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妹尾アキ夫/妹尾韶夫 作品

Since: 2025.02.09
Last Update: 2025.03.09
略年譜 - 探偵小説 - 随筆 - 著書 - 翻訳 - 訳書

      妹尾アキ夫/妹尾韶夫(せのおあきお)略年譜

    1892.03.04(明治25年)  岡山県津山市にて生まれる。本名韶夫。
    1922.xx.  早稲田大学英文科卒業
    1922.08.  新青年に翻訳が掲載される
    1925.12.  新青年に創作「十時」が掲載される
    1928.05.  新青年に「恋人を食ふ」が掲載される
    1935.05.〜  作品評「ぺーぱーないふ」が胡鉄梅名義で連載される
    1946.11.  宝石に創作「宿雨催晴」が掲載される
    1950.03.  宝石に翻訳「災厄の町」が掲載される
    1952.08.  宝石に創作「リラの香のする手紙」が掲載される
    1952.11.  宝石に「探偵小説月評」が小原俊一名義で連載される
    1953.09.  別冊宝石にビーストンの翻訳16編が掲載される
    1962.04.19(昭和37年)  死去

    筆名は、妹尾アキ夫、妹尾韶夫、胡鉄梅、小原俊一、捕鯨太郎、(天岡虎雄)、(宮井敏雄)、(妹尾紹夫※誤植?)
    注)リスト上では、アキ夫名義と韶夫名義の区別はつけていません。

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      (国DC※)は国立国会図書館デジタルコレクション個人送信(ログイン必要)で公開されています(今後非公開になる可能性もあります)
      (青空)は青空文庫でインターネット公開されています



      探偵小説(ユーモア小説・海洋山岳小説・翻案含む)

  1. 「行違ひ物語」
    ( 淑女画報 1922.xx. )
     ※ユーモア小説とのこと
  2. 「乳母車」
    ( 少女世界 1923.xx. )
     ※ユーモア小説とのこと
  3. 「十時」
    ( 新青年 1925.12. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     私山下と守巣は大阪のホテルの食堂にいた。守巣は夜十時までに緊張と興奮を与えるといい、私は報酬として美人に食事を奢らせると約束する。吉川夫人がお金を盗まれたという。逃げた隣の宿泊客。薬瓶、植物繊維、宿帳などから守巣は……。
     超人的な探偵活躍譚。
  4. 「ピストル強盗」
    ( 探偵趣味 1926.03. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     午前三時、泥棒は寝ている女を起こして拳銃で金を要求する。物陰にいる第三の男……。
     コント。ありがちのオチ。
  5. 「スヰートピー」
    ( 新青年 1927.06. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     根岸。コック野田源太郎は民子に愛されていたが絹代を愛していた。働いている家に二千円あり盗んで欲しいという。民子が来て思いとどまるようにいう。源太郎は合図により忍び込もうとする……。
     サスペンス小説に近い印象。題名は花言葉によるのだろうか。
  6. 「人肉の腸詰(楠田匡介の悪党ぶり3)」 (「人肉の腸ソーセイジ詰」)
    ( 新青年 1927.09. )
    『創作探偵小説選集 一九二七年版』探偵趣味の会編 春陽堂書店 1928.01.01/復刻版 1994.04.10 (国DC※)
    ( 『日本探偵小説ベスト集成 戦前篇』中島河太郎編 徳間書店トクマノベルス 1976.07.10 )
    『日本ミステリーベスト集成1 戦前編』中島河太郎編 徳間文庫(144-01) 1984.09.15 (国DC※)
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
    『諏訪未亡人/猪狩殺人事件 合作探偵小説コレクション6』日下三蔵編 春陽堂書店 2024.03.26
     新聞広告を見た楠田はグリル銀座で勝田と会う。横浜の西洋館の部屋、額の裏の手紙を盗んで欲しいという。楠田は閉じ込められて人間腸詰の製造過程の説明を受け……。
     恐怖小説ではあるがラストは気の弱い男という統一された話。谷蠣俊一郎の名もでてくる。
  7. 「凍るアラベスク」
    ( 新青年 1928.01. )
    『創作探偵小説選集 一九二八年版』探偵趣味の会編 春陽堂 1929.02.13/復刻版 1994.04.10
    『「新青年」傑作選 幻の探偵雑誌10』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-09) 2002.02.20 (青空)
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     勝子は銀座で男に話かけられる。翌日、宮地製氷所の暮松が宮地銀三が三日前から行方不明になったと常川警部に助力を求める。製氷に熱中して発狂していたらしい。事務所、浴室、台所、女中部屋、工場、銀三の部屋の調査。警部は不審な点に気付く。調べていくと……。
     ありがちのテーマの作品。発見の経緯と描写にやや独自性がある。
  8. 「恋人を食ふ」
    ( 新青年 1928.05. )
    ( 『怪奇探偵小説集』鮎川哲也編 双葉新書 1976.02.10 )
    別冊いんなあとりぷ『怪奇・幻想小説の世界』 1976.04.
    『怪奇探偵小説集1』鮎川哲也編 双葉ポケット文庫(あ-02-01) 1983.12.25
    ( 『怖い食卓』 北宋社 1990.07. )
    『怪奇探偵小説集1』鮎川哲也編 ハルキ文庫(あ-04-01) 1998.05.18
    『恐怖ミステリーbest15 こんな幻の傑作が読みたかった!』ほんの森編(編者詐称) コアラブックス 2006.05.30
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     上海への船上、白井は青年から恋人の肉を食べたという話を聞く。上海で偶然下宿したところに娘のマルタがいた。愛するようになったが厚意はもたれていなかった。マルタの死、ランチから落ちたらしい。恐死症といって下宿をかわることにした。屍体を盗む。愛する女への執着。白井は話を聞いて……。
     怪奇味から唐突だが意表をつく二段オチは印象に残る。
  9. 「本牧のヴィナス」 (「本牧のヴイナス」)
    ( 新青年 1929.02. )
    幻影城 1976.05.
    『ひとりで夜読むな 新青年傑作集4怪奇編』中島河太郎編 角川文庫(緑434-04) 1977.07.20 (国DC※)
    『新青年ミステリ倶楽部』中島河太郎編 青樹社BigBooks 1986.07.10 (国DC※)
    ( 『日本ミステリーの一世紀(上巻)』長谷部史親、縄田一男編 広済堂出版 1995.05.15 )
    『爬虫館事件 新青年傑作選』 角川ホラー文庫(H800-06) 1998.08.10
    ( 『江戸川乱歩と13人の新青年 文学派編』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-30) 2008.05.20 )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     ある男の話。横浜本牧岬の谷間で隠遁生活をしていた。管理人は妻に逃げられ阿片をたしなんでいるように思われた。家を見詰める管理人、その眼。雨の夜、妻の幽霊を見たという管理人……。
     怪談。静から動へ、味わいある作品。
  10. 「壜から出た手紙」
    ( 新青年 1929.12. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     ガンジス川で手紙入りのウイスキーの空壜を拾った。横浜の古本屋でバイロン詩集を調べただけの男、買った私、買い戻しに来た男といた。売ったのは船乗りで担当客のロイズに隣のマルチンデールが語るところによれば震災で亡くなった遺品だったという。書物の形をした小箱と思い盗む。親友の理髪師に話すと表紙に宝石が隠されているかもしれないという。横浜山手の家で……。
     気付くか気付かないか、運命的な出来事の積み重ね風な作品。
  11. 「夜曲」
    ( 新青年 1930.09. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
    『竹中英太郎(一)怪奇』末永昭二編 皓星社・挿絵叢書1 2016.06.01
     チャイコフスキーのノクターンのレコード。別荘に右腕を繃帯でつるした大工の源吉が手紙を書いて欲しいときた。口述する彼は妻は逃げて一人、病気だという。主人は自殺を思いとどまるように一万円を提示する。烏山を殺して欲しいと。主人は烏山を警察に渡した怨みで、刑期を終えてつけ狙われているという。発見されぬ殺人……。
     殺人方法はさておき雰囲気の良い作品。個人的にはチャイコフスキーの夜曲と合うかというと疑問だが。
  12. 「高い夜空」
    ( 新青年 1931.05. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     ベンチの浮浪人は洋服の男に仕事を頼まれる。浮浪人は円タク、小路、窓から侵入し八階の扉をノックする。男はさらに頼む……。
     予想される結末ではある。情景あるコントといえるかも。
  13. 「硝子箱の眼」
    ( 文学時代 1931.06. )
     A新聞記者は村の海岸に墜落した米飛行機の記事を書いていた。唯一英語が出来る彼の特種だった。山高帽の男が恐ろしい殺人や犯罪が行われているという。脳神経の医者鳥岡が村に住むようになったが秘密の地下室があるという。忍び込むと硝子箱に入った頭蓋骨にはめ込まれた脳髄が眼でモールス信号を……。
     コント。猟奇的内容ではあるが。
  14. 「林檎から出た紙片」
    ( 新青年 1931.12. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     私が散歩していると女が投げ捨て走り抜けていき、男が後を追っていた。私が拾うと林檎で中には簡単な暗号が書かれていた紙片があった。私はその場所に行く。覆面の男を追って家に入る。チェヤマンが今回の倶楽部の催しを説明し……。
     猟奇小説。結末の感情は独自かも。※作者当て懸賞作品
  15. 「アヴェ・マリア」
    ( 新青年 1932.03. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     彼ははじめて母がいた岡山に来た。盗癖、ついに殺人までしてしまった彼。食事。彼は母がつとめていた天主教の紅蘭女学校の舎監マドモアゼル・ミシュレーの建物に忍び込む。彼は金目の物を探していると古い手紙を見つけ……。
     最後はやや幻想的で味のある作品。手紙は偶然すぎる気がしてならないが。
  16. 「深夜の音楽葬」
    ( 新青年 1936.07. )
    『新青年傑作選 第二巻 怪奇・幻想小説編』中島河太郎編 立風書房 1970.03.25/新装版 1974.12.30/新々装版 1991.07.01 (国DC※)
    ( 『大衆文学大系30 短篇(下)』 講談社 1973.10.20 )(国DC※)
    『戦慄の十三楽章 音楽ミステリ傑作選』鮎川哲也編 講談社文庫(あ-19-06) 1986.08.15
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     盲目のヴァイオリニスト十川は上海に来ていた。ある朝、お内儀さんが花屋から花をもって来たという。三日毎に届けるようにいわれたという。手紙が届いて十川は病院に連れられていくと死の間際にある跛足の真庭タミエで十川の部屋が見えていたという。愛という言葉に飢えているという。ティアモ。手紙での彼女の最後の願い……。
     ひねりが効いた作品。幻想的雰囲気はあるのだが。
  17. 「「盲ひた月」木々高太郎(解決篇入選)」
    ( ぷろふいる 1936.10. )
     (ウイーン、マルガは誤って下宿していた東洋人の目を傷つけてしまった。彼の両目が見えなくなりマルガの兄は金を持ち逃げし、マルガは贖罪の意味で結婚した。だが愛せない。町で出会った日本人と二人の中国人。中庭で見た月のない月光の夜、風呂場の錠、溺死し窓から首を出していた男、左前のゆかた、ハルテルという言葉。沼田博士は……。)
     沼田博士は結論づける。見えなかった月は専門家の助言を得るが。
     (五香六実:マルガに訊ねて沼田博士は見えなかった月の謎を結論づける。)
     二名入選。応募諸氏に妹尾アキ夫はないが五香六実が二度あるので二通ではなく誤植と推測。妹尾アキ夫の解答も納得がいくもので、ハルテルが強引ながら面白い。五香六実の解答は強引なところもあるが木々高太郎に近い結論となっている。
  18. 「黒い薔薇」
    ( 新青年 1937.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     絵かきの丹澤はモデルとして神秘や魂を持った顔を探していた。老人と娘に出会い百円で了承してもらう。娘は老人は科学者で人形だという。老人は黒い薔薇を作ろうと交配するように作ったという。殺人犯の父と精神病者の母。丹澤は……。
     因縁話。結末のつけ方は理解できない。狂人的思考なのだろうか。
  19. 「密室殺人」
    ( 新青年 1937.09. )
    『13の凶器』渡辺剣次編 講談社 1976.03.08 (国DC※)
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     漂流船の中、私は三年前の事件を書き残す。船長磯貝万次郎が美砂子に与えた家で美砂子が刺殺されていた。発見者はベルで目が覚めた女中シズと磯貝。美砂子の寝室と磯貝の寝室と便所と廊下が鍵のかかった居間からの扉で隔てられていた。窓から人の出入りは出来ない。洗面台の水、下着。彼女に裏切られた売れない絵かきの小川一馬は……。
     密室自体は脱力系か。ある程度は考えられているが。また最後も矛盾している。
  20. 「黄昏の花嫁」
    ( 新青年 1937.12. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     古道具屋から買った絵の額から文字が書かれた紙が出てきた。私は蓼貝小太郎を殺した。彼は私に肖像画を依頼した。彼の亡くなった妻ユリエの肖像画を。写真、彼への手紙、彼の詳細を極めた説明。私は纏めようとするうちに妄想と現実が錯綜していく。私は彼に絵を渡すまいとする。そして今……。
     サスペンスと幻想味ある作品。隠された経緯がない為にいろいろな想像が出来てしまう。
  21. 「カフェ奇談」
    ( 新青年 1938.01. )
    ( 『モダン東京案内 モダン都市文学1』海野弘編 平凡社 1989.11.24 )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     カフェ白猫の常連大村は歩きまわって毎日来る女のことを私に語る。北野リカ子は伯母と東京に一泊し夜は教え子と会う約束を予定していた。文子とは会えず、宿の名と場所を覚えていなかった彼女は踊り子の家に泊めてもらう事になった。持って出たはずの五百円が無くなっていた。彼女は……。
     ひねりのある作品。風刺的でもある。完全な創作ではなくネタがあるとのこと。
  22. 「戦傷兵の密書」
    ( 新青年 1939.04. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     数年前、外人の男と女が姿を消して憶測をよんでいたがバタビアの病院で死んだと私は手紙を受け取った。ヤコブ・ワン・デーゲンはステノタイピスト峰子と恋仲になった。女には自由にさせていた天文学者がいたが別れるようにいう。しかし峰子はヤコブと上海に行くことにした。先行したヤコブだが峰子は現れなかった。三河丸給仕の杭瀬が敵からもらったという負傷兵林野から貰った英文を訳してくれという。ヤコブは……。
     手紙や話が重なり合った作品。意外な結末かもしれないが偶然にすぎる。
  23. 「赤い眼鏡の世界」
    ( 新青年 1939.08. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     山を歩き回ってぱりに戻った私は食事中向き合って座った老人に質受けを頼まれる。赤い眼鏡で美しく楽しく見えるものだった。届け先に行くと私の部屋そっくりだった。違いは白い梔子の花を挿した女の絵があることだった。幸運。街頭で見た女。幻と現実。眼鏡を失くす。女からの手紙。ソルボンヌの教授から聞いた魔法使いコッペ。溺死した男が持っていた日記……。
     確かにあり得る解釈ではある。戦時色を感じさせる最後は笑うしかないような気もする。
  24. 「Uボートの魚雷」
    ( 新青年 1939.11. )
     米国参戦秘話。アセニア号が撃沈されたが船客の気持ちは知る由もないので第一次大戦で撃沈されたラコニア号の歴史的スリルを追想。一九一七年二月二十五日、従軍記者ギボンズ、飛行将校デュガン、米国青年カービーらが乗る船がUボートに撃沈され救命艇に乗って助かった時の話。
     実話らしいが詳細不明。生存者の手記などによるのだろうか。
  25. 「山頂のピッケル」
    ( 新青年 1941.03. )
     ヒマラ登攀秘話。K3カルバーサ峰へ挑んだ私、リーダー戸田、宇野、志津、白井、日比、原、小坂田の八名。原は小栗と挑んだがその際に小栗が死んだ。亡き友から贈られたピッケル。ベイス・キャンプ、アドバンス・ベイス、ザイルで助かる三人、第六キャンプ。吹雪、私と原と小坂田。転落、引き返すが……。
     実話かもしれないが創作のような気がする。運命と意気を感じる。
  26. 「宿雨催晴」
    宝石 1946.11.
     那須の宿の主人野田は木米の名画「宿雨催晴」などを壁にかけていた。美術商露木、美術批評家日枝は将棋をしている。性格がわかるという。外では場寺と野田の姪美那子が話している。夜中、盗人が窓から入る。場寺が目覚めて行くと男が刺殺されていた。覆面をとると野田だった。温泉にいた医者布流川が場寺の相談を受けて……。
     本格風作品。解明の糸口と絞り方は良い感じ。氏にとって異端作かもしれないが良作かも。
  27. 「黒苺(翻案)」
    ( ロック 1947.01. )
     銀座裏地下室の狼月亭。仁木と探偵鍛冶木と食事をする。女給ハル子が火曜と木曜に来る常連が月曜に来て普段嫌いな黒苺を食べたという。三週間後には来なくなっていた。鍛冶木が調べると鹿子木純次郎が夕食後に転落死していたという。甥片上、兄信太郎の病死。手紙、消印、遺言状……。
     古典的時代の作品。ほのぼのとした感じさえする。
  28. 「四階の老人」
    宝石 1947.04.
     警視庁に秘密相談所が設けられた。森伯爵の娘多美子が狆を抱いて来る。主任大町と呂鳩警部補が聞く。婚約者瀧山健次郎が行方不明になったという。一ヶ月前にウィリアム・ウィルソンの一行広告を見て以来、演奏会や講演で妙になっていた。事務所へ行くと女を抱いていたが一分後には消えていた。大町と呂鳩は老紳士とその姪で秘書の品子に会いに行き……。
     ユーモアを感じさせる作品。無理があり嘘も残っているような。
  29. 「飢餓」
    宝石 1947.10.
     友人から送られた天明時代の事実か小説かわからないという覚書をそのまま記す。私は子供が殺された家を只で借りていた。吹雪の夜、女がリカを訪ねてきた。漢学者播東鉄州亡き後に母と子敬蔵が住んでいたが敬蔵が殺されリカは発狂して飢えで死んでいた。鉄州先生の半折。私が外出し戻ると女は……。
     怪談風な後年の創作と思えてしまう。米の袋の件などいろいろ謎が多い。
  30. 「黒猫」
    ( 仮面 1948.02. )
     阿野は神戸の李門の客になっていた。二人に会いたいと昭和火災保険会社神戸支店長中村進が相談に来る。正直者の毛皮商秋山秋三郎の店と住居と倉庫兼用の家が焼けたという。夫婦は映画館にいた。焼け跡から見つかったもの、警察で保護した猫、秋山の行動、阿野の調査と実験で……。
     猫が重要な役割を果たすトリック小説。翻案のようにも思える。
  31. 「蛇皮バッグ(翻案)」
    ( ミステリイ 1948.03. )
     寺島初子はP百貨店でハンドバッグを置いて帳場に行ったのを見ると自分のとすり替える。監視人をやりすごし、一服したところ広瀬刑事に気付き自動車に轢かれる。医者下野は広瀬刑事と調査するとバッグの持主島崎夏子が地下鉄に飛び込んでいた。婚約者練東、保護者古見、産院の火事、夏子の症状……。
     ほぼ想像がつく内容。原因は古典時代には珍しかったかも。
  32. 「星のささやき」
    宝石 1948.04.
     医師の私は、木山坦の息子の洋画家理三郎が頭を撃って死亡したと呼ばれる。自殺と思われた。夫人ミドリはピストルの音に目覚めて死体を発見、家政婦民子はその頃親戚の家の帰りで駅に、女中は窓から星を見ていたという。坦は自殺に納得しなかった。ミドリは資産家と結婚したが夫が死亡、大学病院内科々長加茂と付き合い、未亡人で子のある民子を雇って厚遇し、加茂と別れ理三郎と結婚していた。一周忌、坦は……。
     単純なトリックだが発覚の糸口にやや面白みがある。
  33. 「海の狼」
    ( 冒険少年 1948.04. )
     アラスカエスキモーのアイツケと祖父ウムダクは海へ漕ぎ出す。アミツカの父は海の狼に殺されていた。海豚の集団だった。海豚は鯨を狙う。誰もとった海の狼にアイツケは……。
     少年海洋冒険小説。実話を元にした創作か翻案かは不明。
  34. 「帰郷」
    ( 真珠 1948.06. )
     真壁金之助は故郷にある三年前に死んだ自分の墓標を拝んでいた。妻は再婚したらしい。医者の赤柏が千万円の金を盗み妻と出奔した噂がたった。出資者をみつけたという書きかけの手紙、切符、入手した拳銃など八項目がわかっていた。古島警部はさらに調査で七項目を追加した。古島警部は満足させるストーリーを考えて解決を得た。ストーリーとは……。
     主要項目から物語が作られた作品。創作方法の例のようで興味深い。時系列の入れ替えや幻想も含まれていて最後の意外性を際立たせている。
  35. 「日本に於けるスレイター事件」
    ( ロック 1948.08. )
     ハーモニカを吹く少年のもつ木箱から足首が出てきた。根本が殺されていた。細君と家主高杉の証言。細君が家に帰ると男がさようならと言って出ていったという。足首のない死体。木箱は駅職員が過って渡したものだった。時計を入質した男。一九〇八年グラスゴーでのスレイター事件と類似している。少年は密かに……。
     単純だが少年の活躍譚で特に冒頭は良い感じ。警察の調査が杜撰すぎる気もするがそれが趣旨ともいえそう。
  36. 「太陽は輝けど」
    宝石増刊 1949.07.
     北島タミは若い頃夫を亡くし娘ミエも十の時に死んで何十年もたっていた。突然贈られてきた花。数度の後、代理という男と会い話を聞く。ミエは生きていて三ヶ月ほど前に死んだという。タミはミエからのものだというものを受け取る。依頼した男は……。
     唐突だがひねりを効かせた作品。意外な動機といえなくもない。
  37. 「リラの香のする手紙」
    宝石 1952.08.
    『探偵小説年鑑 1953年版』日本探偵作家クラブ編 岩谷書店 1953.11.15
    ( 『恐怖への招待』 新人物往来社 1969.09.15 )
    『現代の推理小説(3)ロマン派の饗宴』松本清張、平野謙、中島河太郎編 立風書房 1971.01.20
    ( 『宝石推理小説傑作選 2』 いんなあとりっぷ 1974.06.15 )
    『シャーロック・ホームズに再び愛をこめて』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-36) 2010.07.20
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     牛窓から岡山の蒸気船で紳士が学生に語る。ストランド誌の変わらない街の表紙絵。本牧にいた頃の物との会話、インド人との無言の会話。リラの香りのする差出人のない手紙。封筒や手紙、文章や内容で想像するが思い出せない。中央郵便局私書箱、老婦人と女性……。
     郷愁的な実際と空想が交錯した味わいのある作品。
  38. 「大東京の悪魔」
    ( 小学五年生 1953.04.〜1954.03. )
     洋一と露子は孤児の兄妹で養父金助は盗人だった。兄妹は養母ふさ代を連れて家を出る。街頭で兄はバイオリンを弾き妹は歌っていると紳士古川が誘い大須賀邸で演奏することになった。真珠の首飾りの盗難事件、探偵の疑い、古川と大須賀氏の息子精一の反論。再び大須賀邸へ連れられていくとダイヤの盗難。兄妹は閉じ込められる。その後兄妹は船に乗せられ無人島に降ろされる。二人の行方を追う精一。嵐の後の遭難者。島からの脱出。盗人の拠点の島を目指して……。
     たんてい小説の角書。謎を解く要素はほぼなく活劇もほぼない。海や島での冒険は良い味をだしている。



      随筆・評論など(自著訳書のあとがき等は除く)

  1. 「オモニアーに就いて」(無署名)
    ( 新青年 1924.11. )
     略歴と作品の特徴。
  2. 「ビーストンの特質」
    ( 新青年 1925.10. )
     緊張感とスリル。意外な結末。客観的描写。生活感や性格描写、英国紳士的人物。
  3. 「ビーストン雑感」捕鯨太郎
    ( 新青年 1925.10. )
     ビーストンは好きだが堪らぬほどではない。ポーとビーストンの差。客観描写のトリック。紳士、スポーツマン。ほか。
  4. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1925.12. )
     本誌の田所大佐と川田少佐の実録には眼を通す。真面目な真実は心臓に食い込む。
  5. 「探偵の三人の作者「ジエローム氏」の紹介」
    ( 新青年 1926.01. )
  6. 「ソーンダイクに就いて」
    ( 新青年増刊 1926.02. )
  7. 「感情のリズム」
    ( 新青年 1926.04. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     ロシア語と英訳の比較での抜け。翻訳には、読みこなし、日本語、リズムが大切。場合により詳細な説明より絵。私の翻訳も後で読むとあらが眼につく。
  8. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1926.04. )
    「青色ダイヤ」はペヤスン誌連載後、The Blue Scarab に纏められ二三年前に出版された。
  9. 「オーモニアーに就いて」
    ( 探偵趣味 1926.04. )
     英国は通俗・純文学の区別はなく好いか拙いかのみ。オーモニアの略歴と作品の特色。
  10. 「あいどるそうと」
    ( 探偵趣味 1926.06. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     オミットの余地ある原本は翻訳の価値なし。しかし本屋は頁数と定価で伸縮する。独逸のレクラムは頁を基準に定価。不快な交渉、新青年が一番気安い。
  11. 「変名をくさす」
    ( 探偵趣味 1926.07. )
     変名や雅号は嫌い。外国は少ない。講談クラブの変名の多さ、なるべく使わないようにしようではないか。レベルも高まるに違いない。文章でわかるが牧君、海は良い名ではないか。
  12. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1926.10. )
     トリック探偵小説に食傷。どっしりした物を。
  13. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1926.11. )
     半年ぶりに本牧へ帰った。増大号詳細未見。一口笑話、口絵のようなものをもっと。
  14. 「クローズ・アップ(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1926.12. )
     自作は全部嫌いだが「暗い廊下」は割合好き。将来訳したいものは考えていない。
  15. 「クローズ・アップ(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1927.01. )
     ホームズだったら米国に渡り、日本に渡って犯人を片付ける。
  16. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1927.03. )
     挿絵について。外国雑誌、松野一夫。
  17. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1927.05. )
     四月號。雨村、横溝。
  18. 「クローズ・アップ(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1927.05. )
     最初は小学時代「探偵奇話」徳富健次郎(蘆花)、借りたい。三十年後は通俗物と混合して盛んに。
  19. 「一方から見たビーストン」
    ( 探偵趣味 1927.06. )
     日本ほど高評価している国はない。意外性とスリル、簡潔な描写。翻訳を念頭におくと面白いが原文では同程度のものはざらにある。FormがあってLifeがない、倦きる。「ビーストンの特質」「ビーストン雑感」の頃とは変わってきた。
  20. 「感想」
    ( 探偵・映画 1927.10. )
     中学生に探偵小説好きが意外に多い。教室では喋らないが家に遊びに来る生徒たちの話で熱心な読者や創作している生徒もいるらしい。概して勉強家で成績が良い。理知的興味と解釈している。
  21. 「(昭和2年度印象に残った作品と希望)(アンケート)」
    ( 探偵趣味 1927.12. )
     すべての創作、翻訳に感謝。怪談と冒険小説を。
  22. 「新しい巡礼(近頃面白く読んだもの)」
    ( 新青年増刊 1928.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     クリスチン・タムスン編「夜読むな」「続夜読むな」、ドイル「海賊雑話」。探偵物ものに倦んで文学を求める。探偵小説はまた次の時代の人を求めれば良い。文学巡礼の初めのほうの寺。動かず存在する。
  23. 「(無題)(マイクロフォン)」
    ( 新青年 1928.11. )
     「陰獣」ほか10月号寸感。
  24. 「オーモニアに就いて」
    ( 新青年 1929.05. )
     訃報。略歴と作品の特徴。
  25. 「フィリプス女史の「人間ポー」(近頃読んだもの)」
    ( 新青年増刊 1929.08. )
  26. 「一九三〇年の彗星(ウオーレスに就いて)」
    ( 新青年増刊 1930.08. )
  27. 「雑感」
    ( 新青年増刊 1931.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     作家の癖と想像できる結末。今の人間の感性。殺人が一番興味深い。エロの流行。文学になっているかどうか。谷崎、佐藤春夫「指紋」。
  28. 「探偵小説問答(アンケート)」
    ( 新青年増刊 1933.08. )
     これまで読んだ探偵小説で一番面白かったものは、「レ・ミゼラブル」。趣味に合うのは「壜から出た手紙」。
  29. 「剃刀の刃――翻訳漫談」
    ( 新青年増刊 1934.08. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     翻訳物はめったに読まないが少年時代に感激したのは翻訳物。カタカナ名と多くの呼称。涙香の成功要因。原文中心、日本文中心、リズム方法中心を狙う。直訳でも意訳でもなく一字一句剃刀の刃のような文章が一つだけあるという言葉が忘れられない。
  30. 「けすとえくえろ――探偵小説は芸術か」
    ( 新青年 1935.03. )
    幻影城 1977.10. (青空)
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     甲賀三郎氏の説に対して。約束に縛られない藝術はない。トーキー、ラジオ、テレビの芸術になる。時代、主潮の変化。変格ではなく個別名を。新聞連載、書下ろし、スパイ小説が生まれても良い。
  31. 「ぺーぱーないふ」胡鉄梅
    ( 新青年 1935.05.〜1936.12. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     「月光魔曲」甲賀三郎、「情鬼」大下宇陀児、「妄想の原理」「青色鞏膜」木々高太郎、「司馬家崩壊」水谷隼、「鬼火」横溝正史/「鉄仮面の舌」小栗虫太郎、「恋慕」木々高太郎、「獏鸚」海野十三。「犯人のない犯罪」甲賀三郎/「疑問の金塊」海野十三、「烙印(前篇)」大下宇陀児、「模型」城昌幸/「探偵劇、闇とダイヤモンド」甲賀三郎、「烙印」大下宇陀児、「石塀幽霊」大阪圭吉、「吸血鬼」水谷準、「床屋の二階」西尾正、「G・Mの幽霊屋敷」橋本五郎、「死体室の怪」木々高太郎/ 「黄鳥の嘆き」甲賀三郎、「蔵の中」横溝正史、「薔薇と蜃気楼」水谷隼/「人魚謎お岩殺し」小栗虫太郎、「完全不在証明」木々高太郎、「S岬西洋婦人絞殺事件」夢野久作、「薔薇と蜃気楼」水谷準/「医学生と首」木々高太郎、「紅毛傾城」小栗虫太郎、「青い鴉」西尾正/「幽霊水兵」木々高太郎、「情熱の殺人」葛山二郎、「宝物」城昌幸、「ものいう牌」甲賀三郎」/ 「悪魔の指」渡辺啓助、「燈台鬼」大阪圭吉、「巡査辞職」夢野久作、「蛇男」角田喜久雄/「かいやぐら物語」横溝正史、「偽悪病患者」大下宇陀児、「襟巻騒動」森下雨村、「彷徨う霊魂」「急行列車の花嫁」海野十三、「眼の指示」大倉Y子/「印度大麻」木々高太郎、「父よ憂うる勿れ」森下雨村/「人間腸詰」夢野久作、「四つの眼」森下雨村、「女と瀕死者」木々高太郎/ 「蝋人」横溝正史、「四次元の断面」甲賀三郎、「老院長の幸福」大下宇陀児、「海蛇」西尾正、「想像」城昌幸、「隼太の花瓶」森下雨村、「悪魔の祈祷書」夢野久作/「人生の阿呆」木々高太郎、「女坑主」夢野久作、「人事不省」木々高太郎、「この母を見よ」室生犀星、「屋根裏の亡霊」水谷準、「心臓が右に出ある男」海野十三、「哲学者と驢馬」甲賀三郎/ 「深夜の市長」海野十三、「冥途行進曲」夢野久作、「救われた男」森下雨村、「魔像」蘭郁二郎、「妖魂」横溝正史、「緑衣の鬼」江戸川乱歩、「マスク」横溝正史、「鉄管」大下宇陀児/「金狼」久生十蘭、「上海の掏摸」森下雨村、「深夜の音楽葬」妹尾アキ夫、「三狂人」大阪圭吉、「間接殺人」城昌幸、「鳩つかい」大倉Y子、「犯罪者と妻」大下宇陀児、「蜘蛛と百合」横溝正史、「双眼鏡で聴く」橋本五郎/ 「凧」大下宇陀児、「アルプスの女」池田忠雄、「白妖」大阪圭吉、「火死」伊志田和郎、「盲いた月(前篇)」木々高太郎、「瀬戸内海の惨劇」蒼井雄、「報酬五千円事件」九鬼澹、「蜘蛛と百合」横溝正史、「緑色の目」木々高太郎/「虞美人の涙」木々高太郎、「あやつり裁判」大阪圭吉、「二十世紀鉄仮面」小栗虫太郎、「梟」光石介太郎、「モナリザの毒唇」海野十三、「雷」海野十三、「皇后の影法師」小栗虫太郎、「虎の顎」ビーストン/ 「真珠郎」横溝正史、「文学少女」木々高太郎、「銀座幽霊」大阪圭吉、「血のロビンスン」渡辺啓助/「動かぬ鯨群」大阪圭吉、「痣」大下宇陀児、「青い鷺」小栗虫太郎、「生理学者の殺人」正木不如丘、「銀狐の眼」延原謙、「エキストラお坊ちゃま」水谷準、「四緑木星」木々高太郎
  32. 「予感と幽霊」
    ( 新青年 1935.08. )
     予知や夢の知らせに関して「人間の霊魂」マイヤースなどからの紹介。
  33. 「外国作家のプロットの作り方 ストーリーのからくり公開」
    ( 新青年増刊 1935.08. )
     翻訳? スタクプール/オプンハイム/メースン/ウッドハウス/サッパー/フレッチャー/オーモニア/コーナン・ドイル/パーシヴァル・ギボン/コンラド/ウェルズ/フランコー/ベト・リッヂ/ハチンスン/アイアン・ヘイ/バーナード・ショウ/ウォルポール/ブリットン・オースチン/オースチン・フリーマン
  34. 「秘密のトンネル」
    ( クルー 1935.11. )
  35. 「(不明)」
    ( 『直木三十五全集』月報20 改造社 1935.11.? )
  36. 「ハガキ回答(推薦の書と三面記事)」
    ( ぷろふいる 1935.12. )
     聞かせて欲しい、スパイ物 Walsh「The Silent Man」「The Eye at the Keyhole」を読みたい。三面記事は忘れた。
  37. 「ハガキ回答(昭和十一年度の探偵文壇に)」
    ( 探偵文学 1936.01. )
     山奥で毎日読みたい。明日のことを知っているのは神様だけ。
  38. 「地図と探偵小説」
    ( 月刊探偵 1936.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     探偵小説の地図や図面の必要性。原書にある。地図の探偵小説。挿絵も不要か。嘘の世界の地図。
  39. 「リアリテイ」
    ( 探偵文学 1936.04. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     探偵小説のリアリティの欠如を構成で補う、ある程度当たっている。探偵ファンに読まれるのではなく大衆性を。ハートを。扉を開けろ。
  40. 「ビーストンの作品(近頃読んだもの)」
    ( ぷろふいる 1936.05. )
     ひとの評判で読むと失望が多い。近頃読んだ外国物で面白いのはなかった。表紙絵で買った「従男爵の犯罪」。ビーストンの長編「その後は幸福」。
  41. 「夢想」
    ( 探偵文学 1936.10. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     処女作といえるものはない。長篇を書く自由な一年が持てない。
  42. 「批評の批評の批評――大下氏の抗議に答ふ」胡鉄梅
    ( 新青年 1936.11. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     「批評への希望・感謝・抗議」大下宇陀児に対する批評。「凧」に関してユーモアのパラグラフ部分がカットされていたので誤読されたと思われる。犯罪が死罪に誤植。賞讃と避難とその割合。「ぺーぱーないふ」は批評ではなく囁き。
  43. 「展望」胡鉄梅
    ( 探偵春秋 1937.01. )
  44. 「ホフマンその他」
    ( ぷろふいる 1937.01. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     ホフマン全集出版。石井誠氏訪問とホフマン礼賛。訳出。ホフマン「失われた映像の物語」からマクドナルド「鏡中影」とポー「ウイリアム・ウイルソン」とエーウェルス「プラーグの大学生」とシャミソー「影を売る話」。オリヴァー・オニアンズ「招く美人」。
  45. 「卑劣について」
    ( ぷろふいる 1937.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     探偵小説の低劣な要素は、極端なエロチックな描写、極端に卑劣な性格の描写。西洋には少ない。ホームズの紳士らしい性格描写。谷崎潤一郎の趣味は完成されていてとやかく云う必要はない。日本文学の海外紹介、ハーン。美を表現するなら醜いことを書いてもよい。
  46. 「海外探偵小説十傑(アンケート)」
    ( 新青年増刊 1937.02. )
     本格物はヴァン・ダイン推奨とダイン自身とクイーンとシムノンで万人向、優劣なし。面白ければ本格にとらわれないで読みたい。
  47. 「批評の木枯」
    ( ぷろふいる 1937.03. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     批評家として中島親、野上徹夫。匿名排斥。文章などの類似。木々氏のトンチンカンな批評の批判に対する意見、甘やかされ過ぎ、へりくだった素直さ。
  48. 「文章第一」
    ( ぷろふいる 1937.04. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     不愉快なことが重なった『矢の家』の訳。古代支那や日本ほど文章が尊重された国はない。諸家の個性。自分が苦労して発見し完成。
  49. 「お問合せ(直木賞記念号の読後感と最近読んだ小説の感想)」
    ( シュピオ 1937.06. )
     初読四分の一あり有意義。海外名作便覧を希望。
  50. 「ハガキ回答(昭和十二年度の気に入った探偵小説)」
    ( シュピオ 1938.01. )
     新青年以外殆ど読まなかったので困難。自分が面白いと思った作品を認めるのは難しい。自作「カフェ奇談」は創作でなくネタがある。
  51. 「好きな外国作家と好きな作中人物」
    ( 新青年増刊 1938.02. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     文学的装飾をほどこした探偵小説は関心を持てず論理に終始したのが好ましい。ホームズ。
  52. 「オースチンを襲う」
    ( 新青年増刊 1938.02. )
    『悪魔黙示録「新青年」一九三八』ミステリー文学資料館編 光文社文庫(み-19-38) 2011.08.20
     オースチン来日の報に面会を求めた。翻訳料、原稿料。掲載誌の代わりに北斎画集。「骨董屋の主人」、翻訳権、「日英海戦」。日本が西欧文明に与えたのは表現と暗示の簡単化、サムライ精神。別れ。
  53. 「強要撃退術(当世百戦術)」
    ( 新青年 1938.03. )
     強要される者は人の欲しがる物をもつ。僕の方が強要者。唯一、クヅヤのカッパライには犬が撃退法。
  54. 「ジェームス・ヒルトンのこと」
    ( 新青年 1938.06. )
  55. 「当世女十傑(葉書回答)」
    ( 新青年 1938.06. )
  56. 「翻訳家よもやま座談会」田中早苗、妹尾韶夫、井上英三、黒田健、松野一夫、水谷準
    ( 新青年増刊 1939.02. )
  57. 「ストランド誌の表紙」
    ( 新探偵小説 1947.04. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     横浜、神戸の古書屋での外国雑誌入手。カード目録。疎開時ストランド誌以外処分。五十年の表紙の頑迷さと違い。
  58. 「ベルツザー兄弟」
    ( 真珠 1948.03. )
  59. 「文学ベストテン」
    ( 探偵作家クラブ会報 1949.05. )
     好みが違い自分のベストテンは自分で選択。最大公約数がある。リュイス・パッティ氏の米国短篇二十選。米国雑誌読者投票五十選。(乱歩附記:O・ヘンリー翻訳リスト、九誌に翻訳された作家の作品数、日米差)
  60. 「七色の虹(今年の抱負)」
    宝石 1950.01.
     未来の抱負は痴人の夢だが七色の虹のように美しい夢を眺め近づけたい。宝石のありかた。挿絵が綺麗になる。本格中心で変格も。創作と翻訳が半々。翻訳の輸出。
  61. 「災厄の町の評について」
    ( 探偵作家クラブ会報 1950.05. )
     公判場面の訳の批評に対し智識がいるのを痛感。今度訳す時はききたい。翻訳は割の悪い仕事。
  62. 「私の小さいミステリー」
    ( 探偵作家クラブ会報 1950.05. )
    ( 別冊宝石 1951.08. )
     「十二号をデスクの上に置いて」という句がわからなかった。複数表示。聞いてやっと靴のサイズだと知る。脱いだ靴と誤解されるので「大きな足を」としたが洒落た表現ではない。誤訳かもしれない。
  63. 「(ENQUETE・三周年記念に際して)(アンケート)」
    ( 関西探偵作家クラブ会報 1950.11. )
     震災後二三ヶ月、兵庫湊川で英語教師をしたことがある。神戸の町。西田さんとは三四年前岡山の横溝宅で会った。
  64. 「米英の警察官」
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.01. )
     教えてもらった警察官の官名。
  65. 「探偵小説翻訳家組合」
    ( 探偵作家クラブ会報 1951.05. )
     文芸翻訳に比較して悪口や不払いがある。組合設立提案と概要。
  66. 「翻訳雑談」
    ( 作家 1951.09. )
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     岩波の無味乾燥な翻訳。翻訳あらさがしについて。辞書の誤り。略称の訳。発音とカナ。冬夏社、雑誌人間、植村宗一のちの直木三十五、鷲尾浩のちの鷲尾雨工、青野季吉。
  67. 「アンケート(ラジオ放送探偵劇について/愛読する海外探偵小説)」
    宝石増刊 1951.10.
     聞いたり聞かなかったり。シムノン。
  68. 「アンケート(今年お仕事上の御計画/生活上実行なさりたいこと)」
    宝石 1952.01.
     沢山翻訳、創作したい。釣り、良い本を読むこと。
  69. 「靴のサイズ」
    宝石 1952.03.
     英米での靴のサイズの説明。
  70. 「探偵小説月評」小原俊一
    宝石 1952.11.,1953.04〜10.,12,1954.01,03.〜08.,10.〜1955.03.,06.,08.,09.
     「夜の魚」宮野叢子、「三筋の金髪」水谷準、「武蔵野病棟記」川島郁夫、「幻想曲」木々高太郎、「手錠と女」香山滋/「瓶の中の胎児」渡辺啓助、「愛の殺人」岡田鯱彦、「「まがまがしい心」水谷準、「祖母」大下宇陀児、「悪の相」香山滋/「求婚者は鏡の中に居た」渡辺啓助、「夜歩く虫」渡辺啓助/「起し屋」乾信一郎、「怖ろしき恋人」渡辺啓助、「初恋」大坪沙男/ (別冊宝石のアンコール物、生前も地位をもつ作家と死後忘れられる作家と死後に生き残る作家、歴史を短く書く難しさ、探偵小説の歴史のみ繰り返し書かれる、個別のベストテン)/「材木の下」袂春信、「坩堝」大河内常平、「亜耶子を救うために」狩久、「死と少女」香山滋、「睡蓮婦人」氷川瑯、「挽歌」高木彬光、「選挙殺人事件」坂口安吾、「再会」久生十蘭/「熱風」香山滋、「ひつじや物語」朝山蜻一、「蟋蟀の歌」大坪砂男、「長城に殺される」永瀬三吾、「遠い吹矢」今井達夫、「靄の中」守友恒、「正午の殺人」坂口安吾/ 「二休一人(瓢庵)」水谷準、「老踏切番」香山滋、「天から地へ」三橋一夫、「女をさがせ」渡辺啓助、「魔女を投げた男」北村龍一郎、「幻影殺人事件」高木彬光/「見えない足跡」狩久、「手配写真」渡辺啓助、「ネンゴ・ネンゴ」香山滋、「畸形の天女」江戸川乱歩・大下宇陀児/ 「悪魔が来りて笛を吹く」横溝正史、「畸形の天女」角田喜久雄、「贋作集」、「夫人の恐怖」南川潤、「隆鼻術白書」渡辺啓助、「田螺骨董店」香山滋、「雪崩」鷲尾三郎/「ツンバ売りのお鈴」舟橋聖一、「花園の悪魔」横溝正史、「畸形の天女」木々高太郎、「夜の階段」水谷準、「美しき尻の物語」渡辺啓助、「影」城昌幸、「幻影の踊り子」永瀬三吾、「犯人はその時現場にいた」楠田匡介、「罪なき罪」椎名麟三、「男女」井上友一郎、「パニック」安部公房、「剪りとられた四時間」石上玄一郎、「不可能な逢引」中村真一郎/ 「夢魔」岡田鯱彦、「古井戸」永瀬三吾、「美悪の果」千代有三、「火の山」飛鳥高、「希望」城昌幸、「冬のバラ」日影丈吉、「愛鼠チー公」梶龍雄/「明日のための犯罪」天城一、「鉄の扉」狩久、「限定本の虫」武田武彦、「外套」大坪砂男、「ブロアの時計」高橋邦太郎/「空坊主事件」丘美丈二郎、「夜想曲」今日泊蘭二、「死神に憑かれた男」鷲尾三郎、「愛神」山村正夫、「三味線殺人事件」岡田鯱彦/ 「狂った人々」香山滋、「私は殺される」大下宇陀児/「妖精の指」島田一男、「キュラサオの首」渡辺啓助、「遺言フォルテシモ」永瀬三吾、「蔵を開く」香住春吾、「砂丘にて」白家太郎/「兇器」江戸川乱歩、「れんぎょうの花散る」木々高太郎、「金魚は死んでいた」大下宇陀児、「シーソーシーソー」今井達夫/「キングコブラ」香山滋、「愛する」土屋隆夫、「肌冷たき妻」川島郁夫、「河豚の皿」楠田匡介、「タンポポの生えた土蔵」木々高太郎、「心霊殺人事件」坂口安吾/ 「病院横町の首縊りの家」横溝正史・岡田鯱彦・岡村雄輔、「エドウィン・ドルード」ディケンズ/「化人幻戯」江戸川乱歩、「売国奴」永瀬三吾、「クリスマスの翳に」大河内常平、「氷の上に祈る」弘田喬太郎、「硝子の障子」武野藤介/(持ち味)、「虹の女」大下宇陀児/「雲と屍」飛鳥高、「老刑事の春」梶龍雄、「自殺を保畄する男」木々高太郎、(科学小説)/ 「月と手袋」江戸川乱歩、「死恋」木々高太郎、「香魔鬼」渡辺啓助、「玉ざんげ」水谷準、「金環」香山滋、「波の音」城昌幸、「鯉幟」香住春吾、「海女の悲歌」朝山蜻一、「偽装強盗」岡田鯱彦/「相剋」大河内常平、「和蘭馬」阿知波五郎、「さらば愛しの者よ」坂井薫、(早川書房)、「春の夜の出来事」大岡昇平/「悪魔の黙示」池田紫星、「風船売り」香山滋、「驟雨」大岡昇平、(交代)
  71. 「新鮮・快感・美的」
    ( 探偵作家クラブ会報 1953.02. )
     探偵小説に何を求めているか、本格物なら簡単。文芸は無限大、原色より中間色が美しい場合もある。新鮮で胸をうつもの、快感を覚える犯罪記録、美的感情や想像の交錯をすぐれた技巧で配列したものを求める。
  72. 「ザングウィルについて」
    宝石 1953.06.
  73. 「紙魚双題」
    宝石 1953.08.
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     古書の蔵書票、ミューディー貸本図書館。涙香「山と水」の原本。原文訳と涙香との具体的比較。涙香の個性、明治時代。
  74. 「ビーストンに就いて」
    別冊宝石 1953.09.
     大衆的作家を代表。読者をびっくりさせる為にあらゆるものを犠牲、スリル、意外な結末。使命は果たされた。理智や人間性は乏しい。
  75. 「(お好み年頭所感)」
    ( 探偵作家クラブ会報 1954.01. )
     本棚の探偵小説を全部読みたい。訳したものですら筋を思い出せない。
  76. 「(サッパー紹介)」
    宝石 1954.03.
  77. 「ビアスについて」
    宝石 1954.05.
  78. 「(連作をどう思うか)(アンケート)」
    ( 密室 1954.05. )
  79. 「兇器雑考(トリック研究)」
    別冊宝石 1954.06.
     殺人が興味を唆る理由。種々の作品の種々の兇器。読者が興味を持つのは動機、犯行時の心理。トリックは技術的小問題で人間描写。手近の兇器、「罪と罰」。
  80. 「牛鍋」
    別冊宝石 1954.11.
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
     大震災より前か後か、赤坂見附へんの中華料理屋での大阪神戸から来た江戸川乱歩と横溝正史の歓迎会のようす。なつかしい蒼白い凛然としていた乱歩。
  81. 「オースチンの追想」
    宝石 1954.12.
     「オースチンを襲う」の時の簡略追想。昭和十二年十一月末。他界した時、戦時中でもあり手紙は出さなかった。今では宛先もわからない。
  82. 「本の寿命」
    ( 『江戸川乱歩全集8』付録:探偵通信9 春陽堂 1955.05.30 )
  83. 「新年崩壊」
    宝石 1956.01.
     年末年始、他の日と変わりがない。子供の時はいろいろあった。田舎も都会と同じになっているだろう。新年は崩壊している。
  84. 「(木々会長還暦祝賀)」
    ( 日本探偵作家クラブ会報 1957.12. )
     医学者と兼業、以前ほど書かなくなったのは淋しい。
  85. 「(年頭所感)」
    ( 日本探偵作家クラブ会報 1958.01. )
     松本、日影の台頭。読者嗜好の変化。
  86. 「漱石はヴィーダを読んで猫を書いたか?」
    ( 小説公園増刊 1958.04. )(国DC※)
     「吾輩は猫である」の冒頭は猫と犬の違いはあるがヴィーダの「パック」に似ている。日本には入って来ずロンドン留学中に読んだと想像される。ヴィーダの欧米での評価、生涯。
  87. 「シーリーについて」
    ( 別冊宝石 1961.04. )
  88. 「訳者のことば(「蝋人形」ボンテンペリ)」
    宝石 1962.09.
  89. 「訳者のことば(「童話のプリンス」L・メリック)」
    宝石 1962.11.



      著書

  1. 『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
    「十時」/「ピストル強盗」/「スヰートピー」/「人肉の腸詰(「楠田匡介の悪党ぶり」第三話)」/「凍るアラベスク」/「恋人を食ふ」/「本牧のヴイナス」/「壜から出た手紙」/「夜曲」/「高い夜空」/「林檎から出た紙片」/「アヴェ・マリア」/「深夜の音楽葬」/「黒い薔薇」/「密室殺人」/「黄昏の花嫁」/「カフェ奇談」/「戦傷兵の密書」/「赤い眼鏡の世界」/「リラの香のする手紙」/△「感情のリズム」/△「あいどるそうと」 /△「新しい巡礼」/△「雑感」/△「剃刀の刃――翻訳漫談」/△「けすとえくえろ」/△「けすとえくえろ――探偵小説は芸術か」/△「ぺーぱーないふ」/△「批評への希望・感謝・抗議」大下宇陀児/△「批評の批評の批評――大下氏の抗議に答ふ」/△「地図と探偵小説」/△「リアリテイ」/△「夢想」/△「ホフマン・その他」/△「卑劣について」/△「批評の木枯」/△「文章第一」/△「好きな外国作家と好きな作中人物」/△「ストランド誌の表紙」/△「翻訳雑談」/△「紙魚双題」/△「牛鍋」/△「解題」横井司



      翻訳(探偵小説・コント以外の山岳・動物・戦時小説なども含む)

  1. 「三味線の糸(戯曲)」
    原作者:リタ・ウェルマン
    ( 人間 1921.11. )(国DC※)
  2. 「ルージン」
    原作者:ツルゲーネフ
    ( 『ツルゲーニエフ全集1』 冬夏社 1921.xx.xx )
  3. 「アーシャ」
    原作者:ツルゲーネフ
    ( 『ツルゲーニエフ全集1』 冬夏社 1921.xx.xx )
  4. 参考「シャロンの灯火」西田政治
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1922.02. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『双生児の復讐/マイナスの夜光珠』マッカレー/ビーストン 春陽堂・探偵小説全集15 1930.07.01 )(国DC※)
  5. 「煙」
    原作者:ツルゲーネフ
    ( 『煙』ツルゲーネフ、妹尾紹夫訳 冬夏社 1922.03.20 )(国DC)
    『ツルゲーニエフ全集3』 冬夏社 1922.05.08(国) )(国DC)
  6. 「広野のリヤ」
    原作者:ツルゲーネフ
    ( 『広野のリヤ』ツルゲーネフ、妹尾紹夫訳 冬夏社 1922.03.20 )(国DC)
    『ツルゲーニエフ全集3』 冬夏社 1922.05.08(国) )(国DC)
  7. 「不幸な女」
    原作者:ツルゲーネフ
    ( 『広野のリヤ』ツルゲーネフ、妹尾紹夫訳 冬夏社 1922.03.20 )(国DC)
    『ツルゲーニエフ全集3』 冬夏社 1922.05.08(国) )(国DC)
  8. 「ヴォルツリオの審問」天岡虎雄(森下雨村)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1922.04. )
    ( 『第一短篇名作集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書12 1923.03.19 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  9. 「謎の犯人」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1922.08. )
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
    幻影城 1976.09.
  10. 「東方の宝」(訳者無署名)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1922.09. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  11. 「決闘」 (「盲目の猛犬」)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1922.09. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 別冊宝石 1961.07. )
  12. 参考「シャロンの淑女」横溝正史
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1922.09. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
  13. 参考「闇の手」廣田花崖
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1922.09. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
  14. 「盗まれた金塊」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年 1922.10. )
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
  15. 「青色ダイヤ」 (「青色ダイア」)
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年 1922.10. )
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  16. 「遺言状の行方」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年 1922.10. )
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
  17. 「闇の中の殺人」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新趣味 1922.10. )
  18. 「愉快な袂別」
    原作者:ホロウェイ・ホルン
    ( 新趣味 1922.11. )
  19. 「十三度目」
    原作者:J・R・ワード
    ( 新青年 1923.01. )
    ( 『世界短篇小説大系 探偵家庭小説篇』近代社編 近代社 1926.03.28 )(国DC※)
  20. 「アザーバイジヤーマンの金庫」
    原作者:アーネスト・グドウィン
    ( 新青年増刊 1923.01. )
  21. 「可愛らしい探偵」
    原作者:ジョン・ベーア
    ( 新青年増刊 1923.01. )
  22. 「星青玉」
    原作者:ロイド・ウイリアムス
    ( 新青年増刊 1923.01. )
  23. 「六尺の穴」
    原作者:ロイ・ハインズ
    ( 新趣味 1923.02. )
  24. 「興奮倶楽部」 (「興奮の酒」)
    原作者:ビーストン
    ( 新趣味 1923.03. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
  25. 「犯罪の偶発性」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1923.04. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  26. 「赤い真珠」
    原作者:ウイリアム・ル・キュー
    ( 新趣味 1923.04. )
  27. 「ジェブソンの経験」
    原作者:アラン・フイリプ
    ( 新青年増刊 1923.08. )
  28. 「クリムシャンの花瓶」
    原作者:ウオルター・リン
    ( 新青年増刊 1923.08. )
  29. 「悪漢ヴォルシャム」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1923.09. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
  30. 「這ふ人」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年 1923.09. )
  31. 「棺桶の秘密」
    原作者:ジェームス・ブレブナー
    ( 新青年 1923.10. )
  32. 「グレンジ公園の怪事件」
    原作者:ジェームス・ブレブナー
    ( 新青年 1923.10. )
  33. 「吹雪の一夜」
    原作者:ラインハート夫人
    ( 新青年増刊 1924.01. )
  34. 「毒蜜」
    原作者:エヴァンス
    ( 新青年増刊 1924.01. )
  35. 参考「過去の影」横溝正史
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1924.01. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
     ※「幻の手」(『決闘』収録)と同作品のようですが訳が異なるようです。
  36. 「謎のヴァイオリン」
    原作者:マクリューア
    ( 新青年増刊 1924.01. )
    ( 『探偵名玉集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書50 1927.03.28 )
  37. 「写真の由来」
    原作者:ボドキン
    ( 新青年増刊 1924.01. )
  38. 「ヴァトロッキ夫人の消失」
    原作者:ブレブナー
    ( 新青年増刊 1924.01. )
  39. 「天然痘」
    原作者:カール・クローゼン
    ( 新青年 1924.04. )
  40. 「三本の糸」
    原作者:ガイ・ソーン
    ( 新青年 1924.04. )
  41. 「唖の先生」
    原作者:ジョン・グドウイン
    ( 新青年 1924.04. )
  42. 「囚人と音樂」
    原作者:ローランド・クレブス
    ( 新青年 1924.04. )
  43. 「明日の神」宮井敏雄
    原作者:ビーストン
    ( 独立 1924.07. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
  44. 「パンドーラの箱」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『世界短篇小説大系 探偵家庭小説篇』近代社編 近代社 1926.03.28 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  45. 「青い甲虫」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  46. 「イングルの死の疑問」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
  47. 「硝子管の秘密」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  48. 「焼跡の頭蓋骨」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  49. 「アネズリーの受難」 (「アネズリー孃の受難」)
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 )(国DC※)
    ( 『フリイマン集』 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10 )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  50. 「切れた電話」
    原作者:ジョン・ベア
    ( 新青年増刊 1924.08. )
  51. 「オピンコットが自分を発見した話」 (「名探偵オピンコット」)
    原作者:オーモニア
    ( 新青年増刊 1924.08. )
    ( 『世界短篇小説大系 探偵家庭小説篇』近代社編 近代社 1926.03.28 )(国DC※)
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    ( 『コリンズ集』 博文館・世界探偵小説全集5 1929.11.27 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  52. 「人間豹」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1924.08. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  53. 「五千ポンドの告白」宮井敏雄 (「五千磅の告白」)
    原作者:ビーストン
    ( 独立 1924.09. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
  54. 「頓馬な悪漢」宮井敏雄
    原作者:ビーストン
    ( 独立 1924.11. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
  55. 「暗い廊下」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1924.11. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    ( 『コリンズ集』 博文館・世界探偵小説全集5 1929.11.27 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  56. 「ブレースガードル嬢」 (「受難」「ブレースガートル嬢」)
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1924.11. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    ( 『コリンズ集』 博文館・世界探偵小説全集5 1929.11.27 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  57. 「撓ゆまぬ母」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1924.11. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    ( 『コリンズ集』 博文館・世界探偵小説全集5 1929.11.27 )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.xx.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  58. 「青い眼」
    原作者:アーサー・ハンキンス
    ( 新青年 1924.11. )
  59. 「約束の刻限」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1924.11. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  60. 「犯罪倶楽部」
    原作者:フランク・フロースト&ジョージ・ディルノット
    ( 新青年 1924.12. )
  61. 「敵」(訳者無署名)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1924.12. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  62. 「音楽家の死」
    原作者:ルユールマン
    ( 『音楽家の死』ルユールマン 金剛社・万国怪奇探偵傑作叢書 1924.xx.xx )
  63. 「空中の格闘」
    原作者:マーヴィン・トムスン
    ( 新青年 1925.01. )
  64. 「十六番館の惨劇」
    原作者:ヂョン・ホール
    ( 新青年 1925.01. )
  65. 「間諜」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1925.01. )
  66. 「パイプ」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1925.02. )
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  67. 「灰色の鸚鵡」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年 1925.03. )
  68. 「ココアの古罐」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年 1925.03. )
  69. 「稀代の古本」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年 1925.03. )
    宝石 1953.04.
  70. 「決闘用の拳銃」 (「夜の雨」)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1925.03. )
    別冊宝石 1953.09.
  71. 「虚栄より来る声」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 独立 1925.03. )
  72. 「サムの拳闘見物」
    原作者:マッカレー
    ( 独立 1925.05. )
  73. 『灰色の幻(第2回〜)』
    原作者:ヘルマン・ランドン
    ( 新青年 1925.05.〜11. )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    ( 『灰色の幻』ランドン 博文館文庫129 1940.06.14 )(国DC※)
  74. 「犯罪の氷の道」
    原作者:ビーストン
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  75. 「馬来土人の絵」
    原作者:ビーストン
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
  76. 参考「幻の手」
    ( 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15 )
     ※「過去の影」と同作品のようですが訳が異なるようです。妹尾韶夫訳か他者訳なのか不明。
  77. 「白面鬼」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年 1925.06.,07. )
  78. 「或る日曜の朝」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1925.08. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
  79. 「稻妻ロブ」
    原作者:ヘンリー・シンクレア
    ( 新青年増刊 1925.08. )
    ( 『探偵名玉集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書50 1927.03.28 )
  80. 「緑色の部屋」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1925.08. )
    ( 『探偵名玉集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書50 1927.03.28 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
  81. 「未知の来訪者」
    原作者:チャールズ・マトキン
    ( 新青年増刊 1925.08. )
  82. 「二重の報酬」
    原作者:ヘンリ・レヴアレーヂ
    ( 新青年増刊 1925.08. )
  83. 「十万ポンド」 (「十萬磅」)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1925.10. )
    宝石 1952.11.
  84. 「窓掛」
    原作者:ジョン・ベア
    ( 新青年 1926.01. )
  85. 『短艇の三人』
    原作者:ジェローム
    ( 新青年 1926.01.〜03.,05.〜07. )
  86. 「飢えたジョン」 (「飢ゑたジョン」)
    原作者:テンマス・ショーア
    ( 新青年増刊 1926.02. )
    ( 『探偵名玉集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書50 1927.03.28 )
  87. 「黒い壷」
    原作者:ハリスバーランド
    ( 新青年増刊 1926.02. )
  88. 「告Fの背広服」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年 1926.03. )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  89. 「墜落」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1926.04. )
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  90. 「酒杯」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年 1926.04. )
  91. 「熱情の犯罪」
    原作者:オルチー夫人
    ( 新青年 1926.04. )
  92. 「約束」
    原作者:リミュエル・ド・ブラ
    ( 新青年増刊 1926.08. )
  93. 「ファルンの鉱坑」
    原作者:ホフマン
    ( 新青年増刊 1926.08. )
  94. 「二輪馬車の冒険」
    原作者:スティヴンスン
    ( 新青年増刊 1926.08. )
  95. 「真鍮の燭台」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1926.08. )
  96. 「暗紅色の薔薇」
    原作者:オーモニア
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
  97. 「午後の珈琲」 (「午後の珈琲店」)
    原作者:オーモニア
    ( 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20 )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
  98. 「数字」
    原作者:レオナアド・フォウクナア
    ( 新青年 1926.10. )
  99. 「酒杯を傾けつつ」
    原作者:ウィリアムスン
    ( 新青年 1926.10. )
  100. 「悪戯」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 探偵趣味 1926.11. )
  101. 「象牙の小函」
    原作者:ジェームス・アトン
    ( 新青年 1926.12. )
  102. 「留針」
    原作者:ビーストン
    ( 探偵趣味 1927.01. )
  103. 「三人の泥棒」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  104. 「花園の死体」
    原作者:ハリス・バーランド
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  105. 「猿も木から」
    原作者:スヰーニー
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  106. 「三破風館」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  107. 「不思議な侵入者」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  108. 「名刺」
    原作者:タリップ
    ( 新青年増刊 1927.02. )
  109. 「秘密の離家」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年 1927.03. )
  110. 「自動車待たせて」
    原作者:O・ヘンリー
    ( 新青年 1927.05. )
  111. 「老絵具師」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年 1927.05. )
  112. 「四人の滞在客」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1927.08. )
    ( 宝石 1957.07. )
  113. 「隣室のピアノ」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年増刊 1927.08. )
  114. 「競馬狂の女」
    原作者:オツプンハイム
    ( 新青年増刊 1927.08. )
  115. 参考「なさけ」村田信吉
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1927.10. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
  116. 「軋る階段」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1927.10. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
  117. 「頭髪」
    原作者:スティーブン・リーコック
    ( 探偵趣味 1927.11. )
  118. 「劇場の手摺」
    原作者:ハーマン・ランドン
    ( 新青年 1927.12. )
  119. 「地球は硝子」 (「地球はガラス」)
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1928.02. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    別冊宝石 1953.09.
    ( 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 )(国DC※)
  120. 「深夜の自動車」
    原作者:A.ビンズ
    ( 新青年増刊 1928.02. )
    ( 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28 )
  121. 「のろいキャンタロー」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年増刊 1928.02. )
  122. 「アルミニュームの短剣」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1928.08. )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
    ( 別冊宝石 1958.09. )
  123. 「赤い窓掛」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1928.10. )
    『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    ( 『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  124. 「覆面の下宿人」
    原作者:コナン・ドイル
    ( 新青年 1928.12. )
  125. 「夢で見た顔」
    原作者:サッパー
    ( 新青年 1928.12. )
  126. 「鏡中影」
    原作者:ジョージ・マクドナルド
    ( 新青年増刊 1929.02. )
  127. 「素人探偵」
    原作者:レイマンド・ストーン
    ( 新青年増刊 1929.02. )
  128. 「梢のたそがれ」
    原作者:S.スコヴイル
    ( 新青年増刊 1929.02. )
  129. 「児鷂」
    原作者:セント・マーズ
    ( 新青年 1929.04. )
  130. 「至妙の殺人」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1929.05. )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  131. 「人間嗅覚」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1929.05. )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
  132. 「昔やいづこ」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年 1929.05. )
    ( 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15 )
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  133. 「人間狼」
    原作者:E.A.プール
    ( 新青年 1929.06. )
  134. 「蝙蝠鐘楼」
    原作者:オーガスト・ダーレス
    ( 新青年 1929.07. )
    『塔の物語 異形アンソロジー タロット・ボックス1』井上雅彦編 角川ホラー文庫(H032-06) 2000.09.10
    ( 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28 )
  135. 「海浜の足跡」(訳者無署名)
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1929.08. )
    ( 『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10 )
  136. 『海底の黄金』 (「海底の秘宝」)
    原作者:ボアゴベイ
    『ボアゴベイ集』 博文館・世界探偵小説全集4 1929.09.27
    ( 『海底の黄金』ボアゴベイ 博文館文庫61 1939.09.20 )
    ( (藤原一生文)『少年少女世界の名作27 フランス編8』 小学館 1974.09. )
  137. 「十三度目」
    原作者:J.R.ワード
    ( 新青年増刊 1930.08. )
  138. 「雪の港町で」
    原作者:ウインチ
    ( 新青年 1931.02. )
  139. 「稀代の提琴」
    原作者:ヒュウファ
    ( 新青年 1931.02. )
  140. 「ヌーラン氏の不貞」
    原作者:メリック
    ( 新青年増刊 1931.08. )
  141. 『恐怖の谷』
    原作者:コナン・ドイル
    ( 『ドイル全集1』 改造社・世界文学大全集 1931.12.20 )
  142. 「赤ん坊の屍骸」
    原作者:ハルストローム
    ( 新青年増刊 1932.03. )
  143. 「薔薇と菫」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年 1932.05. )
  144. 『矢の家』
    原作者:メースン
    ( 探偵小説 1932.06. )
    ( 『矢の家』メーソン 柳香書院・世界探偵名作全集6 1936.xx.xx )
    ( 『矢の家』メーソン 早川書房・HPB120 1953.09.30 )(国DC※)
  145. 「稀代の美術品」
    原作者:アーサア・モリソン
    ( 新青年増刊 1932.08. )
    『新青年傑作選 第四巻 翻訳編』中島河太郎編 立風書房 1970.01.25/新装版 1975.01.xx/新々装版 1991.09.01 (国DC※)
  146. 「森中の殺人」
    原作者:セキストン・ブレイク
    ( 新青年 1932.09. )
  147. 「青い線」
    原作者:セキストン・ブレイク
    ( 新青年 1932.09. )
  148. 「地底の金塊」
    原作者:ビーストン
    ( 新青年増刊 1933.08. )
  149. 「蝋燭を喰ふアルドリツチ」
    原作者:アルドリッチ
    ( 新青年増刊 1933.08. )
  150. 「深夜の来訪者」
    原作者:パレージ
    ( 新青年 1933.09. )
  151. 「稀代の印鑑」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1934.02. )
  152. 「むら気な女」
    原作者:ラヴエル
    ( 新青年増刊 1934.02. )
  153. 「二十年前の手紙」
    原作者:ウイリアムスン
    ( 新青年増刊 1934.08. )
  154. 「一夜のなさけ」
    原作者:モオリス・デコブラ
    ( 新青年増刊 1934.08. )
  155. 「+と−」
    原作者:ホロウェイ・ホルン
    ( 新青年増刊 1935.03. )
  156. 「水道」
    原作者:グレイ
    ( 新青年増刊 1935.03. )
  157. 「婦人靴蒐集家」
    原作者:ベン・ボルト
    ( 新青年 1935.07. )
  158. 「澄んだ眸」
    原作者:アジャーエズ
    ( 新青年増刊 1935.08. )
  159. 「B七九号」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新青年増刊 1935.08. )
  160. 「巴里フロック」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新青年増刊 1935.08. )
  161. 『赤い家の秘密』 (『赤色館の秘密』)
    原作者:ミルン
    ( 『赤色館の秘密』ミルン 柳香書院・世界探偵名作全集3 1935.11.30 )
    ( 『赤い家の秘密』ミルン 雄鶏社・おんどりみすてりい 1950.12.15 )(国DC※)
    ( 『赤い家の秘密』ミルン 早川書房・HPB214 1955.08.31 )(国DC※)
  162. 「脱獄囚」
    原作者:フイリツプ・メーサライト
    ( 新青年増刊 1936.02. )
  163. 「快走艇事件」
    原作者:クリスティ
    ( 新青年増刊 1936.08. )
  164. 「海戦」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新青年増刊 1936.08. )
  165. 「銀器」
    原作者:オウエン
    ( ぷろふいる 1936.09. )
  166. 「手」
    原作者:サッパー
    ( 新青年増刊 1937.02. )
  167. 「生首のはいつた鞄」
    原作者:ドロシイ・セイヤーズ
    ( 新青年増刊 1937.02. )
  168. 「みごとな打球」
    原作者:E.C.ベントリー
    ( 新青年増刊 1937.06. )
  169. 『世界の終り』
    原作者:コナン・ドイル
    ( 『世界の終り』コナン・ドイル 春秋社 1937.07.18 )(国DC※)
  170. 「二国人」
    原作者:レウエリン・ヒューズ
    ( オール読物 1937.11. )
  171. 「夢想家」
    原作者:ブルーノ・レツシング
    ( 新青年増刊 1937.11. )
  172. 「ペン軸」
    原作者:A.バーバー
    ( 新青年増刊 1937.11. )
  173. 「マーレス嬢の失踪」
    原作者:ヴァレンタイン・ウイリアムズ
    ( 新青年増刊 1937.11. )
  174. 「雨の古戦場(西部戦線秘話)」
    原作者:ウヰントン・ソープ
    ( 新青年 1937.12. )
  175. 「このユダヤ人を見よ」 (「この猶太人を見よ」)
    原作者:ヘンリー・ウェイド
    ( 新青年増刊 1938.02. )
    ( 宝石 1957.06. )
  176. 「黄昏」
    原作者:サキ
    ( 新青年増刊 1938.02. )
  177. 「空中の騎手」
    原作者:アンブローズ・ビアース
    ( 新青年増刊 1938.02. )
  178. 「ボートの三人」
    原作者:ジラム・K・ジェローム
    ( 新青年増刊 1938.05. )
  179. 「壁掛美人」
    原作者:テオフィル・ゴーチェ
    ( 新青年増刊 1938.05. )
  180. 「運命の決闘」
    原作者:サッパー
    ( オール読物増刊 1938.06. )
  181. 「月光」
    原作者:ジェームス・ヒルトン
    ( 新青年 1938.06. )
  182. 「死刑囚」
    原作者:E・デンスフォード
    ( 新青年 1938.07. )
  183. 「執念」
    原作者:H.I.リッチ
    ( 新青年 1938.08. )
    ( 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28 )
  184. 「機関銃の響」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新青年増刊 1938.08. )
  185. 「戦死者の妻」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 新青年増刊 1938.08. )
  186. 「黒いカーテン」
    原作者:フランクリン・ミラー
    ( 新青年増刊 1938.08. )
    ( 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28 )
  187. 「人造の眼」
    原作者:ガードナー
    ( 新青年増刊 1938.11. )
  188. 「ひと夜の貴族」
    原作者:E.ヒューズ
    ( 新青年増刊 1939.02. )
  189. 「楽天従軍記」
    原作者:オーモニア
    ( 新青年増刊 1939.02. )
  190. 「決闘」
    原作者:アレキサンドル・デュマ
    ( 新青年 1939.05. )
  191. 『赤い道化師』
    原作者:ジョンストン・マッカレー
    ( 新青年増刊 1939.05. )
    ( 『赤い道化師』マッカレー 博文館文庫125 1940.05.20 )
    ( 宝石 1957.04. )
  192. 「死の豫言」
    原作者:A・ビアス
    ( 新青年増刊 1939.05. )
  193. 「地底の金貨」
    原作者:J.ベル
    ( 新青年増刊 1939.08. )
  194. 「涙の滴」
    原作者:フィリップス・オプンヘイム
    ( 新青年増刊 1939.08. )
  195. 「屍体なき殺人」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 名作 1939.10. )
  196. 「兎語らず鳩鳴かず」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 新青年増刊 1939.11. )
  197. 「懷しの古戦場」
    原作者:エドガー・ウオーレス
    ( 新青年 1940.01. )
  198. 『猿人島』
    原作者:サッパー
    ( 新青年別冊付録 1940.01. )
    ( 『猿人島』サッパア 博文館文庫110 1940.04.10 )
  199. 「西部戦線特報」
    原作者:ウィリアム・ホワイト
    ( 新青年増刊 1940.01. )
  200. 「五つの手紙」
    原作者:オスカー・シスゴール
    ( 新青年増刊 1940.01. )
  201. 「鬱陶しいプロログ」妹尾アキ夫 (「出獄の日の出来事」)
    ( 新青年増刊 1940.01. )
    別冊宝石 1953.09.
  202. 「地図にない島」
    原作者:シドニー・M・パークマン
    ( 新青年増刊 1940.04. )
  203. 「深夜の落下傘」
    原作者:オーガスタス・ミューア」
    ( 新青年 1940.08. )
  204. 「成層圏の秘密」
    原作者:R.ファーリー
    ( 新青年 1940.10. )
    ( 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28 )
  205. 「萬里の孤雁」
    原作者:マーフィー
    ( 新青年 1941.02. )
  206. 「東壁一千米」
    原作者:ゼンキンズ
    ( 新青年 1941.07. )
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
  207. 「シュペー号の囚人」
    原作者:トーマス・フォリー
    ( 新青年 1941.08. )
  208. 「夜霧」
    原作者:ゲーリス
    ( 新青年 1941.09. )
  209. 「黄昏の山小屋」
    原作者:ゼンキンズ
    ( 新青年 1941.09. )
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
  210. 「鳥人錬成」
    原作者:F.フリッツ
    ( 新青年 1942.01. )
  211. 「樞軸の峯」
    原作者:J.ウルマン
    ( 新青年 1942.02. )
  212. 「ザイルの三人」
    原作者:ミュラー
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 山 1953.10. )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)(青空)
  213. 「山頂の燈火」
    原作者:ピクソール
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 山 1954.02. )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  214. 「K3の頂上」
    原作者:ウルマン
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 山 1953.08. )(国DC※)
  215. 「第三者」
    原作者:サキ
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)(青空)
  216. 「山上の教訓」
    原作者:サーデス
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  217. 「二人の若いドイツ人」 (「二人の若い独逸人」)
    原作者:ウルマン
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  218. 「青春の氷河」
    原作者:メースン
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  219. 「マッターホルンの十字架」
    原作者:ゴオ
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
  220. 「単独登攀」 (「単独登攀者」)
    原作者:ミュラー
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  221. 「銀貨一枚」
    原作者:ミュラー
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
    ( 山と高原 1961.08. )(国DC※)
  222. 「地獄の深淵」
    原作者:ミュラー
    ( 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 )(国DC※)
  223. 「不思議な密航者(インド洋探検記)」
    原作者:カルピオ
    ( 新青年 1942.06. )
  224. 『ニューギニヤ探検記』
    原作者:ハイズ
    ( 『ニューギニヤ探検記』ハイズ 博文館 1942.11.xx )
    ( 『現代の冒険1』梅棹忠夫責任編集 文芸春秋 1970.06.25 )(国DC※)
  225. 『アマゾンと古代インカ』
    原作者:マクガヴァン
    ( 『アマゾンと古代インカ』マクガヴァン 博文館 1943.02.15 )(国DC※)
  226. 『ちべっと紀行』
    原作者:マクガヴァン
    ( 『ちべっと紀行』マクガヴァン 西東社 1943.09.01 )(国DC※)
  227. 『東遊記』
    原作者:リュブルック
    ( 『東遊記』リュブルック 文松堂書店 1944.07.20 )(国DC※)
  228. 「ホピの死神」
    原作者:カールトン
    ( マスコット 1949.05. )
  229. 「おんな二人」
    原作者:ハメット
    ( マスコット 1949.07. )
  230. 「ダイヤのジャック事件」
    原作者:パトリック
    ( マスコット 1949.08. )
  231. 「帆船ジュノーの遭難」
    原作者:アレキサンドル・デュマ
    ( 宝石増刊 1949.09. )
  232. 「十三人」
    原作者:ディケンズ
    ( 宝石 1950.03. )
  233. 『第四の郵便屋』
    原作者:クレーグ・ライス
    ( 『第四の郵便屋』クレーグ・ライス 新樹社・ぶらっく選書4 1950.03.15 )(国DC※)
  234. 『災厄の町』
    原作者:クイーン
    ( 宝石 1950.03. )
    ( 『災厄の町』クイーン 新樹社・ぶらっく選書6 1950.04.15 )(国DC※)
  235. 『フォックス家の殺人』 (『フォクス家殺人事件』)
    原作者:クイーン
    ( 宝石 1950.07.,08. )
    ( 『フォックス家の殺人』クイーン 早川書房・HPB307 1957.02.29 )(国DC※)
  236. 「夢でみた顔」
    原作者:ディケンズ
    ( 宝石 1950.11. )
  237. 『蝋人形館の殺人』
    原作者:カー
    ( 宝石 1951.01.〜07. )
    ( 『蝋人形館の殺人』カー 早川書房・HPB166 1954.11.30 )(国DC※)
  238. 『曲った蝶番』
    原作者:カー
    ( 『曲った蝶番』カー 雄鶏社・おんどりみすてりい 1951.07.30 )(国DC※)
    ( 『曲った蝶番』カー 早川書房・HPB220 1955.09.30 )(国DC※)
  239. 「ネメアの獅子」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.04. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  240. 「九頭の蛇」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.05. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  241. 「アルカディアの鹿」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.06. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  242. 「エリマンシアの猪」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.07. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  243. 「オージャスの牛小屋」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.08. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  244. 「不吉な鳥」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.10. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  245. 「クレタ島の牡牛」 (「クリートの牡牛」)
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.11. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  246. 「吸血の馬」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1952.12. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  247. 「ヒッポリータの帯」 (「ヒポリータの帯」)
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1953.01. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  248. 「ゲリオンの羊群」 (「ゲリオンの外套」)
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1953.03. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  249. 「ヘスペリデスの林檎」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1953.04. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  250. 「地獄の番犬」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1953.05. )
    ( 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 )(国DC※)
  251. 『霧の夜の殺人鬼』
    原作者:ザングウィル
    ( 宝石 1953.06.〜12. )
  252. 「銀色のカーテン」
    原作者:カー
    ( 宝石 1954.01. )
  253. 「第三の手紙」
    原作者:サッパー
    ( 宝石 1954.03. )
  254. 「K28」
    原作者:カー
    ( 宝石 1954.04. )
  255. 「月光の道」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1954.05. )
  256. 「心理的遭難」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1954.05. )
  257. 「ある夏の夜」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1954.05. )
  258. 「ジョン・モートンスンの葬式」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1954.05. )
  259. 「望郷」
    原作者:セラフィモウィッチ
    ( 宝石 1954.06. )
  260. 「五十六番」
    原作者:マンデス
    ( 宝石 1954.07. )
  261. 「ある晩の空想」
    原作者:メリク
    ( 宝石 1954.09. )
  262. 「暗を縫う急行」
    原作者:クロフツ
    ( 宝石 1954.09. )
  263. 「消えた運転手」
    原作者:サッパー
    ( 宝石 1954.10. )
  264. 『ホロー館の殺人』
    原作者:クリスティ
    ( 『ホロー館の殺人』クリスティ 早川書房・HPB121 1954.10.15 )(国DC※)
  265. 「フレミングの幻覚」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1954.11. )
  266. 「心理試験」
    原作者:ブリットン・オースチン
    ( 宝石 1954.12. )
  267. 『ビッグ・ボウの殺人』
    原作者:ザングイル
    ( 『ビッグ・ボウの殺人』ザングイル 早川書房・HPB143 1954.12.15 )(国DC※)
  268. 「宣伝ビラ」
    原作者:ホワイト
    ( 宝石 1955.01. )
  269. 「睡眠口座」 (「冬眠している金」)
    原作者:ウールリッチ
    ( 宝石 1955.03. )
    ( 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 )(国DC※)
  270. 「掌中の鳥」
    原作者:ガードナー
    ( 宝石 1955.04. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  271. 「孔雀の羽根」
    原作者:ディクスン・カー
    ( 別冊宝石 1955.04. )
  272. 「身代金」
    原作者:ハメット
    ( 宝石 1955.05. )
  273. 「望郷」
    原作者:セラフィモウィッチ
    ( 宝石 1955.06. )
  274. 「猛犬」
    原作者:チャンドラー
    ( 宝石 1955.08. )
  275. 「六人の肥った女」
    原作者:ガードナー
    ( 宝石 1955.09. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  276. 「キャンディー・キッド」 (「凍る独立祭」)
    原作者:ガードナー
    ( 宝石 1955.10. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  277. 『死への旅』
    原作者:クリスティ
    ( 『死への旅』クリスティ 早川書房・HPB227 1955.11.30 )(国DC※)
  278. 「いたずらな七つの帽子」 (「悪戯な七つの帽子」)
    原作者:ガードナー
    ( 宝石 1955.12. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  279. 「厄介な真珠」
    原作者:チャンドラー
    ( 宝石 1956.03. )
  280. 「マクスンの作品」 (「マクスンの人形」)
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1956.04. )
    ( 『幻想と怪奇2 英米怪談集』編集部編 早川書房・HPB268 1956.08.30 )(国DC※)
  281. 「マカーガー峡谷の秘密」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1956.04. )
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  282. 「自分を発見した男」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1956.04. )
  283. 「ハルピン・フレイザーの死」
    原作者:A・ビアス
    ( 宝石 1956.04. )
  284. 「コカイン」
    原作者:アイリッシュ
    ( 別冊宝石 1956.04. )
  285. 「夜の真珠」
    原作者:アイリッシュ
    ( 別冊宝石 1956.04. )
  286. 「手は目より速し」
    原作者:ガードナー
    ( 宝石 1956.05. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  287. 『Yの悲劇』
    原作者:クイーン
    ( 『Yの悲劇』クイーン 東京創元社・世界推理小説全集22 1956.05.25 )
  288. 「マレンドン事件」
    原作者:フレッチャー
    ( 宝石 1956.07. )
  289. 「古い箱」
    原作者:フレッチャー
    ( 宝石 1956.07. )
  290. 『なげやりな人魚』
    原作者:ガードナー
    ( 『なげやりな人魚』ガードナー 早川書房・HPB275 1956.09.30 )(国DC※)
  291. 「白い羽根」
    原作者:ガードナー
    ( 別冊宝石 1956.10. )
    ( 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 )(国DC※)
  292. 「銀色のカーテン」
    原作者:ディクスン・カー
    ( 別冊宝石 1956.12. )
  293. 「消えた設計図」
    原作者:クリスティ
    ( EQMM 1956.12. )
  294. 「ハミング・バード帰る」
    原作者:ウールリッチ
    ( 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 )(国DC※)
  295. 「マネキンさん今晩は」
    原作者:ウールリッチ
    ( 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 )(国DC※)
  296. 「小切手と花と弾丸と」
    原作者:ウールリッチ
    ( 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 )(国DC※)
  297. 「耳飾り」
    原作者:ウールリッチ
    ( 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 )(国DC※)
  298. 「運命の決闘」
    原作者:J・J・ベル
    ( 宝石 1957.01. )
  299. 「小切手」
    原作者:J・J・ベル
    ( 宝石 1957.01. )
  300. 「午前三時」
    原作者:J・J・ベル
    ( 宝石 1957.01. )
  301. 「六ペンスの歌」
    原作者:クリスティ
    ( EQMM 1957.01. )
  302. 「オスカー・ブロズキー事件」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )(青空)
  303. 「予謀殺人」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )(青空)
  304. 「歌う白骨」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )(青空)
  305. 「前科者」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  306. 「暗号錠」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  307. 「空騒ぎ」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  308. 「ポンティング氏のアリバイ」
    原作者:オースチン・フリーマン
    ( 『ソーンダイク博士』 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10 )
  309. 『用心深い浮気女』
    原作者:ガードナー
    ( 『用心深い浮気女』ガードナー 早川書房・HPB325 1957.04.30 )(国DC※)
  310. 『製材所の秘密』
    原作者:クロフツ
    ( 『製材所の秘密』クロフツ 六興出版部・キャンドルミステリーズ104 1957.05.25 )(国DC※)
  311. 「病院殺人事件」
    原作者:ナイオ・マーシュ、ヘンリー・ジャレット
    ( 別冊宝石 1957.07. )
  312. 「動機」
    原作者:ノックス
    ( 宝石 1957.08. )
  313. 『運のいい敗北者』
    原作者:ガードナー
    ( 『運のいい敗北者』ガードナー 早川書房・HPB362 1957.08.31 )(国DC※)
  314. 「正反対」
    原作者:ガードナー
    ( 別冊宝石 1957.10. )
  315. 「リスタヂール郷の秘密」
    原作者:クリスティ
    ( 宝石 1958.01. )
  316. 『暗い怪談』
    原作者:エバハート
    ( 『暗い怪談』エバハート 六興出版部・キャンドルミステリーズ113 1958.01.20 )(国DC※)
  317. 「猫」
    原作者:ビグズ
    ( 宝石 1958.02. )
  318. 「スナフー殺人事件」
    原作者:パーマー
    ( 小説公園 1958.02. )
  319. 「皇帝の茸」
    原作者:ヤッフェ
    ( 宝石 1958.02. )
  320. 「数字?」
    原作者:デフォード
    ( 宝石 1958.06. )
  321. 「庭の花」
    原作者:ブルック
    ( 宝石 1958.08. )
  322. 『剣の八』
    原作者:カー
    ( 『剣の八』カー 早川書房・HPB431 1958.08.31 )(国DC※)
  323. 「エルドンの決闘」
    原作者:キャロル
    ( 宝石 1958.10. )
  324. 「洞窟の蜘蛛」
    原作者:ビーストン
    ( 別冊宝石 1958.11. )
  325. 「悪魔」
    原作者:アーサー
    ( 宝石 1958.12. )
  326. 「海から来た男」
    原作者:クリスティ
    ( 別冊宝石 1959.01. )
  327. 「女が殺された」
    原作者:マナーズ
    ( 宝石 1959.02. )
  328. 「おれ死んでるんだよ」
    原作者:レスリー
    ( 宝石 1959.04. )
  329. 「刺のある目」
    原作者:カピート
    ( 宝石 1959.06. )
  330. 「黒い密室」
    原作者:カー
    ( 宝石増刊 1959.06. )
  331. 「形見のピッケル」
    原作者:アルマン
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  332. 「氷河」
    原作者:ウラジミル・リディン
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  333. 「山」
    原作者:スンジャン・アーヴィン
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  334. 「山の宿」
    原作者:モーパッサン
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  335. 「メークトラインの岩場」
    原作者:ケイ・ボイル
    ( 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 )(国DC※)
  336. 「伯母さんは名探偵」
    原作者:レックス・バー
    ( ヒッチコックマガジン 1959.08. )
  337. 「明日の殺人」
    原作者:スチュアート・パーマー
    ( 別冊宝石 1959.09. )
  338. 「殺人計画」
    原作者:ロバート・アーサー
    ( ヒッチコックマガジン 1959.09. )
  339. 「ケントの告白」
    原作者:ビーストン
    ( 宝石 1960.05. )
  340. 「絶壁」
    原作者:ビーストン
    ( 宝石 1960.05. )
  341. 「登山ホテルの殺人」 (「山小屋ホテルの殺人」)
    原作者:クリスティ
    ( 山と高原 1961.07. )(国DC※)
  342. 「耳すます家」
    原作者:メーベル・シーリー
    ( 別冊宝石 1962.04. )
  343. 「無人の大都会」
    原作者:オーモニア
    ( 宝石 1962.08. )
  344. 「おびえる女」
    原作者:ラインハート
    ( 別冊宝石 1962.08. )
  345. 「蝋人形」
    原作者:ボンテンペリ
    ( 宝石 1962.09. )
  346. 「童話のプリンス」
    原作者:L・メリック
    ( 宝石 1962.11. )



      訳書

  1. 『ツルゲーニエフ全集1』ツルゲーネフ 冬夏社 1921.xx.xx
    「ルージン」/「アーシャ」/(「貴族の家」古館清太郎訳)
  2. 『煙』ツルゲーネフ、妹尾紹夫訳 冬夏社 1922.03.20 (国DC)
    「煙」
  3. 『広野のリヤ』ツルゲーネフ、妹尾紹夫訳 冬夏社 1922.03.20 (国DC)
    「広野のリヤ」/「不幸な女」
  4. 『ツルゲーニエフ全集3』ツルゲーネフ 冬夏社 1922.05.08(国) (国DC)
    「煙」/「広野のリヤ」/「不幸な女」/「よけい者の日記」布施延雄訳/「プーニンとパブリン」?訳

  5. 『青色ダイア』フリーマン 博文館・探偵傑作叢書15 1924.07.20 (国DC)
    「青色ダイア」/「パンドーラの箱」/「青い甲虫」/「イングルの死の疑問」/「硝子管の秘密」/「盜まれた金塊」/「謎の犯人」/「焼跡の頭蓋骨」/「遺言状の行方」/「アネズリー孃の受難」
  6. 『音楽家の死』ルユールマン 金剛社・万国怪奇探偵傑作叢書 1924.xx.xx
  7. 『決闘』ビーストン 博文館・探偵傑作叢書34 1925.05.15
    「決闘」/「犯罪の氷の道」/「パイプ」/「馬来土人の絵」/「興奮倶楽部」/「悪漢ヴォルシャム」/「東方の宝」/「明日の神」/「五千磅の告白」/「約束の刻限」/「敵」/「人間豹」/「頓馬な悪漢」/「幻の手」
  8. 『暗い廊下』オーモニア 聚英閣・探偵名作叢書 1926.09.20
    「暗い廊下」/「犯罪の偶発性」/「墜落」/「或る日曜の朝」/「オピンコツトが自分を発見した話」/「暗紅色の薔薇」/「ブレースガードル嬢」/「午後の珈琲店」/「撓ゆまぬ母」
  9. 『探偵名玉集』森下雨村編 博文館・探偵傑作叢書50 1927.03.28
    (田中早苗訳略)/(延原謙訳略)/「緑色の部屋」ビーストン/「謎のヴァイオリン」ヴィクター・マクリューア/「飢えたジョン」テンマス・ショーア/「稲妻ロブ」ヘンリー・シンクレア/(梶原信一郎訳略)/(牧逸馬訳略)
  10. 『オーモニア・ランドン集』 春陽堂・探偵小説全集14 1929.11.15
    オーモニア集(「暗い廊下」/「犯罪の偶発性」/「墜落」/「或る日曜の朝」/「オピンコットが自分を発見した話」/「暗紅色の薔薇」/「午後の珈琲」/「ブレースガードル嬢」/「撓ゆまぬ母」/「至妙の殺人」/「人間嗅覚」/「昔やいづこ」)/『灰色の幻』ランドン
    『灰色の幻』ランドン 博文館文庫129 1940.06.14 (国DC※)
    『灰色の幻』
  11. 『ボアゴベイ集』 博文館・世界探偵小説全集4 1929.09.27
    『海底の黄金』/△「ボアゴベイについて」XYZ
    『海底の黄金』ボアゴベイ 博文館文庫61 1939.09.20
    『海底の黄金』/△「ボアゴベイについて」?
  12. 『ビーストン集』 博文館・世界探偵小説全集19 1929.11.27
    「シャロンの淑女」横溝正史訳?/「過去の影」横溝正史訳?/「闇の手」廣田花崖訳?/「なさけ」村田信吉訳?/「軋る階段」/「地球は硝子」/「赤い窓掛」/「決闘」/「犯罪の氷の道」/「パイプ」/「馬来土人の絵」/「興奮倶楽部」/「悪漢ヴォルシャム」/「東方の宝」/「明日の神」/「五千磅の告白」/「約束の刻限」/「敵」/「人間豹」/「頓馬な悪漢」/「シャロンの灯火」西田政治訳?/△「ビーストンに就いて」妹尾韶夫
    『人間豹』ビーストン 博文館文庫63 1939.06.10
    「過去の影」横溝正史訳?/「軋る階段」/「地球は硝子」/「赤い窓掛」/「決闘」/「犯罪の氷の道」/「パイプ」/「興奮倶楽部」/「悪漢ヴォルシャム」/「東方の宝」/「明日の神」/「五千磅の告白」/「約束の刻限」/「敵」/「人間豹」/「頓馬な悪漢」/△「ビーストンに就いて」妹尾韶夫
  13. 参考『コリンズ集』森下雨村訳 博文館・世界探偵小説全集5 1929.11.27
    コリンズ集(「月長石」)/オモニアー集(「暗い廊下」/「撓ゆまぬ母」/「オピンコットが自分を発見した話」/「受難」)/△「コリンズとオモニアー」森下雨村
  14. 『フリイマン集』フリーマン 博文館・世界探偵小説全集12 1930.04.10
    フリイマン集(「青色ダイア」/「パンドーラの箱」/「青い甲虫」/「硝子管の秘密」/「謎の犯人」/「焼跡の頭蓋骨」/「アネズリー嬢の受難」)/ハンショウ集(「天国の門」?訳/「見えぬ護手」?訳/「六本の指」吉田甲子太郎訳/「赤い蠍」?訳/「獅子の顎」?訳/「虹の真珠」?訳)/△「フリイマンに就いて」妹尾韶夫/△「ハンショウに就いて」?
    『青い甲虫』フリーマン 博文館文庫66 1939.06.10
    「青色ダイア」/「パンドーラの箱」/「青い甲虫」/「硝子管の秘密」/「謎の犯人」/「焼跡の頭蓋骨」/「アネズリー嬢の受難」/「緑色の背広服」/「海浜の足跡」/「アルミニュームの短刀」
  15. 『ドイル全集1』コナン・ドイル 改造社・世界文学大全集 1931.12.20
    (延原謙訳略)/「恐怖の谷」妹尾アキ夫訳/(上塚貞雄訳略)
  16. 『赤色館の秘密』ミルン 柳香書院・世界探偵名作全集3 1935.11.30
  17. 『矢の家』メースン 柳香書院・世界探偵名作全集6 1936.xx.xx
  18. 『世界の終り』コナン・ドイル 春秋社 1937.07.18 (国DC※)
    △「序」訳者/『世界の終り』
  19. 『猿人島』サッパア 博文館文庫110 1940.04.10
  20. 『赤い道化師』マッカレー 博文館文庫125 1940.05.20
  21. 『青春の氷河』妹尾韶夫編 朋文堂 1942.03.20 (国DC)
    「ザイルの三人」ミュラー/「山頂の燈火」ピクソール/「東壁一千米」ゼンキンズ/「K3の頂上」ウルマン/「第三者」サキ/「山上の教訓」サーデス/「二人の若い独逸人」ウルマン/「青春の氷河」メースン/「マッターホルンの十字架」ゴオ/「単独登攀者」ミュラー/「銀貨一枚」ミュラー/「黄昏の山小屋」ゼンキンズ/「地獄の深淵」ミュラー
  22. 『ニューギニヤ探検記』ハイズ 博文館 1942.11.xx
  23. 『アマゾンと古代インカ』マクガヴァン 博文館 1943.02.15 (国DC※)
    △「序」妹尾韶夫/『アマゾンと古代インカ』
  24. 『ちべっと紀行』マクガヴァン 西東社 1943.09.01 (国DC※)
    △「紹介」訳者/『ちべっと紀行』
  25. 『東遊記』リュブルック 文松堂書店 1944.07.20 (国DC)
    「プラノ・カルピニの貴由汗宮廷への旅」/「プラノ・カルピニ使節一行の旅(同行者ベネデイクトの口述)」/「リュブルック東遊記」/△「リュブルックに就いて」ロクヒル
  26. 『第四の郵便屋』クレーグ・ライス 新樹社・ぶらっく選書4 1950.03.15 (国DC※)
    『第四の郵便屋』
  27. 『災厄の町』クイーン 新樹社・ぶらっく選書6 1950.04.15 (国DC※)
    『災厄の町』
  28. 『赤い家の秘密』ミルン 雄鶏社・おんどりみすてりい 1950.12.15 (国DC※)
    △「はしがき」ミルン/『赤い家の秘密』/△「あとがき」訳者
    『赤い家の秘密』ミルン 早川書房・HPB214 1955.08.31 (国DC※)
    △「はしがき」ミルン/『赤い家の秘密』/△「あとがき」妹尾アキ夫
  29. 『曲った蝶番』カー 雄鶏社・おんどりみすてりい 1951.07.30 (国DC※)
    『曲った蝶番』/△「あとがき」訳者
    『曲った蝶番』カー 早川書房・HPB220 1955.09.30 (国DC※)
    『曲った蝶番』/△「あとがき」妹尾アキ夫
  30. 『矢の家』メースン 早川書房・HPB120 1953.09.30 (国DC※)
    『矢の家』/△「解説」江戸川乱歩
  31. 『ホロー館の殺人』クリスティ 早川書房・HPB121 1954.10.15 (国DC※)
    『ホロー館の殺人』/△「解説」江戸川乱歩
  32. 『蝋人形館の殺人』カー 早川書房・HPB166 1954.11.30 (国DC※)
    『蝋人形館の殺人』/△「解説」江戸川乱歩
  33. 『ビッグ・ボウの殺人』ザングイル 早川書房・HPB143 1954.12.15 (国DC※)
    『ビッグ・ボウの殺人』/△「解説」江戸川乱歩
  34. 『死への旅』クリスティ 早川書房・HPB227 1955.11.30 (国DC※)
    『死への旅』/△「「死への旅」について」編集部J
  35. 『ヘルクレスの冒険』クリスティ 早川書房・HPB228 1955.12.31 (国DC※)
    「ネメアの獅子」/「九頭の蛇」/「アルカディアの鹿」/「エリマンシアの猪」/「オージャス王の牛小屋」/「不吉な鳥」/「クレタ島の牡牛」/「吸血の馬」/「ヒッポリータの帯」/「ゲリオンの羊群」/「ヘスペリデスの林檎」/「地獄の番犬」/△「ヘルクレスの難事業について」編集部J
  36. 『Yの悲劇』クイーン 東京創元社・世界推理小説全集22 1956.05.25
  37. 『なげやりな人魚』ガードナー 早川書房・HPB275 1956.09.30 (国DC※)
    『なげやりな人魚』
  38. 『レスター・リースの冒険』ガードナー 早川書房・HPB289 1956.11.30 (国DC※)
    「六人の肥つた女」/「キャンディー・キッド」/「掌中の鳥」/「いたずらな七つの帽子」/「手は目よりも速し」/「白い羽根」/△「あとがき」訳者
  39. 『睡眠口座』ウールリッチ 早川書房・HPB296 1956.12.15 (国DC※)
    「ハミング・バード帰る」/「睡眠口座」/「マネキンさん今晩は」/「小切手と花と弾丸と」/「耳飾り」/△「ウーリリッチの雰囲気」編集部M
  40. 『ソーンダイク博士』フリーマン 東京創元社・世界推理小説全集29 1957.01.10
    △「序文」フリーマン/「オスカー・ブロズキー事件」/「予謀殺人」/「歌う白骨」/「前科者」/「パンドーラの箱」/「暗号錠」/「アネズリーの受難」/「空騒ぎ」/「ポンティング氏のアリバイ」/△「あとがき」訳者/△「解説」中島河太郎
  41. 『フォックス家の殺人』クイーン 早川書房・HPB307 1957.02.29 (国DC※)
    『フォックス家の殺人』
  42. 『用心深い浮気女』ガードナー 早川書房・HPB325 1957.04.30 (国DC※)
    『用心深い浮気女』
  43. 『製材所の秘密』クロフツ 六興出版部・キャンドルミステリーズ104 1957.05.25 (国DC※)
    『製材所の秘密』/△「クロフツの異色作」田中潤司
  44. 『運のいい敗北者』ガードナー 早川書房・HPB362 1957.08.31 (国DC※)
    『運のいい敗北者』/△「秘密交通権(があどなあ ほうだん5)」平出禾
  45. 『暗い怪談』エバハート 六興出版部・キャンドルミステリーズ113 1958.01.20 (国DC※)
    『暗い怪談』/△「女流探偵作家とエバハート女史」田中潤司
  46. 『剣の八』カー 早川書房・HPB431 1958.08.31 (国DC※)
    『剣の八』
  47. 『ザイルの三人 山岳文学選集9』 朋文堂 1959.06.30 (国DC※)
    「ザイルの三人」ミュラー/「山頂の燈火」ピクソール/「形見のピッケル」アルマン/「第三者」サキ/「山上の教訓」サーデス/「二人の若いドイツ人」ウルマン/「青春の氷河」メースン/「単独登攀」ミュラー/「マカーガー峡谷の秘密」アンブローズ・ビアス/「氷河」ウラジミル・リディン/「山」スンジャン・アーヴィン/「山の宿」モーパッサン/「メークトラインの岩場」ケイ・ボイル/△「訳者あとがき」
  48. 『ビーストン傑作集』中島河太郎編 創土社 1970.03.25 (国DC※)
    (「マイナスの夜光珠」西田政治訳)/「悪漢ヴォルシャム」/「過去の影」/「人間豹」/「五千ポンドの告白」/「約束の刻限」/「頓馬な悪漢」/「パイプ」/「緑色の部屋」/(「決闘家クラブ」横溝正史訳/「廃屋の一夜」横溝正史訳/「クレッシングトン夫人の青玉」西田政治訳)/「地球はガラス」/(「マーレイ卿の客」訳者不詳/「地獄の深淵」訳者不詳/「幽霊階級」横溝正史訳/「霧雨の夜の唄」西田政治訳)/「犯罪の氷の道」/△「解説」中島河太郎
  49. 『怪樹の腕 ウィアード・テールズ戦前邦訳傑作選』会津信吾、藤元直樹編 東京創元社 2013.02.28
    「深夜の自動車」アーチー・ビンズ/(略)/「蝙蝠鐘楼」オーガスト・ダーレス/(略)/「執念」H・トンプソン・リッチ/「黒いカーテン」C・フランクリン・ミラー/「成層圏の秘密」ラルフ・ミルン・ファーリー/(略)
  50. 『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
    L・J・ビーストン集(「ヴォルツリオの審問」/「東方の宝」/「人間豹」/「約束の刻限」/「敵」/「パイプ」/「犯罪の氷の道」/「赤い窓掛」)/ステイシー・オーモニア集(「犯罪の偶発性」/「オピンコットが自分を発見した話」/「暗い廊下」/「ブレースガートル嬢」/「撓ゆまぬ母」/「墜落」/「至妙の殺人」/「昔やいづこ」)/△「編者解題」横井司



      参考文献
  1. 「気骨あるロマンチスト・妹尾アキ夫」鮎川哲也
    幻影城 1976.05.
    『幻の探偵作家を求めて』鮎川哲也 晶文社 1985.10.10
    『幻の探偵作家を求めて 完全版(上)』鮎川哲也、日下三蔵編 論創社 2019.06.20
  2. 「解題」横井司
    『妹尾アキ夫探偵小説選』 論創社・論創ミステリ叢書55 2012.09.10
  3. 「27 妹尾アキ夫『決闘』」若狭邦男
    『探偵作家追跡』若狭邦男 日本古書通信社 2007.08.15
  4. Web Site 弖爾乎波・てにをは
  5. Web Site ミスダス
  6. 「編者解題 妹尾アキ夫のビーストン、オーモニア受容について」横井司
    『至妙の殺人 妹尾アキ夫翻訳セレクション』横井司編 論創社・論創海外ミステリ240 2019.11.15
  7. 「目で見る探偵小説五十年」島崎博
    幻影城 1975.02.,03.
  8. 「妹尾韶夫(アキ夫)邸に示された西村伊作の住宅設計理念」川崎衿子
    文教大学教育学部紀要 2004.12. (国DC)
  9. ほか



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