタリア文学の理論」/△「江戸川乱歩」/△「現代文学に於けるエロチシズム」/△「現代文学の十特色」/△「思想なき文学」/ △「文芸は進化するか、その他」(△「文芸は進化するか?」/△「文学作品と広告」/△「課題小説」/△「小説の危機」/△「ヴアン・ダインの探偵小説論」/△「新作家輩出時代」)/△「最近文壇の諸流派と其の人々」/△「小説の表現力について」/△「芸術家の離婚問題批判」/△「文学者の社会的地位について」/△「探偵小説作家に望む あくまで厳粛な」/
    文芸時評/△「大正8年」/△「大正9年」/△「大正10年」/△「大正11年」/△「大正15年」/△「昭和3年」/△「昭和4年」/△「昭和5年」/ 文化評論 その他/△「信濃めぐり」/△「三つの社会主義雑誌を読みて」/△「自由恋愛の条件」/△「プロレツトカルトの話」/△「知識階級の分解」/△「山川均夫妻の印象」/△「戦線をつくる必要」/△「農民の社会的立場」/△「学問と権力との衝突の解式」/△「新聞の社会的機能」/△「自然力と人間力との交渉」/△「婦人の世紀」/△「愛国心の濫用を戒む」/△「近世婦人問題の文化史的考察」/△「西村真次氏の『文化人類学』を読む」/△「経験」/△「文化の女性化」/△「木崎村農民学校問題所感」/ △「社会科学」/△「社会時評」/△「現代を象徴するもの」/△「思想の混沌」/△「社会時評」/△「トーキーを見て」/△「モダニズムの社会的根拠」/△「テレヴイジヨン大学」/補遺/△「人及び芸術家としての小川未明氏」/△「作家と人気」/△「片上先生の人と事業」/△「形式主義理論の自滅その他」/△「文芸連盟所感」/△「解説」吉田精一/☆「平林初之輔年譜」/・「参考文献」
  15. 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25
    △「「胎児」と「幼き者」」/△「時事偶感」/△「文学と社会主義と」/△「民衆芸術の理論と実際」/△「唯物史観と文学」/△「第四階級の文学」/△「行動の理想主義」/△「文芸運動と労働運動」/△「中西氏に答う」/△「文壇左傾派の作品」/△「尾崎氏に答える」/△「前田河広一郎氏『赤い馬車』を読む」/△「有島武郎氏の死について」/△「アナトオル・フランス私見」/△「片上氏の『文学評論』」/△「文学の本質について」/△「無産文芸三派の批判」/△「文学及び芸術の技術的革命」/ △「プロレタリア文学運動の理論的及び実践的展開の課程」/△「文芸時評」/△「党人と自由人と」/△「即興的小説を排す」/△「政治的価値と芸術的価値」/△「日本のシンクレーア」/△「諸家の芸術価値理論の批判」/△「芸術論に於ける未解決の根本的諸問題」/△「プロ文学に於ける似而非プロレタリア性」/△「解説」祖父江昭二
  16. 『平林初之輔写真集』 平林初之輔生誕百年事業実行委員会 1992.xx.
    写真、年譜、論文2編、他



      その他の訳書

  1. 『史論叢録(後) 興亡史論2-12』大類伸編 興亡史論刊行会 1920.02.15 (国DC※)
    /「佛蘭西文明の特色」ヴィクトル=ジロー、平林初之輔訳/
  2. 『ユーゴー全集7』 ユーゴー全集刊行会 1920.11.25(再版) (国DC)
    /「マリー・チュードル」平林初之輔訳/
    『ユーゴー全集4戯曲』 本の友社 1992.08.
    /「マリー・チュードル」平林初之輔訳/
  3. 『ユーゴー全集12』 ユーゴー全集刊行会 1919.09.22 (国DC)
    /△「ヴオルテールを論ず」平林初之輔訳/△「ウオールター・スコットを論ず」平林初之輔訳/△「アベー・ド・ラムネーを論ず」平林初之輔訳/△「バイロン卿を論ず」平林初之輔訳/△「偶感」平林初之輔訳/△「歴史断片」平林初之輔訳/△「ドヴァール氏を論ず」平林初之輔訳/△「記念物破壊者を責む」平林初之輔訳/
    『ユーゴー全集6歴史・論文』 本の友社 1992.08.
    /△「ヴオルテールを論ず」平林初之輔訳/△「ウオールター・スコットを論ず」平林初之輔訳/△「アベー・ド・ラムネーを論ず」平林初之輔訳/△「バイロン卿を論ず」平林初之輔訳/△「偶感」平林初之輔訳/△「歴史断片」平林初之輔訳/△「ドヴァール氏を論ず」平林初之輔訳/△「記念物破壊者を責む」平林初之輔訳/
  4. 『自然界に於ける人間の位置』ハクスレイ 春秋社 1922.09.12 (国DC)
    △「訳者序」/『自然界に於ける人間の位置』
  5. 『生物学概論』平林初之輔編 春秋社・新学芸講座8 1923.02.17 (国DC)
    △「序」編者/『生物学概論』ニーダム
  6. 『エミール(上)』ルソオ、柳田泉共訳 春秋社家庭文学名著選1 1924.04. (国DC※)(国1924.04.25)
    △「『エミール』に就いて」柳田泉/『エミール(上)』
    『エミール(下)』ルソオ、柳田泉共訳 春秋社家庭文学名著選2 1924.05.25 (国DC※)
    『エミール(下)』
    『エミイル』ルソオ 春秋社世界大思想全集10 1927.06.25 (国DC※)(国1927.08.03)
    △「『エミイル』に就いて」柳田泉/△「原著者序」/『エミイル』/△「附記」春秋社編輯同人
    『エミイル1』ルソオ 岩波文庫432 1928.12.15 (国DC※)(国1928.12.31)(国DC)17版1947.09.25
    △「本訳書の改訂について」訳者/△「訳者序」/△「原著者序」/『エミイル 第一篇』
    『エミイル2』ルソオ 岩波文庫433-434 1929.10.25 (国DC※)(再版1932.05.25)(国DC)(15版1947.10.25)
    『エミイル 第二篇』ルソオ
    『エミイル3』ルソオ 岩波文庫435 1930.07.10 (国DC※)(国DC)(14版1947.10.30)
    『エミイル 第三篇』ルソオ
    『エミイル4』ルソオ 岩波文庫436-437 1932.09.25 (国DC※)(国1932.09.30)(国DC)(11版1947.10.25)
    『エミイル 第四篇』ルソオ/△「跋」林征木
    『エミイル5』ルソオ 岩波文庫438-439 1933.02.10 (国DC※)(国DC)(9版1948.01.25)
    『エミイル 第五篇』ルソオ
    『エミイル1』ルソオ 春秋文庫(第三部27) 1933.08.15 (国DC※)(国1933.08.18)
    △「『エミール』に就いて」柳田泉/『エミイル 第一篇』/『エミイル 第二篇』/『エミイル 第三篇』
    『エミイル2』ルソオ 春秋文庫(第三部28) 1933.08.15 (国DC※)(国1933.08.18)
    『エミイル 第四篇』ルソオ
    『エミイル3』ルソオ 春秋文庫(第三部29) 1933.08.15 (国DC※)(国1933.08.18)
    『エミイル 第五篇』ルソオ
  7. 『白き石の上にて』アナトオル・フランス 新潮社現代仏蘭西文芸叢書4 1924.05.13 (国DC)
    『白き石の上にて』
  8. 『ベランジュ(戯曲)』サアシャ・ギトリイ 新潮社海外文学新選18 1924.10.
  9. 『新生』ダンテ 文明書院 1924.11.
  10. 『民約論』ルソオ 人文会出版部世界名著叢書1 1925.03.27 (国DC)
    △「序」/『民約論』
    『民約論』ルソオ 岩波文庫129-130 1927.11.20 (国DC※)(国1927.11.17)
    △「本書の翻訳及ひ改訂に就いて」/△「訳者序」/『民約論』
  11. 『科学と実在』ピエール・デルベ 叢文閣フラマリオン社自然科学叢書3 1925.09.15 (国DC)
    △「監修者序」小泉丹/△「訳者序」/『科学と実在』
    『科学と実在 普及版』ピエール,デルベ 叢文閣 1928.04.28 (国DC※)
    △「監修者序」小泉丹/△「訳者序」/『科学と実在』
    『科学と実在』ピエール,デルベ 興風館 1941.10.20 (国DC※)
    『科学と実在』/△「監修者序」小泉丹/△「本書の読者への注意」石原純
  12. 『科学者と詩人』ポアンカレ 岩波文庫290-291 1928.06.10 (国DC)(12刷1946.06.15)
    △「訳者序」/『科学者と詩人』
  13. 『社会思想全集31』 平凡社 1928.09.16 (国DC※)
    /△「英訳者序」/△「訳者序」/「倫理学 起源と発達」ピヨトル・クロポトキン/
  14. 『昆虫の習性』ファーブル アルス・ファブル科学知識全集11 1929.12. (国DC※)
    『昆虫の習性』
  15. 『科学概論』ピアソン 春秋社世界大思想全集41 1930.03.20 (国DC※)
    △「訳者序」/△「第一版序」ピアソン/△「第二版序」ピアソン/『科学概論』
    『科学概論(上)』 春秋文庫(第三部45) 1933.09.15 (国DC※)(国1933.10.17)
    △「訳者序」/△「第一版序」ピアソン/△「第二版序」ピアソン/『科学概論(一)』
    『科学概論(下)』 春秋文庫(第三部46) 1933.09.15 (国DC※)(国1933.10.17)
    『科学概論(二)』
  16. 『不思議な恋人/革命の娘』カルヴァトン/ジヨン・リード 新潮社 1931.06.05 (国DC※)(国1931.06.09)
    『不思議な恋人』カルヴァトン/『革命の娘』ジヨン・リード



      評論・随筆・雑文

    ※ほとんど未確認であり、同題別作品・改題作品・統合題名・抜粋題名など重複・混同が多数あると思われます
    ※探偵小説関係分も重複掲載、自著や訳書の序文などは極一部を除いて含まれていません

    大正6年(1917年)

  1. 「人類の文化と自然科学」
    ( 早稲田大学卒業論文 1917.xx. )

    大正7年(1918年)

  2. 「文明評論家としての北令吉」
    ( 新時代 1918.09. )
  3. 「我国現代の哲学者」
    ( 新時代 1918.12.〜1919.02. )

    大正8年(1919年)

  4. 「文芸批評界の三星」
    ( 新時代 1919.03. )
  5. 「七月の文壇」
    ( やまと新聞 1919.07.07〜14(5回?) )
  6. 「八月の文壇」
    ( やまと新聞 1919.08.07〜17(7回?) )
  7. 「九月の文壇」
    ( やまと新聞 1919.09.04〜17(8回?) )
  8. 「十月の文壇」
    ( やまと新聞 1919.10.03〜18(7回?) )
  9. 「十一月の文壇」
    ( やまと新聞 1919.11.01〜15(8回?) )
  10. 「師走の文壇」
    ( やまと新聞 1919.12.05〜14(5回?) )
  11. 「文芸時評 大正8年」
    ( やまと新聞 1919.07.07〜12.14 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    大正9年(1920年)

  12. 「ロマンチツク時代」
    ( 新潮 1920.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  13. 「新作家七人論」
    ( 新潮 1920.04. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  14. 「三月の文壇の事」
    ( 新時代 1920.04. )
  15. 「五月の創作評」
    ( 時事新報 1920.05.05〜13. )
  16. 「現実と真実」
    ( 新潮 1920.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  17. 「文学革命の意義」
    ( 文章世界 1920.09. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  18. 「里見ク論」
    ( サンエス 1920.09.? )
  19. 「反抗的精神と文芸」
    ( サンエス 1920.10. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  20. 「現代文学の正体」
    ( 新潮 1920.10. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  21. 「九月の創作(文芸時評)」
    ( 文章世界 1920.10. )
  22. 「知識人の陥穽」
    ( 讀賣新聞 1920.10.xx〜xx(3回) )
  23. 「吉田絃二郎論 文壇新人論」
    ( 新潮 1920.11. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  24. 「一兵卒の立場から」
    ( 新潮 1920.11. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  25. 「十一月の月評(文壇革新運動の第一歩は茲に在り/題材の無選択は作の保障にならぬ//洵に危険千万な平面描写の拘束/弱者は藁をも掴む『愛欲』と旧文学/皮肉と憐憫とを基調とせる人生観/『新潮』の四篇と二つの労働小説)
    ( 讀賣新聞 1920.11.xx〜xx )
  26. 「大正九年の文壇を評す」
    ( 新潮 1920.12. )
  27. 「象牙の塔から貉の穴へ」
    ( 中央公論 1920.12. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  28. 「十一月の文壇」
    ( 早稲田文学 1920.12. )(国DC※)
  29. 「今年から来年へ」
    ( 讀賣新聞 1920.12.15〜17 )
  30. 「文芸時評 大正9年」
    ( ※収録部分不明 1920.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    大正10年(1921年)

  31. 「創世紀と進化論 将来の文学に就て」
    ( 新潮 1921.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  32. 「現代文学研究 仏蘭西」
    ( 文章倶楽部 1921.01. )
  33. 「民衆芸術の二問題」
    ( 時事新報 1921.01.18〜 )
  34. 「芥川氏の「山鴨」」
    ( 時事新報 1921.01.20 )
  35. 「時評」
    ( 新文学 1921.02. )
  36. 「日本自由主義発達史」
    ( 『日本自由主義発達史』 世界思潮研究会・世界パンフレツト通信4 1921.02. )
    ( 『日本自由主義発達史』 日本評論社 1924.04.20 )
  37. 「菊池寛氏 知識階級の代表的作品」
    ( 新潮 1921.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  38. 「死の文学から生の文学へ」
    ( 新潮 1921.03. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  39. 「時事偶感」
    ( 早稲田文学 1921.03. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  40. 「武者小路実篤論」
    ( 解放 1921.05. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  41. 「五月の文壇月評(実篤他/春夫他//啄木他)」
    ( 讀賣新聞 1921.05.03〜14 )
  42. 「創作月評」
    ( 時事新報 1921.05.xx )
  43. 「文学と社会主義と」
    ( 讀賣新聞 1921.05.26,27 )
    ( 『日本近代文学大系58近代評論集2』 角川書店 1972.01.10 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  44. 「武者小路実篤氏 いゝ要素と非常な欠陥」
    ( 新潮 1921.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  45. 「人格主義を駁す其他」
    ( 新文学 1921.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  46. 「『黎明』を読む」
    ( 時事新報 1921.06.12,14 )
  47. 「長篇流行の傾向」
    ( 讀賣新聞 1921.07.xx〜xx )
  48. 「労農露西亜の電化」
    ( 外交時報 1921.07.15 )(国DC※)
  49. 「民衆芸術の理論と実際」
    ( 新潮 1921.08. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『近代文学評論5大系大正期2』遠藤祐、祖父江昭二編 角川書店 1972.04.30 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『思想の海へ14解放と変革』栗原幸夫編 社会評論社 1990.03.15 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  50. 「相剋をよみて」
    ( 讀賣新聞 1921.09.xx )
  51. 「人間性に就いて」
    ( 時事新報 1921.09.20〜27 )
  52. 「独逸の産業的復活」
    ( 外交時報 1921.10.01 )(国DC※)
  53. 「現実のロシアと架空のロシア」(全文削除)
    ( 種蒔く人 1921.11. )
  54. 「一幕物三つ」
    ( 演芸画報 1921.11. )
  55. 「銀漢子の発見」
    ( 時事新報 1921.11.02 )
  56. 「今年の評論界に活躍した人々」
    ( 讀賣新聞 1921.11.xx )
  57. 「唯物史観と文学」
    ( 新潮 1921.12. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『現代文学論大系3』青野季吉、他編 河出書房 1954.04.30 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本思想大系13文学の思想』 筑摩書房 1965.03.30 )(国DC※)
    ( 『全集 現代文学の発見1最初の衝撃』大岡昇平、他編 學藝書林 1968.09./新装版2002.09. )
    ( 『日本現代文学全集69プロレタリア文学全集』伊藤整、ほか編 講談社 1969.01.19/増補改訂版1980.05.26 )(国DC※)(青空)
    ( 『近代文学評論5大系大正期2』遠藤祐、祖父江昭二編 角川書店 1972.04.30 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  58. 「大正十年の文壇」
    ( 解放 1921.12. )
  59. 「大正十年度の社会思潮及事業」
    ( 早稲田文学 1921.12. )(国DC※)
  60. 「社会思潮の新傾向」
    ( ? 1921.12.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  61. 「今年読んだもの二三」
    ( 時事新報 1921.12.23 )
  62. 「文芸時評 大正10年」
    ( ※収録部分不明 1921.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    大正11年(1922年)

  63. 「第四階級の文学」
    ( 解放 1922.01. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『全集 現代文学の発見1最初の衝撃』大岡昇平、他編 學藝書林 1968.09./新装版2002.09. )
    ( 『日本近代文学大系58近代評論集2』 角川書店 1972.01.10 )※抄録(国DC※)
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  64. 「現下文壇に対する革新策」平林、井波
    ( 新潮 1922.01. )
  65. 「武者小路実篤氏の非戦思想」
    ( ? 1922.01.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  66. 「政府、議会及び民衆」
    ( ? 1922.01.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  67. 「新しき解放」
    ( 東京日日新聞 1922.01.xx )
  68. 「種蒔く人に望む」
    ( 讀賣新聞 1922.01.20〜22 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  69. 「新年号の評論から(文芸時評)」
    ( 新潮 1922.02. )
    ( 『有島武郎全集別卷』瀬沼茂樹、小田切進、安川定男、山田昭夫、小玉晃一、佐々木靖章、有島暁子編 筑摩書房 1988.06.30 )
  70. 「労働文学是非」
    ( 無我之愛 1922.03. )
  71. 「支配階級の分裂と知識階級」
    ( 東京朝日新聞 1922.03.03〜07 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  72. 「三月号から 『惧れ』」
    ( 時事新報 1922.03.12 )
    ( 『文芸年鑑 大正12年版』 二松堂 1924.03.18 )(国DC※)
  73. 「細田民樹君に答ふ」
    ( 時事新報 1922.03.23〜26 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  74. 「カウツキーを駁す」
    ( 時事新報 1922.03.xx )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  75. 「民衆の自由を救へ」
    ( 讀賣新聞 1922.03.xx )
  76. 「共産主義者アナトオル・フランス」
    ( 早稲田文学 1922.04. )(国DC※)
  77. 「行動の理想主義」
    ( 週刊朝日 1922.04.30 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  78. 「四月の評論 『新潮』の評論欄」
    ( 讀賣新聞 1922.04.xx〜xx )
  79. 「四月の文壇(正宗白鳥他)」
    ( (新聞) 1922.04.xx )
  80. 「科学概論」
    ( 『科学概論』 春秋社・新学芸講座1 1922.04.30 )(国DC)(国1922.05.16)
  81. 「ソレルの階級分化論」
    ( 新潮 1922.05.,06. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  82. 「片上伸と吉江孤雁」
    ( 解放 1922.05. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  83. 「最後の幻覚 文化主義者に与ふ」
    ( 前衛 1922.05. )(国DC※)
  84. 「ブルジヨア文化主義者に与ふ」
    ( ? 1922.05.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  85. 「五月の雑誌総評」
    ( 讀賣新聞 1922.05.04〜13 )
  86. 「文芸運動と労働運動」
    ( 種蒔く人 1922.06. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『現代文学論大系4』青野季吉、他編 河出書房 1954.01.15 )(国DC※)
    ( 『日本プロレタリア文学大系1』野間宏、ほか編 三一書房 1955.01.31 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学講座 鑑賞と研究9評論・随筆2大正期』伊藤整、ほか編 三省堂 1962.07.25 )(国DC※)
    ( 『日本現代文学全集69プロレタリア文学全集』伊藤整、ほか編 講談社 1969.01.19/増補改訂版1980.05.26 )(国DC※)(青空)
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  87. 「ラツセルと社会主義革命」
    ( ? 1922.06.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  88. 「無産階級の芸術」
    ( 東京朝日新聞 1922.06.08〜10 )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『近代日本思想大系34大正思想集2』鹿野政直編 筑摩書房 1977.02. )
  89. 「ソヴィエット・ロシアの文化」
    ( 『社会思潮十講 建設者同盟講演集』平野力三編 同人社書店 1922.06.10 )(国DC※)(国1922.07.10)
  90. 「無産婦人の運動へ」
    ( 改造 1922.07. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  91. 「学問思想及び芸術と流行」
    ( 解放 1922.07. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  92. 「都市問題と無産階級」
    ( 中央美術? 1922.07. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  93. 「私の夏」
    ( 週刊朝日 1922.07.09 )
  94. 「ジヤアナリズムと文学」 (「ジアナリズムと文学」「ヂャーナリズムと文学」「ヂヤーナリズムと文学」「ジャーナリズムと文学」)
    ( 新潮 1922.08. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『芸術戦線 新興文芸二十九人集』 自然社 1923.06.27 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  95. 「中西氏に答ふ」 (「中西氏に答う」)
    ( 種蒔く人 1922.08. )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『日本現代文学全集69プロレタリア文学全集』伊藤整、ほか編 講談社 1969.01.19/増補改訂版1980.05.26 )(国DC※)(青空)
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  96. 「レーニン若し死なば(アンケート?)」
    ( 解放 1922.08. )
  97. 「「本牧夜話」と「沈黙」 戯曲評論」
    ( 演芸画報 1922.08. )
  98. 「階級の発見」
    ( 早稲田文学 1922.09. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  99. 「無政府主義者の見た労農露西亜の暴政」
    ( 前衛 1922.09. )(国DC※)
  100. 「時代の要求と制度との衝突」
    ( 演芸画報 1922.09. )
  101. 「婦人運動の目標」
    ( ? 1922.09.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  102. 「(貧と富と婦人)」
    ( 週刊朝日 1922.09.15 )
  103. 「近世社会思潮」
    ( 『近世社会思潮』 春秋社・新学芸講座5 1922.09.01 )
  104. 「小牧近江君」
    ( 改造 1922.10. )
  105. 「開かれて行く男女関係」
    ( 女性日本人 1922.10. )(国DC※)
  106. 「無産階級の独立文化へ」
    ( ? 1922.10.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  107. 「婦人の享楽的傾向に就いて」
    ( ? 1922.11.? )
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  108. 「大正十一年の社会問題」
    ( 早稲田文学 1922.12. )(国DC※)
  109. 「自由恋愛と自由離婚 現代に於ける離婚の自由」
    ( 婦人之友 1922.12. )
  110. 「文壇の一年間」
    ( 解放 1922.12. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )※
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録「探偵小説の流行」部分
  111. 「文壇左傾派の作品」
    ( 讀賣新聞 1922.12.08〜12 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  112. 「文芸時評 大正11年」
    ( ※収録部分不明 1922.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    大正12年(1923年)

  113. 「私の知り得る範囲」
    ( 解放 1923.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  114. 「無産者文学のために」
    ( 讀賣新聞 1923.01.27,30 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『有島武郎全集別卷』瀬沼茂樹、小田切進、安川定男、山田昭夫、小玉晃一、佐々木靖章、有島暁子編 筑摩書房 1988.06.30 )
  115. 「青年会の社会的任務」
    ( 『無産階級の文化』 早稲田泰文社 1923.01.25 )(国DC検閲削除多)(国1923.01.30)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  116. 「華族の「邸宅解放」に対する批判(アンケート)」
    ( 解放 1923.02. )
  117. 「玩具の洋刀の『挑戦』 福士幸次郎氏に答へる」
    ( 讀賣新聞 1923.02.16〜20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  118. 「プロレットカルトの話」
    ( 女性改造 1923.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  119. 「知識階級の分解」
    ( 解放 1923.04. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  120. 「無産者文学のプログラム」
    ( 『プロレタリア文学綱領』 世界思潮研究会・世界パンフレット通信10 1923.04.20 )(国DC)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  121. 「文学とは何ぞや」
    ( 『プロレタリア文学綱領』 世界思潮研究会・世界パンフレット通信10 1923.04.20 )(国DC)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
  122. 「釈明、弁駁及び啓蒙」
    ( 新潮 1923.05. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  123. 「山川均氏夫妻の印象」
    ( 婦人之友 1923.05. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  124. 「戦線をつくる必要」
    ( 赤旗 1923.05. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  125. 「社会的正義の先駆者(アンケート?)」
    ( 解放 1923.05. )
  126. 「演劇民衆化の二方面」
    ( 演芸画報 1923.05. )
  127. 「新興文壇の収穫 前田河広一郎氏「赤い馬車」を読む」
    ( 早稲田文学 1923.06. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  128. 「国際無産青年運動概観」
    ( 解放 1923.06. )
  129. 「学問の自由と階級」
    ( (新聞) 1923.07.xx〜xx )
  130. 「資本主義の文化的作用」
    ( 報知新聞 1923.07.26〜08 )
  131. 「有島武郎氏の死について」 (「芸術家の自殺」)
    ( 改造 1923.08. )
    ( 抜粋『名文鑑賞読本 大正時代』高須芳次郎 厚生閣 1937.09.16 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『有島武郎全集別卷』瀬沼茂樹、小田切進、安川定男、山田昭夫、小玉晃一、佐々木靖章、有島暁子編 筑摩書房 1988.06.30 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  132. 「無産階級国家の外交政策」
    ( 解放 1923.08. )
  133. 「学問と権力との衝突の解式」
    ( 解放 1923.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  134. 「新聞の社会的機能」
    ( 解放 1923.09. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  135. 「本年の思想界を顧みて」
    ( 東京朝日新聞 1923.11.26 )
  136. 「宗ヘに走らんとする青年へ」
    ( 進め(無産階級戦闘雑誌) 1923.12. )(国DC※)

    大正13年(1924年)

  137. 「びっこをひいた一等国」
    ( 報知新聞 1924.01.31〜02.04 )
  138. 「現代文学の背景及び前景」
    ( 新潮 1924.03. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  139. 「婦人の世紀」
    ( 女性改造 1924.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  140. 「嫁入前の女性に是非読んで貰ひたい書物」
    ( 女性改造 1924.05. )
  141. 「ユウトピア物語 今年の八十のアナトールフランス」
    ( 国民新聞 1924.05.02 )
  142. 「不可能な幻想」
    ( 改造 1924.06. )
  143. 「土の芸術其他に就て」
    ( (新聞) 1924.07.xx,xx )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  144. 「私の要求する探偵小説」
    ( 新青年増刊 1924.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  145. 「立憲政治の凋落期」
    ( 雄弁 1924.08. )
  146. 「愛国心の濫用を戒む」
    ( 文芸戦線 1924.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  147. 「再燃した軍縮問題」
    ( 雄弁 1924.10. )
  148. 「原始芸術に関する最近の学説」
    ( 早稲田文学 1924.10. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  149. 「恋愛至上主義是か非かの大論争 一本槍では通らぬ」
    ( 婦人倶楽部 1924.10. )
  150. 「文筆業者としての希望」
    ( 万朝報 1924.10.01 )
  151. 「普選と選挙民」
    ( 雄弁 1924.12. )
  152. 「墺国作家の近作二篇 ツイフレルの「帝都」、アウエルンハイマアの「機密商」」
    ( 読書人 1924.12. )
  153. 「アナトオル・フランス私見」
    ( 『ゆかり』親仏文芸会編 改造社 1924.12.25 )(国DC※)(国1925.01.15)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )

    大正14年(1925年)

  154. 「宛然活劇の舞台」
    ( 雄弁 1925.01. )
  155. 「ラツシユアワア」
    ( 文芸戦線 1925.01. )(国DC※)
  156. 「一等国を脱退すべし」
    ( 政治研究 1925.xx. )
    ( 『大正社会運動史 資料(下)』田中惣五郎編 三一書房 1970.10. )
  157. 「軍閥国を亡ぼさんとす」
    ( 政治研究 1925.xx. )
    ( 『大正社会運動史 資料(下)』田中惣五郎編 三一書房 1970.10. )
  158. 「日本の近代的探偵小説 特に江戸川乱歩氏に就て」
    ( 新青年 1925.04. )
    ( 『江戸川乱歩全集8』 平凡社 1931.05.10 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    幻影城増刊 1975.07.
    ( 『江戸川乱歩 評論と研究』中島河太郎編 講談社 1980.06.16 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  159. 「五十議会の功罪批判」
    ( 改造 1925.04. )
  160. 「治安維持法か治安破壞法か」
    ( 雄弁 1925.04. )
  161. 「西村真次氏の『文化人類学』を読む」
    ( 早稲田文学 1925.04. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  162. 「政治の因果律」
    ( 雄弁 1925.05. )
  163. 「経済学の最近の傾向」
    ( 読書人 1925.05. )
  164. 「人及び芸術家としての小川未明氏」
    ( 東京朝日新聞 1925.05.17 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  165. 「自主的外交か協調外交か」
    ( 雄弁 1925.06. )
  166. 「芸術家と政治」
    ( 文芸戦線 1925.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  167. 「村田重喜君」
    ( 報知新聞 1925.06.15 )
  168. 「新機運(アンケート)」
    ( 中央新聞 1925.06.20 )
  169. 「再度の震災に就て」
    ( 雄弁 1925.07. )
  170. 「大衆文学は天才文学である」
    ( 太陽 1925.07. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  171. 「無題録」
    ( 文芸戦線 1925.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  172. 「愛読作家についての断片」
    ( 新青年増刊 1925.08. )
    ( 部分『江戸川乱歩全集5』 平凡社 1931.07.10 )※「白昼夢」部分(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  173. 「「坂崎出羽守」問題」
    ( 文藝春秋 1925.08. )
  174. 「支那の排外運動と日本の与論」
    ( 雄弁 1925.08. )
  175. 「ブリュンチェールの言葉について」
    ( 探偵趣味 1925.09. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  176. 「時代錯誤の選挙戦」
    ( 雄弁 1925.09. )
  177. 『社会政策と労働立法 邦文パンフレット通信5』
    ( 『社会政策と労働立法 邦文パンフレット通信5』 ジャパン・タイムス社 1925.09.21 )(国DC※)
  178. 「偶然」
    ( 中外商業新報 1925.09.25 )
  179. 「唯物論の最近における発展」
    ( 報知新聞 1925.09.27〜10.04 )
  180. 「『心理試験』を読む」
    ( 新青年 1925.10. )
    ( 『江戸川乱歩全集2』 平凡社 1931.10.10 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )(名張)
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  181. 「加藤内閣の戦術」
    ( 雄弁 1925.10. )
  182. 「コレラと日本」
    ( 雄弁 1925.11. )
  183. 「健全に文学を味ふために 小説を読むことは差支へない」
    ( 婦人之友 1925.11. )
  184. 「十二月創作案内 老醜(白鳥正宗)、痴人の復讐(小酒井不木)」
    ( 時事新報 1925.11.28 )
  185. 「無産政党と有産政党」
    ( 雄弁 1925.12. )
  186. 「真の流派と似非流派 天才か党派か」
    ( 時事新報 1925.12.22 )

    大正15年/昭和元年(1926年)

  187. 「経験」
    ( 文藝春秋 1926.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  188. 「プロレタリアの文学運動」
    ( 太陽 1926.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  189. 「文学への刺戟」
    ( 文章往来 1926.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  190. 「煙草の値上」
    ( 雄弁 1926.01. )
  191. 「社会に及ぼす自然力の影響に就て」
    ( 解放 1926.01. )
    ( 『社会主義随論集1』解放社編 解放社 1926.11. )(国DC※)
  192. 「自然科学の書物」
    ( 『出版年鑑1926』 国際思潮研究会 1926.01.01 )(国DC※)
  193. 「探偵小説壇の諸傾向」
    ( 新青年増刊 1926.02. )
    ( 抜粋『江戸川乱歩全集2』 平凡社 1931.10.10 )※(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『教養としての殺人 日本推理小説精選評論集』権田萬治編 蝸牛社 1979.11.10
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  194. 「探偵小説に現るゝ名探偵 ホオムズの探偵法」
    ( 新青年増刊 1926.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  195. 「からだの事」
    ( 改造 1926.02. )
  196. 「作家と人気」
    ( 太陽 1926.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  197. 「新しき類型の創造 芸術観断片」
    ( 文芸戦線 1926.02. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  198. 「谷崎潤一郎論(1)」
    ( 文章往来 1926.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  199. 「改訳「資本論」其他」
    ( 解放 1926.02. )
    ( 『社会主義随論集1』解放社編 解放社 1926.11. )(国DC※)
  200. 「『社会問題講座』の内容について」
    ( 時事新報 1926.02.25 )
  201. 「谷崎潤一郎論(2)谷崎氏はリアリストであるか 橋爪健氏の批評について」
    ( 文章往来 1926.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  202. 「社会の進歩と科学」
    ( 雄弁 1926.03. )
  203. 「自由主義と社会主義」
    ( 解放 1926.03. )
  204. 「文芸連盟所感」
    ( 解放 1926.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  205. 「回顧」
    ( 都新聞 1926.03.08 )
  206. 「資本主義文化と社会主義文化」
    ( 『社会問題講座1』大宅壮一編 新潮社 1926.03.20 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  207. 「職業家としての文学者の問題」
    ( 都新聞 1926.03.28〜30 )
  208. 「雑談一束」
    ( 探偵趣味 1926.04. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  209. 「プロレタリア文芸家聯盟に就て」 (「プロ文芸聯盟に就て」)
    ( 文芸戦線 1926.04. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  210. 「文化の女性化」
    ( 女性 1926.04. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  211. 「文学方法論」 (「文学の社会学的研究方法及びその適用」)
    ( 『社会問題講座2』大宅壮一編 新潮社 1926.04.12 )(国DC※)
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  212. 「四月号の創作三つ」
    ( 新青年 1926.05. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  213. 「伊豆の国にて」
    ( 探偵趣味 1926.05. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  214. 「吾が国小説界の現状を論ず」
    ( 新潮 1926.05. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  215. 「消費者の立場からの社会改造理論」
    ( 中央公論 1926.05. )
  216. 「機密費問題と七不思議」
    ( 雄弁 1926.05. )
  217. 「五月号の評論を読みて」
    ( (新聞) 1926.05.xx〜xx )
  218. 「当選作所感」
    ( 新青年 1926.06. )
    ( 『夢野久作の世界』西原和海編 平河出版社 1975.12. )
    ( 『夢野久作の世界』西原和海編 沖積舎 1991.11.29 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  219. 「甲賀三郎『琥珀のパイプ』序」
    ( 『琥珀のパイプ』甲賀三郎 春陽堂 1926.06. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  220. 「大衆文芸のレーゾンデートル」
    ( 中央公論 1926.07. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  221. 「社会的に観たる個人の悪」 (「社会的に観た個人の悪」)
    ( 変態心理 1926.07. )(国DC※)
  222. 「木崎村農民学校問題所感」
    ( 改造 1926.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  223. 「農民文学断想」
    ( 文芸戦線 1926.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  224. 「卵の殼の酒樽」
    ( 文藝春秋 1926.09. )
  225. 「発売禁止問題」
    ( 雄弁 1926.09. )
  226. 「根本的欠陥論の根本的欠陥」
    ( 都新聞 1926.09.07〜10 )
  227. 「大槻氏に答ふ」
    ( 都新聞 1926.09.19〜20 )
  228. 「熊公合評会(座談会)」森下雨村、甲賀三郎、延原謙、横溝正史、江戸川乱歩、大下宇陀児、川田功、高田義一郎、金子準二、平林初之輔、新居格、人見直善、川上三太郎
    ( 東京毎夕新聞 1926.09.30 or 10.02 )
  229. 「エミイル・ゾラの文学方法論」
    ( 新潮 1926.10. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  230. 「農村の現在及び将来」
    ( 雄弁 1926.10. )
  231. 「文学と社会科学と」 (「文芸と社会科学と」)
    ( (新聞) 1926.10.xx )
    ( 国民文芸会会報 1926.11. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  232. 「五階感想」
    ( 新青年 1926.11. )
    『五階の窓・江川蘭子 合作探偵小説コレクション1』 春陽堂書店 2022.10.12
  233. 「黒岩涙香のこと」
    ( 探偵趣味 1926.11. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  234. 「学生運動に対する感想・批判(アンケート?)」
    ( 解放 1926.11. )
  235. 「風邪の原因」
    ( 文化生活 1926.11. )
  236. 「片上氏の「文学評論」」
    ( 讀賣新聞 1926.11.16,17 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  237. 「今年印象に残れる作品(アンケート)」
    ( 新青年 1926.12. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  238. 「科学書二三について」
    ( 『出版年鑑1927』 国際思潮研究会 1926.12.28 )(国DC※)(国1927.01.02)
  239. 「文芸時評 大正15年」
    ( ※収録部分不明 1926.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    昭和2年(1927年)

  240. 「クローズアップ(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1927.01. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  241. 「伊奈から帰って」
    ( 解放 1927.01. )
  242. 「評論の評論」
    ( 都新聞 1927.01.01〜06 )
  243. 「今後の文学理論」
    ( 讀賣新聞 1927.01.31 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  244. 「文化科学問題」
    ( 『アルス文化大講座3』 アルス 1927.01.18 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  245. 「文化発達の跡を求めて(日本文学研究の動機)」
    ( 『日本文学講座3』 新潮社 1927.01.20 )(国DC※)
  246. 「欧羅巴の煩悶」
    ( 経済往来 1927.02. )
  247. 「フレノロジー」 (「フレノロジーに就いて」)
    ( 脳 1927.02.〜03. )(国DC※)
  248. 「文学の本質について」
    ( 新潮 1927.03.,05 )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  249. 「婦人雑誌管見」
    ( 改造 1927.03. )
  250. 「「転換期の文学」のもつ意義」
    ( 文芸戦線 1927.04. )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  251. 「新青年趣味口座1(1)社会科学」
    ( 新青年 1927.06. )
  252. 「農村閑話」
    ( 文芸公論 1927.06. )
  253. 「緑陰漫談」
    ( 都新聞 1927.06.04〜06 )
  254. 「支那国民革命運動の解剖」
    ( 新青年 1927.07. )
  255. 「土田杏村氏に答ふ」
    ( 文芸公論 1927.07. )
  256. 「無産文芸三派の批判」
    ( 讀賣新聞 1927.07.21,23 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  257. 「廉価予約出版流行に就いて」
    ( 新青年 1927.08. )
  258. 「動力資源としての水力と石炭」
    ( 経済往来 1927.08. )
  259. 「社会史的観点より見たる明治文学」
    ( 『日本文学講座9』 新潮社 1927.08.10 )(国DC※)
    ( 『日本文学講座12明治時代(中)』 新潮社 1931.09.08 )(国DC※)(1934.12.12)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  260. 「物質観の変遷」
    ( 『物質観の変遷』 南宋書院・無産者大学パンフレット 1927.08.31 )(国DC)
  261. 「功罪を論ず」
    ( 都新聞 1927.09.18〜21 )
  262. 「社会科学方法論序説」
    ( 太陽 1927.10. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  263. 「漫談的社会時評」
    ( 讀賣新聞 1927.11.01〜05. )
  264. 「自然主義文学の理論的体系」
    ( 文学思想研究5,6,8 1927.xx.,12.10,1928.11.25 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  265. 「或る男のこと」
    ( 文藝春秋 1927.12. )

    昭和3年(1928年)

  266. 「文学及び芸術の技術的革命」
    ( 新潮 1928.01. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    『現代文学論大系5』青野季吉、他編 河出書房 1954.08.30 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『思想の海へ14解放と変革』栗原幸夫編 社会評論社 1990.03.15 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  267. 「三つのプロレタリア文学雑誌/青野季吉君の所論について/田口憲一君の所論について/蔵原惟人君の所論について/二つの小説二ついて/ミセレーニアス(文芸時評)」
    ( 新潮 1928.02. )
    「三つの社会主義雑誌を読みて(文芸時評)」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  268. 「プロレタリア文学運動の理論的及び実践的展開の過程」
    ( 社会科学(日本社会主義運動史) 1928.02.01 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  269. 「本誌の休刊に際して」
    ( 太陽 1928.02. )
  270. 「文学者の立候補」
    ( 都新聞 1928.02.15,16 )
  271. 「五十年後の文学」
    ( 新潮 1928.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  272. 「世界史上に於ける日本」
    ( 経済往来 1928.03. )
  273. 「権威崩壞期の婦人」
    ( 婦人公論 1928.03. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  274. 「片上先生の人と事業」
    ( 讀賣新聞 1928.03.11,13 )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  275. 「スタイルの問題其他」
    ( 不同調 1928.04. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  276. 「ルソオ」
    ( 『岩波講座世界思潮2』 岩波書店 1928.04.05 )(国DC※)
  277. 「革命家としてのチャップリン」
    ( 都新聞 1928.05.22〜25 )
  278. 「フランスに於ける婦人運動」
    ( 経済往来 1928.06. )
  279. 「長篇と短篇他(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.06.03〜06 )
  280. 「文芸時評」
    ( 都新聞 1928.06.27〜30 )
  281. 「非大衆的作家、他(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.07.05〜07 )
  282. 「党人と自由人と」
    ( 不同調 1928.08. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  283. 「//ルヴェルの『夜鳥』/(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.07.30〜08.02 )
    「ルヴェルの『夜鳥』」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  284. 「文芸批評論」
    ( 新潮 1928.09. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  285. 「戦旗の作品他(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.09.12〜15 )
  286. 「破邪顕正」
    ( 新青年 1928.10. )
  287. 「文芸批評家の任務について」
    ( 新潮 1928.10. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『芸術とマルクス主義』 プロレタリア科学研究所(鉄塔書院) 1930.03.15 )
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  288. 「文芸と国家」
    ( 新潮 1928.10. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  289. 「文学の時代性」
    ( ? 1928.10.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  290. 「テーマの問題、他(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.10.06〜10 )
  291. 「文学に於ける時代のあるなし」
    ( 讀賣新聞 1928.10.24〜26 )
  292. 「「陰獣」その他」
    ( 新青年 1928.11. )
    ( 部分『江戸川乱歩全集1』 平凡社 1931.06.10 )※「陰獣評」部分(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『江戸川乱歩 評論と研究』中島河太郎編 講談社 1980.06.16 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  293. 「即興的小説を排す」
    ( 新潮 1928.11. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『現代日本文学論争史(上)』平野謙、小田切秀雄、山本健吉編 未来社 1956.07. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  294. 「演劇の現在及び未来」
    ( 新潮 1928.11. )
  295. 「早稲田チームの欠点」
    ( 中央公論 1928.11. )
  296. 「評論及び批評/戯曲/小説一/小説二/小説三(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.11.09〜13 )
  297. 「国際水上競技大会寸評」
    ( 新青年 1928.12. )
  298. 「プロレタリア文学運動」
    ( 経済往来 1928.12. )
  299. 「一九二八年を顧みて」
    ( 新潮 1928.12. )
  300. 「批評の無力、批評の力」
    ( 新潮 1928.12. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  301. 「夢想庵と春夫/洋文石濱鹿地/小林と十一谷/釈明と宣明(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1928.12.06〜09 )
  302. 「文芸時評 昭和3年」
    ( ※収録部分不明 1928.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    昭和4年(1929年)

  303. 「文学の職業化と最低原稿料問題」
    ( 新潮 1929.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  304. 「過渡期の文学に附隨する諸問題」
    ( 新潮 1929.01. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  305. 「当来の文学と要望する文学(新潮合評会)」黒田礼二、新居格、片岡鉄兵、勝本清一郎、大宅壮一、浅原六朗、横光利一、平林初之輔、中村武羅夫
    ( 新潮 1929.01. )
  306. 「各雜誌評判座談会」馬場恒吾、平林初之輔、小野賢一カ、C澤冽、廣津和カ、直木三十五、菅忠雄、菊池ェ
    ( 文藝春秋 1929.01. )
  307. 「現代を象徴するもの」
    ( 中央公論 1929.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  308. 「鉄兵と成吉/寡作と三郎/岡田と大佛/乱歩氏の諸作/麟太郎その他(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.01.01〜06 )
    「鉄兵と成吉」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    「大仏と江戸川」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    「乱歩氏の諸作」 (「大仏と江戸川」の一部)
    ( 部分『江戸川乱歩全集8』 平凡社 1931.05.10 )※「「芋虫」評」部分(国DC※)
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  309. 「二つの文学論/無風地帯の小説/夫婦を描いた小説/新人諸作一括/左翼派の作品(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.01.30〜02.03 )
    「二つの文学論」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
    「無風地帯の小説」「夫婦を描いた小説」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    「新人の諸作一括」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録大下宇陀児部分(青空)
  310. 「文学に於ける新形式の要望」
    ( 新潮 1929.02. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  311. 「米国化の機関としての映画」
    ( 改造 1929.02. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  312. 「政治的価値と芸術的価値 マルクス主義文学理論の再吟味」
    ( 新潮 1929.03. )(ペンC)
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『芸術とマルクス主義』 プロレタリア科学研究所(鉄塔書院) 1930.03.15 )
    ( 『新興文学全集9安成二郎集・白柳秀湖集・荒川義英集・荒畑寒村集・平沢計七集・細井和喜蔵集・長谷川如是閑集・評論集』 平凡社 1930.11.15 )(国DC※)
    ( 『日本プロレタリヤ文学発達史資料3ナップ時代』中野重治、小田切秀雄編 八雲書店 1948.11.30 )(国DC※)
    ( 『現代文学論大系4』青野季吉、他編 河出書房 1954.01.15 )(国DC※)
    ( 『日本プロレタリア文学大系3』野間宏、ほか編 三一書房 1954.10.31 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学論争史(中)』平野謙、小田切秀雄、山本健吉編 未来社 1957.02. )
    ( 『現代日本文学全集78 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1957.11.10 )(国DC※)
    ( 『現代日本文学全集55 平林初之輔・青野季吉・蔵原惟人・中野重治集』 筑摩書房 1961.11./増補決定版1973.04. )
    ( 『昭和批評大系1昭和初年代』村松剛、佐伯彰一、大久保典夫編 番町書房 1968.05.25/新装版1978.03.10 )(国DC※)
    ( 『日本現代文学全集69プロレタリア文学全集』伊藤整、ほか編 講談社 1969.01.19/増補改訂版1980.05.26 )(国DC※)(青空)
    ( 『現代日本文学大系54 片上伸・平林初之輔・青野季吉・宮本顕治・蔵原惟人集』 筑摩書房 1973.01.20 )
    ( 『近代文学評論大系6大正期3昭和期1』三好行雄、祖父江昭二編 角川書店 1973.01.31 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『昭和文学全集33評論随想集1』 小学館 1989.10.01 )
    ( 『思想の海へ12解放と変革 思想の最前線で 文学は予兆する』黒古一夫編 社会評論社 1990.05.15 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
    ( 『新興文学全集9日本篇9』大島英三郎編 黒色戦線社 1993.04. )
    ( 『日本近代文学評論選 昭和篇』千葉俊二編、坪内祐三編 岩波文庫(緑171-02) 2004.03.16 )
  313. 「マルクス主義文学の本質」
    ( 祖国 1929.03. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  314. 「書斎の窓から見た現代世相」
    ( サラリーマン 1929.03. )
  315. 「山本有三氏の「波」/柳氏の「工芸美論」/「改造」三月号/「新潮」と「中央公論」/「戦旗」と「文戦」/近事二つ(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.03.04〜09 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  316. 「大衆の批評について」
    ( 大阪朝日新聞 1929.03.08 )
  317. 「目的意識の昇華 青野君の批判の批判」
    ( 東京日日新聞 1929.03.28〜30 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  318. 「心理描写の小説を論ず」
    ( 新潮 1929.04. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  319. 「最近の文学思潮」
    ( 雄弁 1929.04. )
  320. 「近代都市を切断して(合評会)」勝本清一郎、楢崎勤、大宅壮一、岡田三郎、新居格、山田一夫、浅原六朗、梶原勝三郎、平林初之輔、中村武羅夫
    ( 近代生活 1929.04. )
  321. 「トーキー時代来る/築地の分裂問題/小酒井不木氏/「夜明け前」と「陳述」/創刊再刊の四雑誌(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.04.02〜06 )
    「トーキー時代来る」「「夜明け前」と「陳述」」「創刊再刊の四雑誌」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    「小酒井不木氏」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  322. 「有島武郎氏を憶ふ」
    ( 東京日日新聞/大阪毎日新聞 1929.04.08/15 )
  323. 「世界で一番面白い読物(ルパン全集広告)」
    ( 東京日日新聞 1929.04.28 )
  324. 「現代暴力論」
    ( 中央公論 1929.05. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  325. 「形式主義理論の自滅その他」
    ( 近代生活 1929.05. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  326. 「商品としての近代小説」
    ( 思想 1929.05. )
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
  327. 「演劇・映画―茶談」
    ( 祖国 1929.05. )
  328. 「寄贈の中から/大宅氏の理論/日本のシンクレーア/アメリカニズムの力/農民文学の私見(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.05.05〜10 )
    「日本のシンクレーア」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
    「農民文学私見」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  329. 「探偵小説の世界的流行」
    ( 大阪朝日新聞 1929.05.17 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )※
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  330. 「明治大正科学史」
    ( 『明治大正史4国勢篇』 明治大正史刊行会(実業之世界社) 1929.05.15 )(国DC※)
    ( 『明治大正史4国勢篇』 日本図書センター 2004.05. )
  331. 「個性を脱却する文学」
    ( 『詩と随筆集2 昭和四年版』文芸家協会編 新潮社 1929.05.17 )(国DC※)
  332. 「東郷青児氏の手記/中村氏の大津事件/作品批評の没落/芸術価値の問題/大衆文学の分化(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.05.31〜06.05 )
    「東郷青児氏の手記」「中村氏の大津事件」「作品批評の没落」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  333. 「作家としての小酒井博士」
    ( 新青年 1929.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    別冊幻影城『小酒井不木』 1978.03.
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  334. 「思想の混沌」
    ( 新潮 1929.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  335. 「出版界批判座談会」土岐善麿、丸木砂土、辰野隆、平林初之輔、石濱知行、犬養健、廣津和郎、直木三十五、菅忠雄
    ( 文藝春秋 1929.06. )
  336. 「来るべき探偵小説全盛時代」
    ( 『チャリング・クロス事件』フレッチャー、和気律次郎訳 月報:世界探偵通信1 平凡社・世界探偵小説全集10 1929.06.01 )(国DC※)本体のみ
  337. 「たばこ」
    ( 国民新聞 1929.06.02 )
  338. 「映画の将来」
    ( 国民新聞 1929.06.16 )
  339. 「発生的思想とは何か」
    ( 讀賣新聞 1929.06.18〜20 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  340. 「英国の化学町」
    ( 国民新聞 1929.06.29 )
  341. 「書物は多過ぎるか?/水上氏の藤村論/二人の作風について/二人の思想家の死/観客と読者(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.06.29〜07.03 )
    「水上氏の藤村論」「二人の思想家の死」「観客と読者」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  342. 「現下文壇と探偵小説」
    ( 文学時代 1929.07. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )※(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  343. 「明日の思想界を展望す」
    ( 我観 1929.07. )(国DC※)
  344. 「プロレタリア文化概論」
    ( 『プロレタリヤ芸術教程1』 世界社 1929.07.01/1929.xx.改定2版 )(国DC※)(国1929.06.23)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  345. 「「景気」「不景気」」
    ( 国民新聞 1929.07.07 )
  346. 「時事漫談」
    ( 国民新聞 1929.07.11 )
  347. 「外交無言劇」
    ( 国民新聞 1929.07.25 )
  348. 「文学の反功利性/二義作労作の価値/階級社会の算術/三つの作品夫対比/頽廃作品の価値/外国文学の紹介(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.07.30〜04 )
    「文学の反功利性」「階級社会の算術」「三つの作品の対比」「外国文学の紹介」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  349. 「諸家の芸術価値理論の批判」
    ( 新潮 1929.08.
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『芸術とマルクス主義』 プロレタリア科学研究所(鉄塔書院) 1930.03.15 )
    ( 『現代日本文学論争史(中)』平野謙、小田切秀雄、山本健吉編 未来社 1957.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )(青空)
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  350. 「文芸批判と文芸政策」
    ( 近代生活 1929.08. )
  351. 「文壇生活漫談会」浅原六朗、中村武羅夫、新居格、大宅壮一、高田保、平林初之輔、山田一夫、岡田三郎
    ( 近代生活 1929.08. )
  352. 「両声会の復活」
    ( 国民新聞 1929.08.01 )
  353. 「詩の世界」
    ( 国民新聞 1929.08.06 )
  354. 「芸術の闘争性に就いて」
    ( 讀賣新聞 1929.08.21〜08.23 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  355. 「勝本氏を駁す/続勝本氏を駁す/情熱家と理性家/作品と生活/モダン派排撃(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.08.30〜09.04 )
    「情熱家と理性家」「作品と生活」「モダン派排撃」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  356. 「対支外交の確立」
    ( 我観 1929.08.xx〜xx )
  357. 「日本に於ける浪漫派の先駆者としての北村透谷」
    ( 新潮 1929.09. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  358. 「銷夏随筆」
    ( 現代 1929.09. )
  359. 「近代生活合評会」大宅壮一、岡田三郎、楢崎勉、中村武羅夫、勝本C一郎、平林初之輔、浅原六朗
    ( 近代生活 1929.09. )
  360. 「唯物論の最近における発展」
    ( ? 1929.09.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  361. 「前衛線上の人々(インタビュー)」
    ( 都新聞 1929.09.01 )
  362. 「文芸批評と文芸政策」
    ( 『文学理論の諸問題』 千倉書房 1929.09.22 )(国DC)(国1929.09.28)
    ( 『新興文学全集9安成二郎集・白柳秀湖集・荒川義英集・荒畑寒村集・平沢計七集・細井和喜蔵集・長谷川如是閑集・評論集』 平凡社 1930.11.15 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(上)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『文学理論の諸問題』 日本図書センター・近代文芸評論叢書27 1992.03.05 )
    ( 『新興文学全集9日本篇9』大島英三郎編 黒色戦線社 1993.04. )
  363. 「芸術論に於ける未解決の根本的諸問題」
    ( 新潮 1929.10. )
    ( 『文芸評論集1 昭和5年版』文芸家協会編 新潮社 1930.06.07 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  364. 「日本浪漫派思想興亡の跡」
    ( 中央公論 1929.10. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  365. 「雑誌ジャアナリズムの現状とその方向座談会」中村武羅夫、山本実彦、小牧近江、島中雄作、平林初之輔、豊島薫、渡邊英夫、上泉秀信、飛田角一郎
    ( 都新聞 1929.10.01〜19 )
  366. 「短歌革命は可能か/新作家二十人/短篇二十五篇/作品批評に関連して/中村氏の批評について/広津氏の小説について(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.10.02〜07 )
    「短歌革命は可能か」「作品批評に関連して」「中村氏の批評について」「広津氏の小説について」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    「角田喜久雄「肉」」
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録角田喜久雄部分(青空)
  367. 「作者として(「華やかな罪過」)」
    ( 朝日 1929.11. )
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10 ※解題に引用(青空)
  368. 「プロレタリア文学の過去・現在・未来」
    ( 文学時代 1929.11. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  369. 「現下文壇の諸傾向を論ず」
    ( 近代生活 1929.11. )
  370. 「浜口内閣の検閲方針について/ブルジョア性道徳/文学の不道徳性/エロチシズムの根拠/新検閲方針の合理性(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1929.11.01〜05 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  371. 「(無題)(世界文学全集広告)」
    ( 報知新聞 1929.11.04 )
  372. 「民政党内閣のイデオロギー」
    ( 讀賣新聞 1929.11.19,20 )
  373. 「ミセラニスト」
    ( 国民新聞 1929.11.27 )
  374. 「昭和四年の文壇の概観」 (「文壇の現状を論ず」)
    ( 新潮 1929.12. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  375. 「プロレタリア文壇」
    ( 経済往来 1929.12. )
  376. 「プロレタリア文学の展望」
    ( 実業之世界 1929.12. )(国DC※)
  377. 「浪漫派及び自然派の評論」 (「浪漫派及び自然派の評論文学」)
    ( 『世界文学講座5仏蘭西文学篇(上)』 新潮社 1929.12.05 )(国DC※)
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  378. 「ジャン・ジャック・ルソオ」
    ( 『世界文学講座5仏蘭西文学篇(上)』 新潮社 1929.12.05 )(国DC※)
  379. 「近世社会思想講話」
    ( 『近世社会思想講話』 千倉書房 1929.12.20 )(国DC※)
  380. 「通俗・平易の講述(世界文学講座全集広告)」
    ( 東京日日新聞 1929.12.01 )
  381. 「本年度の文壇の清算(文芸時評)プロレタリア的傾向文学/表相よりも実体/小児病的徴候/芸術至上主義の反動/いま一つの反動/俗悪の合理化」
    ( 東京朝日新聞 1929.12.04〜09 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  382. 「ポウの本質」
    ( 『エドガア・ポウ集』エドガー・アラン・ポー 博文館・世界探偵小説全集2 1929.12.30 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  383. 「文芸時評 昭和4年」
    ( ※収録部分不明 1929.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    昭和5年(1930年)

  384. 「江戸川乱歩」
    ( 新潮 1930.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
    ( 『アンソロジー・プロレタリア文学4事件 闇の奥へ』楜沢健編 森話社 2017.08.18 )
  385. 「社会時評」
    ( 新潮 1930.01. )
  386. 「芸術派プロ派文芸問題討論会 芸術派を代表せる佐藤氏と中村氏と マルキシズムの芸術観に立つ大宅氏と宮島氏と」佐藤春夫、中村武羅夫、大宅壮一、宮島新三カ、平林初之輔、加藤武雄
    ( 文学時代 1930.01. )
  387. 「現代文学に於けるエロチシズム」
    ( 近代生活 1930.01. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  388. 「顔の漫談会」新居格、中村武羅夫、楢崎勤、平林初之輔、岡田三郎、大宅壮一、浅原六朗
    ( 近代生活 1930.01. )
  389. 「文学の社会的効用」
    ( 雄弁付録『昭和名演説集』 大日本雄弁会講談社(雄弁附録?) 1930.01.01 )(国DC※)
  390. 「最近の二傾向」
    ( (新聞?) 1930.01.xx〜xx )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  391. 「社会時評」
    ( 新潮 1930.02. )
  392. 「モダニズム文学及び生活の批判(座談会)」徳田秋声、浅原六朗、新居格、龍膽寺雄、岡田三郎、ささきふさ、平林初之輔、吉屋信子、川端康成、中村武羅夫
    ( 新潮 1930.02. )
  393. 「芸術派とプロ派との討論会(座談会)」川場、中河、久野、阿部、龍膽寺、林、平林、村山、武田
    ( 新潮 1930.02. )
  394. 「随想二題」
    ( 近代生活 1930.02. )
  395. 「トーキーを見て」
    ( 現代 1930.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  396. 「大衆文学の概念」
    ( 祖国 1930.02. )
  397. 「当来のプロ文学」
    ( 九州日報 1930.02.02〜04 )
  398. 「諸氏の公開状を見て」
    ( 讀賣新聞 1930.02.16 )
  399. 「インテリゲンチヤの立場」
    ( 讀賣新聞 1930.02.26〜28 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  400. 「社会時評」
    ( 新潮 1930.03. )
  401. 「現代文学の十特色」
    ( 現代 1930.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  402. 「訳者序」
    ( 『科学概論』ピアソン 春秋社世界大思想全集41 1930.03.20 )(国DC※)
    ( 『科学概論(上)』 春秋文庫(第三部45) 1933.09.15 )(国DC※)(国1933.10.17)
    ( 『日本科学技術史大系6』日本科学史学会編 第一法規出版 1968.12. )
  403. 「プロレタリア文学への二三の警告」
    ( 新潮 1930.04. )
  404. 「プロレタリア・レアリスムに就いて」
    ( 新潮 1930.04. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  405. 「プロ文学に於ける似而非プロレタリア性」
    ( 讀賣新聞 1930.04.12〜15 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  406. 「芸術派、プロレタリア派及び近代派」
    ( 新潮 1930.05. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  407. 「昨日・今日・明日 今年のメーデー所感」
    ( 婦人之友 1930.05. )
  408. 「世界プロレタリア文学運動の展望」 (「世界プロレタリア文学運動」)
    ( 『マルクス主義十八講 誰にも分る社会思想の解説』 秀文閣書房 1930.05.25 )(国DC※)
  409. 「思想なき文学」
    ( 大阪朝日新聞 1930.05.30 )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  410. 「文芸は進化するか、その他(文芸時評)」
    ( 新潮 1930.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  411. 「最近文壇の諸流派と其の人々」
    ( 現代 1930.06. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  412. 「プロ文学最近の転換/政治主義の確立/リアリズムの問題/プロ文学の分化/機械と芸術の形式(文芸時評)」
    ( 東京朝日新聞 1930.06.04〜06 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  413. 「芸術の形式としての小説と映画」
    ( 新潮 1930.07. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本戦前映画論集 映画理論の再発見』アーロン・ジェロー監修、岩本憲児監修、マーク・ノーネス監修 ゆまに書房 2018.11.xx )
  414. 「文学とフイルム」
    ( 讀賣新聞 1930.07.18〜20 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  415. 「ヂュパンの癖とヴァンスの癖」
    ( 新青年増刊 1930.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  416. 「芸術に於けるRealityについて」
    ( 新潮 1930.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  417. 「大学の煩悶」
    ( 祖国 1930.08. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  418. 「七月の日記」
    ( 近代生活 1930.08. )
  419. 「雑誌の中心読物の変化/芸術の敗北か?/暴露小説について/事実とイデオロギーの重話/個性か社会性か両面的な二作品(文芸時評)」
    ( 讀賣新聞 1930.08.01〜09 )
  420. 「文壇時事問題批判座談会」徳田秋声、川端康成、近松近江、浅原六朗、千葉亀雄、大宅壮一、加藤武雄、平林初之輔、中村武羅夫
    ( 新潮 1930.09. )
  421. 「「友愛結婚」とは何のこと」
    ( 朝日 1930.09. )
  422. 「新類型の創造」
    ( 北海タイムス 1930.09.06 )
  423. 「先端的文学の分析」
    ( 都新聞 1930.09.13〜15 )
  424. 「プロ派の作品と評論」
    ( 讀賣新聞 1930.10.03〜07 )
  425. 「ヴァン・ダインの作風」
    ( 改造 1930.11. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  426. 「ウイッテ伯回想記その他」
    ( 新青年 1930.11. )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 (青空)
  427. 「所謂科学的批評の限界」
    ( 新潮 1930.11. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  428. 「結婚社会学」
    ( ? 1930.11.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  429. 「芸術のトランスフオルマシオン」
    ( 新潮 1930.12. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  430. 「大衆文学について」
    ( ? 1930.12.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  431. 「ヂャーナリズムと文学」 (「文学とヂャーナリズム」「ジャーナリズムと文学」)
    ( 『綜合ヂャーナリズム講座3』 内外社 1930.12.01 )(国DC※)
    ( 『現代ヂヤーナリズムの理論と動向』 内外社 1931.12.18 )(国DC※)
    ( 『総合ジャーナリズム講座3』 日本図書センター 2004.06. )
  432. 「文芸時評 昭和5年」
    ( ※収録部分不明 1930.xx. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )

    昭和6年(1931年)

  433. 「打てば響く(アンケート)」
    ( 新青年 1931.01. )
  434. 「科学的批評の領域について大森氏に答へる」
    ( 新潮 1931.01. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  435. 「ジャーナリズムの勝利」
    ( 新潮 1931.01. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  436. 「恋愛は如何に変化したか」
    ( 雄弁 1931.01. )
  437. 「世界的失業時代」
    ( 国民新聞 1931.01.04〜07 )(新記文)
    ( 『新聞記事資料集成 労働編3』神戸大学経済経営研究所編 大原新生社 1975.09. )
  438. 「探偵小説作家に望む あくまで厳粛な」
    ( 新青年増刊 1931.02. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10 ※抄録?
  439. 「日本の文学は何処へ行く」
    ( 新潮 1931.02. )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  440. 「未来望遠鏡 テレヴィジョン大学」
    ( 新青年 1931.03. )
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    『『新青年』名作コレクション』新青年研究会編 ちくま文庫(し-53-01) 2021.04.10
  441. 「チャップリン巴里に来る」
    ( ? 1931.05.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  442. 「佛蘭西までの旅」
    ( ? 1931.06.? )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  443. 「プロレタリア文学かマルクス主義文学か」
    ( 東京朝日新聞 1931.06.18〜21 )
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )

    昭和7年(1932年)以降

  444. 「十七世紀末に於ける新旧文学両派の論争」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  445. 「世界恐慌は安定しつゝあるか激化しつゝあるか」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  446. 「国際文芸家協会大会の印象(絶筆)」
    ( 『平林初之輔遺稿集』 平凡社 1932.02.12 )(国DC※)(国1932.02.17)
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(中)』 文泉堂 1975.05.01 )
  447. 「懐しい人達の手紙(水谷準宛1931.05.頃パリからの手紙)」
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.10. )

    不明

  448. 「批評家の言論に就いて」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  449. 「現代文学の背景」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  450. 「旧時代の夕映としての宇野浩二」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  451. 「南部氏の「知」と中戸川氏の「巧」」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  452. 「細田民樹氏に対する期待」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  453. 「室生犀星氏のアビリテイ」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  454. 「舟木重信氏と細田源吉氏」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  455. 「近松秋江の作に現れた恋愛」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  456. 「時評」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  457. 「性慾文学に就いて」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  458. 「批評原理としての社会的正義」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  459. 「破壊の心理と論理」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  460. 「スピリツトの欠乏した創作」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  461. 「自然に帰れといふこと」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  462. 「文芸作品と人気」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  463. 「尾崎氏に答へる」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  464. 「芸術の職業化について」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  465. 「セルフ・レフレクシヨン」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  466. 「ロマンチスムの定義に就いて」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  467. 「複雑と単純 批評の二種類」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  468. 「プロレタリア文学否定論の一つに就て」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  469. 「所謂創作家の批評に就いて」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  470. 「随筆漫語 現代論壇の人々を評す」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  471. 「コンラッド・フアイトの変化」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  472. 「スタイルの問題」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  473. 「映画と子供」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  474. 「プロレタリア文学の理論」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  475. 「文学作品と広告」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  476. 「課題小説」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  477. 「小説の危機」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  478. 「ヴアン・ダインの探偵小説論」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  479. 「新作家輩出時代」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  480. 「小説の表現力について」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  481. 「芸術家の離婚問題批判」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  482. 「文学者の社会的地位について」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  483. 「信濃めぐり」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  484. 「自由恋愛の条件」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  485. 「農民の社会的立場」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  486. 「自然力と人間力との交渉」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  487. 「近世婦人問題の文化史的考察」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  488. 「社会科学」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  489. 「社会時評」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  490. 「社会時評」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  491. 「モダニズムの社会的根拠」
    ( 『平林初之輔文芸評論全集(下)』 文泉堂 1975.05.01 )
  492. 「「胎児」と「幼き者」」
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )
  493. 「文芸時評」
    ( 『日本プロレタリア文学評論集3平林初之輔・青野季吉集』 新日本出版社 1990.08.25 )



      参考文献

  1. 「駆け抜けた天才論客・平林初之輔」鮎川哲也
    EQ 1993.05.
    『幻の探偵作家を求めて 完全版(下)』鮎川哲也、日下三蔵編 論創社・論創ミステリ叢書2 2020.05.10
  2. 「解題」横井司
    『平林初之輔探偵小説選1』 論創社・論創ミステリ叢書1 2003.10.10
    『平林初之輔探偵小説選2』 論創社・論創ミステリ叢書2 2003.11.10
  3. 「平林初之輔とその時代(1)〜(4)」渡辺和靖
    愛知教育大学研究報告 1982.02.〜1985.02. (愛知教育大学学術情報リポジトリ)
  4. 「消息欄」ほか
    早稲田文学 1917.08.〜1922.08. )(国DC※)
  5. 「評論年表」吉田精一編
    『現代文学論大系8』青野季吉、他編 河出書房 1955.08.31 )(国DC※)
  6. 『文芸年鑑』
    大正13年版、15年版 二松堂書店 (国DC※)
    昭和4年版、5年版、6年版 新潮社 (国DC)
    1932年版 改造社 (国DC※)
  7. 「各種新聞掲載文芸関連記事目録抄」加藤仁
  8. ほか



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